ヒューケラ(ツボサンゴ)は属の中に約58種がありますが、一般に園芸で親しまれている種は幾つかの種とその園芸品種です。例えば、葉の色や花の色が豊富で様々な品種がある雑種のヒューケラ、花の色が派手で花の形が珊瑚に似ているツボサンゴ、等が親しまれています。
ヒューケラ(ツボサンゴ)属の種ごとの育て方は写真か育て方をクリックすると出てくる為よかったらそちらをご覧下さい!
このページでは主な種の種類と特徴、園芸品種の種類と特徴を紹介しています。
目次
ヒューケラの特徴や園芸品種
- 学名:heuchera
- 草丈:約15~60cm
- 分類:多年草
- 開花時期:5月~7月(9月)
- 花色:赤色●桃色●黄色●白色〇
- 葉色:緑色●黄色●紫色●赤色●橙色●茶色●白色〇黒色●灰色●
- 耐暑性:強い
- 耐寒性:強い
- 誕生花:5月30日
- 花言葉:恋心/キラメキ/辛抱強さ
- 用途:カラーリーフ/日陰植物/ロマンチックなお庭/エレガントなお庭/カラフルなお庭/アンティークなお庭
ヒューケラとは!?
ヒューケラは属の中に約58種がありますが、一般的に園芸で親しまれるヒューケラは、ミクランサ種(H. micrantha)・アメリカーナ種(H. americana)・ツボサンゴ(H. sanguinea)等が交雑されてうまれた雑種の園芸品種です。
ヒューケラの語源(由来)
- 属名のheucheraの由来は、18世紀のドイツ人医師兼植物学者だったJohann Heinrich von Heucherへの献名です。
ヒューケラの特徴(魅力)
- ヒューケラは、葉のふち部分に切れ込みがある事から「楓の葉」のような洗練された装飾性があり、また葉の色が非常に豊富にある事からカラーリーフとしても楽しまれています。
- 草姿はふんわりと盛り上がるドーム状の外観をしているため、地面を優雅に覆う地被植物として利用される事が多いです。
- ヒューケラは数年で株が衰退していきますが、親株の周りに子株を作って叢生するため株分けを行い株を更新していく事ができます。
- 開花は晩春から夏または秋頃、品種によって親種の系統が変わるため、一概ではありません。
- 花は基部から最大60cmの花茎を伸ばして、円錐状に沢山の小花をつけて咲くためボリュームある花姿を作ります。
- ただし品種によって花と花の間が疎らだったり密だったり、花のサイズが小さかったり1cm超えと大きかったり、花の色もクリーム色と目立たなかったり赤色と派手だったりとするため、品種によって花の装飾性はまちまちです。
- 花は基部から最大60cmの花茎を伸ばして、円錐状に沢山の小花をつけて咲くためボリュームある花姿を作ります。
- 葉はふち部分が裂けており、裂片が5~9個ありますが、裂片は丸みを帯びて可愛らしい外観をしていたり、裂片がシャープに尖りかっこいい外観をしていたりします。
- ヒューケラは「地被植物」「花壇の縁どり」「鉢植え」等で親しまれます。
- グランドカバー(地被植物)とは、草丈があまり高くならず地表面を覆う植物の総称で、一般的に雑草を抑制する目的、景観を美しくする目的等で植え付けが行われます。
- ヒューケラのグランドカバー(地被植物)は、基部から出る葉が放射状に広がり、ドーム状に盛り上がりながら地面を覆うところが魅力です。ただし匍匐性に広がる茎等と比べると、一株で広範に広がるわけではないため、広い場所をカバーする場合は複数の株を用意する必要があります。
- ヒューケラの葉は常緑のため、冬の間も落葉する事なく地面を被覆し続ける事ができます。
- 花壇の縁どりとは花壇の手前(ふち部分)の境界線をさしており、普通はレンガなどの装飾物または背の低い植物などが並べられます。
- ヒューケラは品種によって成熟時の株の大きさが違うため、植え付け間隔は一概ではありません。一般的には約30~60cmの間隔で植え付けが行われますが、コンパクトな品種では更に幅を狭め、大型の品種では更に間隔をあけます。
- グランドカバー(地被植物)とは、草丈があまり高くならず地表面を覆う植物の総称で、一般的に雑草を抑制する目的、景観を美しくする目的等で植え付けが行われます。
- ヒューケラは耐陰性がある事から日陰植物(シェードガーデン)等に利用される事もあります。
- 日向から日陰まで幅広い環境で育てる事が出来ますが、西日の当たらない半日影で育てることが理想です。
ヒューケラの草丈は約15(~60)cm、草姿は叢生、親株の周りに子株をつくります。
葉序は根生葉(基部に付いた葉)、葉柄は長く、葉身の形は心形(葉の基部が凹み先端が尖る)または腎形(葉の基部が凹み葉の先端が鈍形)、葉のふち部分は掌状浅裂(~深裂)して裂片は5(~9)個して、波状縁があります。
花序は総状花序または円錐花序、円錐花序は総状花序が円錐状に集まるため円錐型の外観となります。花(花冠)は鐘形、花の大きさは直径約0.5(~1.2)cm、花の色は赤色・桃色・黄色・白色です。
果実は蒴果(複数の心皮からなり果皮が裂開して種子を放出する)、蒴果は卵形です。
ヒューケラの園芸品種の紹介
- ファイヤーチーフ(heuchera ‘fire chief’)は、葉全体が色鮮やかな赤色または紫みを帯びる葉色をしており、コンパクトで盛り上がる草姿をつくります。赤色の葉は、華やかな印象や情熱的で愛情深い印象を与えるため、人の心を惹き付けるようなチャーミングなお庭や、明るくカラフルなお庭などによく合うでしょう。花序は円錐花序、花茎は約45cm、花の色は白色から淡い桃色、葉の形は腎形でふち部分が浅裂、葉の色は赤色または紫みを帯びます。草姿はロゼット状、株は高さ約20cm、横幅は約40cmに成長します。
- フォーエバーレッド(heuchera ‘forever red’)は、葉の縁部分がやや波打つためフリルドレスの様なお洒落な外観の葉の形をしており、また一年を通して葉の色が驚くほど色鮮やかな赤色をしているため、派手で華やかな印象を与える園芸品種です。花序は円錐花序、花の色は白色または薄い桃色、葉の色は赤色または赤紫色です。草姿はロゼット状、株は約20~40cm、幅は約40cmに成長します。
- ファイヤーアラーム(heuchera ‘fire alarm’)は、一個一個の葉が約14cmと大きいため非常に存在感があり、また赤色から赤黒色の葉色が、派手で華やかな印象を与える魅力的な園芸品種です。花序は円錐花序、花茎は約30cm、花の色は薄い桃色、葉の長さ約14cm、幅は約14cm、葉の色は赤色または赤黒色をしています。草姿はロゼット状、株は高さ約25cm、幅は約45cmに成長します。
- メルティングファイヤー(heuchera ‘melting fire’)は、一般的なヒューケラよりも葉のふち部分の切れ込みが深いためシャープでカッコイイ外観をしており、またふち部分が波打つためフリルドレスを思わせるような優雅な印象を与える外観をしています。葉の色は鮮やかな赤色、赤色は華やかな印象や情熱的で愛情深い印象を与えるため、人の心を惹き付けるようなチャーミングなお庭や、明るくカラフルなお庭などによく合うでしょう。花序は円錐花序、花茎は約45cm、花の色はクリーム色、葉の色は赤色または成熟するにつれて栗色へと変化します。草姿はロゼット状、株は高さ約25cm、幅は約30cmに成長します。
- ジョージアピーチ(heuchera ‘George peach’)は、甘いお菓子や果物の桃などを連想させるような、桃色または薄い橙色の葉色が魅力的な園芸品種です。ビローサ種を由来にしているため、日本の高温多湿でも育てやすく、また葉全体の色が淡い色調のため柔らかな雰囲気があり、葉の上に白色のベールが強く出ています。花序は円錐花序、花茎は最大約75cm、花の色はクリーム色、葉の色は桃色または薄い橙色、葉表面に白色のベールがかかります。草姿はロゼット状、株は高さ約20cm、幅は約50cmに成長します。
- アンコール(heuchera ‘Encore’)は、葉表面に強い白色のベールがあり、赤色から赤紫色の上品な葉色が魅力的な園芸品種です。花序は円錐花序、花の色は白色です。草姿はロゼット状、株は高さ約さ約30cm、幅は約50cmに成長します。
- ミラン(heuchera ‘milan’)は、晩春から秋まで長く花が開花する所が特徴で、短い花茎を伸ばし桃色の花を沢山咲かせます。また葉全体は赤紫色をしており、葉表面に雪が積もったかのような白色のベールが強く出るためカラーリーフとしても楽しめる所も魅力です。花序は円錐花序、花茎は約40cm、花の色は桃色、葉の大きさは長さ幅ともに約7.5cm、葉の色は赤紫色で葉表面に白色のベールが強く入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約25cm、幅は約50cmに成長します。
- ルビィチューズデー(heuchera ruby tuesday)は、葉のふち部分が波打つためフリルドレスの様なお洒落な外観をしており、また赤色から赤紫色の葉色が派手な中に上品な印象も与える魅力的な園芸品種です。花序は円錐花序、花茎は約40cm、花の色は白色または薄い桃色、葉の長さ約8.5cm、幅は約9.5cm、葉の色は赤色または赤紫色をしています。草姿はロゼット状、株は高さ約25cm、幅は約40cmに成長します。
- パプリカ(heuchera ‘paprika’)は、全体的に色調が暗く落ち着いた雰囲気があり、また濃い赤色や橙色の葉色をしている事から、刺激的なスパイスを連想させたり異国情緒を感じさせる魅力的な園芸品種です。花序は円錐花序、花茎は約40cm、花の色は白色、葉の色は春に現れる若い葉は橙色、夏になると赤色または赤紫色へと変化します。草姿はロゼット状、株は高さ約20cm、幅は約40cmに成長します。
- ジッパー(heuchera ‘zipper’)は、葉のふち部分が強く波打つためフリルドレスのように動きのある個性的な外観の葉の形をしており、また季節などによって変わる橙色・黄色・赤紫色の三色の葉色が、カラフルな雰囲気をつくる園芸品種です。またビローサ種を由来にしているため、日本の高温多湿でも育てやすくなっています。草姿はドーム状、株は高さ約25cm、幅は約50cmに成長します。
- ベリースムージー(heuchera ‘berry smoothie’)は、春はローズのような赤桃色、夏は赤紫色に変化する可愛らしく上品な葉色が魅力的な園芸品種です。花序は円錐花序、花茎は約50cm、花の色は白色またはクリーム色です。草姿はロゼット状、株は高さ20cm、幅は50cmに成長します。
- グレープソーダ(heuchera ‘grape soda’)は、葉の色が春から夏にかけてはローズピンクの可愛らしい雰囲気の葉色をしており、夏から冬にかけてはシルバーがかる紫色へと変化して上品で雅な雰囲気をつくる園芸品種です。花序は円錐花序、花茎は約50cm、花の色は桃色、葉の色は桃色または紫色(赤紫色)です。株はロゼット状、高さ約25cm、幅は約50cmに成長します。
- キャラメル(heuchera × villosa ‘caramel’)は、一株の中に黄色・橙色・赤色の三色の葉が入り交じり、また全体的に明度が低く落ち着いた葉色をしているため、甘いお菓子(キャラメル等)を連想させるような可愛らしいお庭や、カフェテラスのような落ち着いた雰囲気のお庭などによく合う園芸品種です。草姿はロゼット状、株は高さ約15~30cm、幅は約30~50cmに成長します。
- メガ キャラメル(heuchera ‘mega caramel’)は、人気の高いキャラメルと比べて葉の大きさや株全体の大きさが圧倒的に大きくなるため存在感が強く、景観植物としても使える魅力的な品種です。葉の色はキャラメルと同様に一株の中に黄色・橙色・赤色の三色の葉が入り交じり、また全体的に明度が低く落ち着いた葉色をしているため、甘いお菓子(キャラメル等)を連想させるような可愛らしいお庭や、カフェテラスのような落ち着いた雰囲気のお庭などによく合う園芸品種です。草姿はロゼット状、株は高さ約50~100cm、幅は約60~80cmに成長します。
- リオ(heuchera ‘rio’)は、一個一個の葉が大きいため非常に存在感があり、また一株の中に黄色・赤橙色・淡い褐色の三色の葉が入り交じるため、カラフルでありながら落ち着いた印象を与えるカラーリーフとして楽しめる園芸品種です。花序は円錐花序、花茎は約40cm、花の色は白色、葉の色は黄色または赤橙色か淡い褐色です。草姿はロゼット状、株は高さ約25cm、幅は約40cmに成長します。
- シャンパン(heuchera ‘champagne’)は、葉の色が葉が成熟するにつれて桃色からゴールド、ゴールドから黄色へと変化していくため、一株の中で三色の葉が入り交じり、明るくカラフルな雰囲気を作ったり、柔らかでロマンチックな雰囲気を作ったりする魅力的な園芸品種です。花序は円錐花序、花の色は薄い桃色、葉の色は成熟するにつれて桃色・金色・黄色へと変化していき、葉表面(葉脈間)には白色のベールが出ます。草姿はロゼット状、株は高さ約25~35cm、幅は約40cmに成長します。
- トパーズジャズ(heuchera ‘topaz jazz’)は、葉の表面に白色のベールが強く入り、また葉の色は成熟するにつれて桃色から黄色、黄色から緑色へと変化していきます。そのため、一株の中に三色の葉が入り交じりカラフルな葉色が楽しめます。花序は円錐花序、花茎は約30cm、花の色は黄色、葉の色は黒色または紫色(赤紫色)をしています。草姿はロゼット状、株は高さ約30cm、幅は約50cmに成長します。
- マーマレード(heuchera ‘marmalade’)は、葉のふち部分が波打つため動きのある個性的な外観をしており、また葉の色は琥珀色から黄色へと変化していき、葉の裏面が鮮やかな桃色をしているため、全体的にカラフルな印象を与える園芸品種です。花序は円錐花序、花の色は白色、葉の色は表面が橙色(淡い褐色)または黄色、裏面が桃色をしています。草姿はロゼット状、株は高さ約30cm、幅は約60cmに成長します。
- ピーチクリスプ(heuchera ‘peach crisp’)は、葉のふち部分が波打つためフリルドレスを思わせるような優雅な外観をしています。葉の色は、春に赤橙色、夏に琥珀色へと変わるため、一株の中に二色の葉色が入り交じりカラフルな葉色が楽しめる所も魅力です。花序は円錐花序、花茎は約30cm、花の色は白色、葉の色は赤橙色から黄色または淡い黄褐色です。草姿はロゼット状、株は高さ約20cm、幅は約50cmに成長します。
- エレクトラ(heuchera ‘electra’)は、葉の葉脈に赤色の脈班が入るため、黄色(黄緑色)と赤色の対比が目立つ、カラフルなカラーリーフが楽しめる園芸品種です。花序は円錐花序、花茎は約30cm、花の色は白色、葉の色は季節ごとに黄色・黄緑色・黄褐色と変化していき、葉脈に赤色の脈班が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約20cm、幅は約30cmに成長します。
- ライムリッキー(heuchera ‘lime rickey’)は、葉のふち部分が縮れるように波打つため、フリルドレスのような動きのある個性的な外観をしており、またライムグリーンの爽やかな葉色が、若草の様な瑞々しくフレッシュな印象や、心を癒してくれるような雰囲気をつくる魅力的な園芸品種です。花序は円錐花序、花茎は約45cm、花の色は白色、葉の長さ約5.5~7.7cm、幅は約4.5~7cm、葉の色は黄色または黄緑色をしています。草姿はロゼット状、株は高さ約20cm、幅は約50cmに成長します。
- ライム・マーマレード(heuchera ‘lime marmalade’)は、葉のふち部分が波打つため、フリルドレスのような動きのあるお洒落な外観をしており、またライムグリーンの爽やかな葉色が、若草の様な瑞々しくフレッシュな印象や、心を癒してくれるような雰囲気をつくる魅力的な園芸品種です。花序は円錐花序、花茎は約45cm、花の色は白色、葉の長さ約8~11cm、幅は約7~10cm、葉の色は黄色または黄緑色をしています。草姿はロゼット状、株は高さ約20cm、幅は約50cmに成長します。
- レモンシュプリーム(heuchera ‘lemon supreme’)は、葉の色が春の間は鮮やかな黄色、夏になるとライムグリーンへと変化するため、明るく瑞々しい印象を与えるカラーリーフとして楽しめる園芸品種です。花序は円錐花序、花茎は約50cm、花の色は白色、葉の色は黄色または黄緑色です。草姿はロゼット状、株は高さ約20cm、幅は約40cmに成長します。
- パリ(heuchera ‘paris)は、晩春から秋までと開花期間が長くなる傾向にあり、長く伸びる花茎にホットピンクの派手な花を穂状に咲かせます。また葉の表面には白色のベールが強く出るため、カラーリーフとして楽しむ事も可能です。花序は円錐花序、花茎は約35cm、花の色は赤色または濃い桃色、葉の長さ約8~11cm、幅は約7~10cm、葉の色は緑色で表面に白色のベールが強く出ます。株は高さ約20cm、幅は約40cmに成長します。
- リップスティック(heuchera ‘lipstick’)は、その名前からも分かる通り「口紅」を思わせる真っ赤な花が魅力的な園芸品種です。赤黒色の茎に咲く赤色の花は、華やかでありながら円熟して落ち着いた雰囲気もあるため、エレガントなお庭などにもよく合うでしょう。花序は円錐花序、花茎は約40cm、花の色は赤色、葉の色は緑色で、白色のベールが強く入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約25cm、幅は約50cmに成長します。
- レックスライム(heuchera ‘rex lime’)は、株の高さ約70cmと非常に大きく成長する園芸品種です。葉の色は明るい印象を与えるライムグリーンをしており、また葉全体に白色の毛が生えているため柔らかな印象を与えます。花序は円錐花序、花の色は白色または薄い黄色、葉の色は黄緑色または緑色です。株は高さ約50~70cm、幅は約50cmに成長します。
- エレクトリックライム(heuchera ‘electric lime’)は、低温期のみ葉の葉脈に赤色の班(脈班)が入るため寒い季節は葉の色が黄色と赤色の二色になり、他の季節は葉全体がライムグリーンをしています。そのため、季節によって赤色と黄色のカラフルな葉色が楽しめたり、爽やかでフレッシュな印象を与えるライムグリーンの葉色が楽しめたりする園芸品種です。花序は円錐花序、花茎は約60cm、花の色は白色、葉の色は黄緑色、温度が低い時は葉脈間が赤色になります。草姿はロゼット状、株は高さ30cm、幅は約40cmに成長します。
- オブシディアン(heuchera ‘obsidian’)は、殆ど黒色に見える濃い紫色の葉色が、重厚感を感じさせたり、妖しく妖艶な印象を与える魅力的な園芸品種です。花序は円錐花序、花茎は約60cm、花の色はクリーム色または薄い桃色、葉の色は黒色または濃い紫色です。草姿はロゼット状、株は高さ約25cm、幅は約40cmに成長します。
- フォーエバーパープル(heuchera ‘forever purple’)は、熱や湿度に高い耐性があるため、日本の高温多湿環境でも育てやすい品種です。また一年を通して、葉の色は鮮やかな紫色をしているため、お庭の印象を決める品種として使えます。鮮やかな紫色は神秘的な印象を与えたり、妖艶な印象を与えたりするため、優雅でエレガントな雰囲気があるお庭や、ミステリアスで魔王が出てくるような怪しい雰囲気が漂うお庭などにおすすめです。花序は円錐花序、花の色は薄い桃色、葉の大きさは長さ約11cm、幅は約10cm、葉の色は紫色です。草姿はロゼット状、株は高さ約30cm、幅は約50cmに成長します。
- ダークシークレット(heuchera ‘dark secret’)は、葉のふち部分が波打つためフリルドレスの様なお洒落な外観をしており、また濃い緑色から暗紫色の葉色をしているため、落ち着いた雰囲気や上品な雰囲気をつくる魅力的な園芸品種です。花序は円錐花序、花の色は白色、葉の色は濃い緑色または暗紫色です。草姿はロゼット状、株は高さ約25cm、幅は約30cmに成長します。
- シャンハイ(heuchera ‘Shanghai)は、メタリックな印象を与える鮮やかな紫色の葉と、暗色の茎に咲く桃色またはクリーム色の花が魅力的な園芸品種です。花序は円錐花序、花茎は約45cm、花の色は薄い桃色またはクリーム色、葉の色は紫色で葉表面に白色のベールが強く出ます。草姿はロゼット状、株は高さ約20cm、幅は約30cmに成長します。
- ミッドナイトローズ(heuchera ‘midnight rose’)は、黒葉に不規則な大きさのピンクの斑点(星斑)が入るため、派手なネオンサインを連想させる園芸品種です。黒色と桃色の二色の葉色は、ミステリアスで怪しい雰囲気のある魔王のお城のようなお庭や、チャーミングで小悪魔的な印象を与えるお庭などにおすすめです。花序は円錐花序、花茎は約60cm、花の色はクリーム色、葉の大きさは長さ約9.5cm、幅は約8.5cm、葉の色は黒色に桃色の斑点(星班)が入り、星班は葉が古くなるにつれて大きくなります。草姿はロゼット状、株は高さ約30cm、幅は約40cmに成長します。
- ミッドナイト・ラッフルズ(heuchera midnight ruffles)は、葉のふち部分が強く波打つためフリルドレスのように動きのある個性的な外観の葉の形をしており、また葉の長さが最大15cm幅が12cmと非常に大きいため存在感ある外観をしています。葉の色は、赤紫色からほとんど黒色に見える濃い紫色をしているため、上品で雅な雰囲気や、重厚感ある上品な雰囲気をつくります。花序は円錐花序、花茎は約60cm、花の色は赤色、葉の色は赤紫色または濃い紫色か黒色をしています。草姿はロゼット状、株は高さ約30cm、幅は約60cmに成長します。
- エレクトリックプラム(heuchera ‘electric plum’)は、葉の葉脈間に放電の痕(リヒテンベルク図形)のような濃い紫色の脈班が入り、鮮やかな紫色と濃い紫色の二色の葉色が楽しめる園芸品種です。鮮やかな紫色は神秘的な印象を与えたり、妖艶な印象を与えたりするため、優雅でエレガントな雰囲気があるお庭や、ミステリアスで魔王が出てくるような怪しい雰囲気が漂うお庭などにおすすめです。花序は円錐花序、花茎は約50cm、花の色は桃色、葉の色は紫色、葉脈間は濃い紫色になります。草姿はロゼット状、株は高さ約25cm、幅は約50cmに成長します。
- スペルバウンド(heuchera ‘spellbound’)は、葉の色がグレイッシュなトーンで灰みを帯びており、灰みを帯びた紫色の葉色が上品な印象を与える魅力的な園芸品種です。花序は円錐花序、花茎は約40cm、花の色は黄色、葉の色は灰みを帯びた紫色です。草姿はロゼット状、株は高さ約20cm、幅は約40cmに成長します。
- シナバーシルバー(heuchera ‘cinnabar silver’)は、葉の表面に白色ベールが強く出るため、殆どシルバーに見える美しい葉色をしています。そのため、モダンで洗練された印象を感じさせたり、高級感などを感じさせたりするとともに、また白色のベールの下には赤紫色の葉があるため、上品な印象も与えます。花序は円錐花序、花茎は約50cm、花の色は赤色、葉の長さ約8.5~10cm、幅は約8~9cm、葉の色は紫色(赤紫色)で葉表面に白色のベールが強く出ます。草姿はロゼット状、株は高さ25cm、幅は約40cmに成長します。
- ブラックパール(heuchera ‘black pearl)は、熱や湿度に高い耐性があるため、日本の高温多湿環境でも育てやすい品種です。葉全体の色が黒色をしているため重厚的で神秘的な雰囲気があり、また葉のふち部分が波打つため動きのある個性的な外観を楽しめます。花序は円錐花序、花茎は約75cm、花の色はクリーム色または薄い桃色、葉の色は黒色または濃い紫色、葉の裏面は赤紫色をしています。草姿はロゼット状、高さ約30cm、幅は約50cmに成長します。
- ブラックタフタ(heuchera ‘black taffeta’)は、葉のふち部分が波打つためフリルドレスのような優雅な印象を与える外観をしており、また葉の色がほとんど黒色をしているため重厚感を感じさせる魅力的な園芸品種です。花序は円錐花序、花茎は約40cm、花の色は白色または桃色、葉の色は黒色または紫色(赤紫色)をしています。草姿はロゼット状、株は高さ約30cm、幅は約50cmに成長します。
- ハリウッド(heuchera ‘hollywood’)は、ほとんど黒色に見える重厚感を感じさせる葉と、派手で華やかな印象を与える赤色の花が魅力的な園芸品種です。黒葉と赤い花の組み合わせは相性がとても良く、ミステリアスな印象を与えたりチャーミングな印象を与えたりします。そのため、魔王のお城を思わせるような怪しい雰囲気のお庭や、ゴシック調の部屋や服を思わせるようなお洒落な雰囲気のお庭、チャーミングで小悪魔的な雰囲気のあるお庭などによくあうでしょう。花序は円錐花序、花茎は約30cm、花の色は赤色、草姿はドーム状、株は高さ約20cm、幅は約40cmに成長します。
- シルバースクロール(heuchera ‘silver scrolls’)は、葉の表面に白色ベールが強く出るため、殆どシルバーに見える美しい葉色をしています。そのため、モダンで洗練された印象を感じさせたり、高級感などを感じさせます。花序は円錐花序、花茎は約70cm、花の色はクリーム色、葉の色は紫色または緑色で葉表面に白色のベールが強く出ます。草姿はロゼット状、株は高さ20cm、幅は約40cmに成長します。
- グリッター(heuchera ‘Glitter’)は、葉の表面に白色のベールが強く入るため葉色が白銀色をしており、また葉の葉脈に濃い緑色の班(脈班)が入るため、放電の痕(リヒテンベルク図形)のようなカッコイイ葉色が楽しめる園芸品種です。シルバーリーフはモダンで洗練された印象を感じさせたり、高級感などを感じさせる色です。そのため上品なお庭などによくあうでしょう。花序は円錐花序、花茎は約40cm、花の色は桃色、葉の色は濃い緑色または紫色をしており、葉の表面に白色のベールが強くあるため殆ど白色の外観をしています。草姿はロゼット状、株は高さ約20cm、幅は約40cmに成長します。
- シュガーフロスティング(heuchera ‘sugar frosting’)は、葉の表面に白色ベールが強く出るため、殆どシルバーに見える美しい葉色をしています。そのため、モダンで洗練された印象を感じさせたり、高級感などを感じさせたりするとともに、また白色のベールの下には赤紫色の葉があるため、上品な印象も与えます。花序は円錐花序、花の色はクリーム色または薄い桃色、葉の色は紫色(赤紫色)で葉表面に白色のベールが強く出ます。草姿はロゼット状、株は高さ20cm、幅は約30cmに成長します。
- グリーンスパイス(heuchera ‘green spice’)は、一個の葉の中に緑色・白色・紫色(赤紫色)の三色の色が混在しているため、独特な印象を与えるカラフルな葉色が楽しめる園芸品種です。花序は円錐花序、花の色はクリーム色または薄い桃色、葉の色は緑色、葉脈に赤紫色の脈班が入り、葉表面に白色のベールが強く出ます。草姿はロゼット状、株は高さ25cm、幅は約40cmに成長します。
- デルタドーン(heuchera ‘delta dawn’)は、一個の葉の中に緑色・黄色・赤色(赤褐色)の三色の色が混在しているため、明るくカラフルな葉色が楽しめる園芸品種です。花序は円錐花序、花茎は約30cm、花の色はクリーム色、葉の大きさは長さ幅ともに約11cm、葉の色は中心部が赤色(赤褐色)または黄色、ふち部分が緑色をしており、温暖な環境では中心部の色が明るくなります。草姿はロゼット状、株は高さ20cm、幅は約40cmに成長します。
- ドルチェ・シリーズ(heuchera ‘dolce’)は、暑さや多湿に強く日本の高温多湿環境でも育てやすいヒューケラのシリーズです。シリーズの中には様々な葉色の品種があるため、お庭の雰囲気に合わせて品種選びが出来る所も魅力です。草姿はロゼット状、株は高さ幅ともに約20~40cmに成長します。
- ノーザンエクスポージャー・シリーズ(heuchera ‘northern exposure’)は、丈夫なheuchera richardsoniiを由来としており、暑さや湿気に強く高温多湿環境でも育てやすいヒューケラのシリーズです。シリーズの中には様々な葉色の品種があるため、お庭の雰囲気に合わせて品種選びが出来る所も魅力です。草姿はロゼット状、株は約20~50cm、幅は約60cmに成長します。
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ヒューケラ(ビローサ)の特徴や園芸品種
- 原産:北アメリカ
- 学名:heuchera villosa
- 草丈:約15~60cm
- 分類:多年草
- 開花時期:7月~9月
- 花色:桃色●黄色●白色〇
- 葉色:緑色●黄色●赤色●桃色●紫色●橙色●白色〇
- 耐暑性:強い
- 耐寒性:強い
- 誕生花:5
- 誕生花:5月30日
- 花言葉:恋心/キラメキ/辛抱強さ
- 用途:カラーリーフ/日陰植物/ロマンチックなお庭/エレガントなお庭/カラフルなお庭/アンティークなお庭
ヒューケラ(ビローサ)とは!?
ヒューケラ(ビローサ)は学名heuchera villosa、別名では「へアリー・アラムルート(hairy alumroot)」とも呼ばれる北アメリカが原産の多年草です。
ヒューケラ(ビローサ)の語源(由来)
- 属名のheucheraの由来は、18世紀のドイツ人医師兼植物学者だったJohann Heinrich von Heucherへの献名です。
- 種小名のvillosaは、ラテン語で「毛深い」「軟毛のある」を意味しており、茎と葉に毛がある事に由来します。
ヒューケラ(ビローサ)の特徴(魅力)
- ヒューケラ(ビローサ)は、葉全体に白色の毛が生える事からビロードのような質感があり、また葉のサイズが大きいため存在感が強く、葉は放射状に広がり地面を覆うことから、地被植物としてよく利用される事が多い植物です。
- 園芸では、葉の色が非常に豊富にある事から、カラーリーフとして楽しまれる事が多いですが、大きな花を咲かせる品種もあるため、花を鑑賞する目的で育てられる事もあります。
- 草姿はふんわりと盛り上がるドーム状の外観をつくるため、一定間隔で株を並べて地被植物として利用されます。
- 親株は周りに子株をつくり叢生します。
- 開花は夏から秋にかけて、花は基部から最大60cmの花茎を伸ばして、円錐状に沢山の小花をつけて咲くためボリュームある花姿を作りますが、通常は花と花の間は疎らで、花の大きさは小さく、花の色はクリーム色をしているため目立たず、装飾性は乏しいです。
- ただし幾つかの品種では、多花性で花が密にボリュームよく咲いたり、薄いピンク色に咲いたりするため、花を鑑賞する目的で育てられる事もあります。
- 葉は普通のヒューケラと比べるとふち部分の切れ込みは浅く、葉全体に白色の毛が生えています。※品種によっては、葉の切れ込みが深かったり、毛がない場合もあります。
- ヒューケラ(ビローサ)は、ふつうのヒューケラよりも高温多湿に強いため、夏場の管理が普通のヒューケラよりも少し楽になります。
- ヒューケラ(ビローサ)は「地被植物」「花壇の縁どり」「鉢植え」等で親しまれます。
- グランドカバー(地被植物)とは、草丈があまり高くならず地表面を覆う植物の総称で、一般的に雑草を抑制する目的、景観を美しくする目的等で植え付けが行われます。
- ヒューケラ(ビローサ)のグランドカバー(地被植物)は、基部から出る葉が放射状に広がり、ドーム状に盛り上がりながら地面を覆うところが魅力です。ただし匍匐性に広がる茎等と比べると、一株で広範に広がるわけではないため、広い場所をカバーする場合は複数の株を用意する必要があります。
- 花壇の縁どりとは花壇の手前(ふち部分)の境界線をさしており、普通はレンガなどの装飾物または背の低い植物などが並べられます。
- グランドカバー(地被植物)とは、草丈があまり高くならず地表面を覆う植物の総称で、一般的に雑草を抑制する目的、景観を美しくする目的等で植え付けが行われます。
- ヒューケラ(ビローサ)は耐陰性がある事から日陰植物(シェードガーデン)等に利用される事もあります。
- 日向から日陰まで幅広い環境で育てる事が出来ますが、西日の当たらない半日影で育てることが理想です。
ヒューケラ(ビローサ)の草丈は約15(~60)cm、草姿は叢生、親株の周りに子株をつくります。
葉序は根生葉(基部に付いた葉)、葉柄は長く、葉身の形は心形、葉のふち部分は掌状浅裂(~中裂)して裂片は5(~9)個、葉は全体に毛が生えます。
花序は円錐花序、円錐花序は花が円錐状に集まるため円錐型の外観となります。花(花冠)は鐘形、花の大きさは直径約0.7cm、花の色は白色または黄色か桃色です。
果実は蒴果(複数の心皮からなり果皮が裂開して種子を放出する)、蒴果は卵形です。
ヒューケラ(ビローサ)の園芸品種の紹介
- オータムブライド(heuchera villosa ‘autumn bride’)は、葉の毛が多いためベルベット生地のような柔らかな外観をしており、また花は非常に大きくボリュームがあるため開花期には豪華な花姿が楽しめます。草姿はロゼット状、株は高さ約30~60cm、幅は約60~120cmに成長します。
- キャラメル(heuchera × villosa ‘caramel’)は、一株の中に黄色・橙色・赤色の三色の葉が入り交じり、また全体的に明度が低く落ち着いた葉色をしているため、甘いお菓子(キャラメル等)を連想させるような可愛らしいお庭や、カフェテラスのような落ち着いた雰囲気のお庭などによく合う園芸品種です。草姿はロゼット状、株は高さ約15~30cm、幅は約30~50cmに成長します。
ヒューケラ(ミクランサ)の特徴や園芸品種
- 原産:北アメリカ
- 学名:heuchera micrantha
- 草丈:約15~60cm
- 分類:多年草
- 開花時期:5月~8月
- 花色:桃色●白色〇
- 葉色:緑色●赤色●紫色●橙色●茶色●
- 耐暑性:強い
- 耐寒性:強い
- 誕生花:5月30日
- 花言葉:恋心/キラメキ/辛抱強さ
- 用途:カラーリーフ/日陰植物
ヒューケラ(ミクランサ)とは!?
ヒューケラ(ミクランサ)は学名heuchera micrantha、別名では「クレヴィス・アラムルート(crevice alumroot)」や「スモールフラワー・アラムルート(small-flowered alumroot)」等とも呼ばれる北アメリカが原産の多年草です。
ヒューケラ(ミクランサ)の語源(由来)
- 属名のheucheraの由来は、18世紀のドイツ人医師兼植物学者だったJohann Heinrich von Heucherへの献名です。
- 種小名のmicranthaは「小さい」を意味する古代ギリシャ語の「mikros」と「花」を意味する「antha」の二語からきており、花が小さな事に由来します。
ヒューケラ(ミクランサ)の特徴(魅力)
- ヒューケラ(ミクランサ)は、非常に多様性があり葉の色は緑色の他に赤みを帯びたり紫色をしていたりします。花は多花性ですが、一個一個の花が小さく、疎らにつくため、霞がかったかのよう外観をしています。
- 園芸では葉の色が豊富にあるためカラーリーフとして楽しまれる事が多く、また葉は放射状に広がり地面を覆うことから、地被植物としてよく利用されます。
- 草姿はふんわりと盛り上がるドーム状の外観をつくるため、一定間隔で株を並べて地被植物として利用されます。
- 親株は周りに子株をつくり叢生します。
- 開花は晩春から晩夏にかけて、花は基部から最大60cmの花茎を伸ばして、円錐状に沢山の小花をつけて咲きます。
- 葉はふち部分に浅い切れ込みがあり、切れ込みの間には波状縁があるためフリルドレスを思わせるような外観をしています。
- ミクランサ種は葉の色が多様で、緑色の他に赤みを帯びた派手な葉色や、上品な印象を与える紫色の葉色などがあります。
- ヒューケラ(ミクランサ)は「地被植物」「花壇の縁どり」「鉢植え」等で親しまれます。
- グランドカバー(地被植物)とは、草丈があまり高くならず地表面を覆う植物の総称で、一般的に雑草を抑制する目的、景観を美しくする目的等で植え付けが行われます。
- ヒューケラ(ミクランサ)のグランドカバー(地被植物)は、基部から出る葉が放射状に広がり、ドーム状に盛り上がりながら地面を覆うところが魅力です。ただし匍匐性に広がる茎等と比べると、一株で広範に広がるわけではないため、広い場所をカバーする場合は複数の株を用意する必要があります。
- 花壇の縁どりとは花壇の手前(ふち部分)の境界線をさしており、普通はレンガなどの装飾物または背の低い植物などが並べられます。
- グランドカバー(地被植物)とは、草丈があまり高くならず地表面を覆う植物の総称で、一般的に雑草を抑制する目的、景観を美しくする目的等で植え付けが行われます。
- ヒューケラ(ミクランサ)は耐陰性がある事から日陰植物(シェードガーデン)等に利用される事もあります。
- 日向から日陰まで幅広い環境で育てる事が出来ますが、西日の当たらない半日影で育てることが理想です。
ヒューケラ(ミクランサ)の草丈は約15(~60)cm、草姿は叢生、親株の周りに子株をつくります。
葉序は根生葉(基部に付いた葉)、葉柄は長く、葉身の長さ約2~10cm、葉身の形は心形(基部が凹み先端が尖る)または腎形(基部が凹み先端は鈍形)、葉のふち部分は掌状浅裂(~中裂)して裂片は5(~9)個、裂片の縁部分には波状縁があり、葉は無毛または白色の毛が生えます。
花序は円錐花序、円錐花序は花が円錐状に集まるため円錐型の外観となります。花(花冠)は鐘形、花の長ささは直径約0.1(~0.5)cm、花の色は白色または桃色です。
果実は蒴果(複数の心皮からなり果皮が裂開して種子を放出する)、蒴果は卵形です。
ヒューケラ(ミクランサ)の園芸品種の紹介
ツボサンゴの特徴や園芸品種
- 原産:北アメリカ
- 学名:heuchera sanguinea
- 草丈:約20~50cm
- 分類:多年草
- 開花時期:4月~7月
- 花色:赤色●桃色●白色〇
- 葉色:緑色●
- 耐暑性:強い
- 耐寒性:強い
- 誕生花:5月30日
- 花言葉:恋心/キラメキ/辛抱強さ
- 用途:日陰植物
ツボサンゴとは!?
ツボサンゴは学名heuchera sanguinea、別名では「ヒューケラ・サングイネア」や「コーラル・ベルズ(coral bells)」等とも呼ばれる北アメリカが原産の常緑多年草です。
ツボサンゴの語源(由来)
- 属名のheucheraの由来は、18世紀のドイツ人医師兼植物学者だったJohann Heinrich von Heucherへの献名です。
- 種小名のsanguineaはラテン語で「血の様な」を意味しており赤い花色に由来します。
- ツボサンゴの由来は壺(ツボ)を連想させる丸い小花や珊瑚(サンゴ)を連想させる赤色の茎や花姿からきています
ツボサンゴの特徴(魅力)
- ツボサンゴは、花の形が「珊瑚」を思わせる装飾的な形をしており、また派手な色をしている事から、花を鑑賞する目的で育てられる事が多い植物です。
- 葉は丸みを帯びる可愛らしい外観をしており、地面を覆うように広がる事から地被植物として利用される事もあります。
- 草姿はふんわりと盛り上がるドーム状の外観をつくるため、一定間隔で株を並べて地被植物として利用されます。
- 親株は周りに子株をつくり叢生します。
- 開花は春から夏にかけて、花は基部から約50cmの赤色の花茎を伸ばして、円錐状に沢山の小花をつけて咲くためボリュームある花姿を作り、派手な赤色(濃い桃色)の花を咲かせます。
- 葉はふち部分に浅い切れ込みがあり、全体的に丸みを帯びているため、可愛らしい外観をしており、またふち部分が波状になるためフリル装飾されたようなお洒落な見た目をしています。
- ツボサンゴは「地被植物」「花壇の縁どり」「鉢植え」等で親しまれます。
- グランドカバー(地被植物)とは、草丈があまり高くならず地表面を覆う植物の総称で、一般的に雑草を抑制する目的、景観を美しくする目的等で植え付けが行われます。
- ツボサンゴのグランドカバー(地被植物)は、基部から出る葉が放射状に広がり、ドーム状に盛り上がりながら地面を覆うところが魅力です。ただし匍匐性に広がる茎等と比べると、一株で広範に広がるわけではないため、広い場所をカバーする場合は複数の株を用意する必要があります。
- 花壇の縁どりとは花壇の手前(ふち部分)の境界線をさしており、普通はレンガなどの装飾物または背の低い植物などが並べられます。
- グランドカバー(地被植物)とは、草丈があまり高くならず地表面を覆う植物の総称で、一般的に雑草を抑制する目的、景観を美しくする目的等で植え付けが行われます。
- ツボサンゴは耐陰性がある事から日陰植物(シェードガーデン)等に利用される事もあります。
- 日向から日陰まで幅広い環境で育てる事が出来ますが、西日の当たらない半日影で育てることが理想です。
ツボサンゴの草丈は約20(~50)cm、草姿は叢生、親株の周りに子株をつくります。
葉序は根生葉(基部に付いた葉)、葉柄は長く、葉身の形は腎形(基部が凹み先端が鈍形)、葉のふち部分は掌状浅裂して裂片は5(~7)個、裂片の縁部分は波状縁がある。
花序は円錐花序、円錐花序は花が円錐状に集まるため円錐型の外観となります。花(花冠)は鐘形、鐘形は裂片が5個、花の色は赤色または桃色です。
果実は蒴果(複数の心皮からなり果皮が裂開して種子を放出する)、蒴果は卵形、長さ約0.4(~0.6)cmあります。
ツボサンゴの園芸品種の紹介
- ファイヤーフライ(heuchera sanguinea ‘firefly’)は、赤ワインや口紅の色を連想させる真っ赤な花が特徴です。赤色の花は、華やかな印象や情熱的で愛情深い印象を与えるため、人の心を惹き付けるようなチャーミングなお庭や、明るくカラフルなお庭などによく合うでしょう。草姿はロゼット状、株は高さ約15~40cm、幅は約15~40cmに成長します。
- ルビーベルズ(heuchera sanguinea ‘ruby bells’)は、その名前からも分かる通り、ルビィを思わせる様な派手な赤い花色と、ベルを思わせるような可愛らしい小花が魅力的な園芸品種です。草姿はロゼット状、株は高さ約15~40cm、幅は約15~40cmに成長します。
- コーラル フォレスト(heuchera sanguinea ‘coral forest’)は、ネオンサインを連想させるような派手な濃いピンクの花が魅力的な園芸品種です。濃い桃色の花色は、可愛らしい印象やポップな雰囲気をつくる事から、ロマンチックな雰囲気のお庭や、カラフルで明るいお庭などによく合うでしょう。草姿はロゼット状、株は高さ約20~40cm、幅は約30~50cmに成長します。
- ホワイトクラウド(heuchera sanguinea ‘white cloud’)は、ツボサンゴでは珍しい白色の花を咲かせる園芸品種です。白色の美しい花色は「純粋さ」や「神様の色」などを象徴しており、汚れのない清潔な印象を与えたり、輝いている様な明るい印象を与えたりします。そのため、明るく清潔感のあるお庭や、洗練された品の良いお庭などにおすすめです。草姿はロゼット状、株は高さ約20~40cm、幅は約30~50cmに成長します。
ヒューケレラの特徴や園芸品種
- 学名:Heucherella
- 草丈:約15~60cm
- 分類:多年草
- 開花時期:5月~7月
- 花色:桃色●黄色●白色〇
- 葉色:緑色●黄色●赤色●桃色●紫色●橙色●白色〇
- 耐暑性:強い
- 耐寒性:強い
- 用途:カラーリーフ/日陰植物/エレガントなお庭/カラフルなお庭/アンティークなお庭
ヒューケレラとは!?
ヒューケレラは学名Heucherella、1912年にフランス人のエミール・ルモアーヌ(Emile Lemoine)によって、ヒューケラ(Heuchera)とティアレラ(Tiarella)が交配されて作出された属間雑種の多年草です。
ヒューケレラの語源(由来)
- 属名のHeucherellaの由来は交配された「ヒューケラ」と「ティアレラ」からきています。
ヒューケレラの特徴(魅力)
- ヒューケレラは、近縁のヒューケラと比べて葉のふち部分の切れ込みが深いためシャープでカッコイイ印象を与える葉の形をしており、またヒューケラよりも少ないですが葉の色が豊富にある事からカラーリーフとしても楽しまれています。
- 草姿はふんわりと盛り上がるドーム状の外観をしているため、地面を優雅に覆う地被植物として利用される事が多いです。
- ヒューケレラは徐々に株が衰退していきますが、親株の周りに子株を作って叢生するため株分けを行い株を更新していく事ができます。
- 開花は晩春から夏頃まで、花は基部から最大60cmの花茎を伸ばして、円筒型に小花を沢山つけて咲くためボリュームある花姿を作ります。
- 葉はふち部分が裂けており、裂片が3~7個ありますが、裂片は丸みを帯びて可愛らしい外観をしていたり、裂片がシャープに尖りかっこいい外観をしていたりします。
- ヒューケレラは「地被植物」「花壇の縁どり」「鉢植え」等で親しまれます。
- グランドカバー(地被植物)とは、草丈があまり高くならず地表面を覆う植物の総称で、一般的に雑草を抑制する目的、景観を美しくする目的等で植え付けが行われます。
- ヒューケレラのグランドカバー(地被植物)は、基部から出る葉が放射状に広がり、ドーム状に盛り上がりながら地面を覆うところが魅力です。ただし匍匐性に広がる茎等と比べると、一株で広範に広がるわけではないため、広い場所をカバーする場合は複数の株を用意する必要があります。
- ヒューケレラの葉は常緑のため、冬の間も落葉する事なく地面を被覆し続ける事ができます。
- 花壇の縁どりとは花壇の手前(ふち部分)の境界線をさしており、普通はレンガなどの装飾物または背の低い植物などが並べられます。
- ヒューケレラは品種によって成熟時の株の大きさが違うため、植え付け間隔は一概ではありません。一般的には約30~60cmの間隔で植え付けが行われますが、コンパクトな品種では更に幅を狭め、大型の品種では更に間隔をあけます。
- グランドカバー(地被植物)とは、草丈があまり高くならず地表面を覆う植物の総称で、一般的に雑草を抑制する目的、景観を美しくする目的等で植え付けが行われます。
- ヒューケレラは耐陰性がある事から日陰植物(シェードガーデン)等に利用される事もあります。
- 日向から日陰まで幅広い環境で育てる事が出来ますが、西日の当たらない半日影で育てることが理想です。
ヒューケレラの草丈は約15(~60)cm、草姿は叢生、親株の周りに子株をつくります。
葉序は根生葉(基部に付いた葉)、葉柄は長く、葉身の形は心形(葉の基部が凹み先端が尖る)または腎形(葉の基部が凹み葉の先端が鈍形)、葉のふち部分は掌状中裂(~深裂)して裂片は3(~7)個あります。
花序は総状花序、総状花序は花が穂状に集まり円筒型の外観となります。花(花冠)は鐘形、花の色は桃色・黄色・白色です。
ヒューケレラの園芸品種の紹介
- タペストリー(Heucherella ‘tapestry’)は、葉脈を中心に褐色の班が入るため、葉の中にタペストリーのような個性的な模様が入り、また鮮やかな桃色の花が華やかな雰囲気をつくる魅力的な園芸品種です。花序は総状花序、花茎は約40cm、花の色は桃色、葉身の大きさは長さ約5~13cm、幅は約5~13cm、葉身は腎形でふち部分が中裂して裂片は5個、葉の色は緑色で葉脈に褐色の脈班が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約20cm、幅は約50cmに成長します。
- モヒート(Heucherella ‘mojito’)は、葉の色が、春は黄色、夏はライムグリーンになり、葉脈を中心に褐色の班(脈班)が入るため、葉の中に独特な模様があらわれる魅力的な園芸品種です。花序は総状花序、花茎は約30cm、花の色は白色、葉の色は黄色または黄緑色で葉脈に褐色の脈班が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約15cm、幅は約25cmに成長します。
- ストップライト(Heucherella ‘stoplight’)は、葉全体が鮮やかな黄色の葉色をしており、葉脈を中心に赤褐色の班(脈班)が入ります。そのため、黄色と赤色(赤褐色)の強い対比が生まれカラフルな雰囲気をつくる魅力的な園芸品種です。花序は総状花序、花茎は約40cm、花の色は白色、葉身の大きさは長さ約9~12.5cm、幅は約8~10.5cm、葉身は腎形でふち部分が浅裂して裂片は5個、葉の色は黄色で葉脈に赤褐色の脈班が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約15cm、幅は約35cmに成長します。
- スイートティー(Heucherella ‘sweet tea’)は、一個一個の葉が大きいため存在感があり、また葉の色が、春は鮮やかな赤橙色、夏は橙色から黄色または褐色へと変化するため、季節によって様々な葉色が楽しめる園芸品種です。花序は総状花序、花茎は約40cm、花の色は白色、葉身の大きさは長さ約13cm、幅は約15cm、葉身は腎形でふち部分が浅裂して裂片は7個、葉の色は黄色で葉脈に赤褐色の脈班が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約30cm、幅は約50cmに成長します。
- ブラスランタン(Heucherella ‘brass lantern’)は、葉のふち部分が大きく裂けるためシャープな外観の葉の形をしており、赤褐色の葉色が落ち着いた印象を与えたり、アンティークな雰囲気をつくります。また、葉の間から伸びる桃色の茎と、白色の花も魅力的です。草姿はロゼット状、株は高さ約50cm、幅は約70cmに成長します。
- レッドローバー(Heucherella ‘red rover’)は、葉の色が、春は赤褐色、夏は赤紫色またはオリーブグリーンになるため、季節によって様々な葉色が楽しめる魅力的な園芸品種です。花序は総状花序、花茎は約70cm、花の色は白色、葉の色は赤褐色または赤紫色か緑色です。草姿はロゼット状、株は高さ約20cm、幅は約40cmに成長します。
- サンライズ フォールズ(Heucherella ‘Sunrise Falls’)は、葉全体が鮮やかなライムグリーンの葉色をしており、葉脈に赤色の班(脈班)が入ります。そのため、黄緑色と赤色の強い対比が生まれカラフルな雰囲気をつくる魅力的な園芸品種です。花序は総状花序、花茎は約70cm、花の色は白色、葉の色は黄緑色で葉脈に赤色の班(脈班)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約20cm、幅は約30cmに成長します。
- ケイジャン ファイヤー(Heucherella ‘cajun fire’)は、葉の色が、春は赤色、夏は赤黒色、秋になると赤褐色になるため、季節によって様々な葉色が楽しめる魅力的な園芸品種です。花序は総状花序、花茎は約40cm、花の色は白色、葉の色は赤色・赤黒色・赤褐色をしています。草姿はロゼット状、株は高さ約25cm、幅は約40cmに成長します。
- ソーラー エクリプス(Heucherella ‘Solar Eclipse’)は、日食(Solar Eclipse)の名前からも分かる通り、葉の中心部が暗褐色で暗く、ふち部分が明るい黄緑色をしている、個性的な葉色が魅力的な園芸品種です。花序は総状花序、花茎は約50cm、花の色は白色、葉身の大きさは長さ約10cm、幅は約9cm、葉身は腎形でふち部分が浅裂して裂片は7個、葉の色は赤褐色でふち部分に黄緑色の班(覆輪)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約20cm、幅は約50cmに成長します。
- ガンスモーク(Heucherella ‘Gunsmoke’)は、葉の表面に白色のベールが強く出るためシルバーリーフのような外観をしており、また葉全体は赤紫色をしているため、奥ゆかしく艶やかな印象を与えたり、また神秘的で非現実的な印象を与えるカラーリーフとして楽しめる園芸品種です。花序は総状花序、花茎は約60cm、花の色は白色、葉の色は赤紫色で葉表面に白色のベールがかかります。草姿はロゼット状、株は高さ約30cm、幅は約50cmに成長します。
- クイックシルバー(Heucherella ‘Quicksilver’)は、葉に光沢があるためメタリックな質感を感じさせ、また葉表面に白色のベールが強く出るためシルバーのような美しい葉色が楽しめる園芸品種です。花序は総状花序、花茎は約60cm、花の色は白色、葉身の大きさは長さ約7~8cm、幅は約6~9cm、葉身は腎形でふち部分が浅裂または中裂して裂片は7個、葉の色は緑色または赤紫色で葉表面に白色のベールが強く入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約15cm、幅は約30cmに成長します。
- キモノ(Heucherella ‘Kimono’)は、葉のふち部分に深い切れ込みが入り、裂片が尖るためシャープでカッコイイ外観をしており、また葉の主脈に沿ってチョコレートのような褐色の班が入るため、個性的な葉色も楽しめる園芸品種です。花序は総状花序、花茎は約70cm、花の色は白色、葉の色は緑色で主脈に沿って褐色の班が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約30cm、幅は約50cmに成長します。
- ソーラーパワー(heucherella ‘solar power’)は、葉全体が黄色またはライムグリーンをしており、葉の中心部に不規則な大きさの赤褐色の班(中班)が入るため、二色の葉色が楽しめる園芸品種です。花序は総状花序、花茎は約50cm、花の色は白色、葉の色は黄色または黄緑色で中心に赤褐色の班(中班)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約30cm、幅は約40cmに成長します。
- ゴールデンゼブラ(heucherella ‘golden zebra’)は、葉脈を中心に赤褐色の班が入るため、黄色と赤褐色の二色の葉色が美しい対比を生み出してカラフルな印象を与える魅力的な園芸品種です。草姿はロゼット状、株は高さ約20cm、幅は約45cmに成長します。
- プラムカスケード(heucherella ‘plum cascade’)は、葉の表面に白色のベールが薄ら入るためメタリックな質感があり、紫色または赤紫色の葉色が奥ゆかしく艶やかな印象を与える魅力的な園芸品種です。花序は総状花序、花茎は約70cm、花の色は白色、葉の色は紫色または赤紫色で葉の表面に白色のベールが薄ら入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約25cm、幅は約30cmに成長します。
- フレッシュグリーン(heucherella ‘kirella ‘)は、葉のふち部分の切れ込みが深いためシャープでカッコイイ外観をしており、また葉の表面に薄ら白色のベールが入るため、シルバーリーフのような緑色の葉色が楽しめる園芸品種です。草姿はロゼット状、株は高さ約25cm、幅は約30cmに成長します。
- バースデーケーキ(heucherella ‘birthday cake’)は、蝋燭のように多数の花が立ち上がりバースデーケーキのような美しい花姿をつくります。また葉はふち部分に深い切れ込みが入り、同時に裂片にも切れ込みが入るためシャープな外観をしており、薄い赤褐色の葉色をしていることから、葉色はミルクチョコレートに例えられており、カラーリーフとして楽しむ事も出来ます。花序は総状花序、花茎は約40cm、花の色は白色、葉身の大きさは長さ約6~7cm、幅は約5~6cm、葉の色は赤褐色または濃い緑色です。草姿はロゼット状、株は高さ約20cm、幅は約40cmに成長します。
- バタードラム(heucherella ‘buttered rum’)は、季節によって、春から夏は琥珀のような明るい黄褐色の葉色、秋は鮮やかな赤色または赤紫色へと変化します。そのため季節によって様々な葉色が楽しめる園芸品種です。花序は総状花序、花茎は約25cm、花の色は白色、葉身の大きさは長さ約10.5cm、幅は約8.5cm、葉の色は黄褐色(葉脈に赤褐色の脈班)または赤色です。草姿はロゼット状、株は高さ約20cm、幅は約30cmに成長します。
- クラックドアイス(heucherella ‘cracked ice’)は、葉の表面に白色のベールが強く入るため、氷を思わせるような美しい外観をしており、また紫がかった緑色から銅色へと変化していく個性的な葉色が魅力的な園芸品種です。花序は円錐花序、花茎は約40cm、花の色は白色、葉の色は紫色または緑色か褐色、葉の表面に白色のベールが強く入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約20cm、幅は約25cmに成長します。
- インディゴフロスト(heucherella ‘indigo frost’)は、葉の表面に白色のベールが強く入り、濃い紫色の葉色が上品な印象を与えるカラーリーフとして楽しめます。また鮮やかな桃色の花は、濃い紫色(殆ど黒色)の葉との相性もよく、お庭をチャーミングで小悪魔的な雰囲気に変えてくれます。草姿はロゼット状、株は高さ約20cm、幅は約25cmに成長します。
- ピンクレボリューション(heucherella ‘pink revolution’)は、多花性の性質があり、花が密に沢山咲くため非常にボリュームのある豪華な花が咲き、また桃色の花色が可愛らしくロマンチックな雰囲気をつくります。また葉には葉脈を中心に褐色の班が入るため、カラーリーフとして楽しむ事も出来ます。草姿はロゼット状、株は高さ約30~40cm、幅は約50~60cmに成長します。
- ホットスポット(heucherella ‘hot spot’)は、葉全体がライムグリーンの色をしており、葉の中心に赤褐色の班(中班)が入るため、明るく爽やかな印象を与えるライムグリーンと派手な印象を与える赤褐色の二色の対比が生まれ、カラフルな雰囲気をつくる魅力的な園芸品種です。花序は総状花序、花茎は約60cm、花の色は桃色、葉身の大きさは長さ約12cm、幅は約8.5cm、葉の色は黄緑色で葉の中心部に赤褐色の班(中班)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約20cm、幅は約40cmに成長します。
- ピンクフィズ(heucherella ‘pink fizz’)は、明るく可愛らしい印象を与えるホットピンクの花が魅力的な品種です。また葉の表面には白色のベールが入るため、柔らかな薄い緑色の葉色をしており、葉の中心部には暗褐色の班が入るためカラーリーフとして楽しむ事も出来ます。草姿はロゼット状、株は高さ約20cm、幅は約50cmに成長します。
- パンプキンスパイス(heucherella ‘pumpkin spice)は、葉全体の色が赤褐色をしているため、美しい紅葉や赤錆をおもわせる外観をしており、カラーリーフとして楽しめる園芸品種です。花序は円錐花序、花茎は約50cm、花の色は白色、葉の色は赤褐色です。草姿はロゼット状、株は高さ約20cm、幅は約50cmに成長します。
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