エボルブルス属は北アメリカ及び南アメリカ、アジアに約100種がある多年草もしくは一年草です。
一般的に園芸で親しまれる種はアメリカンブルーと呼ばれるnuttallianus種で、こんもりとドーム状に茂り長期間に渡り青色の花を咲かせます。同様に沢山の花を咲かせるハイブリッド種も人気で、また日本にも這うように茎を伸ばし直径1cm未満の小さな花を咲かせるアサガオカラクサ種等があります。
アメリカンブルーは夏に強い一方で冬の寒さに弱く、多年草ですが霜に当たると枯れる一年草として育てられることがあります。冬越しさせる場合は管理に注意する必要があるでしょう。
種毎の育て方は写真をクリックすると出てきます。
このページでは主に種の種類と特徴、園芸品種の種類と特徴を記載しています。
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原産:北アメリカ
学名:Evolvulus nuttallianus
草丈:約45cm
開花時期:5月~11月(霜が降りるまで)
分類:多年草
誕生花:7月6日
花言葉:「清涼感」「二人の絆」「あふれる思い」「清潔」
特徴:アメリカンブルーは茎が基部で良く分枝し直立及び這うように広がりドーム状の草姿になる多年生植物です。茎や葉は白色の毛で覆われており、花は朝顔の花を小さく(直径約1cmから2cm)した様な漏斗形の花を葉腋に咲かせます。
開花時期は初夏から晩秋、青色か紫色の直径1cm~2cmの花(漏斗形)を咲かせます。草姿は分枝で直立及び這うように広がり高さは約45cm × 幅は約45cmまで成長し、葉は卵形もしくは楕円形で互生葉序です。
アメリカンブルーは花壇の境界に植えるとドーム状にこんもりと茂げるグランドカバーを作ることができ、鉢植えにするとこんもりと茂りながら鉢縁から溢れるように成長する草姿を鑑賞出来ます。晩春から初夏に咲く青色の花は落ち着いた雰囲気がありリラックス出来るようなオシャレなお庭によく合うでしょう。
アメリカンブルーは暑さにとても強い一方で寒さに弱く霜に当たると枯れる恐れがあります。多年草として育てる場合は室内に入れるなどの対策が必要でしょう。
原産:日本/アジア/アメリカ
学名:Evolvulus alsinoides
長さ:約75cm
開花時期:通年
分類:多年草/一年草
特徴:アサガオカラクサは茎が基部で良く分枝し這うように広がります。また茎や葉は白色の毛で覆われており、花は非常に小さく直径1cm未満の漏斗形の花を咲かせます。
開花時期は通年、青色か白色の直径1cm未満の花(漏斗形)を咲かせます。草姿は分枝で直立及び這うように広がり茎は長さ75cmまで成長し、葉は卵形もしくは楕円形で互生葉序です。