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原産:ヨーロッパ/西アジア 科:キキョウ(Campanulaceae) 属:カンパニュラ/ホタルブクロ(Campanula) 種:モモノハギキョウ(persicifolia) 品種:タキオン(takion) 開花時期:5月~7月 花の色:青色●白色〇 葉色:緑色● 分類:常緑多年草 草丈:約40~50cm 誕生花:7月10日 花言葉:「誠実」「感謝」「節操」 | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
モモノハギキョウ(タキオン)は一般的な種と比べて背が低くコンパクトで、また多花性で直径約5cmの小花が茎に幾つも連なって穂状になり、小花は横向きからやや上向きに開花する魅力的なシリーズです。シリーズには透き通る湖面を連想させる様な青色の花を咲かせる「タキオン ブルー」やウェディングを連想させる様な純白の花を咲かせる「タキオン ホワイト」があります。
開花時期は晩春から夏、花色は青色もしくは白色、個々の花は長さ及び直径が5cmあり鐘形で花先が5裂して、花序は小花が穂状に集まり総状花序に花を咲かせます。草姿はロゼット状で高さは約40(50)cm × 幅は30(40)cmまで成長します。葉色は緑色、葉身はヘラ形もしくは楕円形か線形で、葉序は根生葉もしくは互生葉序につきます。
モモノハギキョウの特徴(魅力)は、吹けば倒れる様な細く華奢な茎に鐘形の大きな花を幾つも連ね咲く花姿にあります。茎は通常、分枝をすることなく垂直に伸びて最大120cm迄成長し、基部から何本も茎が伸びて叢生します。葉は基部から出る根生葉と茎につく茎葉があり、基部から出る葉は大きくヘラ形で目立ちますが、茎につく葉を細く線状で目立たないため、開花期には茎と花だけの様な洗練された草姿を作り出します。
園芸では花壇の中央や後方に植えられる事が多く、垂直に伸びる茎は分枝する事なく最大120cmまで伸びるため単調になりがちな平らな花壇の中で高さというアクセントを作りリズム感のある美しい背景を作ります。またイングリッシュガーデン(コテージガーデン)では定番の花として親しまれている為、イングリッシュガーデンをつくるには活用してみるのもよいでしょう。
園芸品種には、空の色を連想させる様な水色と白色の二色の花色が魅力的な「チェトルチャーム」や青紫色の花弁が幾重にも重なり八重咲きする上品な花を咲かせる「ラ ベル」等があり、それぞれお庭の雰囲気に合わせて品種を選ぶと良いでしょう。※その他の種や園芸品種は下のリンクから見れます。
モモノハギキョウは挿し木や株分け、播種により増やす事が出来ます。育てる際は冬の寒さに強いですが、夏の暑さや乾燥をやや苦手にしているため夏越しの管理には注意が必要です。