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原産:南ヨーロッパ 科:アブラナ(Brassicaceae) 属:ニワイズナ(Lobularia) 種:マリティマ(maritima) 品種: 花の色:白色〇桃色●紫色●黄色● 分類:多年草(短命) 草丈:25cm 草姿:這性 開花時期:9月~翌5月 花言葉:「優美」「飛躍」 | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
アリッサムもしくはスイートアリッサムと呼ばれる植物は、日本では一般的にニワイズナ属(Lobularia)のマリティマ種の植物をさしており、園芸において近縁のミヤマナズナ属(Alyssum)をさすことは殆どありません。地面を覆うように広がる草姿はグランドカバーとして魅力があり、また甘い蜜の香りのある小花は花蜂や蝶々に人気が高く、長期間に渡りお庭の蜜源としても働きます。
開花時期は秋から翌春、花は通常白色ですが、品種により桃色や紫色、赤色やクリーム色等があり直径約0.5mmの小花(4数花)を総状花序に咲かせます。草姿は這性で高さは約25cm × 幅は約45cmまで成長し、葉は線形もしくは披針形で互生葉序します。
アリッサムは這うように広がる草姿から地面を覆うグランドカバーとして花壇の境界を縁取る目的で植えられたり、鉢植えから溢れるように咲く花や草姿を鑑賞する目的で寄せ植え等に使われたりします。光を反射してお庭を明るくする白色の花はどんな植物とでも相性良く合わせる事が可能で、またお庭の雰囲気によって可愛い桃色の花やお洒落な紫色の花、アンティークなクリーム色などを選ぶ事も出来ます。
アリッサムはあまり冬の寒さには強く強い霜に当たると枯れる恐れがあります。また高温多湿が苦手なため夏になると株は衰退しやすくボロボロとした弱った草姿になる事があります。秋に入り涼しくなると株は復活しまた開花しますが、短命のため多くの場合は一年草の様に扱われています。
アリッサムの園芸品種