ジギタリス(valinii種)の特徴
科:オオバコ(Plantaginaceae) 属:ジギタリス(Digitalis) 種:バリニー(valinii) 品種: 花の色:茶色●黄色●桃色●赤色● 分類:多年草(短命) 草丈:60cm~90 草姿:ロゼット 開花時期:5月~7月 花言葉:「熱愛」「不誠実」「健康的」 | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
ジギタリス(valinii種)はカナリア諸島に自生するイソフィレクシスとジギタリスが交配されて2012年にイルミネーションピンクとして発表されたのが始まりで。現在はValinii種として分類され様々な園芸品種が出ています。ジギタリス(valinii種)は分枝のよい直立する茎に、上唇と下唇が突き出た個性的な花を咲かせるのが特徴です。花後は種を付けない不稔性のため丈夫ですが、増殖には分割する必要があります。一般的なジギタリスと比べると夏の暑さに耐性をもち、一方で耐寒性は弱くなっており一年草もしくは短命の多年草として育てられます。
開花時期は晩春から夏、花色は茶色や黄色、桃色や紫色、赤色の花(漏斗形)を長さ約50cmの穂状(総状花序)に咲かせます。草姿はロゼットで高さは約90cm × 幅は約45cmまで成長し、葉は楕円形で互生葉序です。
ジギタリス(valinii種)の高く垂直に伸びる花姿は花壇の後方や中央に植えると高低差のある魅力的な花壇づくりが出来て、強く目を引きつけるフォーカルポイントをつくります。花色は品種により桃色や茶色等がありお庭の雰囲気に合わせて可愛らしくロマンティックなお庭に桃色の花を選んだり、アンティークで大人の魅力を感じさせるお庭には茶色の花を選ぶ等すると良いでしょう。
ジギタリス(valinii種)は夏の高温多湿を苦手にしており、適切な管理を行わないと枯れる場合があります。また冬の寒さにもあまり強くなく軽い霜には耐えますが強い霜に当たると枯れる恐れがあります。
ジギタリス(valinii種)の園芸品種
ジギタリスの主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。
ジギタリス(valinii種)の育て方