原産:南アフリカ 科:フクロソウ(Geraniaceae) 属:ゼラニウム/ペラルゴニウム/テンジクアオイ(Pelargonium) 種:ペルタタム(peltatum) 英名:アイビーゼラニウム(Ivy geranium) 品種:バーガンディアイス(Burgundy ice) 開花時期:3月~12月(9月~10月が最も良く咲く) 花色:赤色●桃色●白色〇 葉色:緑色● 分類:多年草 草丈:約30cm 誕生花:7月5日/11月26日 花言葉:「結婚」「真の愛情」 | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
アイビーゼラニウム(バーガンディアイス)は高さが約30cmと非常にコンパクトで、薄桃色(白色)と赤色の縞模様ある花弁が幾重にも重なり半八重咲きし球状に小花が密につき咲き、葉はハート形で葉縁が浅く5裂します。
開花時期は春から晩秋、花色は赤色と桃色(白色)で、個々の花は半八重咲きで、花序は茎頂に小花が球状に集まり散形花序の用に花を咲かせます。草姿は半ツル性で高さは約30cm × 幅は約50cmまで成長します。葉色は緑色しばしば茶色の班が入り、葉身は心形(腎臓形)もしくは円形で浅く5裂して、葉序は互生葉序につきます。
アイビーゼラニウムの特徴(魅力)は、アイビー(ヘデラ)の葉を連想させる様な装飾的な葉と、茎の頂部で小花が集まり咲く球状の花姿、ハンギングバスケット等に植えると下垂する様に枝垂れる優雅な草姿にあります。
アイビーゼラニウムの葉は円形からハート形で、葉縁が浅く(~深く)5回避けており、装飾性の高い優美な葉をもちます。茎は細く多肉質で長さ約2m迄成長する事があり、トレリス等に誘引して育てられたり鉢植えに植え育てられたりします。花は環境や育て方で左右される事もありますが、暖かく明るい環境であれば基本的に1年を通して花を開花させる事が出来ます。個々の花は通常花弁が5個で上に2個と下に3個あり、品種により八重咲きして茎の頂部で小花が集まり散形花序の様に花を咲かせます。
園芸では一般的にハンギングバスケットや鉢植え等に植えて下垂する優雅な草姿と花姿を鑑賞する目的で育てられます。またトレリス等に茎を誘引して育てる事も出来ます。園芸品種には、白色から桃色の覆輪が入る葉がカラーリーフとして魅力的な「エレガンテ」や薄桃色の花がロマンチックな雰囲気をつくる「シュガーベイビー」等があり、それぞれお庭の雰囲気に合わせて品種を選ぶと良いでしょう。※その他の種や園芸品種は下のリンクから見れます。
アイビーゼラニウムは一般的に挿し木で増やされますが、種によって増やされる事もあります。育てる際は夏の暑さに耐える一方で、長雨等によるジメジメとした過湿を苦手にしており、また冬の寒さも苦手にしているため越冬する際は管理に注意が必要です。
ゼラニウムの主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。