アルテルナンテラは属の中に約137種があり、多くは南アメリカ及び中央アメリカにあり一部アジアやアフリカ、オーストラリアが原産の一年草もしくは多年草です。園芸では一般的にカラーリーフとして親しまれ高性で直立に伸び紫色や赤色のカラーリーフが美しいアカバセンニチコウやブラジリアーナ種、矮性で分枝が良く横への広がりがよいアキランサス等があります。
アルテルナンテラは夏の高温多湿に強い一方で、乾燥を苦手にしています。また冬の寒さに弱く霜に当たると枯れる恐れがあるため、冬越しさせる場合は室内に入れる等の対策が必要になるでしょう。
種毎の育て方は写真をクリックすると出てきます。
このページでは主に種の種類と特徴、園芸品種の種類と特徴を記載しています。
原産:西インド諸島/ブラジル
学名:alternanthera dentata
草丈:約30cm~90cm
開花時期:10月~11月
鑑賞期間(葉):5月~11月
花色:白色〇黄色●
葉色:紫色●赤色●桃色●
分類:多年草
耐寒性:弱い
耐暑性:強い
誕生花:10月14日/10月18日
花言葉:「燃え上がった情熱」「熱しやすく冷めやすい」
特徴:アカバセンニチコウは学名alternanthera dentata、別名「アルテルナンテラ・デンタータ」や「ルビー・リーフ・アルテルナンテラ(ruby leaf alternanthera)」とも呼ばれるブラジル及び西インド諸島が原産の多年草です。和名「アカバセンニチコウ」の由来は赤色(紫色)の葉とセンニチコウの様な球形の花からきています。属名アルテルナンテラ(alternanthera)はラテン語で「交互」を意味するalternoと「葯」を意味するantheraからきており雄蕊と仮雄蕊が交互する事に由来しています。また種小名のデンタータ(dentata)はラテン語で「歯状の/歯のある」を意味しています。
アカバセンニチコウの特徴(魅力)
- 上品なお庭に合う美しい紫(~赤紫)の葉色
- 鑑賞期間が長くカラーリーフは晩春から晩秋頃まで楽しめる
- 葉が大きく草丈も1m近くになり見応えがある
- 秋に開花する球形をした薄黄色の可愛らしい花
- 暑さに強く高温期にどんどん成長する
- 晩春から初夏頃に挿し木しておけば数ヶ月で立派に成長する
園芸では美しい葉と可愛らしい花を鑑賞する目的で育てられる事が多く、花壇の中に植えて大きく成長させ高さと立体感を出したり、また鉢植えの中でコンパクトに育てて玄関先等に飾ったりする事が出来ます。黒色に近い上品な紫色の葉は、落ち着いた雰囲気がありエレガントな雰囲気漂うお庭などによくあうでしょう。
開花時期は中秋から晩秋、花色は白色もしくは薄黄色、花序は小花が集まり直径約1cmの頭花になり頂生もしくは葉腋から花を咲かせます。草姿は直立して高さ約30(90)cm × 幅は約30(60)cmまで成長します。葉色は紫色(~赤紫色)や桃色、葉身は楕円形もしくは卵形で、葉序は対生葉序につきます。
アカバセンニチコウは一般的に挿し木で増やされますが、株分けや種によって増やすことも出来ます。育てる際は夏の高温多湿に強い一方で、乾燥を苦手にしているため水分の管理には注意が必要です。また冬の寒さに弱く霜に当たると枯れるため、冬越しさせる場合は室内に入れる等の対策が必要になるでしょう。
原産:南アメリカ/中央アメリカ
学名:alternanthera brasiliana
草丈:約30cm~90cm
開花時期:10月~11月
花色:白色〇
葉色:赤色●紫色●
分類:多年草
花言葉:「燃え上がった情熱」「熱しやすく冷めやすい」
特徴:
アルテルナンテラ(ブラジリアーナ)は学名alternanthera brasiliana、別名「ラージ・パープル・アルテルナンテラ(large purple alternanthera)」や「ブラジリアン・ジョイウィード(Brazilian joyweed)」とも呼ばれる南アメリカ及び中央アメリカが原産の多年草です。属名アルテルナンテラ(alternanthera)はラテン語で「交互」を意味するalternoと「葯」を意味するantheraからきており雄蕊と仮雄蕊が交互する事に由来しています。また種小名のブラジリアーナ(brasiliana)は「ブラジルの」を意味しており、自生地に由来しています。
アルテルナンテラ(ブラジリアーナ)の特徴(魅力)
- 上品なお庭に合う美しい紫(~赤紫)の葉色
- 鑑賞期間が長くカラーリーフは晩春から晩秋頃まで楽しめる
- 通常は草丈1m程度のものの草丈も3m迄成長する事がある
- 秋に開花する球形をした薄黄色の可愛らしい花
- 暑さに強く高温期にどんどん成長する
- 晩春から初夏頃に挿し木しておけば数ヶ月で立派に成長する
園芸では美しい葉と可愛らしい花を鑑賞する目的で育てられる事が多く、花壇の中に植えて大きく成長させ高さと立体感を出したり、また鉢植えの中でコンパクトに育てて玄関先等に飾ったりする事が出来ます。黒色に近い上品な紫色の葉は、落ち着いた雰囲気がありエレガントな雰囲気漂うお庭などによくあうでしょう。
開花時期は中秋から晩秋、花色は白色もしくは薄黄色、花序は小花が集まり直径約1~2cmの頭花になり頂生もしくは葉腋から花を咲かせます。草姿は直立して高さ約30(300)cm × 幅は約30(150)cmまで成長します。葉色は紫色(~赤紫色)や桃色、葉身は楕円形もしくは卵形で、葉序は対生葉序につきます。
アルテルナンテラ(ブラジリアーナ)は一般的に挿し木で増やされますが、株分けや種によって増やすことも出来ます。育てる際は夏の高温多湿に強い一方で、乾燥を苦手にしているため水分の管理には注意が必要です。また冬の寒さに弱く霜に当たると枯れるため、冬越しさせる場合は室内に入れる等の対策が必要になるでしょう。
アルテルナンテラ(パープルプリンス)は非常に矮性で広がりがよく、黒みの強い紫色の表面の葉と赤みの紫色の裏面の葉をもつ園芸品種です。高さは最大約35cm × 幅は約50cmまで成長します。 (´・ω・)p楽天で購入q |
原産:カリブ海/南アメリカ
学名:alternanthera ficoidea
草丈:約15cm~30cm
開花時期:10月~11月
花色:白色〇
葉色:緑色●黄色●橙色●赤色●桃色●紫色●白色〇
分類:多年草
誕生花:10月14日/10月18日
花言葉:「変身」「熱しやすく冷めやすい」
特徴:アキランサスは学名alternanthera ficoidea、別名「モヨウビユ」や「アルテルナンテラ・フィコイデア」とも呼ばれるカリブ海及び南アメリカが原産の多年草です。属名アルテルナンテラ(alternanthera)はラテン語で「交互」を意味するalternoと「葯」を意味するantheraからきており雄蕊と仮雄蕊が交互する事に由来しています。また種小名のフィコイデア(ficoidea)は「イチジクに似た」を意味しています。
アキランサスの特徴(魅力)
- 他のアルテルナンテラと比べて葉色が豊富にある所
- 鑑賞期間が長くカラーリーフは晩春から晩秋頃まで楽しめる
- 高さ30cm程度と矮性でコンパクトにまとまる草姿
- 葉は長さ2.5cm程度と小さく捻りや皺が入り動きがある
- 暑さに強く高温期にどんどん成長する
- 晩春から初夏頃に挿し木しておけば数ヶ月で立派に成長する
園芸では美しい葉を鑑賞する目的で育てられる事が多く、コンパクトで管理がしやすい鉢植えにして玄関周り等に飾られたり、また花壇や植え込みに並べて植えて縁どりとして利用されたりします。園芸品種には、葉の縁部分に不規則な白色(~薄黄色)の覆輪が入る「スノーボール」や、緑色の葉の中に不規則に桃色の大きな班が入る「パーティタイム(party time)」等があり、それぞれお庭の雰囲気に合わせて品種を選ぶと良いでしょう。※その他の種や園芸品種は下のリンクから見れます。
開花時期は中秋から晩秋、花色は白色もしくは薄黄色、花序は小花が集まり頭花をつくり葉腋から花を咲かせます。草姿はこんもりとドーム状になり高さ約15(30)cm × 幅は約15(45)cmまで成長します。葉色は緑色や赤色、桃色や橙色、黄色や紫色、白色等があり、葉身は楕円形もしくは卵形で、葉序は対生葉序につきます。
アキランサスは一般的に挿し木で増やされますが、種によって増やすことも出来ます。育てる際は夏の高温多湿に強い一方で、乾燥を苦手にしているため水分の管理には注意が必要です。また冬の寒さに弱く霜に当たると枯れるため、冬越しさせる場合は室内に入れる等の対策が必要になるでしょう。
アキランサス(スノーボール)は非常に背が低く這うように広がる草姿をつくり、葉色は緑色で縁部分に白色の班が不規則に入り、また葉全体がボコボコと不規則に凹凸して個性的な葉の形をしている園芸品種です。高さ約20cm × 幅は約45cmまで成長します。
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学名:alternanthera porrigens
草丈:約30cm~90cm
開花時期:9月~11月
花色:赤色●紫色●
葉色:緑色●
分類:多年草
誕生花:
花言葉:
特徴:千日小坊は学名alternanthera porrigens、可愛らしい花が特徴の多年草です。
千日小坊の特徴(魅力)
- 千日紅を小さくした様な直径約0.5(1.0)cmの粒々した可愛い花が咲く
- 秋から晩秋まで花が長く楽しめる
- 匍匐する様に広がる品種と高さ1m近くまで伸びる直立する品種があ
- 軽い霜であれば耐えられる所
開花時期は中秋から晩秋、花色は赤色もしくは紫色、花序は小花が集まり直径約0.5(1.0)cmの頭花になり集散花序に花を咲かせます。草姿は直立もしくは匍匐して高さ約30(90)cm × 幅は約30(90)cmまで成長します。葉色は緑色、葉身は楕円形もしくは卵形で、葉序は対生葉序につきます。
千日小坊は一般的に挿し木で増やされます。育てる際は夏の高温多湿に強い一方で、乾燥を苦手にしているため水分の管理には注意が必要です。また冬の寒さに弱く霜に当たると枯れるため、冬越しさせる場合は室内に入れる等の対策が必要になるでしょう。
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