ビオラ(ハートスローブ)の特徴
原産:北アメリカ 科:スミレ(Violaceae) 属:スミレ(Viola) 品種:ハートスローブ 開花時期:3月~5月 花の色:紫色●桃色● 葉色:緑色● 分類:多年草 草丈:20cm 草姿:ロゼット状 | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
ビオラ(ハートスローブ)はビオラ(マーズ)が突然変異した品種で、葉や斑点が大きく色濃いのが魅力です。草姿はロゼット状をしており、基部から長い葉柄を伸ばし葉の芯に黒色の斑があるハート形の葉をつけます。花はやや葉に隠れ気味に紫色から桃色の花を咲かせます。
開花時期は早春から晩春、花色は紫色もしくは桃色でスミレの花特有の上弁が2個、側弁が2個、唇弁が1個のスミレ形花冠の花を単頂花序に咲かせます。草姿はロゼット状で高さは約20cm × 幅は35cmまで成長し、葉色は緑色と黒色の複色で葉形はハート形(腎臓形)をしており長い葉柄を付け根出葉します。
ビオラ(ハートスローブ)は矮性でコンパクトな草姿をしており花壇の境界で縁どりを作ったり、寄せ植えやハンギングバスケットの素材に使えます。また耐陰性も強く直射日光が少ない環境でも育てられるためシェードガーデンにもおすすめできます。緑色と黒色の複色の葉はカラーリーフとしての働きもよく個性的な葉色で人目を強く引き付け、花のない時期も楽しめるでしょう。
ビオラ(ハートスローブ)は夏の暑さをやや苦手にしていますが、冬の寒さに強く丈夫で育てやすい多年草です。
スミレの主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。
ビオラ(ハートスローブ)の育て方