ガザニアは属の中に約19種がありますが、一般に園芸では幾つかの原種が交雑した雑種のガザニアが親しまれており、またガザニア・リネアリスやガザニア・リゲンス等が園芸で親しまれている事もあります。
ガザニア属の種ごとの育て方は写真か育て方をクリックすると出てくる為よかったらそちらをご覧下さい!
このページでは主な種の種類と特徴、園芸品種の種類と特徴を紹介しています。
目次
ガザニアの特徴や園芸品種
- 原産:南アフリカ
- 学名:Gazania × hybrid
- 草丈:約15~30cm
- 分類:多年草
- 開花時期:4月~10月(理想的な環境では周年)
- 花色:赤色●桃色●橙色●黄色●紫色●黒色●白色〇
- 葉色:緑色●黄色●白色〇
- 耐暑性:強い
- 耐寒性:普通
- 誕生花:1月28日/6月26日
- 花言葉:潔白/きらびやか/あなたを誇りに思う
- 用途:開花期間長い/カラーリーフ/グランドカバー
- 購入方法:ガザニアを楽天で購入
ガザニアとは!?
ガザニアは学名Gazania、属の中には約19種がありますが、一般的に園芸で親しまれている品種は、リゲンス種(Gazania rigens)やリネアリス種(Gazania linearis)を由来としている雑種のガザニア(Gazania × hybrid)です。
ガザニアの語源(由来)
- 属名のGazaniaはギリシャ人の人文主義者であったTheodorus Gazaへの献名です。
ガザニアの特徴(魅力)
- ガザニアは 、地面をマット状に広がる性質、開花期間の長さ、勲章のように大きく華やかな花、葉に羊毛状の毛が生える所等が特徴の植物です。
- そのため、地被植物として利用したい人や、また開花期間が長い事から花を長く楽しみたい人、シルバーリーフを楽しみたい人などにおすすめの植物になります。
- 草姿は叢生または匍匐性、親株の周りに株を作り増えたり、地面を匍匐するように茎が伸びて広がったりします。
- そのため、地被植物として利用されたり、またロックガーデンなどに利用されます。
- 茎は白色の毛が生えるため白色の外観をしている事があります。
- 葉は細長い形状をしているのが一般的ですが、葉のふち部分が羽状に裂けて、個性的な外観をしている事もあります。
- 葉には蜘蛛の巣状の白色の毛が生える事もあるため、品種によってはシルバーリーフとしても楽しめます。
- 開花期間がとても長く、理想的な環境では周年、通常は春から秋まで花を咲かせます。そのため長く花を楽しみたい人におすすめの植物です。
- 花は匍匐する茎から、花茎を伸ばし直径5~10cmの花を咲かせます。
- 花は頭状花序、頭状花序は舌状花と筒状花の二種類の小花で構成されており、舌状花は外周に筒状花は中央に集まります。
- 舌状花の基部は暗色になっているため花に円環模様が出来るのが一般的です。
- 花は日光が当たると開き、夕方か夜は閉じる性質があります。基本的に直射日光がたっぷり当たる環境でないと、花の開花が中途半端になることがあるため、育てる場所には注意が必要です。
- 原種の自生地は砂丘や岩場などにあり、乾燥しやすく栄養の乏しい土壌に適応しています。そのため、環境を整えてあげれば殆ど手をかけることなく育てる事が可能です。
ガザニアの草丈は約15(~30)cm、草姿は匍匐性または叢生(親株の周りに子株をつくる)、茎は匍匐して広がり、花茎は立ち上がる、茎の色は緑色、白色の毛がはえます。
葉序は根生葉または互生葉序、葉の色は緑色、葉身の形は剣形またはヘラ形か線形、しばしは葉身のふち部分が裂けて羽状します。葉の表面に蜘蛛の巣状の毛が生えることがあり、裏面には羊毛状の毛が密生します。
花序は頭状花序、頭状花序は直径が約5(~10)cm、花は舌状花と筒状花で構成されています。果実は痩果(果実は成熟すると乾燥して裂開せず、中に1個の種子を包みます)です。種子には冠毛があります。
ガザニアの園芸品種の紹介
またサンバザーズ・オトミは、他のサンバザーズ・シリーズと同様に低日照下でも花が閉じない性質があり、一個一個の花が手のひらサイズと巨大輪です。そのため、日光が少ない場所で花が上手く開かないということが少なくなり、また花が大きいため豪華な雰囲気を演出します。 | 楽天で購入 またサンバザーズ・クレマズは、他のサンバザーズ・シリーズと同様に低日照下でも花が閉じない性質があり、一個一個の花が手のひらサイズと巨大輪です。そのため、日光が少ない場所で花が上手く開かないということが少なくなり、また花が大きいため豪華な雰囲気を演出します。 |
シルバーティガーは、他のビースト・シリーズと同様に分枝がよいためバランスよくこんもりとした密な草姿を作ります。また花の中心部に黒色の班が入らないため、スッキリとした花色が楽しめる所が魅力です。 | シルバーティガーは、他のビースト・シリーズと同様に分枝がよいためバランスよくこんもりとした密な草姿を作ります。また花の中心部に黒色の班が入らないため、スッキリとした花色が楽しめる所が魅力です。 |
シルバーティガーは、他のビースト・シリーズと同様に分枝がよいためバランスよくこんもりとした密な草姿を作ります。また花の中心部に黒色の班が入らないため、スッキリとした花色が楽しめる所が魅力です。 | 青空花屋 manimani ・楽天で購入 カーニバルは、葉の表面に蜘蛛の巣状の白色の毛が密生するため非常に美しいシルバーリーフが楽しめます。また花の形は八重咲きするため華やかな雰囲気があり、明度の低い赤橙色の花色が気品のある雰囲気をつくる園芸品種です。そのため、上品でエレガントな雰囲気のあるお庭などにおすすめです。 |
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ガザニア・リネアリスの特徴や園芸品種
- 原産:南アフリカ
- 学名:Gazania linearis
- 草丈:約15~30cm
- 分類:多年草
- 開花時期:4月~10月(理想的な環境では周年)
- 花色:赤色●桃色●橙色●黄色●紫色●黒色●白色〇
- 葉色:緑色●黄色●白色〇
- 耐暑性:強い
- 耐寒性:普通
- 誕生花:1月28日/6月26日
- 花言葉:潔白/きらびやか/あなたを誇りに思う
- 用途:開花期間長い/カラーリーフ/グランドカバー
ガザニア・リネアリスとは!?
ガザニア・リネアリスは学名Gazania linearis、別名では「トレジャーフラワー(treasure flower)」とも呼ばれる南アフリカが原産の多年草です。
ガザニア・リネアリスの語源(由来)
- 属名のGazaniaはギリシャ人の人文主義者であったTheodorus Gazaへの献名です。
- 種小名のlinearisはラテン語で「線形」を意味しており、葉の形に由来します。
ガザニア・リネアリスの特徴(魅力)
- ガザニア・リネアリスは南アフリカが原産です。自然環境ではリゲンス種と自然交配する事も多く、雑種が多く存在しておりリゲンス種とリネアリス種との区別が難しくなっています。
- リネアリスは、葉の形が細長い線形をしており種小名(linearis)の由来にもなっています。また葉の表面に目立った毛は少なく、葉の裏面は羊毛状の白色の毛で覆われており、花の色は比較的に均一な所が特徴です。
- 草姿は叢生して株を複数作り、マット状に地面を広がります。
- そのため、地被植物として利用されたり、またロックガーデンなどに利用されます。
- 葉は基本的に基部から出る根生葉で構成されており、細長い線形の形状をしています。ただし一部で葉のふち部分が羽状に裂けている事があります。
- 葉の表面は緑色で基本的に目立った毛はなく、裏面は羊毛状の毛で覆われており白色をしています。
- 開花期間がとても長く、理想的な環境では周年、通常は春から秋まで花を咲かせます。そのため長く花を楽しみたい人におすすめの植物です。
- 花は匍匐する茎から、花茎を伸ばし直径5~10cmの花を咲かせます。
- 花は頭状花序、頭状花序は舌状花と筒状花の二種類の小花で構成されており、舌状花は外周に、筒状花は中央に集まります。
- 舌状花の基部は暗色になっているため花に円環模様が出来るのが一般的です。
- 花は日光が当たると開き、夕方か夜は閉じる性質があります。基本的に直射日光がたっぷり当たる環境でないと、花の開花が中途半端になることがあるため、育てる場所には注意が必要です。
- 自生地は砂丘や岩場などにあり、乾燥しやすく栄養の乏しい土壌で生息しています。そのため、環境を整えてあげれば殆ど手をかけることなく育てる事が可能です。
ガザニア・リネアリスの草丈は約15(~30)cm、根茎をもち、草姿は叢生(親株の周りに子株をつくる)して、花茎を立ち上げます。
葉序は根生葉、葉の色は緑色、葉身の形は線形、しばしは葉身のふち部分が裂けて羽状する、葉の裏面に羊毛状の毛が密生するため白色になる。
花序は頭状花序、頭状花序は直径が約5(~8)cm、花は舌状花と筒状花で構成されており、舌状花の色は黄色から橙色で基部が暗色、筒状花の色は黄色・橙色・褐色です。果実は痩果(果実は成熟すると乾燥して裂開せず、中に1個の種子を包みます)です。種子には冠毛があります。
ガザニア・リネアリスの園芸品種の紹介
楽天で購入 コロラドゴールド(gazania linearis colorado gold)は、明るく発光しているような鮮やかな黄色の花色が特徴です。黄色は「太陽」や「光」を象徴しており、明るさを強調するため元気よく活力を感じさせるようなお庭によく合う品種です。 |
ガザニア・リゲンスの特徴や園芸品種
- 原産:南アフリカ
- 学名:Gazania rigens
- 草丈:約15~30cm
- 分類:多年草
- 開花時期:
- 花色:赤色●桃色●橙色●黄色●紫色●黒色●
- 葉色:緑色●黄色●白色〇
- 耐暑性:強い
- 耐寒性:普通
- 誕生花:1月28日/6月26日
- 花言葉:潔白/きらびやか/あなたを誇りに思う
ガザニア・リゲンスとは!?
ガザニア・リゲンスは学名Gazania rigens、別名では「トレジャーフラワー(treasure flower)」とも呼ばれる南アフリカが原産の多年草です。
ガザニア・リゲンスの語源(由来)
- 属名のGazaniaはギリシャ人の人文主義者であったTheodorus Gazaへの献名です。
- 種小名のrigensはラテン語で「硬い」「曲がらない」などを意味します。
ガザニア・リゲンスの特徴(魅力)
- ガザニア・リゲンスは南アフリカが原産です。自然環境でリネアリス種と自然交配する事も多く、リゲンス種とリネアリス種との区別は難しくなっています。
- リゲンスは、葉の幅が均一でなくやや膨らみがあり、葉の表面にも羊毛状の毛があります。
- 草姿は叢生または匍匐性、地面を匍匐するように茎が伸びて広がり、花茎を立ち上げます。
- そのため、地被植物として利用されたり、またロックガーデンなどに利用されます。
- 茎は白色の毛が生えるため白色の外観をしている事があります。
- 葉は細長い剣形の形状をしているのが一般的ですが、葉のふち部分が羽状に裂けている事があります。
- 葉には蜘蛛の巣状の白色の毛が生えるため、白色の外観をしている事があります。
- 開花期間がとても長く、理想的な環境では周年、通常は春から秋まで花を咲かせます。そのため長く花を楽しみたい人におすすめの植物です。
- 花は匍匐する茎から、花茎を伸ばし直径5~10cmの花を咲かせます。
- 花は頭状花序、頭状花序は舌状花と筒状花の二種類の小花で構成されており、舌状花は外周に筒状花は中央に集まります。
- 舌状花の基部は暗色になっているため花に円環模様が出来るのが一般的です。
- 花は日光が当たると開き、夕方か夜は閉じる性質があります。基本的に直射日光がたっぷり当たる環境でないと、花の開花が中途半端になることがあるため、育てる場所には注意が必要です。
- 自生地は砂丘や岩場などにあり、乾燥しやすく栄養の乏しい土壌で生息しています。そのため、環境を整えてあげれば殆ど手をかけることなく育てる事が可能です。
ガザニア・リゲンスの草丈は約15(~30)cm、草姿は匍匐性または叢生(親株の周りに子株をつくる)、茎は匍匐して広がり、花茎は立ち上がる、茎の色は緑色、白色の毛がはえます。
葉序は根生葉または互生葉序、葉の色は緑色、葉身の長さ約10cm、幅は約2cm、葉身の形は剣形またはヘラ形かしばしは葉身のふち部分が裂けて羽状する、葉の表面に蜘蛛の巣状の毛が生えるため若い葉は特に白色の外観をしていることがある。
花序は頭状花序、頭状花序は直径が約5(~10)cm、花は舌状花と筒状花で構成されており、舌状花の色は黄色から橙色で基部が暗色、筒状花の色は黄色・橙色・褐色です。果実は痩果(果実は成熟すると乾燥して裂開せず、中に1個の種子を包みます)です。種子には冠毛があります。