カンパニュラ(ホタルブクロ)は属の中に約425種があり、園芸でも多くの種が親しまれています。例えば、フウリンソウは一年草ですが花の形がぷっくり膨らみ風鈴のように可愛らしい外観をしている所が魅力です。またホタルブクロは日本にも自生しており茎を湾曲させながら釣り鐘のように優雅に咲く花姿をしています。
カンパニュラ(ホタルブクロ)属の種ごとの育て方は写真か育て方をクリックすると出てくる為よかったらそちらをご覧下さい!
このページでは主な種の種類と特徴、園芸品種の種類と特徴を紹介しています。
目次
- カンパニュラ属の種の簡易比較
- フウリンソウの特徴
- モモノハギキョウの特徴
- ホタルブクロの特徴
- ヤツシロソウの特徴
- ホシギキョウの特徴
- オトメギキョウの特徴
- ラティフォリア種の特徴
- ラクティフローラ種の特徴
- チャボギキョウの特徴
- タケシマナ種の特徴
- ニワギキョウの特徴
- イトシャジンの特徴
- ラプンクロイデス種の特徴
- アリアリフォリア種の特徴
- ピラミダリス種の特徴
- ミヤマツリガネソウの特徴
- その他のカンパニュラの品種
カンパニュラ属の種の簡易比較
種 | 比較 |
---|---|
フウリンソウ | ・一・二年草 ・草姿は一年目はロゼットを形成して翌年に茎を垂直に伸ばす。 ・壺のように丸みを帯びる花が穂に連なる花姿が魅力です。 ・花の形はやや膨らむ鐘形または壺形 ・花の向きは横から斜め上 ・花は収穫されて切り花にも利用されます。 |
モモノハギキョウ | ・多年草 ・草姿は叢生して茎が何本も出ます ・茎は細く華奢で垂直に伸びる ・葉は線形で細く華奢 ・花の形は鐘形 ・花の向きは横から斜め上 |
ホタルブクロ | ・多年草 ・草姿は匍匐枝で広がり茎が何本も出る ・茎は直立して花の重みで湾曲する事もある ・花の形は鐘形 ・花の向き下向き |
ヤツシロソウ | ・多年草 ・草姿は直立 ・茎は太め ・花は末端に密集する総状花序 ・花は上・斜め・水平に向く |
ホシギキョウ | ・多年草 ・草姿はマット状 ・茎は匍匐または匍匐した後に立ち上がる ・葉の形は心形(ハート形) ・花は総状花序 ・花の形は漏斗形で裂片が星のようになる |
オトメギキョウ | ・多年草 ・草姿はマット状 ・茎は匍匐または匍匐した後に立ち上がる ・葉の形は心形または腎形 ・葉の縁部分が裂けてギザギザ ・花は総状花序 ・花の形は漏斗形で裂片が星のようになる |
ラティフォリア種 | ・多年草 ・草姿は叢生 ・茎は直立で基本的に分枝しない ・葉の形は心形または卵形か披針形 ・葉の縁部分が裂けてギザギザ ・花は総状花序 ・花の形は鐘形 ・花は長さ6cmに達する事があり大きい |
ラクティフローラ種 | ・多年草 ・草姿は叢生 ・茎は直立で基本的に分枝しない ・花は円錐花序のため花穂がボリューミー ・花の形は鐘形または漏斗形 |
チャボギキョウ | ・多年草 ・草姿は叢生 ・草丈は10~15cmでマット状に広がる ・茎は直立で基本的に分枝しない ・花は総状花序 ・花の形は鐘形または漏斗形 ・花柄は湾曲するため花は俯くように咲く |
タケシマナ種 | ・多年草 ・草姿は匍匐枝で広がり茎が何本も出る ・茎は直立して花の重みで湾曲する事もある ・花の形は鐘形 ・花の向き下向き |
ニワギキョウ | ・多年草 ・草姿は叢生 ・草丈は10~30cmでマット状に広がる ・茎は直立または横に広がる ・花は総状花序 ・花の形は基部から上部に向かい大きく広がる ・花の縁部分の裂けは浅い |
イトシャジン | ・多年草 ・草姿は叢生して茎が何本も出ます ・茎は細く華奢で垂直に伸びる ・葉(茎葉)は線形または糸状で細く華奢 ・花序は円錐花序 ・花の形は鐘形 ・花の大きさは長さ約1.5~3cmと小振り ・花の向きは横から斜め下 |
ラプンクロイデス種 | ・多年草 ・草姿は叢生 ・茎は直立で基本的に分枝しない ・葉の形は心形または卵形か披針形 ・花は総状花序 ・花の形は鐘形 ・地面下に根茎・塊茎がある ・根茎・塊茎の裂片からでも再生するため駆除が難しい傾向があります。 |
アリアリフォリア種 | ・多年草 ・草姿は匍匐枝で広がり茎が何本も出る ・茎は直立して花の重みで湾曲する事もある ・葉の形がハート形 ・花の形は鐘形 ・花の色は白色 ・花の向き下向き |
ピラミダリス | ・多年草 ・草丈が100~200cmと高くなる ・草姿は叢生 ・茎は直立で基本的に分枝しない ・花は円錐花序になり花房は円錐型になる ・花の形は鐘形 |
ミヤマツリガネソウ | ・多年草 ・草姿はロゼットを形成した後に茎を伸ばす ・花の形は鐘形 ・花の筒内部に髭のような毛が生える ・花の向きは下向き |
フウリンソウの特徴や園芸品種
- 原産:南ヨーロッパ
- 学名:Campanula medium
- 草丈:約60~80cm
- 分類:一・二年草
- 開花時期:4月~7月
- 花色:桃色●紫色●青色●白色〇
- 葉色:緑色●
- 耐暑性:普通
- 耐寒性:強い
- 誕生花:4月23日/7月10日/7月27日
- 花言葉:誠実/感謝/節操
- 用途:背が高い花/切り花/
- 購入方法:フウリンソウを楽天で購入
フウリンソウとは!?
フウリンソウは学名Campanula medium、別名では「カンパニュラ・メジューム」や「カンタベリー ベル(Canterbury bells)」等とも呼ばれる多年草です。原産地は南ヨーロッパ、自生地は岩や石の多い崖地などにあります。
フウリンソウの語源(由来)
- 属名のCampanulaは、ラテン語で「鐘」を意味する「Campana」と、サイズが「小さい」事を意味する「-ula」の二語で構成されており、花が小さい鐘に似ている事に由来します。
- 種小名のmediumは「中間」「平均の」を意味しています。
フウリンソウの特徴(魅力)
- フウリンソウは、真っ直ぐと茎が伸びる行儀の良い草姿と、一個一個の花が大きめで、花の形が壺のように丸く膨らむ所、花が何個も茎に連なって咲く豪華な花姿が特徴の植物です。
- 草姿はロゼット状または直立、一年目はロゼット状で根生葉を地面に広げて過ごし、翌年の春に茎を垂直に最大80cmまで伸ばし成長します。
- そのため花壇の中で立体感を出したり、花壇の後方の背景として利用することが出来ます。
- 葉は楕円形または狭楕円形、茎葉は抱茎して葉の基部が茎を抱くように密着しています。
- 花序は総状花序、茎に沿って花が沢山並んで咲くため、開花期間中は非常に豪華な花姿をつくります。
- 花は鐘形または壺形、5個の花弁が殆ど合着しており、下部が筒状で鐘のように真っ直ぐまたは壺のように膨らみ、上部が裂けます。
- 花は収穫して切り花として花瓶の中に飾られて楽しまれる事もあります。
フウリンソウの草丈は約60(~80)cm、草姿は一年目はロゼットを形成して、翌年に茎を直立に伸ばします。茎は緑色、褐色から白色の剛毛が生えます。
葉序は根生葉または互生葉序、葉色は緑色、葉身の長さは約12(~15)cm、葉身の形は楕円形または狭楕円形、葉の葉縁部分には鋸歯があり、葉の基部は抱茎して密着します。
花序は総状花序、花冠の長さ約5cm、花冠の形は鐘形または壺形、鐘形は花冠が殆ど基部から繋がり先端に裂片に5個あります。花の色は桃色・紫色・青色・白色です。
果実は蒴果(複数の心皮からなり果皮が裂開して種子を放出する)です。
フウリンソウの切り花の楽しみ方
- 切り花の収穫は花が十分水分を含んでいる朝の涼しい時間帯もしくは夕方におこないましょう。
- 茎に付いた葉は水揚げを悪くするため必要な分を除いて全て取り外しましょう。
- 水揚げは水切りもしくは湯揚げを行います。
- 花瓶に水を入れて花を生けましょう。
- 管理は必要に応じて数日ごとに切り戻しと水換えを行いましょう。
- 日持ちは管理の方法でも左右されますが約5~7日です。
水切り法
水切り法とは、切り花の切り口を水の中に付けた状態で切り戻しを行い、切り口の更新を行う水揚げ方法です。
水切りは、特定の植物または特定の条件を除いた、殆どの植物に行われている、最も一般的な水揚げ方法になります。
水切りは、水の中で茎を切るため導管内に気泡が入りにくいメリットがあります。また水切りを行うことで「微生物」「空気」「その他」が原因で詰まっている茎を取り除くため、切り口からの水揚げ正常に戻ります。
水切りの方法
切り花の切り口を水の中に浸けます。水の中につけた状態で、切口の根元から上に1~5cm程度を取り除くつもりで、ハサミを使って斜めにカットします。
切り口部分を斜めにすることで、吸水部分が広がり、水揚げの効果が高まります。
湯揚げ法
湯揚げ法とは、切り花の切り口をお湯の中と冷水につけて、吸水を改善する水揚げ方法です。※水切りなどをしても、水揚げが上手くいかない場合等に行われます。
湯揚げは、導管内にある空気を熱で膨張させて外に押し出す効果があり、また熱のショックで一気に吸水する効果があります。またお湯で熱するため、切り口部分の雑菌が死滅して、微生物の影響が抑えられます。
湯揚げの方法
- お湯(約60~100度)と冷水を準備します。
- 切り花の花や葉が湯気で弱らないように、新聞紙で切り花を覆います。ただし、切り口の部分はお湯につけるため、茎の下部は新聞紙から出しておきましょう。
- 切り口の根元から上に1~5cm程度を取り除くつもりで、ハサミを使って斜めにカットします。
- お湯(約60~100度)の中に切り口を付けて、切り口から空気が出てこなくなるのをまちます。お湯につける時間はおおよそ20~60秒です。
- お湯から切り花を出して、そのまま冷水の中に2時間程度浸けて水揚げします。
- 水揚げが終わったら必要に応じて水切りを行い花瓶に生けて楽しみます。
フウリンソウの園芸品種の紹介
楽天で購入 チャンピオン・シリーズは、一般的なフウリンソウと比べて栽培期間が大幅に短縮されており、種から育てて最短15週で花が咲きます。また生産性の高さの他にも、茎の高さや花の大きさ等の均一性が高いことから、切り花の収穫を目的に商業的にも栽培されています。シリーズの中には桃色・紫色・薄い紫色・白色の花色があります。 | 楽天で購入 メイ・シリーズは、一般的なフウリンソウと比べて栽培期間が大幅に短縮されており、秋に種を撒いた場合も翌年春に花を咲かせる事が出来る所が特徴です。また株元から直立する茎が何本も伸びるため、開花後に切り花として沢山の花を収穫できる所も魅力です。シリーズの中には桃色・紫色・白色の花色があります。 |
モモノハギキョウの特徴や園芸品種
- 原産:ヨーロッパ/西アジア
- 学名:Campanula persicifolia
- 草丈:約50~100cm
- 分類:多年草
- 開花時期:5月~7月
- 花色:紫色●青色●白色〇
- 葉色:緑色●
- 耐暑性:普通
- 耐寒性:強い
- 用途:切り花/コテージガーデン/エレガントガーデン/ロックガーデン
- 購入方法:楽天で購入
モモノハギキョウとは!?
モモノハギキョウは学名Campanula persicifolia、別名では「カンパニュラ・ペルシキフォリア」や「モモバギキョウ(peach-leaved bellflower)」とも呼ばれる多年草です。原産地はヨーロッパおよび西アジア、自生地は林縁や牧草地、岩の多い場所などにあります。
モモノハギキョウの語源(由来)
- 属名のCampanulaは、ラテン語で「鐘」を意味する「Campana」と、サイズが「小さい」事を意味する「-ula」の二語で構成されており、花が小さい鐘に似ている事に由来します。
- 種小名のpersicifoliaはラテン語で「桃の葉」を意味します。
モモノハギキョウの特徴(魅力)
- モモノハギキョウは、行儀よく真っ直ぐ茎を伸ばして成長する習慣と、華奢な茎葉と大きく華やかな花の対比が特徴の植物です。そのため、上品で洗練された雰囲気を演出する事が出来ます。
- 草姿は叢生、根茎で緩やかに広がり、根茎から茎を出すためコロニー(群生)をつくり、また茎は殆ど分枝することなく真っ直ぐ上に成長するため、行儀の良い洗練された雰囲気をつくります。
- 葉は上部では細い線形をしているため、雑多な印象を与えにくく洗練された雰囲気をつくります。
- 花序は総状花序に、茎に沿って数個の花が並んで咲きます。あまり密にならず、細い茎が華奢な印象を与えるため、楚々とした可憐な雰囲気をつくります。
- 花は鐘形ま、5個の花弁が殆ど合着しており、下部が筒状で鐘のように上部が裂けています。
モモノハギキョウの草丈は約50(~100)cm、草姿は叢生、根茎があり、根茎から茎を複数だします。茎は基本的に分枝せず直立、茎は細く華奢です。
葉序は根生葉または互生葉序、根生葉と茎葉(下部)は葉柄があり、茎葉(上部)には葉柄がありません。葉色は緑色、葉身の形はヘラ形または狭楕円形か線形です。
花序は総状花序、花冠の長さ約3(~5)cm、花冠の形は鐘形、鐘形は花冠が殆ど基部から繋がり先端に裂片が5個あります。花の色は紫色・青色・白色です。
果実は蒴果(複数の心皮からなり果皮が裂開して種子を放出する)です。
モモノハギキョウの園芸品種の紹介
楽天で購入 タキオン・シリーズは、一般的なモモノハギキョウよりも草丈が低くコンパクトに成長する習慣があり、花の直径が約5~7cmと大きいため、より華やかで豪華な雰囲気を演出する事が出来る園芸シリーズです。 | チェトルチャームは、花の縁部分がほんのりと青色に色付く白色の花色が空の色を想像させる園芸品種です。白色と薄い青色は、清潔感と爽やかさを演出する事が出来ます。そのため、心と体を癒すヒーリングガーデンや、上品さをテーマにしたエレガントガーデンなどにおすすめです。草姿は直立、株は高さ50~100cmに成長します。 |
楽天で購入 テルハムビューティは、やや粉っぽさを感じさせるラベンダーブルーの上品な花色が特徴の品種です。やや白色を帯びる青紫色は、上品さや落ち着いた雰囲気を感じさせます。そのため、優雅さをテーマにしたエレガントガーデンなどにおすすめです。草姿は直立、株は高さ50~100cmに成長します。 | 楽天で購入 グランディフローラは、一個一個の花が大きくて、花が穂を状に連なって咲くため豪華な花姿をつくります。花の色は、ブルーとホワイトがあるため、お庭の雰囲気に合わせて色を選べる所も魅力です。草姿は直立、株は高さ50~100cmに成長します。 |
Ivy ・楽天で購入 ラ・ベルは、花の形が八重咲き、花弁は筒状で何層にも重なるため、華やかさと行儀の良さを感じさせる花姿をつくります。花の色は青紫色、青紫色は落ち着いた印象を与えたり、上品な印象を与えたりするため、エレガントガーデンなどにピッタリな品種です。草姿は叢生、株は高さ約60cmに成長します。 | ラ・ボナミーは、花の形が八重咲き、花弁は筒状で何層にも重なるため、華やかさと行儀の良さを感じさせる花姿をつくります。花の色は白色、白色は明るく輝くような印象を与えたり、清潔感さや純潔さを感じさせます。そのため、エレガントガーデンやウェディングガーデンなどにピッタリな品種です。草姿は叢生、株は高さ約60cmに成長します。 |
モーハイミは、古くからある品種です。花の形は八重咲き、花弁は筒状で何層にも重なるため、華やかさと行儀の良さを感じさせる花姿をつくります。花の色は白色、白色は明るく輝くような印象を与えたり、清潔感さや純潔さを感じさせます。そのため、エレガントガーデンやウェディングガーデンなどにピッタリな品種です。草姿は叢生、株は高さ約50~80cmに成長します。 |
ホタルブクロの特徴や園芸品種
- 原産:日本/東アジア/シベリア
- 学名:Campanula punctata
- 草丈:約30~100cm
- 分類:多年草
- 開花時期:5月~7月
- 花色:赤色●桃色●紫色●青色●白色〇
- 葉色:緑色●
- 耐暑性:強い
- 耐寒性:強い
- 誕生花:4月23日/7月10日/7月27日
- 花言葉:誠実/感謝/節操/愛らしさ
- 用途:切り花/コテージガーデン
- 購入方法:ホタルブクロを楽天で購入
ホタルブクロとは!?
ホタルブクロは学名Campanula punctata、別名では「カンパニュラ・プンクタータ」や「スポッテッド ベルフラワー(spotted bellflower)」などとも呼ばれる多年草です。原産地は日本及びシベリア、東アジアにあり、日本では北海道・本州・四国・九州に分布して山野に自生しています
ホタルブクロの語源(由来)
- 属名のCampanulaは、ラテン語で「鐘」を意味する「Campana」と、サイズが「小さい」事を意味する「-ula」の二語で構成されており、花が小さい鐘に似ている事に由来します。
- 種小名のpunctataは、ラテン語で「斑点のある」を意味しており花の内側にあるスポットに由来します。
- ホタルブクロの由来は、花を袋に見立てて、花の中にホタルを入れて子供が遊んでいた所からきています。
ホタルブクロの特徴(魅力)
- ホタルブクロは、直立した茎が何個もの花の重みで湾曲する優雅な姿や、花が下向きに開花するところ、花の形が細長い鐘形をしている所、花の中に点々としたスポットが入るところなどが特徴の植物です。
- 草姿は直立、匍匐枝で広がり、匍匐枝から茎を出すためコロニー(群生)を作る事があります。
- 花序は総状花序に、茎に沿って複数の花が並び、下向きに花を咲かせます。複数の花が茎の先の方に咲くため、茎は花の重みで湾曲する傾向にあり、自由で優雅な雰囲気を演出する事ができます。
- 花の大きさは約3~5cm、花の形は鐘形、5個の花弁が合着して鐘の様な形をしており、上部が裂けて5個の裂片をもちます。
- 花の色は赤色・桃色・青色・紫色・白色などがあり、筒内部はふつう点状のスポット(斑点)があります。
ホタルブクロの草丈は約30(~100)cm、草姿は直立、匍匐枝があり、匍匐枝から茎を複数だします。茎は直立または花の重みで湾曲、茎の色は緑色または赤みを帯びます。
葉序は根生葉または互生葉序、根生葉は春に現れて花期には枯れる、根生葉の葉柄は長く、茎葉(下部)は葉柄があり、茎葉(上部)には葉柄がない場合がある。葉色は緑色、葉身の形は卵形または披針形、葉縁部分には鋸歯があります。
花序は総状花序、花冠の長さ約3(~5)cm、直径は2(~2.5)cm、花冠の形は鐘形、鐘形は花冠が殆ど基部から繋がり先端に裂片が5個あります。花の色は赤色・桃色・紫色・青色・白色です。
果実は蒴果(複数の心皮からなり果皮が裂開して種子を放出する)です。
ホタルブクロの園芸品種の紹介
楽天で購入 チェリーベルは、花の色が桃色(レッドピンク)と白色の二色で、花弁の縁部分(合着部も含め)に白色の覆輪が入ります。そのため、可愛らしさと上品さを感じさせる事が出来る園芸品種です。 | 楽天で購入 シルバーベルズは、一般的なホタルブクロと比べて高さが35cmまでにしかならずコンパクトに成長する習慣があり、紫がかる上品な葉と、赤みを帯びた白色(灰色)の花色が特徴の園芸品種です。 |
楽天で購入 サラストロは、花に不稔性の性質があるため種子が作られません。そのため、こぼれ種で増えたり、種子作りで株が弱る心配がありません。花は濃い青紫色、濃い青紫色は落ち着いた印象を与えたり、深い闇などのミステリアスな雰囲気を演出する事が出来ます。そのため、落ち着いた雰囲気があるエレガントガーデンや、深い闇や魔法の世界を想像させるテーマガーデンなどにおすすめの品種です。 | 楽天で購入 アケボノは、花の色がやや紫色を帯びる赤色をしています。赤紫色は「上品さ」「優雅さ」を想像させる色です。そのため、優雅をテーマにするエレガントガーデンや、高級感のあるラグジュアリーガーデンにおすすめの品種です。 |
紫桜館 山の花屋 楽天市場店 ・楽天で購入 白花二重咲きホタルブクロは、花の形が八重咲き、花弁は筒状で重なるため華やかな印象を与える花姿が楽しめます。花の色は白色、白色は明るく輝くような印象を与えたり、清潔感を感じさせるため、エレガントガーデンやウェディングガーデンなどにおすすめの品種です。 | 紫桜館 山の花屋 楽天市場店 ・楽天で購入 桃花二重咲きホタルブクロは、花の形が八重咲き、花弁は筒状で重なるため華やかな印象を与える花姿が楽しめます。花の色は桃色、可愛らしい印象やふんわりとした優しい雰囲気をつくるため、心が癒される様な優しい雰囲気のお庭や、甘くロマンチックな雰囲気のお庭などによくあうでしょう。 |
楽天で購入 ウェディングベルは、花の形が八重咲き、花弁は筒状で重なるため華やかな印象を与える花姿が楽しめます。花の色は白色、白色は明るく輝くような印象を与えたり、清潔感を感じさせるため、エレガントガーデンやウェディングガーデンなどにおすすめの品種です。 |
ヤツシロソウの特徴や園芸品種
- 原産:ヨーロッパ/アジア/日本
- 学名:Campanula glomerata
- 草丈:約50~100cm
- 分類:多年草
- 開花時期:5月~8月
- 花色:紫色●青色●白色〇
- 葉色:緑色●
- 耐暑性:普通
- 耐寒性:強い
- 誕生花:4月23日/7月10日/7月27日
- 花言葉:誠実/感謝/節操/従順な人
- 用途:背が高い花/切り花/コテージガーデン
- 購入方法:ヤツシロソウを楽天で購入
ヤツシロソウとは!?
ヤツシロソウは学名Campanula glomerata、別名「リンドウザキカンパニュラ」や「クラスター ベルフラワー(clustered bellflower)」とも呼ばれる多年草です。原産地はヨーロッパおよびアジア、日本にあり、日本では九州の熊本県八代市に分布しています。
ヤツシロソウの語源(由来)
- 属名のCampanulaは、ラテン語で「鐘」を意味する「Campana」と、サイズが「小さい」事を意味する「-ula」の二語で構成されており、花が小さい鐘に似ている事に由来します。
- 種小名のglomerataはラテン語で「球状の」「集まった」を意味しており、花が集まって咲く花序の形に由来します。
- ヤツシロソウの由来は自生地である熊本県の八代市からきています。
ヤツシロソウの特徴(魅力)
- ヤツシロソウは、茎が殆ど分枝することなく垂直に伸びるため行儀良い草姿をしています。また茎の頂部に花が密に集まるため球状の花姿になる所が特徴の植物です。
- 草姿は叢生、根茎をもち、複数の茎を出すためコロニー(群生)をつくる事があり、また茎は殆ど分枝することなく真っ直ぐ上に成長するため、行儀の良い洗練された雰囲気をつくります。
- 茎はやや太めなためガッシリしたやや無骨な印象を与えやすく、茎の色は緑色または赤みを帯びます。
- 花序は総状花序、茎の節に沿って花をつけますが、茎の末端に花が集まるため、頂部ではボリュームよく球状に集まる花姿を観察出来ます。
- 花は鐘形、5個の花弁が合着して筒状(鐘形)になっており、花の上部は筒部が裂けて、5個の裂片にわかれます。裂片は長めで先端が尖ります。
ヤツシロソウの草丈は約50(~100)cm、草姿は叢生、根茎があり、茎は直立して基本的に分枝せず、茎は太め、茎の色は緑色または赤みをおびます。
葉序は根生葉または互生葉序、根生葉と茎葉(下部)は葉柄があり、茎葉(上部)は葉柄がなく抱茎します。葉色は緑色、葉身の長さは約6(~15)cm、葉身の形は楕円形または卵形か披針形、葉縁部分には鋸歯があります。
花序は総状花序、総状花序は花が節ごとにつきますが、茎の末端に花が集まるため頂部では球状の外観をつくります。花冠の直径約2(~3)cm、花冠の形は鐘形、鐘形は花冠が殆ど基部から繋がり先端に裂片が5個あります。花の色は紫色・青色・白色です。
果実は蒴果(複数の心皮からなり果皮が裂開して種子を放出する)です。
ヤツシロソウの園芸品種の紹介
楽天で購入 フレヤは、一般的なヤツシロソウよりも草丈が低くコンパクトに成長する習慣があるため、小さな花壇や鉢植えの中でも育てやすいです。花も密につくため、非常にボリュームと見た目が良くて、青紫色の花の色が落ち着いた雰囲気を演出します。そのため、上品なエレガントガーデンなどにおすすめの品種です。 | ジェンティブルーは、一般的なヤツシロソウよりも草丈が低く、また成長が早くコロニー(群生)を素早くつくり開花期には沢山の花を咲かせる傾向にあります。花の色は青紫色、青紫色は落ち着いた雰囲気を演出するため、上品なエレガントガーデンなどにおすすめの品種です。 |
ジェンティホワイトは、一般的なヤツシロソウよりも草丈が低く、また成長が早くコロニー(群生)を素早くつくり開花期には沢山の花を咲かせる傾向にあります。花の色は白色、白色は光を最も反射するため明るい印象を与えたり、また汚れのない清潔な印象を与えたりします。そのため、明るく輝くような雰囲気のお庭や、清潔感のある洗練された雰囲気のお庭などを作りたい時におすすめの色です。 | 楽天で購入 ツイスターベルは、花の色が青色と白色の二色で、花の中に白色の絞り模様が入ります。そのため、水の流れと光の煌めきを想像させるような爽やかな園芸品種です。 |
ベルフルール・シリーズは、一般的なヤツシロソウと比べて遥かに草丈が低くて高さが30cm程度にしかならずコンパクトに成長する習慣があり、コロニー(群生)をつくり沢山の花を咲かせるシリーズです。シリーズの中には花の色に合わせて「ベルフルール・ブルー」と「ベルフルール・ホワイト」があります。 |
ホシギキョウの特徴や園芸品種
- 原産:クロアチア/ボスニア/ヘルツェゴビナ
- 学名:Campanula poscharskyana
- 草丈:約10~15cm
- 分類:多年草
- 開花時期:5月~7月
- 花色:赤色●桃色●橙色●黄色●紫色●青色●緑色●黒色●白色〇
- 葉色:緑色●黄色●赤色●桃色●紫色●青色●橙色●白色〇黒色●灰色●
- 耐暑性:普通
- 耐寒性:強い
- 誕生花:5月8日/6月20日
- 花言葉:感謝/誠実/大切な人/楽しいおしゃべり
- 用途:コテージガーデン/ロマンチックガーデン/エレガントガーデン/かわいいお庭/フェアリーガーデン/ロックガーデン
- 購入方法:ホシギキョウを楽天で購入
ホシギキョウとは!?
ホシギキョウは学名Campanula poscharskyana、別名「カンパニュラ・ポシャルスキアナ」や「トレーリング ベルフラワー」等とも呼ばれる多年草です。原産地はクロアチアおよびボスニア、ヘルツェゴビナ、自生地はディナル・アルプス山脈にあります。
ホシギキョウの語源(由来)
- 属名のCampanulaは、ラテン語で「鐘」を意味する「Campana」と、サイズが「小さい」事を意味する「-ula」の二語で構成されており、花が小さい鐘に似ている事に由来します。
- 種小名のposcharskyanaはドイツの園芸家Gustav Adolf Poscharsky(1832-1914)への献名です。
ホシギキョウの特徴(魅力)
- ホシギキョウは、地面をマット状に広がるため地面や岩壁を覆う地被植物として利用される事が多いです。また星を想像させるような花の形や、ハートを想像させる葉の形が特徴になります。
- 開花期間中は、総状に沢山の花を咲かせるため、青色や紫色の絨毯が敷かれたかのような美しい景観を作ることがあります。
- 草姿はマット状、茎は匍匐または匍匐して立ち上がる性質があるため地被植物として利用する事が出来ます。また茎は重力に従い下垂するため、壁面のある場所やハンギングバスケット等で使用すると、側面に沿って茎葉が垂れ下がるため、優雅な雰囲気を演出する事が出来ます。
- 葉は小振りでハートの形をしているため、可愛らしい雰囲気を演出する一助になります。また葉縁部分がギザギザとしているため装飾性も高めです。
- 花序は総状花序、茎に沿って花が沢山並んで咲くため、開花期間中は非常に沢山の花が咲きます。そのため、花が地面を覆い花絨毯のような美しい景観を作り出します。
- 花の大きさは直径約2~3cm、花の形は漏斗形で裂片が5個あり、裂片が細長く尖るため、星を想像させるような形をしています。
- ホシギキョウの仕立て方には「被覆植物(グランドカバー)」「花壇の縁取り」「ロックガーデン」「ハンギング」等があります。
- 花壇の縁取りとは、花壇の外縁に沿って、または花壇の外縁を作るように、草丈の低い植物を並べて植えて、花壇外縁のデザインを作る方法です。花壇の中に統一感やリズムを作り、美しい景観を作り出す事が出来ます。
- ホシギキョウは花壇の縁取りに 向いています。何故なら、草姿が低くて匍匐するように広がるため、花壇縁部分をナチュラルに覆う事が出来て、開花期間中は沢山の花が咲き、花絨毯のような美しい景観をつくるからです。
- ロックガーデンとは、高山や崖地などをイメージしながら岩石や大きめの石などを配置して、植物等も植え付けられて作られる庭園のスタイルのひとつです。
- ハンギングとは、植物をハンギングバスケットや吊り鉢に入れて上や横の目線から、鑑賞出来るようにする仕立て方です。
- ホシギキョウは、匍匐するように成長する習慣があり、茎葉も重力に従い上から下へと下垂するため、鉢植えなどに植えると、ふち部分から溢れるように茎葉が枝垂れて側面を覆い、人工物と自然との境界を曖昧にして、ナチュラルな雰囲気を作り出すことが出来ます。
- 花壇の縁取りとは、花壇の外縁に沿って、または花壇の外縁を作るように、草丈の低い植物を並べて植えて、花壇外縁のデザインを作る方法です。花壇の中に統一感やリズムを作り、美しい景観を作り出す事が出来ます。
ホシギキョウの草丈は約10(~15)cm、横幅は30(~50)cm、草姿はマット状、根茎があり、茎は匍匐または匍匐した後に茎の上部が立ち上がります。
葉序は互生葉序、葉色は緑色、葉身の直径は約2.5(~4)cm、葉身の形は心形(基部が凹み・先端が尖る)、葉の葉縁部分には鋸葉があります。
花序は総状花序、花冠の大きさは直径は約2(~3)cm、花冠の形は漏斗形、漏斗形は下部が筒状で上部が広がり裂片が5個、裂片の形は狭楕円形、花の色は紫色・青色・桃色・白色、雄蕊は5個、雌蕊は一個です。
果実は蒴果(複数の心皮からなり果皮が裂開して種子を放出する)です。
ホシギキョウの園芸品種の紹介
楽天で購入 アルペンブルーは、花の色が灰みを帯びる青紫色をしています。灰みを帯びる青紫色は、落ち着いた雰囲気を感じさせたり、上品な印象を与える事が出来ます。そのため、優雅さをテーマにしたエレガントガーデンなどにピッタリな品種です。草姿はマット状、株は高さ約10~15cmに成長します。 | 楽天で購入 アルペンホワイトは、花の色が白色をしているため明るく輝くような印象を与えたり、清潔感を感じさせたりします。そのため、ウェディングガーデンやエレガントガーデンなどにピッタリな品種です。草姿はマット状、株は高さ約10~15cmに成長します。 |
アルペンピンクは、花の色が桃色をしているため柔らかな印象を与えたり、可愛らしい印象を与えます。そのため、愛をテーマにしたロマンチックガーデンや可愛いお庭などにピッタリな品種です。草姿はマット状、株は高さ約10~15cmに成長します。 | 楽天で購入 ブルーウォーターフォールは、茎が匍匐性で枝垂れる習慣があり、また花は非常に多花性で開花期間中は株を覆うように沢山の青色(青紫色)の花が咲き誇ります。そのため、ハンギングなどに植えると縁部分から茎や花が枝垂れて、滝を想像させるような美しい花姿を演出する事が出来る魅力的な園芸品種です。 |
ポシャルスキアナ・ステラは、非常に密なマットを作り、またカスケードする性質ももつ事から、花壇の縁どりとして地被植物に利用したり、ハンギング仕立てにしてカスケードする草姿を鑑賞するのに向いています。花は多花性で開花期間中は株を覆うように沢山の青色(青紫色)の花が咲き誇ります。そのため、地被植物として利用すると花が青絨毯のようになり、ハンギング仕立てにすると茎や花が枝垂れて、滝を想像させるような美しい花姿を演出する事が出来ます。 |
オトメギキョウの特徴や園芸品種
- 原産:クロアチア
- 学名:Campanula portenschlagiana
- 草丈:約10~15cm
- 分類:多年草
- 開花時期:4月~6月
- 花色:桃色●紫色●青色●白色〇
- 葉色:緑色●
- 耐暑性:普通
- 耐寒性:強い
- 誕生花:5月8日/6月20日
- 花言葉:感謝/誠実/大切な人/楽しいおしゃべり
- 用途:グランドカバー/枝垂れる植物
- 購入方法:オトメギキョウを楽天で購入
オトメギキョウとは!?
オトメギキョウは学名Campanula portenschlagiana、別名では「ダルメシアン ベルフラワー(Dalmatian bellflower)」や「ウォール ベルフラワー(wall bellflower)」等とも呼ばれる多年草です。原産地はクロアチア、自生地はダルマチア山脈にあります。
オトメギキョウの語源(由来)
- 属名のCampanulaは、ラテン語で「鐘」を意味する「Campana」と、サイズが「小さい」事を意味する「-ula」の二語で構成されており、花が小さい鐘に似ている事に由来します。
- 種小名のportenschlagianaは、オーストリアの植物学者Franz von Portenschlag-Leydermayer (1772–1822)への献名です。
オトメギキョウの特徴(魅力)
- オトメギキョウは、地面をマット状に広がる草姿をしているため地面や岩壁を覆う地被植物として利用される事が多く、小さくて可愛らしい花と、丸くて小さい可愛らしい葉が魅力的な植物です。
- 開花期間中は、総状に沢山の花を咲かせるため、青色や紫色の絨毯が敷かれたかのような美しい景観を作ることがあります。
- 草姿はマット状、茎は匍匐または匍匐して立ち上がる性質があるため地被植物として利用する事が出来ます。また茎は重力に従い下垂するため、壁面のある場所やハンギングバスケット等で使用すると、側面に沿って茎葉が垂れ下がるため、優雅な雰囲気を演出する事が出来ます。
- 葉は直径が1~2cmと小振りで、形が丸みを帯びたハートの形をしているため、可愛らしい雰囲気を演出する一助になります。また葉縁部分がギザギザとしているため装飾性も高めです。
- 花序は総状花序、茎に沿って花が沢山並んで咲くため、開花期間中は非常に沢山の花が咲きます。そのため、花が地面を覆い花絨毯のような美しい景観を作り出します。
- 花の大きさは直径約2~3cm、花の形は漏斗形、漏斗形は5個の花弁が合着しており、下部が筒状で上部が漏斗のように広がります。
- オトメギキョウの仕立て方には「被覆植物(グランドカバー)」「花壇の縁取り」「ロックガーデン」「ハンギング」等があります。
- 花壇の縁取りとは、花壇の外縁に沿って、または花壇の外縁を作るように、草丈の低い植物を並べて植えて、花壇外縁のデザインを作る方法です。花壇の中に統一感やリズムを作り、美しい景観を作り出す事が出来ます。
- オトメギキョウは花壇の縁取りに 向いています。何故なら、草姿が低くて匍匐するように広がるため、花壇縁部分をナチュラルに覆う事が出来て、開花期間中は沢山の花が咲き、花絨毯のような美しい景観をつくるからです。
- ロックガーデンとは、高山や崖地などをイメージしながら岩石や大きめの石などを配置して、植物等も植え付けられて作られる庭園のスタイルのひとつです。
- オトメギキョウは壁面や岩の隙間などに定着して成長する事が出来るため、ロックガーデンなどによく利用される植物のひとつです。
- ハンギングとは、植物をハンギングバスケットや吊り鉢に入れて上や横の目線から、鑑賞出来るようにする仕立て方です。
- オトメギキョウは、匍匐するように成長する習慣があり、茎葉も重力に従い上から下へと下垂するため、鉢植えなどに植えると、ふち部分から溢れるように茎葉が枝垂れて側面を覆い、人工物と自然との境界を曖昧にして、ナチュラルな雰囲気を作り出すことが出来ます。
- 花壇の縁取りとは、花壇の外縁に沿って、または花壇の外縁を作るように、草丈の低い植物を並べて植えて、花壇外縁のデザインを作る方法です。花壇の中に統一感やリズムを作り、美しい景観を作り出す事が出来ます。
オトメギキョウの草丈は約10(~15)cm、横幅は30(~50)cm、草姿はマット状、茎は匍匐または匍匐した後に茎の上部が立ち上がります。
葉序は互生葉序、葉色は緑色、葉身の直径は約1(~2)cm、葉身の形は腎形(基部が凹み・先端が鈍角)または心形(基部が凹み・先端が尖る)、葉の葉縁部分には歯牙縁があります。
花序は総状花序、花冠の大きさは長さ約1(~2cm)、直径は約2(~3)cm、花冠の形は下部が筒状で上部が広がる漏斗形、漏斗形は先端が深く裂けて裂片が5個ある、花の色は紫色または青色、雄蕊は5個、雌蕊は一個です。
果実は蒴果(複数の心皮からなり果皮が裂開して種子を放出する)です。
オトメギキョウの園芸品種の紹介
ブルー オーシャンは、株を覆うように青色(青紫色)の花が沢山咲くため、海を想像させるような美しい景観をつくる魅力的な園芸品種です。 |
カンパニュラ(ラティフォリア)の特徴や園芸品種
- 原産:ヨーロッパ/西アジア
- 学名:Campanula latifolia
- 草丈:約50~150cm
- 分類:多年草
- 開花時期:6月~9月
- 花色:紫色●青色●白色〇
- 葉色:緑色●
- 耐暑性:強い
- 耐寒性:強い
- 誕生花:4月23日/7月10日/7月27日
- 花言葉:誠実/感謝/節操
- 用途:背が高い花/切り花/コテージガーデン
- 購入方法:カンパニュラ(ラティフォリア)を楽天で購入
カンパニュラ(ラティフォリア)とは!?
カンパニュラ(ラティフォリア)は学名Campanula latifolia、別名では「ジャイアント ベルフラワー(giant bellflower)」や「ラージ カンパニュラ(large campanula)」等とも呼ばれる多年草です。原産地はヨーロッパ及び西アジア、自生地は広葉樹が生える雑木林などです。
カンパニュラ(ラティフォリア)の語源(由来)
- 属名のCampanulaは、ラテン語で「鐘」を意味する「Campana」と、サイズが「小さい」事を意味する「-ula」の二語で構成されており、花が小さい鐘に似ている事に由来します。
- 種小名のlatifoliaはラテン語で「広い」を意味する「lati」と、ラテン語で「葉」を意味する「folia」の2語からきており、幅の広い葉に由来しています。
カンパニュラ(ラティフォリア)の特徴(魅力)
- カンパニュラ(ラティフォリア)は、茎が殆ど分枝する事なく垂直に伸びて背が高くなります。また、花は一個一個がとても大きくて穂状に並ぶため豪華な花姿が楽しめる植物です。
- そのため、園芸では花壇の中に高さを出す目的や、豪華な花穂を鑑賞する目的で育てられます。
- 草姿は直立、根茎で広がり、根茎から茎を出すためコロニー(群生)を作る事があります。
- 茎は基本的に分枝をする事なく垂直に伸びて、高さが150cmに達する事があります。そのため、花壇の中で高さを出したい時や、背景として使いたい時などにおすすめです。
- 花序は総状花序、節に沿って花が並び、一個一個の花が大きいです。そのため、豪華な花穂を楽しみたい人に向く植物です。
- 花の大きさは長さ6cmに達する事があり大きいです。花の形は鐘形、5個の花弁が合着して鐘の様な形をしており、上部が裂けて5個の裂片をもちます。
- 花の色は青色・紫色・白色などがあるため、お庭の雰囲気に合わせて品種と花の色が選べる所も魅力です。
カンパニュラ(ラティフォリア)の草丈は約50(~150)cm、草姿は叢生、根茎があり、根茎から茎を複数だしてコロニー(群生)をつくる事があります。茎は直立して基本的に分枝をせず、茎の色は緑色またはやや赤みを帯び、丈夫です。
葉序は根生葉または互生葉序、 根生葉の葉柄は長く、茎葉(下部)は葉柄があり、茎葉(上部)は抱茎して葉柄がない。葉色は緑色、葉身の形は心形または卵形か披針形、葉縁部分には鋸歯または歯牙があります。
花序は総状花序、総状花序は節ごとに一個の花がつき、花は咲き初めは斜め上を向いて咲き、咲き進むと斜め下を向きます。花冠の長さ約3.5(~6)cm、花冠の形は鐘形、花冠は筒状で上部か裂けて裂片が5個あります。花の色は紫色・青色・白色です。
果実は蒴果(複数の心皮からなり果皮が裂開して種子を放出する)です。
カンパニュラ(ラティフォリア)の園芸品種の紹介
楽天で購入 ブラントウッドは、穂状に並ぶ一個一個の花が大きいため高い存在感と豪華さがあり、濃い青紫色の花色が落ち着いた雰囲気と上品さを演出します。そのため、優雅さをテーマにするエレガントガーデンなどにおすすめの品種です。草姿は叢生、高さ約120cmに成長します。 | 楽天で購入 ラティフォリア・アルバは、穂状に並ぶ一個一個の花が大きいため高い存在感と豪華さがあり、白色の花色が上品さと清潔感を演出します。そのため、清潔感のあるエレガントガーデンやウェディングガーデンなどにおすすめの品種です。草姿は叢生、高さ約120cmに成長します。 |
ラティフォリア・アメジストは、穂状に並ぶ一個一個の花が大きいため高い存在感と豪華さがあり、アメジスト色の花が上品さと優雅さを演出します。そのため、優雅さをテーマにするエレガントガーデンなどにおすすめの品種です。草姿は叢生、高さ約120cmに成長します。 |
カンパニュラ(ラクティフローラ)の特徴や園芸品種
- 原産:トルコ/コーカサス地方
- 学名:Campanula lactiflora
- 草丈:約50~150cm
- 分類:多年草
- 開花時期:5月~8月
- 花色:桃色●紫色●青色●白色〇
- 葉色:緑色●
- 耐暑性:普通
- 耐寒性:強い
- 誕生花:4月23日/7月10日/7月27日
- 花言葉:誠実/感謝/節操
- 用途:背が高い花/切り花/コテージガーデン
- 購入方法:カンパニュラ(ラクティフローラ)を楽天で購入
カンパニュラ(ラクティフローラ)とは!?
カンパニュラ(ラクティフローラ)は学名Campanula lactiflora、別名では「ミルキーベルフラワー(milky bellflower)」とも呼ばれる多年草です。原産地はトルコおよびコーカサス地方にあり、自生地は森林の中や野原などにあります。
カンパニュラ(ラクティフローラ)の語源(由来)
- 属名のCampanulaは、ラテン語で「鐘」を意味する「Campana」と、サイズが「小さい」事を意味する「-ula」の二語で構成されており、花が小さい鐘に似ている事に由来します。
- 種小名のlactifloraはラテン語で「乳白色」を意味する「lacti」と、ラテン語で「花」を意味する「flora」の2語で構成されており、花の色に由来しています。
カンパニュラ(ラクティフローラ)の特徴(魅力)
- カンパニュラ(ラクティフローラ)は、茎が殆ど分枝する事なく垂直に伸びて背が高くなります。また、花は円錐状に集まるため非常にボリュームのよい花房をつくる植物です。
- そのため、園芸では花壇の中に高さを出す目的や、ボリュームの良い花房を鑑賞する目的で育てられます。
- 草姿は直立、根茎で広がり、根茎から茎を出すためコロニー(群生)を作る事があります。
- 茎は基本的に分枝をする事なく垂直に伸びて、高さが150cmに達する事があります。そのため、花壇の中で高さを出したい時や、背景として使いたい時などにおすすめです。
- 花序は円錐花序、円錐花序は総状花序が円錐状に並ぶため非常にボリュームのよい花房をつくります。そのため、豪華な花房を楽しみたい人に向く植物です。
- 花の形は鐘形または漏斗形、5個の花弁が合着して鐘または漏斗の様な形をしており、上部が裂けて5個の裂片をもちます。
- 花の色は桃色・青色・紫色・白色などがあるため、お庭の雰囲気に合わせて品種と花の色が選べる所も魅力です。
カンパニュラ(ラクティフローラ)の草丈は約50(~150)cm、草姿は叢生、根茎があり、根茎から茎を複数だしてコロニー(群生)をつくる事があります。茎は直立して基本的に分枝をせず、茎の色は緑色またはやや赤みを帯び、丈夫です。
葉序は根生葉または互生葉序、 根生葉の葉柄は長く、茎葉(下部)は葉柄があり、茎葉(上部)には葉柄がない場合がある。葉色は緑色、葉身の長さ約5(~12)cm、葉身の形は卵形または披針形、葉縁部分には鋸歯があります。
花序は円錐花序、円錐花序は総状花序が円錐状に集まり円錐形の花穂をつくります。花冠の形は鐘形または漏斗形、花冠は上部で裂けて裂片が5個あります。花の色は桃色・紫色・青色・白色です。
果実は蒴果(複数の心皮からなり果皮が裂開して種子を放出する)です。
カンパニュラ(ラクティフローラ)の園芸品種の紹介
楽天で購入 プリチャードバラエティは、花の色が空を想像させるようなパステルブルーまたは薄い青紫色をしています。パステルブルーは、爽やかさを演出したり、気分を落ち着かせる鎮静効果があります。そのため涼し気でカッコイイお庭を作りたい時や、心と体を癒すヒーリングガーデンを作りたい時などにおすすめの品種です。草姿は叢生、株は高さ50~120cmに成長します。 | 楽天で購入 ロドンアンナは、花の色がほんのり桃色に染まる白色または薄い桃色をしています。薄い桃色は、可愛らしい印象やふんわりとした優しい雰囲気をつくるため、心が癒される様な優しい雰囲気のお庭や、甘くロマンチックな雰囲気のお庭などによくあうでしょう。草姿は叢生、株は高さ50~120cmに成長します。 |
ラクティフローラ・アルバは、花の色がウェディングブーケのように真っ白な色をしています。白色は明るく清潔感があるため、洗練された上品なお庭や、ウエディングガーデンなどによく合います。草姿は叢生、株は高さ50~120cmに成長します。 |
チャボギキョウの特徴や園芸品種
- 原産:ヨーロッパ
- 学名:Campanula cochlearifolia
- 草丈:約10~15cm
- 分類:多年草
- 開花時期:6月~8月
- 花色:紫色●青色●白色〇
- 葉色:緑色●
- 耐暑性:普通
- 耐寒性:強い
- 用途:グランドカバー/コテージガーデン
- 購入方法:チャボギキョウを楽天で購入
チャボギキョウとは!?
チャボギキョウは学名Campanula cochlearifolia、別名では「カンパニュラ・コクレアリフォリア」や「フェアリー・シンブルズ(fairy’s-thimble)」とも呼ばれる多年草です。原産地はヨーロッパにあり、自生地は山脈の岩場などにあります。
チャボギキョウの語源(由来)
- 属名のCampanulaは、ラテン語で「鐘」を意味する「Campana」と、サイズが「小さい」事を意味する「-ula」の二語で構成されており、花が小さい鐘に似ている事に由来します。
- 種小名のcochlearifoliaは、おそらくラテン語で「スプーン」を意味する「cochlear」と、「葉」を意味する「folia」の2語で構成されています。
チャボギキョウの特徴(魅力)
- チャボギキョウは、高さが10~15cmまでにしかならず根茎で広がりコロニー(群生)をつくる事がある所や、丸いランプを想像させるような俯いて咲く可愛らしい花が特徴の植物です。
- 園芸では、ロックガーデンなどで地被植物として利用されたり、また開花期に咲く可愛らしい花を鑑賞する目的で育てられます。
- 草姿は叢生、根茎で緩やかに広がり、根茎から茎を出すためコロニー(群生)を作る事があります。
- 基部から出る根生葉では葉柄の先に丸い葉がつくためスプーンを思わせるような外観をしていて、茎葉では幅の狭い狭楕円形をしています。
- 花序は総状花序に、茎に沿って複数の花が並びます。節から伸びる花柄は途中で湾曲するため、花は俯くように下向きに開花する傾向があります。
- 花の形は鐘形、5個の花弁が合着して鐘の様な形をしており、上部が裂けて5個の裂片をもちます。また花は全体的に丸く膨らみを感じさせるため、可愛らしい印象を与える事が可能です。
- 花の色は青色・紫色・白色などがあるため、お庭の雰囲気に合わせて品種が選べる所も魅力です。
チャボギキョウの草丈は約10(~15)cm、草姿は叢生、根茎があり、根茎から茎を複数だしてコロニー(群生)をつくる事があります。茎は直立して基本的に分枝をせず、茎の色は緑色または赤みを帯び、茎は針金状です。
葉序は根生葉または互生葉序、葉色は緑色、根生葉の形は円形または腎形か卵形、茎葉の葉身は狭楕円形、葉縁部分には鋸歯があります。
花序は総状花序、総状花序は節ごとに一個の花がつき、花は花柄が途中で湾曲するため頷くように下向きに花が咲きます。花冠の形は鐘形、鐘形は花冠が殆ど基部から繋がり先端に裂片が5個あります。花の色は紫色・青色・白色です。
果実は蒴果(複数の心皮からなり果皮が裂開して種子を放出する)です。
チャボギキョウの園芸品種の紹介
Better Gardens ・楽天で購入 ババリア・ブルーは、時間の経過とともにマット状に広がり地面を覆い、開花期間中は株を覆うように青色の花を咲かせます。そのため、開花期間中は青色の絨毯を敷いたような美しい景観を作り出す魅力的な園芸品種です。 | Better Gardens ・楽天で購入 ババリア・ホワイトは、時間の経過とともにマット状に広がり地面を覆い、開花期間中は株を覆うように白色の花を咲かせます。そのため、開花期間中は白色の絨毯を敷いたような美しい景観を作り出す魅力的な園芸品種です。 |
ファーム フローラル ・楽天で購入 ホワイトワンダーは、花の形が八重咲きして、花の向きが上向きからやや下向きに咲きます。そのため、一般的なチャボギキョウと比べて花姿が非常に華やかです。花の色は白色、白色は光を最も反射するため明るい印象を与えたり、また汚れのない清潔な印象を与えたりします。そのため、明るく輝くような雰囲気のお庭や、清潔感のある洗練された雰囲気のお庭などを作りたい時におすすめの品種です。 | 楽天で購入 ブルーワンダーは、花の形が八重咲きして、花の向きが上向きからやや下向きに咲きます。そのため、一般的なチャボギキョウと比べて花姿が非常に華やかです。花の色は青色、青色は落ち着いた雰囲気を演出したり、爽やかさを演出するのに向いているため、心と体を癒すヒーリングガーデンや、爽やかな男性をイメージさせるようなカッコイイお庭などにおすすめの品種です。 |
エリザベス・オリバーは、花の形が八重咲きして、花弁は筒状で何層にも重なるため、華やかさと行儀の良さを感じさせる花姿をつくります。花の色は薄い紫色、薄い紫色は上品さを演出したり、気持ちをリラックスさせる効果があったりします。そのため、心と体を癒すヒーリングガーデンや、優雅さをテーマにするなどにおすすめの品種です。 |
カンパニュラ(タケシマナ)の特徴や園芸品種
- 原産:朝鮮
- 学名:Campanula takesimana
- 草丈:約30~100cm
- 分類:多年草
- 開花時期:5月~7月
- 花色:赤色●桃色●紫色●青色●白色〇
- 葉色:緑色●
- 耐暑性:強い
- 耐寒性:強い
- 用途:切り花/コテージガーデン
- 購入方法:カンパニュラ(タケシマナ)を楽天で購入
カンパニュラ(タケシマナ)とは!?
カンパニュラ(タケシマナ)は学名Campanula takesimana、朝鮮が原産の多年草です。
カンパニュラ(タケシマナ)の語源(由来)
- 属名のCampanulaは、ラテン語で「鐘」を意味する「Campana」と、サイズが「小さい」事を意味する「-ula」の二語で構成されており、花が小さい鐘に似ている事に由来します。
- 種小名のtakesimanaは「竹島」からきています。
カンパニュラ(タケシマナ)の特徴(魅力)
- カンパニュラ(タケシマナ)は、ホタルブクロととても似ている事で知られていますが、タケシマナはホタルブクロよりも侵略的に広がらず育てやすいと考えられています。
- カンパニュラ(タケシマナ)は、直立した茎が何個もの花の重みで湾曲する優雅な姿や、花が下向きに開花するところ、花の形が細長い鐘形をしている所などが特徴の植物です。
- 草姿は直立、匍匐枝で広がり、匍匐枝から茎を出すためコロニー(群生)を作る事があります。
- 花序は総状花序に、茎に沿って複数の花が並び、下向きに花を咲かせます。複数の花が茎の先の方に咲くため、茎は花の重みで湾曲する傾向にあり、自由で優雅な雰囲気を演出する事ができます。
- 花の大きさは約3~5cm、花の形は鐘形、5個の花弁が合着して鐘の様な形をしており、上部が裂けて5個の裂片をもちます。
- 花の色は赤色・桃色・青色・紫色・白色などがあるため、お庭の雰囲気に合わせて品種選びが出来る所も魅力です。
カンパニュラ(タケシマナ)の草丈は約30(~100)cm、草姿は直立、匍匐枝があり、匍匐枝から茎を複数だします。茎は直立または花の重みで湾曲、茎の色は緑色または赤みを帯びます。
葉序は根生葉または互生葉序、根生葉の葉柄は長く、茎葉(下部)は葉柄があり、茎葉(上部)には葉柄がない場合がある。葉色は緑色、葉身の形は心形または卵形か披針形、葉縁部分には鋸歯があります。
花序は総状花序、総状花序は節ごとに一個の花がつき、花は下向きに開花します。花冠の長さ約3(~5)cm、花冠の形は鐘形、鐘形は花冠が殆ど基部から繋がり先端に裂片が5個あります。花の色は赤色・桃色・紫色・青色・白色です。
果実は蒴果(複数の心皮からなり果皮が裂開して種子を放出する)です。
カンパニュラ(タケシマナ)の園芸品種の紹介
楽天で購入 エリザベスは、葉の形がハートの形をしているため可愛らしい雰囲気を演出する事があります。花の色は桃色(レッドピンク)と白色の二色で、花弁の縁部分(合着部も含め)に白色の覆輪が入るため、可愛らしさと上品さを感じさせる事が出来る園芸品種です。 | 楽天で購入 ピンクオクトパスは、一般的な花の形(鐘形)と違い、花が基部付近まで深く裂けています。そのため、タコ足のような外観をしている所が特徴です。花の色は桃色、桃色は可愛らしい印象やふんわりとした優しい雰囲気をつくるため、心が癒される様な優しい雰囲気のお庭や、甘くロマンチックな雰囲気のお庭などによくあうでしょう。株は高さ約30~40cmに成長します。 |
楽天で購入 ブルーオクトパスは、一般的な花の形(鐘形)と違い、花が基部付近まで深く裂けています。そのため、タコ足のような外観をしている所が特徴です。花の色は青色、青色は落ち着いた雰囲気を演出したり、クールで爽やかな雰囲気を演出する事が出来ます。株は高さ約30~50cmに成長します。 | 楽天で購入 ビューティフル・トラストは、一般的な花の形(鐘形)と違い、花が基部付近まで深く裂けています。そのため、タコ足のような外観をしている所が特徴です。花の色は白色、白色は、光を最も反射するため明るい印象を与えたり、また汚れのない清潔な印象を与えたりします。そのため、明るく輝くような雰囲気のお庭や、清潔感のある洗練された雰囲気のお庭などを作りたい時におすすめの色です。 |
ニワギキョウの特徴や園芸品種
- 原産:中央ヨーロッパ
- 学名:Campanula carpatica
- 草丈:約15~30cm
- 分類:多年草
- 開花時期:6月~9月
- 花色:桃色●紫色●青色●白色〇
- 葉色:緑色●
- 耐暑性:普通
- 耐寒性:強い
- 用途:コテージガーデン/ロマンチックガーデン/エレガントガーデン/かわいいお庭/フェアリーガーデン/ロックガーデン
- 購入方法:ニワギキョウを楽天で購入
ニワギキョウとは!?
ニワギキョウは学名Campanula carpatica、別名では「カンパニュラ・カルパチカ」や「タソックベルフラワー(tussock bellflower)」等とも呼ばれる多年草です。原産地は中央ヨーロッパにあり、自生地はカルパティア山脈などにあります。
ニワギキョウの語源(由来)
- 属名のCampanulaは、ラテン語で「鐘」を意味する「Campana」と、サイズが「小さい」事を意味する「-ula」の二語で構成されており、花が小さい鐘に似ている事に由来します。
- 種小名のcarpaticaは自生地のカルパティア山脈からきています。
ニワギキョウの特徴(魅力)
- ニワギキョウは、草丈が低くて横にマット状に広がるため地面を覆う地被植物として利用される事が多いです。また花の形はコーヒーカップのように上部に向かい広がり丸みを帯びるため可愛らしい印象を与える事があります。
- 草姿は叢生、根茎で緩やかに広がり、草丈が殆ど高くならないため、花壇の縁部分などを彩る地被植物として利用されたりします。
- 葉は小振りでハートの形をしているため、可愛らしい雰囲気を演出する一助になります。また葉縁部分がギザギザとしているため装飾性も高めです。
- 花序は総状花序、茎に沿って花が咲き、一個一個の花も大きいため、開花期間中は株を覆うように沢山の花が咲き、美しい花姿を楽しむ事が出来ます。
- 花は基部から上部に向かい大きく広がるため、オシャレなコーヒーカップを想像させるような外観をしており、花の縁部分は浅く裂けます。
- ニワギキョウの仕立て方には「被覆植物(グランドカバー)」「花壇の縁取り」「ロックガーデン」等があります。
- 花壇の縁取りとは、花壇の外縁に沿って、または花壇の外縁を作るように、草丈の低い植物を並べて植えて、花壇外縁のデザインを作る方法です。花壇の中に統一感やリズムを作り、美しい景観を作り出す事が出来ます。
- ロックガーデンとは、高山や崖地などをイメージしながら岩石や大きめの石などを配置して、植物等も植え付けられて作られる庭園のスタイルのひとつです。
ニワギキョウの草丈は約15(~30)cm、横幅は30(~60)cm、草姿は叢生、根茎があり、茎は直立または匍匐した後に立ち上がります。
葉序は根生葉または互生葉序、葉色は緑色、葉身の形は心形(基部が凹み・先端が尖る)または卵形、葉の葉縁部分には鋸葉があります。
花序は総状花序、花冠の形は5個の花弁が合着しており下部から上部に向けて広がります。花の色は紫色・青色・桃色・白色、雄蕊は5個、雌蕊は一個です。
果実は蒴果(複数の心皮からなり果皮が裂開して種子を放出する)です。
ニワギキョウの園芸品種の紹介
イトシャジンの特徴や園芸品種
- 原産:ヨーロッパ
- 学名:Campanula rotundifolia
- 草丈:約30~50cm
- 分類:多年草
- 開花時期:5月~8月
- 花色:紫色●青色●白色〇
- 葉色:緑色●
- 耐暑性:普通
- 耐寒性:強い
- 用途:切り花/コテージガーデン/エレガントガーデン/ロックガーデン
- 購入方法:イトシャジンを楽天で購入
イトシャジンとは!?
イトシャジンは学名Campanula rotundifolia、別名では「カンパニュラ・ロツンディフォリア」や「ハーベル(harebell)」などとも呼ばれる多年草です。原産地はヨーロッパにあり、自生地は砂丘や林縁などにあります。
イトシャジンの語源(由来)
- 属名のCampanulaは、ラテン語で「鐘」を意味する「Campana」と、サイズが「小さい」事を意味する「-ula」の二語で構成されており、花が小さい鐘に似ている事に由来します。
- 種小名のrotundifoliaはラテン語で「丸い」「円形」を意味する「rotundus」と、ラテン語で「葉」を意味する「folia」の2語で構成されており、根生葉の葉の形に由来します。
イトシャジンの特徴(魅力)
- イトシャジンは、行儀よく真っ直ぐ成長する茎と、華奢な印象を与える細い茎・葉、大きく存在感の強い花が特徴の植物です。
- 華奢な茎葉と大きな花の対比が強く出るため、洗練された雰囲気を演出する事が出来ます。
- イトジャシンと近縁種のモモノハギキョウはよく似ていますが、イトジャシンの方が全体的に小さくコンパクトになる傾向があります。
- 草姿は叢生、根茎で緩やかに広がり、根茎から茎を出すためコロニー(群生)をつくり、また茎は殆ど分枝することなく真っ直ぐ上に成長するため、行儀の良い洗練された雰囲気をつくります。
- 葉は茎葉と根生葉があり、茎葉では細い線形をしているため、雑多な印象を与えにくく洗練された雰囲気をつくります。一方で根生葉は基部が凹み先端が尖るためハートのような外観をしています。
- 花序は総状花序または円錐花序に花が並んで咲きます。あまり密にならないため、繊細な雰囲気を崩さず、楚々とした可憐な雰囲気をつくります。
- 花は鐘形、5個の花弁が殆ど合着しており、下部が筒状で鐘のように上部が裂けています。
イトシャジンの草丈は約30(~50)cm、草姿は叢生、根茎があり、根茎から茎を複数だします。茎は基本的に分枝せず直立、茎は細く華奢です。
葉序は根生葉または互生葉序、根生葉の葉身は心形または腎形、茎葉の葉身は線形または糸状、根生葉の葉縁部分には歯牙があります。
花序は総状花序または円錐花序、円錐花序は総状花序が円錐状にならび、総状花序は節ごとに一個の花がつきます。花冠の長さ約1.5(~3)cm、花冠の形は鐘形、鐘形は5個の花弁が合着しており先端が裂けて5裂します。花の色は紫色・青色・白色です。
果実は蒴果(複数の心皮からなり果皮が裂開して種子を放出する)です。
イトシャジンの園芸品種の紹介
オリンピカは、花の色が明度が高めの上品な青紫色をしています青紫色は、落ち着いた印象を与えたり、上品な印象を与えたりするため、エレガントガーデンなどにピッタリな品種になります。草姿は叢生、株は高さ約30cmに成長します。 | 花の大和 楽天市場店 ・楽天で購入 ホワイトジェムは、可憐な印象を与える細い茎葉と大きな花、明るさや清潔感を感じさせる真っ白な花色が特徴です。白色は明るく輝くような印象を与えたり、清潔感を感じさせるため、エレガントガーデンやウェディングガーデンなどにおすすめの品種です。草姿は叢生、株は高さ約30cmに成長します。 |
カンパニュラ(ラプンクロイデス)の特徴や園芸品種
- 原産:ヨーロッパ/西アジア/ロシア
- 学名:Campanula rapunculoides
- 草丈:約30~120cm
- 分類:多年草
- 開花時期:6月~9月
- 花色:紫色●青色●白色〇
- 葉色:緑色●
- 耐暑性:普通
- 耐寒性:強い
- 用途:背が高い花/切り花/コテージガーデン
- 購入方法:カンパニュラ(ラプンクロイデス)を楽天で購入
カンパニュラ(ラプンクロイデス)とは!?
カンパニュラ(ラプンクロイデス)は学名Campanula rapunculoides、別名では「ハタザオギキョウ」や「クリーピング ベルフラワー(creeping bellflower)」とも呼ばれる多年草です。原産地はヨーロッパおよび西アジア、ロシアにあり、自生地は森林の中や林縁などにあります。
カンパニュラ(ラプンクロイデス)の語源(由来)
- 属名のCampanulaは、ラテン語で「鐘」を意味する「Campana」と、サイズが「小さい」事を意味する「-ula」の二語で構成されており、花が小さい鐘に似ている事に由来します。
- 種小名のrapunculoidesは近縁種の「Campanula rapunculus」に似ている所から来ています。
- 和名のハタザオギキョウの由来は垂直に伸びる茎が旗竿(ハタザオ)を連想させる所と、花の形がキキョウに似ている所からきています。
カンパニュラ(ラプンクロイデス)の特徴(魅力)
- カンパニュラ(ラプンクロイデス)は、地面下に根茎・塊茎を持っており、根茎や塊茎の裂片から芽を出して再成長するため、一度植えると駆除が難しいと考えられる事があります。そのため、一部の国では侵略的な外来種として扱われる事があります。
- 園芸では、茎が殆ど分枝する事なく垂直に伸びて背が高くなるため花壇の中に高さを出す目的で使われたり、また一個一個の花が大きくて穂状に並ぶため豪華な花穂を鑑賞する目的で育てられます。
- 駆除をしたい場合は、手作業で根を完全に取り除く事が難しいため、防草シートで数年間覆う方法や、除草剤が利用されます。
- 草姿は直立、根茎・塊茎で広がり、根茎から茎を出すためコロニー(群生)を作る事があります。
- 茎は基本的に分枝をする事なく垂直に伸びて、高さが120cmに達する事があります。そのため、花壇の中で高さを出したい時や、背景として使いたい時などにおすすめです。
- 花序は総状花序、節に沿って花が並び、一個一個の花が大きいです。そのため、豪華な花穂を楽しみたい人に向く植物です。
- 花の大きさは長さ4cmに達する事があり大きいです。花の形は鐘形または漏斗形、5個の花弁が合着して鐘の様な形をしており、上部が裂けて5個の裂片をもちます。
- 花の色は青色・紫色・白色などがあるため、お庭の雰囲気に合わせて品種と花の色が選べる所も魅力です。
- カンパニュラ(ラプンクロイデス)の根・新芽・葉は食用として利用される事があります。
カンパニュラ(ラプンクロイデス)の草丈は約30(~120)cm、草姿は叢生、根茎と塊根があり、根茎から茎を複数だしてコロニー(群生)をつくる事があります。茎は直立して基本的に分枝をせず、茎の色は緑色またはやや赤みを帯び、丈夫です。
葉序は根生葉または互生葉序、 根生葉の葉柄は長く、茎葉(下部)は葉柄があり、茎葉(上部)は葉柄がない事がある。葉色は緑色、葉身の長さ約5(~12)cm、葉身の形は心形または卵形か披針形、葉縁部分には鋸歯があります。
花序は総状花序、総状花序は節ごとに一個の花がつき、花は咲き初めから斜め下を向く傾向があります。花冠の長さ約2(~4)cm、花冠の形は鐘形または漏斗形、花冠は筒状で上部で裂けて裂片が5個あります。花の色は紫色・青色・白色です。
果実は蒴果(複数の心皮からなり果皮が裂開して種子を放出する)です。
カンパニュラ(ラプンクロイデス)の園芸品種の紹介
楽天で購入 ラプンクロイデス・アルバは、穂状に並ぶ一個一個の花が大きいため高い存在感と豪華さがあり、白色の花色が上品さと清潔感を演出します。そのため、清潔感のあるエレガントガーデンやウェディングガーデンなどにおすすめの品種です。草姿は叢生、高さ約120cmに成長します。 |
カンパニュラ(アリアリフォリア)の特徴や園芸品種
- 原産:トルコ/コーカサス地方
- 学名:Campanula alliariifolia
- 草丈:約30~60cm
- 分類:多年草
- 開花時期:5月~8月
- 花色:白色〇
- 葉色:緑色●
- 耐暑性:普通
- 耐寒性:強い
- 用途:切り花/コテージガーデン
- 購入方法:カンパニュラ(アリアリフォリア)を楽天で購入
カンパニュラ(アリアリフォリア)とは!?
カンパニュラ(アリアリフォリア)は学名Campanula alliariifolia、別名では「コーニッシュ ベルフラワー(Cornish bellflower)」とも呼ばれる多年草です。原産地はトルコおよびコーカサス地方にあり、自生地は開けた森林の中や崖の上などにあります。
カンパニュラ(アリアリフォリア)の語源(由来)
- 属名のCampanulaは、ラテン語で「鐘」を意味する「Campana」と、サイズが「小さい」事を意味する「-ula」の二語で構成されており、花が小さい鐘に似ている事に由来します。
- 種小名のalliariifoliaは「Alliaria(アリアリア属)」に似た「葉(folia)」を意味します。
カンパニュラ(アリアリフォリア)の特徴(魅力)
- カンパニュラ(アリアリフォリア)は、葉の形がハートを思わせる可愛らしい形をしている所や、茎に沿って釣り鐘のように咲く真っ白な花が特徴の植物です。
- 草姿は直立、匍匐枝で広がり、匍匐枝から茎を出すためコロニー(群生)を作る事があります。
- 葉は根生葉や下部の葉はハート形をしていて、上部の葉は卵形です。
- 花序は総状花序に、茎に沿って複数の花が並び、下向きに花を咲かせます。
- 花の形は鐘形、5個の花弁が合着して鐘の様な形をしており、上部が裂けて5個の裂片をもち、花の色は白色です。
カンパニュラ(アリアリフォリア)の草丈は約30(~60)cm、草姿は直立、匍匐枝があり、匍匐枝から茎を複数だすためコロニー(群生)を作ることがあります。
葉序は根生葉または互生葉序、葉色は緑色、葉身の長さ約5(~10)cm、葉身の形は心形または卵形か三角形、葉縁部分には鋸歯があります。
花序は総状花序、総状花序は節ごとに一個の花がつき、花は水平または下向きに咲きます。花冠の直径は2(~3)cm、花冠の形は鐘形、鐘形は5個の花弁が合着して先端が裂けて裂片が5個あります。花の色は白色です。
果実は蒴果(複数の心皮からなり果皮が裂開して種子を放出する)です。
カンパニュラ(アリアリフォリア)の園芸品種の紹介
カンパニュラ(ピラミダリス)の特徴や園芸品種
- 原産:南東ヨーロッパ
- 学名:Campanula pyramidalis
- 草丈:約100~200cm
- 分類:多年草
- 開花時期:6月~9月
- 花色:紫色●青色●白色〇
- 葉色:緑色●
- 耐暑性:普通
- 耐寒性:強い
- 用途:背が高い花/切り花/コテージガーデン
- 購入方法:カンパニュラ(ピラミダリス)を楽天で購入
カンパニュラ(ピラミダリス)とは!?
カンパニュラ(ピラミダリス)は学名Campanula pyramidalis、別名「チムニー ベルフラワー(chimney bellflower)」とも呼ばれる二年草または短命の多年草です。原産地は南東ヨーロッパにあります。
カンパニュラ(ピラミダリス)の語源(由来)
- 属名のCampanulaは、ラテン語で「鐘」を意味する「Campana」と、サイズが「小さい」事を意味する「-ula」の二語で構成されており、花が小さい鐘に似ている事に由来します。
- 種小名のpyramidalisは、ラテン語で「ピラミッド型の」「錐体の」を意味しており、花序と草姿に由来します。
カンパニュラ(ピラミダリス)の特徴(魅力)
- カンパニュラ(ピラミダリス)は、最大200cmまで成長する事があり、花が咲くとピラミッドのような円錐型の外観をつくります。そのため、洗練された外観をしており、遠くからでもよく目立つ植物です。
- 草姿はロゼットを形成した後に、茎を直立に伸ばします。
- 茎は基本的に分枝をする事なく垂直に伸びて、高さが100~200cmに達する事があります。そのため、花壇の中で高さを出したい時や、背景として使いたい時などにおすすめです。
- 花序は円錐花序、円錐花序は総状花序が円錐状に高さ円錐型の豪華な花穂を作ります。そのため、豪華な花穂を楽しみたい人に向く植物です。
- 花の形は鐘形漏斗形、5個の花弁が合着して鐘の様な形をしており、上部が裂けて5個の裂片をもちます。
- 花の色は青色・紫色・白色などがあるため、お庭の雰囲気に合わせて品種と花の色が選べる所も魅力です。
カンパニュラ(ピラミダリス)の草丈は約100(~200)cm、草姿は直立、ロゼットを形成した後に茎を直立に伸ばします。
葉序は根生葉または互生葉序、 葉色は緑色、根生葉の葉身の形は腎形または心形、茎葉の葉身は卵形、葉縁部分には鋸歯があります。
花序は円錐花序、花冠の形は鐘形、鐘形は5個の花弁が合着しており花冠は上部で裂けて裂片が5個あります。花の色は紫色・青色・白色です。
果実は蒴果(複数の心皮からなり果皮が裂開して種子を放出する)です。
カンパニュラ(ピラミダリス)の園芸品種の紹介
ソリドラ・アイーダは、非常に多花性で開花期間中は沢山の花が円錐型に集まり咲くため、開花期間中はピラミッドのような豪華な花姿を楽しむことが出来ます。花の色は、明度の高い明るいパステルブルーまたは薄い青紫色です。そのため、爽やかな印象を与えたり、落ち着いた印象を与える魅力的な園芸品種です。草姿は直立、株は高さ150~250cmに成長します。 |
ミヤマツリガネソウの特徴や園芸品種
- 原産:ヨーロッパ
- 学名:Campanula barbata
- 草丈:約15~30cm
- 分類:多年草
- 開花時期:5月~8月
- 花色:紫色●青色●白色〇
- 葉色:緑色●
- 耐暑性:普通
- 耐寒性:強い
- 用途:コテージガーデン
- 購入方法:ミヤマツリガネソウを楽天で購入
ミヤマツリガネソウとは!?
ミヤマツリガネソウは学名Campanula barbata、別名「カンパニュラ・バルバタ」や「ビアード ベルフラワー(bearded bellflower)」とも呼ばれる多年草です。原産地はヨーロッパにあり、自生地は山岳地帯などにあります。
ミヤマツリガネソウの語源(由来)
- 属名のCampanulaは、ラテン語で「鐘」を意味する「Campana」と、サイズが「小さい」事を意味する「-ula」の二語で構成されており、花が小さい鐘に似ている事に由来します。
- 種小名のbarbataはラテン語で「髭のある」「毛の生えた」を意味しており、花の中にある毛に由来します。
ミヤマツリガネソウの特徴(魅力)
- ミヤマツリガネソウは、花の中に髭を思わせるような白色の毛が生える所が特徴です。
- 園芸では膨らみのある釣り鐘状の花を鑑賞する目的で育てられます。
- 草姿はロゼットを形成した後に、茎を垂直に伸ばします。
- 花序は総状花序に、茎に沿って複数の花が並び、下向きに花を咲かせます。
- 花の形は鐘形、5個の花弁が合着して鐘の様な形をしており、上部が裂けて5個の裂片をもちます。
- 花の色は青色・紫色・白色があるため、お庭の雰囲気に合わせて品種が選べる所も魅力です。
ミヤマツリガネソウの草丈は約15(~30)cm、草姿はロゼットを形成した後に、茎を直立に伸ばします。茎の色は緑色、白色の長い毛が生えます。
葉序は根生葉または互生葉序、葉色は緑色、葉身の長さ約5(~10)cm、葉身の形はヘラ形または披針形です。
花序は総状花序、総状花序は節ごとに一個の花がつき、花は吊り下がるようなは下向きに咲きます。花冠の形は鐘形、鐘形は5個の花弁が合着して先端が裂けて裂片が5個あります。花の色は青色・紫色・白色、花の筒内部に白色の長い毛が髭のように生えています。
果実は蒴果(複数の心皮からなり果皮が裂開して種子を放出する)です。
ミヤマツリガネソウの園芸品種の紹介
ミヤマツリガネソウ(アルバ)は、花の色が清潔感を感じさせる白色をしています。 |
その他のカンパニュラの品種
カンパニュラ(ケントベル)は、花の色が濃い青紫色をしていて光沢があり、釣り鐘のように花が連なり咲く花姿が上品で落ち着いた雰囲気を演出する魅力的な園芸品種です 開花は晩春から夏、花序は総状花序、茎に沿って複数の花が密に並び、下向きに花を咲かせます。複数の花が茎の先の方に咲くため、茎は花の重みで湾曲する傾向にあり、自由で優雅な雰囲気を演出する事ができます。花の色は濃い紫色をしています。濃い紫色は落ち着きと上品さがあり、また深い闇と神秘性を演出したりする事が出来ます。そのため、大人っぽく優雅な印象を与えるエレガントガーデンや、魔女の庭や魔法の世界を想像させるようなテーマガーデンによく合う品種です。 草姿は叢生して茎を何本も伸ばしコロニー(群生)をつくる事があります。株は高さ約40~60cmに成長します。 | カンパニュラ(サマンサ)は、草丈がとても低くコロニー(群生)を作るように広がるため、地被植物として利用できます。また多くのカンパニュラと違い、花の形が皿のように大きく開いて、花の向きが上を向いているため、花全体を鑑賞しやすく開放感を感じさせる事が出来る品種です。 開花は晩春から夏、花序は総状花序、茎に沿って複数の花が並び、上向きに花を咲かせます。花の大きさは直径約2.5cm、花の形は皿状、花の色は白色と紫色(青紫色)で花縁部分を中心に紫色(青紫色)になります。紫色と白色は、紫色の優雅さや上品さ、白色の明るさや清潔感が組み合わさります。そのため、見た人に気品を感じさせる事が出来たり、洗練された印象を感じさせる事が出来ます。従って、上品さや優雅さをテーマにするエレガントガーデンなどにピッタリな品種です。 草姿は叢生して茎を何本も伸ばしコロニー(群生)をつくる事があります株は高さ約15cmに成長します。 |