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原産:イタリア 科:シソ(Lamiaceae) 属:アジュガ/キランソウ(ajuga) 種:テノリー(tenorii) 別名:イタリアン・ビューグルウィード(Italian Bugleweed) 花の色:青色●紫色● 葉色:緑色●紫色●黄色●桃色●白色〇 分類:常緑多年草 草丈:10cm~30cm 草姿:ロゼット状 開花時期:4月~6月 誕生花:4月26日 花言葉:「強く結び付く友情」「心休まる家庭」 | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
アジュガ(テノリー種)は学名ajuga tenorii、別名「イタリアン・ビューグルウィード(Italian Bugleweed)」とも呼ばれるイタリアを原産とする常緑多年草です。
アジュガ(テノリー種)はイタリアの固有種で、園芸品種には「プリンセス ナディア」や「チョコレートチップ」や「ブルーマフィン」等があります。アジュガの中で最も一般的なレプタンス種と比べて、葉の見た目が細長く滑らかで皺が少ない印象があり、またテノリー種はレプタンス種と比べて広がり方が控えめで侵襲性が低いとも言われています。
園芸では這うように広がっていく草姿から地面を覆うグランドカバーとして利用されており、また耐陰性が強い事からシェードガーデン等にも利用する事が出来ます。園芸品種には、細長く皺のない滑らかな葉の形とライムグリーンとクリームとピンクの三色の葉色が可愛らしい雰囲気をつくる「プリンセス ナディア」や細長く皺のない滑らかな葉の形をしており若い葉がチョコレートの様な焦げ茶色をしている「チョコレートチップ」等があり、それぞれお庭の雰囲気に合わせて品種を選ぶと良いでしょう。※その他の種や園芸品種は下のリンクから見れます。
開花時期は春から初夏、花色は青色や紫色、個々の花は直径約1cmの唇形で下唇は3裂して中央の裂片は更に浅く裂けています、花序は小花が穂状に集まり穂状花序に花を咲かせます。草姿はロゼット状でランナーを伸ばして広がり高さ約10(30)cm × 幅は約30(45)cmまで成長します。葉色は緑色や紫色、黄色や桃色、白色があり、葉身はヘラ形もしくは楕円形、葉序は対生葉序もしくは根生葉につきます。
アジュガ(テノリー種)は一般的に株分けにより増やされます。育てる際は暑さ寒さに強くとても育てやすい常緑多年生ですが、株分けを行わないと株が密になり腐敗して枯れる原因にもなるため定期的な株分け等が必要でしょう。