エキナセアは属の中に約9種があり、園芸でも様々な種と品種が親しまれています。このページでは6種類の原種と、59種類の園芸品種を紹介しています。
上記の他にも、このページでは育て方へのリンクや購入方法のリンクなども用意しているため、そちらもよければご活用下さい。
■目次
■エキナセアの主な種と園芸品種の紹介
●主な原種
エキナセア・パープレア
エキナセア・パープレアとは!
エキナセア・パープレアの学名は Echinacea purpurea 、単にエキナセア(Echinacea)と呼ばれることも多く、また別名では「ムラサキバレンギク」「パープルコーンフラワー(purple coneflower)」「ヘッジホッグ コーンフラワー(hedgehog coneflower)」とも呼ばれている多年草です。
エキナセア・パープレアの原産地は北アメリカにあり、自生地は草原や荒れ地、低木が疎らに生える疎林帯などにあります。
エキナセア・パープレアの特徴
- 近縁種との比較:エキナセア・パープレアは他の近縁のエキナセアの種と比べて幾つかの変わった個性的な特徴をもってます。例えば、開花後に分枝して次の花が咲く傾向があるため開花期が長い所、花の形や色が多様で他の種と比べて品種が豊富にある所、頭花のサイズが約5~15cmと大きく豪華な所、頭花の中央にある花托が円錐型または球状をしているため筒状花の集まりが盛り上がったユニークな見た目になる所、草姿は叢生型で直立茎が何本も伸びて群生をつくる所、直立茎は開花期までほとんど分枝せずに真っ直ぐ伸びるため整然とした見た目をしてる所などにあります。
- 開花期間:花は5月~10月の間に咲き、特に6月~8月頃が最大の見頃です。そのため、長く花を楽しみたい人にも好まれる植物です。
- 花の特徴:花序は頭状花序になり、頂部の頭花が咲いた後は、下部の側枝が伸びて、次の頭花が咲く事もあります。頭花のサイズは約5~15cm、頭花は花托・総苞・花冠(舌状花・筒状花)・雄蕊・雌蕊で構成されており、花中央部の花托が円錐形か球状に盛り上がり、舌状花は下垂する傾向にあります。花の形は品種により一重咲き・八重咲き・丁字咲き(アネモネ咲き)があり、花の色は品種などでもかわり赤色・桃色・橙色・黄色・緑色・白色の範囲で変化があります。※開花後の分枝は品種により変わり、開花後に分枝せずに花が終わる事もある。
- 草姿:草姿は叢生型、茎の種類は根茎・直立茎があり、根茎がゆっくり広がりながら、根茎の節から芽を出して、地際から複数の直立茎を出し群生をつくります。 直立茎は開花期まではあまり分枝しないため整然とした見た目になりやすく、開花期になり頂部の花が咲き始めると下部の節から分枝して側枝が伸びて、茎の頂部に次々と花を咲かせます。
- 鑑賞目的:エキナセア・パープレアは花を鑑賞する目的で育てられます。花のサイズが約5~15cmと巨大なため強い存在感があり、また花の中央部にある筒状花の集合体が円錐状・球状に盛り上がるためユニークな花姿が楽しめます。また花の色も赤色・桃色・橙色・黄色・緑色・白色と多様なためお庭の雰囲気に合わせて花色を選べる所も魅力となります。
- フラワーアレンジメント:エキナセア・パープレアの花房は大きく豪華なため主役の花としての存在感があり、また茎は直立に伸びるため扱いやすい所も魅力です。そのため、切り花として利用される事も多い植物になります。
- 花壇の立体感:エキナセア・パープレアは品種により草丈が120cmまでになり、直立して高さを出すことが出来ます。そのため、花壇の中で形態や草丈の異なる他の植物を組み合わせて配置すると、立体感やリズム感がある美しい花壇をつくることができます。
バタフライガーデン:エキナセア・パープレアの花は蜜源として蝶々がよく飛来してきます。大きな花の上にちょこんと乗って、蜜を吸う姿はとても可愛らしく見ていて飽きないため、お庭の中で蝶々が飛び回る姿を観察したい人におすすめの植物の一つとなります。
- 薬用:原産地の北アメリカではネイティブアメリカンが伝統医学として、エキナセアの根を病気の治療や免疫力向上に利用していました。現在もエキナセアの根は健康食品などで利用されていますが、一般的な園芸品種は薬効成分が少なく効力が失われているものが多く、また人によってはアレルギー反応を引き起こす事もあるため注意が必要です。
エキナセア・パープレアの園芸品種の紹介
パウワウ・シリーズ
学名:Echinacea purpurea ‘ PowWow series’
花の形:一重咲き
花の色:桃色・白色・茶色・橙色
葉の色:緑色
草丈:約40~60cm
備考:種を撒いた初年度から花が開花する。株は分枝性に優れており、頂部の花が咲いた後も、下部で分枝して一本の茎に沢山の花が咲きます。そのため、開花期間も長めです。花の色は品種により桃色と白色の2色がある。
パウワウ・シリーズの品種
- ワイルドベリー:花の形は一重咲き、舌状花はやや垂れ下がり、筒状花は円錐状に盛り上がる。花の色は桃色(舌状花)・茶色(筒状花)・橙色(筒状花)の複色です。かわいいをテーマにするようなお庭などによくあいます。
- ホワイト:花の形は一重咲き、舌状花はやや垂れ下がり、筒状花は円錐状に盛り上がる。花の色は白色(舌状花)・茶色(筒状花)・橙色(筒状花)の複色です。明るさや上品さを感じさせるお庭によくあいます。
サンシーカーズ・シリーズ
学名:Echinacea purpurea ‘sunseekers’
花の形:一重咲き・半八重咲き
花の色:赤色・桃色・黄色・橙色・白色・茶色
葉の色:緑色
草丈:約60cm
備考:株は比較的に生育旺盛で、頂部の花が咲いた後も、下部で分枝して一本の茎に複数の花が咲きます。そのため、開花期間も長めです。花は花粉媒介者にとって魅力的なため、蝶々などが花の蜜を吸いにくることがあります。花の形は品種により変わり半八重咲きと一重咲きがある。花の色は品種により変わります。
サンシーカーズ・シリーズの品種
- ホワイトパーフェクション:花の形は半八重咲き、花弁は小ぶりです。花の色は白色と緑色(黄色)の複色になるため、明るさや爽やかさを感じさせる品種となります。
- アップルグリーン:花の形は半八重咲き、花弁は小ぶりです。花の色は薄い緑色と緑色(黄色)の複色になるため、若々しいフレッシュさを感じさせる品種となります。
- ゴールデンサン:花の形は半八重咲き、花弁は小ぶりです。花の色は黄色と緑色(橙色)の複色になるため、太陽を想像させるような明るさと暖かさを感じさせる品種です。
- ミネオラ:花の形は半八重咲き、花弁は小ぶりです。花の色は鮮やかな橙色になるため、カジュアルで温もりを感じさせるような品種です。
- テキーラサンライズ:
サザンベル

学名:Echinacea purpurea ‘southern belle’
花の形:八重咲き
花のサイズ:10cm
花の色:桃色・赤桃色
葉の色:緑色
草丈:50~110cm
備考:早咲き性があり、開花期間が長い。一般的なエキナセアよりも生育旺盛で、地面から伸びる茎の数が多く、開花期間中は頂部の花が咲いた後も、下部でよく分枝するため一本の茎に沢山の花を咲かせます。そのため開花期間も長めで豪華な花姿が楽しめます。株は高性で高さ50~110cmまで成長するため、お庭の中で高さや立体感を出したり、また花を収穫して切り花に利用しやすい。花の形は八重咲き、筒状花が弁化していて、中央部が丸みのある可愛らしい外観をしています。花の色は桃色・赤桃色をしているため、女性的な可愛らしさがある所も魅力です。そのため、可愛いをテーマにするお庭、愛をテーマにするロマンチックなお庭などにピッタリです。
ミニベル
学名:Echinacea purpurea ‘mini belle
花の形:八重咲き
花の色:桃色
葉の色:緑色
草丈:約40~60cm
備考:サザンベルのミニチュア版の品種です。一般的なエキナセアよりも生育旺盛で、地面から伸びる茎の数が多く、開花期間中は頂部の花が咲いた後も、下部でよく分枝するため一本の茎に多くの花を咲かせます。そのため開花期間も長めです。花の形は八重咲き、サイズはやや小ぶりなため豪華さは控えめですが、可愛らしさがあります。また花の色も綺麗な桃色をしているため、花の形・サイズとの相性も抜群によく、サザンベルよりも可愛らしい印象を与える花姿となります。
デリシャスキャンディ

学名:Echinacea purpurea ‘delicious candy’
花の形:丁字咲き(アネモネ咲き)
花の色:桃色・赤色
葉の色:緑色
草丈:約40~60cm
備考:株は比較的に生育旺盛で、頂部の花が咲いた後も、下部で分枝して一本の茎に複数の花が咲きます。そのため、開花期間も長めです。花の形は丁字咲きになり、中央部の筒状花が大きく発達して綺麗な球状に盛り上がり可愛い外観となる。花の色は桃色・赤色の複色になり、発光しているような美しい蛍光カラーをしています。そのため、色をテーマにするカラーガーデンや、可愛いをテーマにするお庭などにおすすめです。
エキセントリック

学名:Echinacea purpurea ‘eccentric’
花の形:八重咲き
花のサイズ:約9cm
花の色:濃い赤色(赤紫色)・赤橙色
葉の色:緑色
草丈:約65cm
備考:株は比較的に生育旺盛で、頂部の花が咲いた後も、下部で分枝して一本の茎に複数の花が咲きます。そのため、開花期間も長めです。花の形は八重咲きで中央部が盛り上がり可愛らしい外観となる。花の色は成熟するにつれて、上品な濃い赤色(赤紫色)から、南国の温もりを感じさせるような赤橙色へと変化するためユニークなエキナセアを育てたい人に好まれる品種です。
バタフライキス

学名:Echinacea purpurea ‘butterfly kisses’
花の形:丁字咲き(アネモネ咲き)
花のサイズ:約7cm
花の色:薄い桃色・桃色
葉の色:緑色
草丈:約30~45cm
備考:株は生育旺盛で、頂部の花が咲いた後も、下部でよく分枝して一本の茎に沢山の花が咲きます。そのため、開花期間も長めです。草丈は低めで株はコンパクトに成長するため、スモールガーデンや鉢植えの中でも育てやすい。花の形は丁字咲きになり、中央部の筒状花が大きく発達してドーム状にモコモコと盛り上がります。花の色は薄い桃色・桃色の複色となるため、女性的な可愛らしいお庭や、恋心をくすぐるようなロマンチックなお庭などによくあいます。
ストロベリー & クリーム
学名:Echinacea purpurea ‘strawberry and cream’
花の形:丁字咲き(アネモネ咲き)
花の色:濃赤色・白色
葉の色:緑色
草丈:約50~70cm
備考:株は非常に生育旺盛で、頂部の花が咲いた後も、下部で分枝して一本の茎に複数の花が咲きます。そのため、開花期間も長めです。花の形は丁字咲きになり、中央部の筒状花が大きく発達して綺麗な球状に盛り上がり可愛い外観となる。花の色は濃赤色・白色の複色になり、イチゴとホイップの甘いスイーツを想像させる可愛らしい外観をしています。
レインボーマルセル
学名:Echinacea purpurea ‘rainbow marcella’
花の形:一重咲き
花の色:橙色・薄い桃色
葉の色:緑色
草丈:約40~60cm
備考:レインボーマルセルはバタフライシリーズの中の一品種です。株は生育旺盛で、花上がりがよく、頂部の花が咲いた後も、下部でよく分枝して一本の茎に沢山の花が咲きます。そのため、開花期間も長めです。花の形は一重咲き、花の色は成熟するにつれて変化する性質があり、咲き初めは橙色をしていて、花が成熟すると薄い桃色へと変化します。
ブルーベリーチーズケーキ
学名:Echinacea purpurea ‘blueberry cheesecake’
花の形:丁字咲き(アネモネ咲き)
花の色:濃紫色・紫色
葉の色:緑色
草丈:約30~50cm
備考:株は非常に生育旺盛で、頂部の花が咲いた後も、下部で分枝して一本の茎に複数の花が咲きます。そのため、開花期間も長めです。草丈は低めで株はコンパクトに成長するため、スモールガーデンや鉢植えの中でも育てやすい。花の形は丁字咲きになり、中央部の筒状花が大きく発達して綺麗な球状に盛り上がり可愛い外観となる。花の色は濃紫色・明るい紫色の複色になり、形と色からブルーベリーのケーキを想像させる可愛らしい品種となります。
ビック カフカ

学名:Echinacea purpurea ‘big kahuna’
花の形:一重咲き
花のサイズ:約13.5cm
花の色:メロウオレンジ(舌状花)・橙色(筒状花)
葉の色:緑色
草丈:約70cm
備考:一般的なエキナセアよりも生育旺盛で、地面から伸びる茎の数が普通のエキナセアよりも多く、開花期間中は頂部の花が咲いた後も、下部で分枝して一本の茎に複数の花を咲かせます。 また早咲き性もあるため、開花期間が長くなります。花の形は一重咲き、花のサイズが13.5cmに達する事もあり大きく華やかです。花の色はメロウオレンジと橙色の複色で、夕焼けを思わせるようなノスタルジックな雰囲気をつくります。
カタリーナ

学名:Echinacea purpurea ‘Catharina’
花の形:八重咲き
花のサイズ:約7cm
花の色:桃色・赤色
葉の色:緑色
草丈:約40~60cm
備考:株は比較的に生育旺盛で、頂部の花が咲いた後も、下部で分枝して一本の茎に複数の花が咲きます。そのため、開花期間も長めです。花の収穫後に舌状花が垂れ下がりにくいため切り花に向いているとされている品種です。開花が進むと花中央部が円錐状に盛り上がり、イチゴを思わせるような可愛らしい外観となります。
マーマレード

学名:Echinacea purpurea ‘marmalade’
花の形:八重咲き
花のサイズ:12cm
花の色:橙色
葉の色:緑色
草丈:約50~70cm
備考:株は比較的に生育旺盛で、頂部の花が咲いた後も、下部で分枝して一本の茎に複数の花が咲きます。そのため、開花期間も長めです。花の形は八重咲き、中央部で弁化した花弁は規則正しく並ばずに、捻ったり波打ったりして、ふんわりとした遊び心のある外観となりやすい。橙色の花は、太陽を想像させるような熱気と派手さを感じさせるため、明るく元気な印象を与えるカラフルなお庭や、南国をイメージさせる様なカジュアルで温かみのあるお庭などに合うかもしれません。
ホワイトダブルデライト

学名:Echinacea purpurea ‘white double delight’
花の形:丁字咲き(アネモネ咲き)
花のサイズ:約8cm
花の色:白色(舌状花)・クリーム色(筒状花)
葉の色:緑色
草丈:約40~60cm
備考:株は比較的に生育旺盛で、頂部の花が咲いた後も、下部で分枝して一本の茎に複数の花が咲きます。そのため、開花期間も長めです。花の形は丁字咲きになり、中央部の筒状花が大きく発達してドーム状にモコモコと盛り上がります。花の色は白色・クリーム色の複色となるため、上品な雰囲気があるエレガントガーデンや、明るく清潔感を感じさせるエントランスガーデンなどによくあいます。
シュプリームエレガンス

学名:Echinacea purpurea ‘supreme elegance’
花の形:八重咲き
花のサイズ:約9cm
花の色:薄い桃色・濃い桃色
葉の色:緑色
草丈:約50~75cm
備考:地面から伸びる茎の数が多く沢山の花が咲きます。茎は頑強で大きな花を倒れる事なく支えます。花序の中央にある筒状花は成熟しても開かず、周りよりも暗い色合いをしている。花の色は薄い桃色・濃い桃色の複色となるため、女性的な可愛らしいお庭や、恋心をくすぐるようなロマンチックなお庭などによくあいます。
イレジスティブル

学名:Echinacea purpurea ‘irresistible’
花の形:八重咲き
花のサイズ:約8cm
花の色:橙色・赤橙色
葉の色:緑色
草丈:約50~70cm
備考:株は比較的に生育旺盛で、頂部の花が咲いた後も、下部で分枝して一本の茎に複数の花が咲きます。花の形は八重咲きで中央部が盛り上がり可愛らしい外観となる。花の色は橙色・赤橙色の複色で、南国の果物を想像させるような色合いをしているため、トロピカルな雰囲気のお庭によくあいます。
ココナッツライム

学名:Echinacea purpurea ‘Coconut Lime’
花の形:丁字咲き(アネモネ咲き)
花のサイズ:約7.5cm
花の色:白色・黄緑色
葉の色:緑色
草丈:約75cm
備考:株は比較的に生育旺盛で、頂部の花が咲いた後も、下部で分枝して一本の茎に複数の花が咲きます。そのため、開花期間も長めです。花の形は丁字咲きになり、中央部の筒状花が大きく発達してドーム状にモコモコと盛り上がります。花の色は白色・黄緑色の複色となるため、明るさや爽やかさを感じさせる品種となります。
デリシャス ヌガー

学名:Echinacea purpurea ‘delicious nougat’
花の形:丁字咲き(アネモネ咲き)
花の色:白色・緑色
葉の色:緑色
草丈:約40~60cm
備考:株は比較的に生育旺盛で、頂部の花が咲いた後も、下部で分枝して一本の茎に複数の花が咲きます。そのため、開花期間も長めです。花の形は丁字咲きになり、中央部の筒状花が大きく発達して綺麗な球状に盛り上がり可愛い外観となる。花の色は白色・緑色の複色になり、花が成熟するにつれて中央部の色が白色に変化していきます。
サンセット

学名:Echinacea purpurea ‘sunset’
花の形:一重咲き
花の色:橙色(舌状花)・赤茶色(筒状花)
葉の色:緑色
草丈:約50~100cm
備考:サンセットは Echinacea purpurea と Echinacea paradoxa の交雑種になります。株は比較的に生育旺盛で、頂部の花が咲いた後も、下部で分枝して一本の茎に複数の花が咲きます。そのため、開花期間も長めです。株は高性で高さ50~100cmまで成長するため、お庭の中で高さや立体感を出したり、また花を収穫して切り花に利用しやすい。花の形は一重咲き、花弁は殆ど垂れず横に広がるため華やかな見た目となる。花の色は橙色・赤茶色の複色になり、夕焼けを思わせるようなノスタルジックな雰囲気をつくります。
パープルレディ
学名:Echinacea purpurea ‘purple lady’
花の形:八重咲き
花の色:紫色
葉の色:緑色
草丈:約50~70cm
備考:株は比較的に生育旺盛で、頂部の花が咲いた後も、下部で分枝して一本の茎に複数の花が咲きます。そのため、開花期間も長めです。花の形は八重咲きで中央部が球状になり可愛らしい外観をしている。花の色は紫色の単色のため、貴族を想像させるため高貴な雰囲気のお庭などによくあいます。
チェリーフラフ
学名:Echinacea purpurea ‘cherry fluff’
花の形:八重咲き
花の色:白色・薄い桃色・緑色
葉の色:緑色
草丈:約40~60cm
備考:株は比較的に生育旺盛で、頂部の花が咲いた後も、下部で分枝して一本の茎に複数の花が咲きます。そのため、開花期間も長めです。花の形は八重咲き、花弁が細くシャープな見た目をしており、花中央部が球状になり可愛らしい外観にもなる。花の色は白色・薄い桃色・緑色の範囲であり、花が成熟するにつれて緑色の部分が薄い桃色に変化します。
ラズベリートリュフ
学名:Echinacea purpurea ‘raspberry truffle’
花の形:八重咲き
花の色:サーモンピンク色・桃色
葉の色:緑色
草丈:約40~60cm
備考:花の形は八重咲きで中央部がドーム状に盛り上がる可愛らしい外観となります。花の色はサーモンピンク色から桃色をしてるため、可愛いをテーマにするお庭や、恋心をくすぐるようなロマンチックなお庭などによくあいます。
プレーリーブレイズ・グリーン
学名:Echinacea purpurea ‘ prairie blaze green’
花の形:一重咲き
花の色:うぐいす色・薄い緑色
葉の色:緑色
草丈:約40~60cm
備考:春化が不要で、種を撒いた初年度から花が開花する。株は比較的に生育旺盛で、頂部の花が咲いた後も、下部で分枝して一本の茎に複数の花が咲きます。そのため、開花期間も長めです。花のサイズは小ぶり、花の形は一重咲き、中央部の筒状花が団子状になっていて可愛らしい見た目をしている。花の色はうぐいす色・薄い緑色の複色で、お茶の色を想像させるため落ち着いた雰囲気をつくります。
プレーリー・スプレンダー
学名:Echinacea purpurea ‘prairie splendor
花の形:一重咲き
花の色:桃色・橙色
葉の色:緑色
草丈:約40~60cm
備考:春化が不要で、種を撒いた初年度から花が開花する。株は比較的に生育旺盛で、頂部の花が咲いた後も、下部で分枝して一本の茎に複数の花が咲きます。そのため、開花期間も長めです。花のサイズは大きめ、花の形は一重咲き、中央部の筒状花が団子状になっていて可愛らしい見た目をしている。花の色は桃色・薄い橙色の複色で、子供っぽく可愛らしい印象を与える色彩効果があります。
ジャック ローズ カクテル
学名:Echinacea purpurea ‘Jack Rose Cocktail’
花の形:一重咲き
花の色:濃赤色(舌状花)・茶色(筒状花)
葉の色:緑色
草丈:約50~70cm
備考:花の形は一重咲き、花弁は垂れず横に広がるため華やかな見た目となる。花の色は濃赤色と殆ど黒色に見える茶色の複色になり、派手さの中に落ち着きを感じさせる高級感ある品種となります。
スイートチリ
学名:Echinacea purpurea ‘Sweet Chili’
花の形:八重咲き
花の色:紫色
葉の色:緑色
草丈:約30~50cm
備考:株は比較的に生育旺盛で、頂部の花が咲いた後も、下部で分枝して一本の茎に複数の花が咲きます。そのため、開花期間も長めです。草丈は低めで株はコンパクトに成長するため、スモールガーデンや鉢植えの中でも育てやすい。花の形は八重咲きで中央部が球状になり可愛らしい外観をしています。花の色は鮮やかな赤色をしており、派手さや華やかさがあるため、カラフルなお庭や、情熱的な印象を感じさせるロマンチックなお庭などによくあいます。
ルビースター
学名:Echinacea purpurea ‘ruby star’
花の形:一重咲き
花の色:桃色(舌状花)・茶色(筒状花)
葉の色:緑色
草丈:約50~100cm
備考:株は高性で高さ50~100cmまで成長するため、お庭の中で高さや立体感を出したり、また花を収穫して切り花に利用しやすい。花の形は一重咲き、花弁は垂れず横に広がるため華やかな見た目となる。花の色は桃色・茶色の複色になり、可愛らしさを感じさせる品種です。
グリーンウッドペッカー
学名:Echinacea purpurea ‘green woodpecker’
花の形:一重咲き
花の色:薄い緑色(舌状花)・濃い緑色(筒状花)
葉の色:緑色
草丈:約30~40cm
備考:株は比較的に生育旺盛で、頂部の花が咲いた後も、下部で分枝して一本の茎に複数の花が咲きます。そのため、開花期間も長めです。草丈は低めで株はコンパクトに成長するため、スモールガーデンや鉢植えの中でも育てやすい。花の形は一重咲き、花弁は垂れず横に広がるため華やかな見た目となる。花の色は薄い緑色・濃い緑色の複色で、エメラルドを想像させるような美しさを感じさせる品種です。
ホットパパイヤ

学名:Echinacea purpurea ‘Hot Papaya’
花の形:八重咲き
花のサイズ:約9~10cm
花の色:赤色・赤橙色
葉の色:緑色
草丈:約70~90cm
備考:株は比較的に生育旺盛で、基部付近でよく分枝して茎の数が多くなり沢山の花が咲きます。また頂部の花が咲いた後も、下部で分枝して一本の茎に複数の花が咲きます。そのため、開花期間も長めです。茎は頑強で大きな花を倒れる事なく支えます。花の形は八重咲き、花の色は赤色または赤橙色をしているため、派手で華やかさを感じさせる品種となります。
プロフュージョン
学名:Echinacea purpurea ‘profusion’
花の形:一重咲き
花の色:桃色(舌状花)・茶色(筒状花)
葉の色:緑色
草丈:約50~80cm
備考:株は比較的に生育旺盛で、頂部の花が咲いた後も、下部で分枝して一本の茎に複数の花が咲きます。そのため、開花期間も長めです。花のサイズは12cmに達する事もあり大きく存在感があり、花の形は一重咲き、花弁は水平に広がります。花の色は桃色・茶色の複色になり、可愛らしさを感じさせる品種となります。
プリティパラソル
学名:Echinacea purpurea ‘pretty parasols’
花の形:一重咲き
花の色:桃色(舌状花)・白色(舌状花)・茶色(筒状花)
葉の色:緑色
草丈:約50~80cm
備考:株は比較的に生育旺盛で、頂部の花が咲いた後も、下部で分枝して一本の茎に複数の花が咲きます。そのため、開花期間も長めです。花の形は一重咲き、花弁は斜め下に垂れてパラソルのようなユニークな見た目をしている。花の色は白色・桃色・茶色の複色になり、可愛らしさを感じさせる品種となります。
ハニーデュー
学名:Echinacea purpurea ‘honeydew’
花の形:八重咲き
花のサイズ:約9cm
花の色:白色・緑色
葉の色:緑色
草丈:約40~60cm
備考:株は比較的に生育旺盛で、基部付近でよく分枝して茎の数が多くなり沢山の花が咲きます。また頂部の花が咲いた後も、下部で分枝して一本の茎に複数の花が咲きます。そのため、開花期間も長めです。花の形は八重咲きで中央部が球状になり可愛らしい外観をしています。花の色は緑色・白色の複色からなり、明るさと爽やかさを感じさせる品種となります。
ヴァージン
学名:Echinacea purpurea ‘Virgin’
花の形:一重咲き
花のサイズ:約10~11cm
花の色:白色(舌状花)・緑色(筒状花)
葉の色:緑色
草丈:約50~70cm
備考:株は比較的に生育旺盛で、頂部の花が咲いた後も、下部で分枝して一本の茎に複数の花が咲きます。そのため、開花期間も長めです。花のサイズは10~11cmに達する事もあり大きく存在感があり、花の形は一重咲き、花弁は水平に広がります。花の色は白色・緑色の複色になり、若々しさや清楚さを感じさせる品種となります。
チョコグリーン
学名:Echinacea purpurea ‘choco green’
花の形:一重咲き
花の色:緑色(舌状花)・桃色(舌状花)・緑色(筒状花)
葉の色:緑色
草丈:約50cm
備考:花の形は一重咲き、花弁は水平に広がります。花の色は緑色・桃色・茶色の複色になり、甘いスイートを想像させるような可愛らしい品種となります。
パラディソ・ミックス
学名:Echinacea purpurea ‘Paradiso’
花のサイズ:約8~10cm
花の形:一重咲き
花の色:赤色・桃色・黄色・橙色・白色
葉の色:緑色
草丈:約50~80cm
備考:種子から苗を増やせるため、広い面積の花壇や庭をエキナセアで埋めたい人に役立つ品種です。花のサイズが10cmに達する事もあり大きく豪華で、茎が真っ直ぐ長く伸びるため切り花の花材として重宝される品種です。花の形は一重咲き、花の色は種子がミックスのため赤色・桃色・黄色・橙色・白色の範囲で何が咲くかはランダムとなります。
ホワイトスワン

学名:Echinacea purpurea ‘white swan’
花の形:一重咲き
花の色:白色(舌状花)・橙色(筒状花)
葉の色:緑色
草丈:約60~90cm
備考:種子から苗を増やせるため、広い面積の花壇や庭を埋めるのに役立つ品種です。株は比較的に生育旺盛で、頂部の花が咲いた後も、下部で分枝して一本の茎に複数の花が咲きます。そのため、開花期間も長めです。
シャイアンスピリット・ミックス
学名:Echinacea purpurea ‘cheyenne spirit’
花の形:一重咲き
花の色:赤色・桃色・サーモンピンク・黄色・橙色・白色
葉の色:緑色
草丈:約45~60cm
受賞:AAS winner/Fleuroselect Gold Medal award
備考:種子から苗を増やせるため、広い面積の花壇や庭をエキナセアで埋めたい人に役立つ品種です。また種子から育てられる品種でありながら、分枝力に優れており、頂部の花が開花した後も、下部で分枝して一本の茎に複数の花を咲かせます。そのため、開花期間も長めです。花の形は一重咲き、花の色は種子がミックスのため赤色・桃色・サーモンピンク・黄色・橙色・白色の範囲で何が咲くかはランダムとなります。
エキナセア・パリダ
エキナセア・パリダとは!
エキナセア・パリダの学名は Echinacea pallida 、別名では「ペールパープルコーンフラワー(pale purple coneflower)」とも呼ばれている多年草です。
エキナセア・パリダの原産地は北アメリカとカナダにあり、自生地は草原や荒れ地などにあります。
エキナセア・パリダの特徴
- 近縁種との比較:エキナセア・パリダは他の近縁のエキナセアの種と比べて幾つかの変わった個性的な特徴をもってます。例えば、開花後に分枝して次の花が咲く事もあるため開花期が長くなる所、頭花は周辺の舌状花が線状に細くて垂れ下がるため萎れてるようにも見える所、桃色の舌状花と橙色(茶色)の筒状花のコントラストが可愛らしさを感じさせる所、草姿は叢生型で直立茎が何本も伸びて群生をつくる所、直立茎は開花期までほとんど分枝せずに真っ直ぐ伸びるため整然とした見た目をしてる所などにあります。
- 開花期間:花は5月~9月の間に咲き、特に6月~8月頃が最大の見頃になります。そのため、長く花を楽しみたい人にも好まれる植物です。
- 花の特徴:花序は頭状花序になり、頂部の頭花が咲いた後に、しばしば下部の側枝が伸びて、次の頭花が咲く事もあります。頭花のサイズは約10~20cm、頭花は花托・総苞・花冠(舌状花・筒状花)・雄蕊・雌蕊で構成されており、花中央部の花托が円錐状か球状で筒状花が花托を覆うようについており、舌状花が外周に並び下垂します。花の色は桃色・紫色・橙色・茶色の範囲である。
- 草姿:草姿は叢生型、茎の種類は根茎・直立茎があり、根茎がゆっくり広がりながら、根茎の節から芽を出して、地際から複数の直立茎を出し群生をつくります。 直立茎は基本的に分枝しませんが、開花期になり頂部の花が咲き始めると下部の節から分枝して側枝が伸びて、茎の頂部に花を咲かせる事があります。
エキナセア・パラドクサ
エキナセア・パラドクサとは!
エキナセア・パラドクサの学名は Echinacea paradoxa 、別名では「イエローコーンフラワー(yellow coneflower)」「ブッシュパープルコーンフラワー(Bush’s purple coneflower」「オザークコーンフラワー(Ozark coneflower)」とも呼ばれている多年草です。
エキナセア・パラドクサの原産地は北アメリカのアーカンソー州・ミズーリ州、オクラホマ州・テキサス州にあり、自生地は草原や荒れ地などにあります。
エキナセア・パラドクサの特徴
- 近縁種との比較:エキナセア・パラドクサは他の近縁のエキナセアの種と比べて幾つかの変わった個性的な特徴をもってます。例えば、頭花は舌状花が垂れ下がりバトミントンの羽根に似ている所、葉は下部ほどサイズが大きく密生しており上部にいくほどにサイズは小さく葉の量が減る所、草姿は叢生型で直立茎が何本も伸びて群生をつくる所、直立茎は最大90cmに成長しますが基本的に分枝しないため整然とした見た目をしている所などにあります。
- 花の特徴:花序は頭状花序になり、頂部の頭花が咲いた後も基本的に分枝がなく次の花は咲かない。頭花のサイズは約5~15cm(舌状花は垂れるため見た目は小さい)、頭花は花托・総苞・花冠(舌状花・筒状花)・雄蕊・雌蕊で構成されており、花中央部の花托が円錐状か半球状に盛り上がり、筒状花が花托の周りに集まる、舌状花は頭花の外周に並び下垂する。花の色は黄色(舌状花)・茶色(筒状花)です。
- 草姿:草姿は叢生型、茎の種類は根茎・直立茎があり、根茎がゆっくり広がりながら、根茎の節から芽を出して、地際から複数の直立茎を出し群生をつくります。 直立茎は基本的に分枝せずに真っ直ぐ伸びるため整然とした見た目になりやすい。
- 鑑賞目的:エキナセア・パラドクサは花を鑑賞する目的で育てられます。花のサイズが約5~15cmと巨大なため強い存在感があり、また花の形状がバトミントンの羽根のような見た目をしてるためユニークな花姿が楽しめます。花の色も黄色で明るさや元気の良さを感じさせます。
- フラワーアレンジメント:エキナセア・パラドクサの花房は大きく豪華なため主役の花としての存在感があり、また茎は直立に伸びるため扱いやすい所も魅力です。そのため、切り花として利用される事も多い植物になります。
- 花壇の立体感:エキナセア・パラドクサは品種により草丈が120cmまでになり、直立して高さを出すことが出来ます。そのため、花壇の中で形態や草丈の異なる他の植物を組み合わせて配置すると、立体感やリズム感がある美しい花壇をつくることができます。
- バタフライガーデン:エキナセア・パラドクサの花は蜜源として蝶々がよく飛来してきます。大きな花の上にちょこんと乗って、蜜を吸う姿はとても可愛らしく見ていて飽きないため、お庭の中で蝶々が飛び回る姿を観察したい人におすすめの植物の一つとなります。
ホソババレンギク
ホソババレンギクとは!
ホソババレンギクの学名は Echinacea angustifolia 、別名では「エキナセア・アングスティフォリア」「ナローリーブ・パープル コーンフラワー(narrow leaved purple coneflower)」「ブラックサムソン・エキナセア(blacksamson echinacea)」とも呼ばれている多年草です。
ホソババレンギクの原産地は北アメリカとカナダにあり、自生地は草原や荒れ地などにあります。
ホソババレンギクの特徴
- 近縁種との比較:ホソババレンギクは他の近縁のエキナセアの種と比べて幾つかの変わった個性的な特徴をもってます。例えば、開花後に分枝して次の花が咲く事もあるため開花期が長くなる所、頭花は周辺の舌状花が短いため中央部の筒状花の盛り上がりが目立つ所、桃色の舌状花と橙色(茶色)の筒状花のコントラストが可愛らしさを感じさせる所、茎・葉は毛が多いため白っぽく見える事もある所、草姿は叢生型で直立茎が何本も伸びて群生をつくる所、直立茎は開花期までほとんど分枝せずに真っ直ぐ伸びるため整然とした見た目をしてる所などにあります。
- 開花期間:花は5月~9月の間に咲き、特に6月~8月頃が最大の見頃です。そのため、長く花を楽しみたい人にも好まれる植物です。
- 花の特徴:花序は頭状花序になり、頂部の頭花が咲いた後に、しばしば下部の側枝が伸びて、次の頭花が咲く事もあります。頭花のサイズは約3~7cm、頭花は花托・総苞・花冠(舌状花・筒状花)・雄蕊・雌蕊で構成されており、花中央部の花托が円錐状か球状に盛り上がり、短な舌状花が外周に並び下垂する傾向にあります。花の色は桃色・紫色・橙色・茶色の範囲である。
- 草姿:草姿は叢生型、茎の種類は根茎・直立茎があり、根茎がゆっくり広がりながら、根茎の節から芽を出して、地際から複数の直立茎を出し群生をつくります。 直立茎は基本的に分枝しませんが、開花期になり頂部の花が咲き始めると下部の節から分枝して側枝が伸びて、茎の頂部に花を咲かせる事があります。
エキナセア・テネシーエンシス
エキナセア・テネシーエンシスとは!
エキナセア・テネシーエンシスの学名は Echinacea tennesseensis 、別名では「テネシーコーンフラワー(Tennessee coneflower)」「テネシーパープルコーンフラワー(Tennessee purple coneflower)」とも呼ばれている多年草です。
エキナセア・テネシーエンシスの原産地は北アメリカのテネシー州にあり、自生地は草原・荒れ地・岩の多い丘陵地などにあります。
エキナセア・テネシーエンシスの特徴
- 近縁種との比較:エキナセア・テネシーエンシスは他の近縁のエキナセアの種と比べて幾つかの変わった個性的な特徴をもってます。例えば、開花後に分枝して次の花が咲く事もあるため開花期が長くなる所、頭花を構成する舌状花は基本的に垂れずに水平に広がる所、桃色の舌状花と橙色(茶色)の筒状花のコントラストが可愛らしさを感じさせる所、葉の概形は細い線状でシャープな見た目をしてる所、草姿は叢生型で直立茎が何本も伸びて群生をつくる所、直立茎は開花期までほとんど分枝せずに真っ直ぐ伸びるため整然とした見た目をしてる所などにあります。
- 開花期間:花は5月~8月の間に咲き、茎の頂部の頭花が咲いた後に下部の節から分枝して花が咲くと開花期が伸びます。
- 花の特徴:花序は頭状花序になり、頂部の頭花が咲いた後に、しばしば下部の側枝が伸びて、次の頭花が咲く事もあります。頭花のサイズは約3~8cm、頭花は花托・総苞・花冠(舌状花・筒状花)・雄蕊・雌蕊で構成されており、花中央部の花托が半球状に盛り上がり、舌状花は外周に並んで垂れることなく水平に広がります。花の色は桃色・紫色・橙色・茶色の範囲である。
- 草姿:草姿は叢生型、茎の種類は根茎・直立茎があり、根茎がゆっくり広がりながら、根茎の節から芽を出して、地際から複数の直立茎を出し群生をつくります。 直立茎は基本的に分枝しませんが、開花期になり頂部の花が咲き始めると下部の節から分枝して側枝が伸びて、茎の頂部に花を咲かせる事があります。
エキナセア・テネシーエンシスの園芸品種の紹介