ルドベキア(ブラッシングスマイリー)の育て方や増やし方【バタフライガーデン】

花壇の土づくり

ルドベキア(ブラッシングスマイリー)は太陽の良く当たる場所を好み、部分的な日陰に耐える事が出来ます。

土は肥沃(有機物が豊富)で通気性のいいPH6～PH6.5の土壌を好みます。土壌診断を行い必要に応じて通気性や保水性を改善して、改善後に腐葉土や元肥を入れて植付けを行いましょう。

鉢土づくり

ルドベキア(ブラッシングスマイリー)の培養土は通気性のいい花の土を使いましょう。

自作する場合は’赤玉土5割＋腐葉土3割＋バーミキュライト2割＋元肥’等がバランスが良くおすすめです。

水やりの仕方

ルドベキア(ブラッシングスマイリー)は乾燥に強い植物です。水やりは土がしっかり乾いてから株元に優しく行いましょう。

肥料の与え方

ルドベキア(ブラッシングスマイリー)多くの肥料を必要としません。毎年春に株元に堆肥をマルチングする様に施し、緩効性の肥料を2ヶ月から3ヶ月に1度与えましょう。過剰な肥料は徒長や花付きを悪くするため必要ありません。

剪定のやり方

ルドベキア(ブラッシングスマイリー)は基本的に剪定を必要としない低メンテナンスの植物ですが、枯れた花を取り除き種を付けさせない事でシーズンを通して花の数を増やし開花期間を延長する事が出来ます。

冬になると地上部は枯れるため晩秋または早春に地面付近まで切り戻しましょう。早春まで枯れた花を残しておくと種を食べに鳥が遊びに来たり、自然に種で花が増えていくこともあります。

夏越しする方法

ルドベキア(ブラッシングスマイリー)は夏の暑さや乾燥に強く、夏越しはスムーズに行えます。枯れた花をカットしたり水やりを行い株が弱らないように管理しましょう。

冬越しする方法

Hardiness:4b～8a

ルドベキア(ブラッシングスマイリー)は冬になると地上部が枯れますが、春に新しい芽をだし成長を始めます。

耐寒性が非常に強いため冬越しの心配は殆どありませんが、強い霜で根が傷まないようにマルチングしてあげておくと安心です。

挿し木や株分けで増やす

多年生タイプのルドベキアは株分けや挿し木によって増やす事ができます。

挿し木の時期は成長期間であればいつでも行えますが、最も適した時期は春です。基部から伸びた若い茎を7cm程切り葉を2枚程残して挿し木用土に挿しましょう。

株分けの時期は成長期間であればいつでもおこなえますが、最も適した時期は晩秋か初春です。株分けの前日に水をしっかり与え、株を掘りあげた後に根茎に根と葉を付けた状態で、ハサミやスコップを使い切り分けましょう。

播種で増やす

ルドベキアの種蒔の方法
播種時期:3月～4月 9月～10月
発芽適温:20度～25度
発芽日数:約7日～30日
光条件:

播種の土は通気性と保水性のバランスのいい土を使います。種を土に撒き指で軽く押して、土と種を密着させましょう。覆土は軽く行うかそのままにしておきます。

種を自家採種する種は花弁が落ち種がしっかり成熟するまで待ちましょう。一般的には開花後１ヶ月程度そのままにしておけば成熟して黒っぽくなります。

種は植付け時期まで瓶等に乾燥した状態で密閉して入れ冷蔵庫の中で保管して置きます。

植物の病気

ルドベキアの病気