エリゲロンは属の中に約200~400種があり、世界の広い地域に分布する多年草もしくは1・2年草です。園芸では一般的に開花期間が長く侵襲的に広がり白色と桃色のツートンカラーが魅力的なカルビンスキアヌス種が最も人気で、青色や紫色の花が美しいスペシオサ種等が育てられます。
エリゲロンは夏の暑さや冬の寒さに強く、また雑草として扱われるほどに丈夫で、水やりも肥料もなく育てられるほど低メンテナンスです。
種毎の育て方は写真か育て方をクリックすると出てきます。
このページでは主に種の種類と特徴、園芸品種の種類と特徴を記載しています。
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原産:メキシコ
学名:Erigeron karvinskianus
草丈:約30~60cm
開花時期:4月~12月
花色:白色○桃色●
葉色:緑色●
分類:多年草
花言葉:遠くから見守ります
特徴:エリゲロン(カルビンスキアヌス種)は学名Erigeron karvinskianus、別名「ベンペイコギク」や「ペラペラヨメナ」と呼ばれることもあるメキシコ原産の多年草です。草姿は分枝でこんもりと茂りながら這うように広がり、春から晩秋(夏は休む)まで、白色から桃色へと色変わりする花(頭花)を楽しめます。
開花時期は春から晩秋、白色から桃色へと色変わりする舌状花と黄色の筒状花のあわさる花(頭状花序)を咲かせます。草姿は分枝でこんもりドーム状に茂り高さは約30(60)cm × 幅は約90(150)cmまで成長して、葉は披針形もしくは線形で互生葉序です。
エリゲロン(カルビンスキアヌス種)は花壇の縁沿いや中央に植えるとこんもりとドーム状に茂る草姿や花姿を鑑賞でき、コンクリートの亀裂や岩壁の隙間等でも容易に育てられます。また横へと大きく広がるため雑草を抑制するグランドカバーとしても利用できます。生育旺盛で這うように伸びる茎の節から不定根が出て侵襲的に広がる事がありますが、その場合は育ち過ぎた所を切り戻したり間引きをしてバランスをとって下さい。白色から桃色へと色変わりする花はふんわりとした可愛らしさがあり、甘くロマンティックなお庭にや明るく元気になるようなカラフルなお庭によく似合うでしょう。
エリゲロン(カルビンスキアヌス種)は雑草として扱われる事もあるほど丈夫で育てやすい植物です。暑さや寒さにも強く枯れる心配が殆どありません。
![]() エリゲロン(プロフュージョン)は矮性で広がりがとてもよく、白色と鮮やかな桃色のツートンカラーの花が魅力的な園芸品種です。高さは約30cm × 幅は約100cmまで成長する。 (´・ω・)p楽天で購入q | ![]() エリゲロン(スタローン)は非常に矮性で広がりがよく、白色と柔らかな桃色のツートンカラーの花が魅力的な園芸品種です。高さは約20cm × 幅は約60cmまで成長する。 (´・ω・)p楽天で購入q |
原産:中央アジア
学名:Erigeron aurantiacus
草丈:約35cm
開花時期:6月~8月
分類:多年草
特徴:エリゲロン(オーランティアカス種)は地下部に短い根茎があり、基部から直立する茎を伸ばして橙色の舌状花と黄色の筒状花からなる花(頭花)をさかせるカザフスタン及びウイグル原産の多年草です。
開花時期は初夏から夏、橙色の舌状花と黄色の筒状花が合わさる花(頭状花序)を咲かせます。草姿は直立で高さは約35cm × 幅は約30cmまで成長して、楕円形の葉を根出葉もしくは互生葉序につけます。
エリゲロン(オーランティアカス種)の矮性で直立するコンパクトな草姿は花壇の境界や寄せ植え等におすすめの植物です。明るく開放感のある橙色の花は社交的で親しみやすさを感じさせる様なお庭によく合うでしょう。
エリゲロン(オーランティアカス種)は夏の暑さや冬の寒さに強く、また病気や乾燥に強く丈夫で育てやすい植物です。
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原産:北アメリカ/中央アメリカ
学名:Erigeron speciosus
草丈:約30~60cm
開花時期:6月~9月
花色:青色●紫色●桃色●黄色●
分類:多年草
特徴:エリゲロン(スペシオサス種)は地面下に短い根茎があり、基部から直立する茎を伸ばして紫色の舌状花と黄色の筒状花からなる花(頭花)をさかせる北アメリカ及び中央アメリカ原産の多年草です。
開花時期は初夏から秋、花色は青色や紫色、桃色や黄色があり舌状花と筒状花が合わさる花(頭状花序)を咲かせます。草姿は直立で高さは約30(60)cm × 幅は約30(60)cmまで成長して、葉は楕円形で互生葉序につけます。
エリゲロン(スペシオサス種)の矮性で直立するコンパクトな草姿は花壇の境界や寄せ植え等におすすめの植物です。花色は品種により桃色や紫色等がありお庭の雰囲気に合わせて可愛らしくロマンティックなお庭に桃色の花を選んだり、落ち着いた気品のあるお庭に紫色の花を選ぶと良いでしょう。
エリゲロン(スペシオサス種)は夏の暑さや冬の寒さに強く、また病気や乾燥に強く丈夫で育てやすい植物です。
![]() エリゲロン(ピンクジュエル)の柔らかで明るい桃色の花は、優しく包み込まれる様な雰囲気があり甘いロマンティックなお庭によく合う園芸品種です。高さは約60cm × 幅は約60cmまで成長します。 | ![]() エリゲロン(アズールフェアリー)の気品を感じさせる紫色の花は、上品で落ち着いた雰囲気がありエレガンスなお庭によく合う園芸品種です。高さは約60cm × 幅は約60cmまで成長します。 (´・ω・)p楽天で購入q |
![]() エリゲロン(ブルービューティ)の濃い青紫色の花は神秘的で吸い込まれるような魅力があり、静かで落ち着いた雰囲気のお庭によく合う園芸品種です。高さは約60cm × 幅は約60cmまで成長します。 | ![]() ピンクジュエル (´・ω・)p楽天で購入q |
![]() ドミネーター |
原産:北アメリカ
学名:Erigeron glaucus
草丈:約30~50cm
開花時期:5月~9月
花色:桃色●紫色●黄色●
分類:多年草
特徴:エリゲロン(グラウカス種)は学名Erigeron glaucus、別名「シーサイドデイジー」とも呼ばれオレゴン州やカリフォルニア州の海岸沿いや砂丘等に自生する多年草です。地面下に根茎をもち、基部から直立し分枝する茎を伸ばし肉厚な葉をつけます。花は桃色の舌状花と黄色の筒状花からなる花(頭花)をさかせます。
開花時期は晩春から秋、花色は紫色、桃色や黄色があり舌状花と筒状花が合わさる花(頭状花序)を咲かせます。草姿は直立で根茎により広がり高さは約30(50)cm × 幅は約40(60)cmまで成長して、葉は肉厚でヘラ形をしており互生葉序につけます。
エリゲロン(グラウカス種)の矮性で直立するコンパクトな草姿は花壇の境界や寄せ植え等におすすめの植物です。花色は品種により桃色や紫色等がありお庭の雰囲気に合わせて可愛らしくロマンティックなお庭に桃色の花を選んだり、落ち着いた気品のあるお庭に紫色の花を選ぶと良いでしょう。
エリゲロン(グラウカス種)は夏の暑さや冬の寒さに強く、また病気や乾燥に強く丈夫で育てやすい植物です。
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