シレネ(Silene)は属の中に約424種がありヨーロッパ及びアジア、北アメリカ等の北半球を中心に分布する多年草もしくは一年草です。一般に園芸で親しまれる種には、這性に広がりグランドカバー等に使われるユニフローラ種やシャフタ種、立性で花の美しいアルメリア種や、茎葉が白い毛で覆われ桃色の花とのコントラストが美しいコロナリア種等があります。
基本的にシレネは冷涼な気候を好み高温多湿を苦手にしています。一方で寒さには非常に強い種が多いのが特徴です。
種毎の育て方は写真か育て方をクリックすると出てきます。
このページでは主に種の種類と特徴、園芸品種の種類と特徴を記載しています。
開花時期:5月~6月 | 開花時期:5月~6月 |
開花時期:5月~8月 | 開花時期:5月~8月 |
開花時期:4月~6月 | 開花時期:5月~8月 |
開花時期:8月~9月 | ⑧レギア種 開花時期:6月~8月 |
⑩その他の種と園芸品種 |
原産:西ヨーロッパ/バルト海沿岸/マデイラ諸島
学名:silene uniflora
草丈:約10cm~30cm
開花時期:5月~6月
花の色:桃色●白色〇
葉色:緑色●黄色●白色〇
耐寒性:強い
対暑性:普通
分類:半常緑多年草
花言葉:「未練」「しつこさ」「偽りの愛」
誕生花:4月16日/5月9日/7月28日
特徴:シレネ(ユニフローラ種)は学名silene uniflora、別名「ホテイマンテマ」等とも呼ばれる西ヨーロッパ及びバルト海沿岸、マデイラ諸島を原産とする半常緑多年草です。属名のシレネ(silene)はギリシャ神話の神のシーレーノス(Silenus)に由来しています。また種小名のユニフローラ(uniflora)はラテン語で「単一の」を意味する「uni」と「花」を意味する「flora」の二語からきており単一の花を咲かせる事に由来します。
シレネ(ユニフローラ種)の特徴(魅力)
- 非常に背が低く地面を這うように広がっていく草姿
- ↳また鉢植えで育てると鉢縁から零れる様に茎葉が溢れて側面を覆います
- 葉がぷにぷにと肉質で可愛らしい所
- 南国の海を連想させる開放感ある青緑色の葉
- ↳また幾つかの品種ではクリームの班が入りカラーリーフとして楽しめます
- 春は風船の様に膨らんだ萼から白色の花が咲く
園芸では地面を張ったり下垂する様に伸びる優美な草姿や美しい花を鑑賞する目的で育てられる事が多く、花壇の縁どりとして利用されたり、ロックガーデンの被覆に利用されたり、また鉢植えやハンギングバスケットに植えて玄関先や窓際等に飾り利用されます。園芸品種には、葉の縁部分にクリーム色の覆輪が入る事で柔らかな印象を与える「シレネ(ユニフローラ・バリエガータ)」や白色の花が八重咲きする「スワンレイク」等があり、それぞれお庭の雰囲気に合わせて品種を選ぶと良いでしょう。
開花時期は晩春から初夏、花色(萼)は白色や桃色があり、個々の花は花弁が5個の5数花で風船の様に膨らむ萼から開花し、花序は茎頂に1個の花を単頂花序に咲かせます。草姿は這性で高さは約10(30)cm × 幅は約20(60)cmまで成長します。葉色は緑色(~青緑色)で品種により黄色や白色の班が入り、葉身は披針形もしくは楕円形で肉質、葉序は対生葉序につきます。
シレネ(ユニフローラ種)は挿し木や株分け、種により増やす事ができます。シレネは基本的に自生地(西ヨーロッパ)の様な冷涼な気候の夏を好んでおり、高温多湿の日本の夏は苦手にしています。そのため、育てる際は夏越しの管理に注意する必要があるでしょう。また冬の寒さには強いですが、葉が落ち株姿はボロボロになる傾向にあります。
シレネ(バリエガータ)は子供の玩具の色を連想させる様な柔らかなパステル調の葉色が特徴の園芸品種です。葉は全体が白色に近い明るい色調で、青緑色の葉の縁部分に白色(~薄黄色)の明るい覆輪が入り、開放感のある明るいお庭やピュアで可愛らしいロマンチックなお庭等によく合うでしょう。高さは約15cm × 幅は約40cmまで成長します。 (´・ω・)p楽天で購入q | シレネ(スワンレイク)は肉質で青緑色の温もりのある葉と、八重咲きする花が魅力の園芸品種です。高さは約15cm × 幅は約40cmまで成長します。 (´・ω・)p楽天で購入q |
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原産:ヨーロッパ
学名:silene armeria
草丈:約30cm~60cm
開花時期:5月~6月
花の色:桃色●白色〇
分類:一・二年草
花言葉:「哀しみ」「未練」
誕生花:4月22日
特徴:ムシトリナデシコは学名silene armeria、別名「シレネ・アルメリア」や「ハエトリナデシコ」と呼ばれるヨーロッパ原産の一・二年草です。日本では鑑賞用として江戸時代に輸入されたものが帰化しており、日本全国の河川敷や野原等の様々な場所で自生しています。和名「ムシトリナデシコ」の由来は茎から染み出す粘着物質に虫が捕まる所からきています。また属名のシレネ(silene)はギリシャ神話の神のシーレーノス(Silenus)に由来しています。
ムシトリナデシコの特徴(魅力)
- 茎から染み出す粘着物質に小さな羽虫がくっついてる所を見れるかも?
- ↳昆虫を消化吸収してるわけではないため食虫植物ではありません
- 小花が半球状に集まり咲くボリュームある花姿
- 種から育てる事が出来るため大量植栽しやすい
ムシトリナデシコは通常種から育て、直立する茎は最大60cmまで伸び、早ければ2ヶ月程度で桃色(~白色)の花を咲かせます。粘着物質は茎の上部で多く染み出しており、特に花序の下あたりの茎から最も出ていると言われます。粘着物質には小さな虫がたまに捕まりますが、別に植物が昆虫から栄養を取るために捕まえているわけではありません(以前は食虫植物と思われていました)。粘着物質を出している目的は花粉を運ぶのに効果的でない蟻等が、花蜜を盗っていくのを防ぐため、茎から粘着物質を出して妨害していると考えられています。
開花時期は晩春から初夏、花色は桃色もしくは白色で、個々の花は直径約1cmの高盆形花冠で花の先が5裂して、花序は集散花序に花を咲かせます。草姿はロゼット状で茎は直立し高さは60cm × 幅は約30cmまで成長します。葉色は緑色、葉身は楕円形で、葉序は対生葉序につきます。
ムシトリナデシコは一般的に春に種を撒いて増やされます。基本的には低メンテナンスで育てやすいですが、夏の暑さを苦手にしてるため強い日差しを避けた場所で管理した方がいいでしょう。
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原産:ヨーロッパ
学名:silene vulgaris
草丈:約30cm~50cm
開花時期:5月~8月
花の色:白色〇桃色●
分類:多年草(短命)
花言葉:「上品」「聡明」
特徴:シレネ(ブルガリス)は学名silene vulgaris、別名「シラタマソウ」や「メイデンズ・ティアーズ(maidenstears)」と呼ばれるヨーロッパ原産の多年草です。日本では鑑賞用として戦後に輸入されたものが帰化しており、日本全国の河川敷や野原等の様々な場所で自生しています。属名のシレネ(silene)はギリシャ神話の神のシーレーノス(Silenus)に由来しています。また種小名のブルガリス(Vulgaris)はラテン語で「普通の/ありふれた」を意味しており、自生地では野原や牧草地等の様々な場所で見られありふれている事に由来します。
シレネ(ブルガリス)の特徴(魅力)
- 細く華奢な茎とぷっくり膨らむ花のアンバランスで洗練された姿
- 晩春から夏の間で沢山の花が咲き乱れる(多花性)
- 花は切り花として魅力があり
- ↳また乾燥した花姿も味わい深くドライフラワーとしても楽しまれる
- ぷっくり膨らむ花は処女の涙(maidenstears)や膀胱(bladder)にも例えられる
- ↳花の膨らんだ部分は萼が合着したもので緑色(~薄桃色)をしてます
- 地中海沿岸の幾つかの国では若葉がサラダとして硬い葉は茹でたり揚げて食べられている
- ↳イタリアでは葉がリゾットに入れられて食べられる事もある
シレネ(ブルガリス)は基部付近では茎が這い分枝して、途中で立ち上がり最大50cmまでの高さまで成長します。葉は細長く長さ約7cmまでになり、下部では地面を覆う程にフサフサ茂り、上部にいくほど小さく目立たなくなります。花は風船の様に膨らんだ萼から白色の小花を咲かせ、直径約1cmの大きさがあります。萼は緑色(~薄桃色)で血管を連想させるような班が入り、また雌雄異株のため雌花か雄花のみがあります。
開花時期は晩春から晩夏、花色は桃色もしくは白色で、個々の花は直径約1cmで花先が数回裂け、風船の様に膨らむ萼から開花する、花序は集散花序に花を咲かせます。草姿は直立して高さ約30(50)cm × 幅は約30(50)cmまで成長します。葉色は緑色、葉身は楕円形もしくは披針形で、葉序は対生葉序につきます。
シレネ(ブルガリス)は一般的に春に種を撒いて増やされます。基本的には低メンテナンスで育てやすいですが、夏の暑さを苦手にしてるため強い日差しを避けた場所で管理した方がいいでしょう。
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原産:ヨーロッパ/アジア
学名:silene coronaria
草丈:約30cm~90cm
開花時期:5月~8月
花の色:赤色●桃色●白色〇
葉色:緑色●白色〇
分類:多年草(短命)
耐寒性:強い
耐暑性:強い
花言葉:「いつも愛して」「私の愛は不変」
誕生花:6月18日/8月19日/8月26日
特徴:スイセンノウは学名silene coronaria(syn.Lychnis coronaria)、別名「リクニス」や「シレネ・コロナリア」等とも呼ばれるヨーロッパ及びアジアが原産の多年草(短命)です。和名「スイセンノウ(酔仙翁)」の由来は、赤色の花が酒を飲んで酔っ払った人の顔を連想させる所からきていると言われています。また属名のシレネ(silene)はギリシャ神話の神のシーレーノス(Silenus)に由来しており、種小名のコロナリア(coronaria)は「花輪に使う」を意味しています。
スイセンノウの特徴(魅力)
- 茎や葉は白色の毛で覆われてシルバーリーフになる
- ↳また葉は柔らかく厚みがある
- 上部には殆ど葉が無い(~少ない)ため茎と花だけの様な洗練された草姿になる
- 花は晩春から晩夏にかけて持続的に開花して長く楽しめる
- ↳花は直径約2.5cmと小さいながらも派手
- ↳白色の茎葉と鮮やかな桃色(~白色)の花のコントラストは化粧されているかの様に美しい
- ↳高さ幅ともに大きく成長して強く目を引く事からお庭のイメージを作る景観として利用出来る
- こぼれ種が地面に落ちて自然に芽生えてくる事も多い
スイセンノウは通常はロゼット(基部から葉が出る)を形成しており、開花する時に茎を最大90cmまで伸ばして花を咲かせます。茎はとても分枝がよく節ごとに枝分かれしており花も沢山咲きます。スイセンノウは多年草ですが短命です。殆どの場合は開花が終わると株は弱り冬越しすることなく枯れてしまいます。毎年楽しむには、こぼれ種で増やすか、花がらをこまめにとって株が弱らない様に管理して冬越しさせるかになるでしょう。
園芸では、白色の美しい茎葉と鮮やかな桃色の花を鑑賞する目的で育てられる事が多く、ボリュームある草姿を作る事から花壇の中央付近に植えて立体感を出したり、管理のしやすい鉢植えの中でコンパクトに育て玄関周り等に飾り楽しまれたりします。
開花時期は晩春から晩夏、花色は赤色や桃色、白色があり、個々の花は直径約2.5cmの大きさになり花弁は通常5個(5数花)、花序は円錐花序に花を咲かせます。草姿はロゼット状で開花する時に茎を伸ばし高さ約30(90)cm × 幅は約30(50)cmまで成長します。葉色は緑色で白色の毛が密生して、葉身は倒披針形で、葉序は対生葉序につきます。
スイセンノウは一般的に春に種を撒いて増やされますが、晩春に挿し木をとり増やす事も出来ます。基本的には低メンテナンスで育てやすい植物ですが、夏に開花した後に株が弱り冬越しすることなく枯れることも多いです。
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原産:ヨーロッパ/アジア
学名:silene pendula
草丈:約15cm~45cm
開花時期:4月~6月
花の色:赤色●桃色●白色〇
分類:一年草
特徴:フクロナデシコは学名silene pendula、別名「サクラマンテマ」や「サクラギソウ」と呼ばれるヨーロッパ及びアジアが原産の一年草で、世界で広く帰化しています。和名「フクロナデシコ」の由来は開花後に萼が袋状に膨らむ所からきています。また属名のシレネ(silene)はギリシャ神話の神のシーレーノス(Silenus)に由来しており、種小名のペンデュラ(pendula)は「垂れ下がる」を意味しています。
フクロナデシコの特徴(魅力)
- 花が咲くと袋状に膨らむ可愛らしい萼
- 非常に多花性で桃色のマットが敷かれたように花咲く姿は圧巻
- 茎は非常に分枝がよくこんもり茂る
- ↳茎は上部(1部)で粘り気があり
- ↳虫を捕まえる植物を意味するcatchflyの名で外国では呼ばれています
- 種から育てる事が出来るため大量植栽しやすい
フクロナデシコは基部付近では茎が地面を這い分枝して、途中で立ち上がり最大45cmまでの高さまで成長します。粘着物質は茎の上部で多く染み出しており、特に花序の下あたりの茎から最も出ていると言われます。花が咲くと萼は風船の様に膨らみ、中で種子が出来ます。
開花時期は春から初夏、花色は赤色や桃色、白色があり、個々の花は直径約1.5cmで花弁は5個で中央部が浅く避ける、花序は小花が集まり総状花序の様に花を咲かせます。草姿は直立して高さ約15(45)cm × 幅は約15(45)cmまで成長します。葉色は緑色、葉身は楕円形もしくは倒披針形で、葉序は対生葉序につきます。
フクロナデシコは一般的に春もしくは秋に種を撒いて増やされます。基本的には低メンテナンスで育てやすいですが、夏の暑さを苦手にしてるため強い日差しを避けた場所で管理した方がいいでしょう。
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原産:ヨーロッパ
学名:silene dioica
草丈:約60cm~90cm
開花時期:5月~8月
花の色:桃色●赤色●
分類:多年草(短命)
特徴:レッドキャンピオンは学名silene dioica、別名「シレネ ディオイカ種」とも呼ばれるヨーロッパ原産の短命多年草です。草姿は高性で、直立する茎の上部に、深い切れ込みのある桃色から赤色の花を穂状に咲かせる短命の多年草です。
開花時期は晩春から晩夏(初夏以降は疎ら)、桃色もしくは赤色の直径約2.5cmの花(5数花)を穂状に咲かせます。草姿は直立で分枝がよく高さは60(90)cm × 幅は約30(60)cmまで成長し、葉は卵形から披針形で対生葉序につきます。
レッドキャンピオンの垂直に伸びる花姿は花壇に高さを与え、魅力的な花壇づくりの素材になります。花色はパステル調のピンクからビビットな赤色まであり、ふんわりとした可愛らしいお庭やカラフルなお庭によく合うでしょう。
レッドキャンピオンは一般的な種と比べて耐暑性がありますが直射日光で株が弱る事があります。一方で冬の寒さには強く冬越しに対しての問題はありません。また多年生ですが短命のため隔年もしくは二年から三年で枯れてしまいます。花が出来た後の種を回収して再度播種したり、こぼれ種で増やしましょう。
レッドキャンピオン(ローリーズフェーバリット)は矮性で分枝がよく、淡い桃色の花を咲かせる園芸品種です。高さは45cm × 幅は約30cmまで成長します。 (´・ω・)p楽天で購入q | ファイヤフライ (´・ω・)p楽天で購入q |
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原産:コーカサス地方
学名:silene schafta
草丈:約25cm
開花時期:8月~9月
花の色:桃色●
分類:半常緑多年草
特徴:シレネ(シャフタ)は学名silene schafta、別名「コーカシアン・キャンピオン(Caucasian campion)」や「オータム・キャッチフライ(autumn catchfly)」と呼ばれる地中海沿岸原産の半常緑多年草です。属名のシレネ(silene)はギリシャ神話の神のシーレーノス(Silenus)に由来しています。
シレネ(シャフタ)の特徴(魅力)
- 一般的なシレネと違い晩夏から秋に花が咲く
- 優れた被覆能力でマット状になる
- ↳ロックガーデンによく利用される
- 丈夫で育てやすい
開花時期は晩夏から秋、花色は桃色、個々の花は花弁が5個の5数花で、花序は集散花序もしくは単生します。草姿は這性もしくは直立して高さ約25cm × 幅は約30cmまで成長します。葉色は緑色、葉身は倒披針形もしくは披針形で、葉序は対生葉序につきます。
シレネ(シャフタ)は一般的に春に種を撒いて増やされます。基本的には低メンテナンスで育てやすいですが、夏の暑さを苦手にしてるため強い日差しを避けた場所で管理した方がいいでしょう。
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原産:中央アメリカ
学名:silene regia
草丈:約120cm
開花時期:6月~8月
花の色:赤色〇
分類:多年草
特徴:シレネ(レギア種)は萼に粘着性の粘液があり小昆虫を捕獲する特徴をもち、緋色の美しい花を咲かせる中央アメリカ原産の多年生植物です。
開花時期は初夏から夏、赤色の花(5数花)を穂状に咲かせます。草姿は立性で高さは120cm × 幅は約60cmまで成長し、葉は披針形で対生葉序につきます。
シレネ(レギア種)は非常に目立つ赤色の花をもちお庭のフォーカルポイントとして働きます。基本的にシレネは日本の高温多湿な猛暑にあまり強くありません、そのため植える場所や土質に気をつける必要があるでしょう。一方で寒さにとても強く冬の管理は楽な植物です。
原産:ヨーロッパ/アジア
学名:silene flos-cuculi
草丈:約30~60cm
開花時期:4月~6月
花の色:桃色●白色〇
葉色:緑色●
耐寒性:強い
対暑性:普通
分類:多年草
特徴:カッコウセンノウは学名silene flos-cuculi、別名「リクニス・フロスククリ」とも呼ばれるヨーロッパ及びアジア原産の多年草です。葉は地面を被覆する様にロゼット状につき、茎葉は殆どなく細い茎と花のみの様な美しいシルエットを作ります。花は春に咲き花先が4裂する花弁は見た目がボロボロしている様に見える事から通称「ボロボロのロビン(ragged-robin)」と呼ばれる事もあります。
開花時期は春から初夏、花色は桃色もしくは稀に白色で、花弁5枚の花先が4裂する直径約3~4cmの小花を2出集散花序に咲かせます。草姿はロゼット状で高さは約30(70)cm × 幅は約30(60)cmまで成長します。葉色は緑色、葉身はヘラ形もしくは線形で根出葉もしくは対生葉序につきます。
カッコウセンノウは播種や株分けで増やす事ができます。夏の高温多湿や強い日射しをやや苦手にしており、一方で寒さ強く冬の管理は楽な植物です。
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