- 原産:北アメリカ
- 科:アオイ(Malvaceae)
- 属:ハイビスカス/フヨウ(Hibiscus)
- 種:アメリカフヨウ(Hibiscus moscheutos)
- 別名:ローズマロウ(rose mallow)/スワンプ・ローズマロウ(swamp rose-mallow)/クリムゾンアイ・ローズマロウ(crimsoneyed rosemallow)/イースターン・ローズマロウ(eastern rosemallow)
- 品種:ルナ・ピンクスワール(Hibiscus moscheutos ‘luna pink swirl’)
- 開花時期:6月~9月
- 花の色:桃色●赤色●白色〇
- 葉の色:緑色●
- 香り:
- 分類:多年草
- 被覆方法:
- 草丈:約100cm
- 誕生花:7月19日/11月10日
- 花言葉:繊細な美/しとやかな恋人/はなやかな生活
- 用途:カラーリーフ/背が高い花/エスニックガーデン
- 購入方法:ルナ・ピンクスワールを楽天で購入
目次 | ||
| ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
アメリカフヨウ(ルナ・ピンクスワール)とは!?
アメリカフヨウ(ルナ・ピンクスワール)は、一般的なアメリカフヨウと比べて矮性で高さが100cm程度にしかなりません。その一方で、花の大きさは最大20cmに達する事もあり非常に巨大で強い存在感があります。花の色は白色・桃色・赤色の三色、花の基部が赤色をしていて、白色と桃色の二色がグラデーションのようになる魅力的な園芸品種です。
アメリカフヨウとは!?
アメリカフヨウは学名Hibiscus moscheutos、別名では「スワンプ・ローズマロウ(swamp rose-mallow)」や「クリムゾンアイ・ローズマロウ(crimsoneyed rosemallow)」とも呼ばれる多年草です。原産地は北アメリカにあり、自生地は湿地や河川の周りなどです。
アメリカフヨウの語源(由来)
- 属名のHibiscusは古代ギリシア語の「ἰβίσκος(ibiskos)」に由来します。
アメリカフヨウの特徴(魅力)
- アメリカフヨウは、冬に地上部が完全に枯れてしまい、春に地面から多数の新芽を出して再び成長を始める多年草です。花は非常に巨大で直径が25cmに達することもあるため、遠くからでもひと目でわかる強い存在感と豪華さがあり、他のハイビスカスと同様に花柱が突出する個性的な花姿をしています。
- 樹形は株立ち状、春になると地面から多数の新芽を出します。茎は直立に成長して最大250cmまでの高さになります。
- 基本的に毎年春に新しく成長するため、茎は真っ直ぐ伸びて行儀のよい成長をします。そのため、洗練された印象を与えやすく、あまり雑多な印象を与えません。
- 葉の形は卵形、基本的に葉縁部分に切れ込みはないですが、稀に浅裂して裂片が三個あることもあります。
- 葉の色は、ふつう緑色ですが、幾つかの園芸品種では紫色の葉や黄色の葉があるため、品種を選べばカラーリーフとして楽しむことも可能です。
- 開花は初夏から秋にかけて、暑さで花が少なくなる季節もよく花が咲くため、夏のお庭に欠かせない植物のひとつです。
- 花は直径が約10~25cmと非常に巨大なため遠くからでもよく目立ち、ハイビスカス特有の花柱が突出する花姿がトロピカルな雰囲気を演出します。ただし、花弁と相対して花柱が短いため、他のハイビスカスと比べると花柱の突出をあまり感じないかもしれません。
- 花は花弁が五個、花弁は倒卵形または広卵形で、花弁の先端が半円形または平らになり、花弁同士は重なります。そのため、花全体は丸い形をしている事が多いです。
- 花の色は赤色・桃色・白色があり、花の中心部に赤色の班が入ります。
- 花は他のハイビスカスと同様に一日花です。花は一般的に朝方に開花した後に、夕方頃に萎れて、そのまま散っていきます。
アメリカフヨウの草丈は約100(~250)cm、草姿は株立ち状、地面から複数の茎を出します。茎は直立、分枝は斜上、茎の色は緑色または赤みを帯びます。
葉序は互生葉序、葉色は緑色、葉身の形は卵形、鋸歯をもちます。※しばしば葉縁部分が浅裂して裂片が三個ある場合がある。
花序の腋生、腋生は茎の上部の枝の節に花をつけます。花の大きさは約10~25cm、花の形は鐘形状、花弁は五個、花弁の形は倒卵形または広倒卵形、花の色は赤色・桃色・白色がある。雌蕊は花柱が花の中央から長く突出しており、雄蕊が雌蕊の周りに多数付きます。花は一日花のため、朝に開花したら夕方には萎んでしまい散ります。
果実は蒴果(複数の心皮からなり果皮が裂開して種子を放出する)で、蒴果の形は卵形または球形、大きさは約2(~5)cm、色は緑色から熟すと褐色、成熟すると縦にパックリ割れて裂片は五個あります。
アメリカフヨウの園芸品種の紹介
楽天で購入 カルーセル・ジュリーハートは、一般的なアメリカフヨウと違い葉の縁部分に深い切れ込みが入り、葉の色が暗紫色をしています。そのため、花のない時期もシャープでカッコイイ印象を与えるカラーリーフとして楽しむことが出来ます。花は大きさが直径約15cmと巨大なため、遠くらでも目立つ強い存在感があり、花の中心に赤色の班がある薄い桃色またはほんのり桃色に染まる白色の花を咲かせます。 | 楽天で購入 ピンクバイカラーは、花の色が桃色・白色・赤色の三色で構成されています。花弁は桃色と白色のグラデーションのような色合いをしており、中心部が赤色をしています。そのため、女性が化粧をしているかのような綺麗な花色をしている所が魅力です。 |
楽天で購入 ルナ レッドは、一般的なアメリカフヨウと比べて矮性で高さが100cm程度にしかなりません。その一方で、花の大きさは最大20cmに達する事もあり非常に巨大で強い存在感があります。花の色は濃い赤色、濃い赤色は上品な赤ワインやお洒落な口紅の色を連想させます。そのため、華やかでありながら円熟して落ち着いた雰囲気のあるお庭や、エレガントで気品のあるお庭などによく会うでしょう。 | 楽天で購入 ルナ・ピンクスワールは、一般的なアメリカフヨウと比べて矮性で高さが100cm程度にしかなりません。その一方で、花の大きさは最大20cmに達する事もあり非常に巨大で強い存在感があります。花の色は白色・桃色・赤色の三色、花の基部が赤色をしていて、白色と桃色の二色がグラデーションのようになる魅力的な園芸品種です。 |
楽天で購入 ルナ・ホワイトは、一般的なアメリカフヨウと比べて矮性で高さが100cm程度にしかなりません。その一方で、花の大きさは最大20cmに達する事もあり非常に巨大で強い存在感があります。花は中心部に鮮やかな赤色の丸い班が入り、白色と赤色の二色の花色になります。赤色と白色は、白色が派手な印象を与える赤色を強く引き立てるため、遠くからでも視線を引きつける力強さと華やかさがあります。そのため、明るく元気な印象を与えるカラーガーデンなどにおすすめの品種です。 | 楽天で購入 ルナ・ローズは、一般的なアメリカフヨウと比べて矮性で高さが100cm程度にしかなりません。その一方で、花の大きさは最大20cmに達する事もあり非常に巨大で強い存在感があります。花の色は桃色、桃色は可愛らしい印象やふんわりとした優しい雰囲気をつくるため、心が癒される様な優しい雰囲気のお庭や、甘くロマンチックな雰囲気のお庭などによくあうでしょう。 |
ハイビスカス(フヨウ)の主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。
アメリカフヨウ(ルナ・ピンクスワール)の育て方
花壇の土づくり
日当り
アメリカフヨウ(ルナ・ピンクスワール)は、日光のよく当たる場所で最もよく成長して沢山の花を咲かせます。そのため基本的には日向(直射日光が6時間以上)で育てましょう。また半日影(直射日光3時間~5時間)までで育てる事が可能ですが、花の数が著しく減る事があったり、病気になりやすくなる事があります。
日当たりが適切な環境で育てる事で光合成が活発に行われるため、株の生育が良くなり、花付きや花の大きさも良くなります。そのため、適切な日当たりに植えてあげる事が非常に重要になります。
土壌の土質
アメリカフヨウは、自生地が湿地や河川の近くにあり、やや湿り気のある保水性が高い土壌を好みます。
そのため、植え付けの前に土壌診断を行い、通気性と保水性のバランスを改善したり、腐葉土等の有機物をしっかり入れて肥沃な土壌にした方が良いでしょう。
土壌診断と改善の行い方
- 土を掘る時に土が硬い場合は作土層が十分でない可能性があります。
- スコップで土を深くまで掘り返し石等を取り除きます。
- 適度に濡れた土を、手にとり握って土塊を作り、通気性・保水性などを診断します。
- 手のひらを開き土の塊がバラバラと崩れる場合は通気性と排水性の高い砂壌土や砂土に近い土壌です。栄養の乏しい土壌や乾燥に強い植物にむきます。
- 保水性を改善したい場合は保水性を高める用土(堆肥や黒土など)を入れると良いでしょう。
- 手のひらを開いても土の塊は崩れず、土塊を軽く指で押すと崩れる場合は通気性と保水性のバランスが良い壌土に近い土壌です。幅広い植物に向く土壌です。
- 植物に合わせて保水性を好む植物であれば保水性を高める用土(黒土やバーミキュライト等)を入れたり、乾燥を好む植物であれば排水性や通気性を高める用土(川砂やパーライトなど)を入れましょう。
- 手のひらを開いても土の塊が崩れず、指で押しても崩れる感じがない場合は粘土質で水捌けが悪い土壌の可能性があります。必要に応じて排水性・通気性を高める用土(川砂・パーライト等)を混和しましょう。
- 手のひらを開き土の塊がバラバラと崩れる場合は通気性と排水性の高い砂壌土や砂土に近い土壌です。栄養の乏しい土壌や乾燥に強い植物にむきます。
- 土壌に入る有機物の量を診断しましょう。土の色を見て、有機物が沢山入る肥沃な土の場合は有機物(腐植)が多く含むため土の色が黒っぽくなります。一方で有機物(腐植)が少ない場合は土の色が薄くなります。
- 土壌の状態とバランスを見ながら、2割から3割を目安に堆肥(腐葉土・バーク堆肥等)を土壌に混和しましょう。
植付け時の注意点
アメリカフヨウは、しっかり根を張り健康な成長するために、十分な深さの作土層(表層にある柔らかな土)が必要です。苗(根鉢)の1.5~2倍の深さまでスコップを使い穴を掘り、根張りを邪魔したり保水性や栄養の保持を悪くする石やゴミ等を取り除いておきましょう。
植付け方法は標準植えで行います。
鉢土づくり
日当り
アメリカフヨウ(ルナ・ピンクスワール)は、日光のよく当たる場所で最もよく成長して沢山の花を咲かせます。そのため基本的には日向(直射日光が6時間以上)で育てましょう。また半日影(直射日光3時間~5時間)までで育てる事が可能ですが、花の数が著しく減る事があったり、病気になりやすくなる事があります。
培養土
アメリカフヨウは、一般的な草花の培養土で育てられます。自作する場合は通気性が良く適度に肥沃な培養土で育てましょう。
培養土の配合例
- 赤玉土(小粒・中粒)+腐葉土=6:4
鉢植えで育てる際の注意点
アメリカフヨウは他のハイビスカスの仲間と同様に生育旺盛で、根の回りが早い植物です。そのため、鉢植えで育てる場合は2年~3年に1度の頻度で鉢植えから植物を出して植え替えを行いましょう。
楽天で人気の高い培養土を購入する
- super grade Ⅱの培養土はサラサラとした粒状の用土のみで構成されており堆肥が使用されていない所が特徴です。
- 堆肥が使われていないため、昆虫や微生物湧きにくく、お部屋でも使いやすいです。
- 堆肥が原因で夏場に蒸れる事がないため、多湿で植物が弱りにくくなります。
- 培養土は擬似団粒構造を形成しており優れた保水性・排水性・通気性・保肥力があります。
- 培養土の中には保水剤(CMC)が配合されているため水持ちがよく管理が楽になります。
- 培養土に含まれる赤玉土は焼きが入り硬質なため、劣化しにくく繰り返して何度でも使えます。
- 赤玉土には肥料も含有しているため植物の成長が良くなります。
- 肥料は3種類配合されており植物の成長段階に応じて非常に長く放出されます。
- 堆肥は入っていませんが、質の良い腐植酸が配合されているため、地力の高い肥沃な培養土となっています。
水やりの仕方
アメリカフヨウ(ルナ・ピンクスワール)は、湿地や河川の近くなどに自生しており、湿り気のある土壌を好みます。そのため、基本的には湿り気のある土壌を保つようにしましょう。
水やりの頻度と与え方
水やりの頻度は環境(植える場所や土質)にも左右されますが、基本的には土の表面が乾いてきたタイミングで水やりを行うといいでしょう。水やりは、土壌内に新鮮な酸素を行き渡らせる目的もあるため、一度に与える水の量はたっぷりと与えてください。
水やりのチェックを簡単にするオススメの道具
- 水やりチェッカー(サスティ)とは、視覚的に分かりやすく色の変化で水やりのタイミングを教えてくれる水分計です。
- 白色(水やり必要)・青色(水やり不要)
- 水やりチェッカー(サスティ)は世界で初めて家庭用水分計で「PF値」が採用されています。PF値は、殆どの植物の生育に阻害がない有効水分域の中のPF2.0付近で色が変わるように設計されているため、水やりの失敗を減らします。
- PF2.0は、どんな土や多肉・観葉植物・草花にも対応しますが、乾燥に強い多肉植物では色変わり後に若干の猶予があり、乾燥に弱い草花では色変わり後は直ぐに水やりをした方が良いかもしれません。
- PF値とは、土壌の水分が毛管力によって引き付けられている強さの程度を表している数値で、これを使う事で土壌の湿り具合や植物への水やりのタイミングが分かるようになります。殆どの植物にとって利用しやすいPF値は1.7~2.3の間にあります。常にPF値が1.7より下の値にあると、多湿を嫌う多肉などは湿潤すぎて根腐れを引き起こしやすくなったり、PF値が2.3より上にあると乾燥が苦手な草花などは水枯れを引き起こしやすくなります。
- 水やり三年と言われるプロでも難しい水やり作業が、水やりチェッカー(サスティ)を使うだけで安心して行えるようになります。
- 水やりチェッカー(サスティ)は水やりが難しい植物(ラン・多肉)にも対応しています。
- 中芯は6ヶ月~9ヶ月経つと水やりをしても青色に変化しなくなるため、変化がなくなったら中芯の交換が必要になります。
肥料の与え方
アメリカフヨウ(ルナ・ピンクスワール)を肥沃な土壌で育てている場合は、定期的な肥料が無くても育てられます。ただし株をしっかり成長させて、沢山の花を咲かせたい場合には定期的な肥料が必要です。
アメリカフヨウは、多くのハイビスカスの仲間と同様に肥料の三要素(窒素・リン・カリ)の中のカリ成分を好みます。そのため、肥料を選ぶ時はカリが多めに含まれる水平型肥料や谷型肥料を選びましょう。
また健康な葉や花の成長を促すため鉄やマグネシウムなどの微量要素も必要になります。そのため、それらが含まれる有機肥料などを選ぶのも良いでしょう。
肥料と堆肥の与え方
- 肥料の与え方
- 肥料を与える時期
- 春から秋にかけて生育期間中です。
- 肥料の選び方
- 有機肥料または化成肥料を選びます。
- 肥料の成分は窒素・リン・カリが等分の【水平型】またはカリが多めに入る【谷型】を選びます。
- 肥料の与え方
- 有機肥料を与える場合は、土に剥き出しにすると分解が遅くなったり、虫が寄ってくる事もあるため、基本は土の中に埋めます。株元から少し離れた場所(枝先の下に新しい根があり肥料の吸収効率が最も良い)に穴を掘り肥料を埋めましょう。※地面にそのまま置き肥する場合もあります。
- 化成肥料の場合も株元から少し離れた場所に置き肥します。置き肥とは地面に埋めずにそのまま地面の上に置く肥料です。袋に規定された量を約1~3ヶ月ごとに施します。
- 堆肥の与え方(鉢植えは植え替え)
- 堆肥とは有機物が微生物により分解された肥料もしくは土壌改良材です。生態サイクルのない庭の花壇や鉢植えは、風雨や微生物の働き等により、土壌が年々劣化していき土が硬くなったり水はけが悪くなったりします。堆肥には【化学性・物理性・生物性】を高める効果があり、劣化した土を肥沃(植物の生育がよく生産性が高い土)な土に変える働きがあります。
- 地植えの場合は初冬から早春に株から少し離れた場所に堆肥(腐葉土もしくは牛糞堆肥等)を盛ってマルチングするか、穴を掘って堆肥を入れましょう。
- 鉢植えの場合は、植え替えを行います。鉢から株を取り出して、風雨で劣化した古い土を軽く落とし、長い根や腐った根も軽く切り詰めます。株が大きい場合は株分けもしましょう。土は新しい物を使うか、古い土を再利用する場合は2~5割ほど新しい土を混ぜます。鉢の中に新しい土と株を植え直したら完成です。
- 堆肥とは有機物が微生物により分解された肥料もしくは土壌改良材です。生態サイクルのない庭の花壇や鉢植えは、風雨や微生物の働き等により、土壌が年々劣化していき土が硬くなったり水はけが悪くなったりします。堆肥には【化学性・物理性・生物性】を高める効果があり、劣化した土を肥沃(植物の生育がよく生産性が高い土)な土に変える働きがあります。
剪定のやり方
アメリカフヨウ(ルナ・ピンクスワール)は冬になると地上部が枯れてしまいます。そのため、晩秋または翌年の春までに地上部を剪定して取り除きます。
剪定を行うことで、枯れ枝が芽の成長を邪魔したり、太陽の光を遮る事を防ぎます。
冬越しする方法
Hardiness:5~8
アメリカフヨウ(ルナ・ピンクスワール)は耐寒性が高く冬越しの準備をする必要は基本的にはありません。
地上部は枯れますが、翌年の春に地面から新しい芽を成長させます。
挿し木や株分けで増やす
アメリカフヨウは挿し木や株分けによって増やす事ができます。
挿し木の方法
- 挿し木時期は発根率の高い晩春から初夏頃が適します。
- 挿し穂の茎は弾力があり健康な部分をカットしましょう。
- 挿し穂 の長さ約10~20cmにわけます。
- 挿し穂の下部の葉を取り除き上部の葉を残します。
- 茎の下部分を斜めにカットして吸水部分を広くします。
- 挿し穂用の無菌の培養土を準備します。
- 切り口を下にして培養土の中に挿し穂の1/3程を挿します。
- 明るい日陰で土壌が完全に乾燥しない様に水やりを行いながら管理しましょう。
株分け手順
- 株分け時期は早春もしくは秋が最適です。
- スコップを使い株を掘りあげます。
- 株から少し土を落として根と芽の位置を確認します。
- 根に数個の芽を残すようにしてナイフやハサミ等を使い個々に切り分けましょう。
- 株分けした株は、必要な場所に植え直して水をたっぷり与えます。
播種で増やす
アメリカフヨウの種蒔の方法
播種時期:4月~5月・10月~11月
発芽適温:約20~25度
発芽日数:14日~28日
発芽条件:
種まき手順
- 種子の準備
- 市販の種子を購入するか、自家採取した種子を利用します。
- 採取した種子は事前に半日程度、水につけておくと発芽しやすくなります。
- 土の準備
- 種を撒く前に、ポットに種まき用の培養土を準備します。
- もしくは直播きする場所の土壌を整えます。
- 種の植え方
- 種を土に置き軽く押し込み、種の上に薄く土を被せます。
- 播種後は乾燥すると発芽率が落ちるため、基本的に土と種が乾燥しないように水やりを行い管理しましょう。