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原産:ブラジル 科:シュウカイドウ(Begoniaceae) 属:シュウカイドウ/ベゴニア(Begonia) 種:ヒエマリス(hiemalis) 英名:リーガスベゴニア(Rieger begonia) 別名:ベゴニア・ヒエマリス/エラチオール・ベゴニア(Elatior begonia) 開花時期:9月~6月 花の色:赤色●桃色●黄色●橙色●白色〇 葉色:緑色● 分類:常緑多年草 草丈:25~50cm 誕生花:12月8日/12月20日 花言葉:「片思い」「丁寧」「愛の告白」「親切」 | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
リーガスベゴニアは学名Begonia × hiemalis、別名「エラチオール・ベゴニア(Elatior begonia)」や「ベゴニア・ヒエマリス」とも呼ばれる常緑多年草で、1955年にドイツの育種家のオットリーベル氏により、夏に開花する球根ベゴニア(B.Tuberhybrida)と冬に開花するソコトラナ種(B.socotrana)が交配されてうまれた交雑種です。ベゴニア(Begonia)の属名の由来はフランス領カナダ総督だったミシェル・べゴンからきており、種小名のヒエマリス(hiemalis)はラテン語で「冬の」を意味しており、冬に開花する事に由来しています。
リーガスベゴニアの特徴(魅力)は、非常に大きく華やかな花と、ワックスを塗った後の様な光沢のあるハートの形をした葉にあります。花は元々は短日性のため日長が短くなる秋から春にかけて開花する植物でしたが、最近の品種(バレンタインやフリボラ等)では日長に関係なく咲く性質があり1年を通して花が楽しめるものもあるようです。
園芸では寒さに弱いため鉢植えのまま室内の窓際や霜の降りる心配のない玄関先等に飾られ楽しまれます。園芸品種には、花弁がバラの様に幾重にも重なり赤色や桃色や橙色の上品な花を咲かせる「ソレニア シリーズ」や花弁の中央に黄色の小さな花弁が盛上がる様に咲きアネモネ咲きの様な可愛らしい花姿を魅せる「バレンチノ(Valentino)」等があり、それぞれお庭の雰囲気に合わせて品種を選ぶと良いでしょう。※その他の種や園芸品種は下のリンクから見れます。
開花時期は秋から翌年の初夏、花色は桃色や赤色、黄色や橙色、白色があり、個々の花は通常5~8cmで花弁が4枚(4数花)もしくは八重咲きして、花序は小花が集まり集散花序の花を咲かせます。草姿は直立で高さは約25(50)cm × 幅は約25(50)cmまで成長します。葉色は緑色で光沢があり、葉身は腎臓形もしくは卵形で葉縁に鋸歯があり、葉序は互生葉序につきます。
リーガスベゴニアは挿し木もしくは播種により増やす事が出来ます。育てる際は夏の高温多湿や冬の寒さにとても弱いため、冬越しや夏越しする際は管理に注意が必要です。