カエノストマ(バコパ)は属の中に約52種がありますが、一般に園芸で親しまれているのはバコパとその園芸品種です。
このページでは様々な種や園芸品種を紹介しています。育て方へのリンクや購入方法のリンクなども用意しているため、そちらもよければご活用下さい。
目次
バコパの特徴や園芸品種
- 原産:南アフリカ
- 学名:Chaenostoma cordatum
- 草丈:約10~30cm
- 分類:短命の多年草
- 開花時期:1月~6月・9月~12月
- 花色:桃色●紫色●青色●白色〇
- 葉色:緑色●黄色●白色〇
- 耐暑性:普通
- 耐寒性:普通
- 誕生花:1月16日
- 花言葉:忘れられた恋人・小さな強さ・愛らしい・知恵
- 用途:開花期間長い/カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物
- 購入方法:バコパを楽天で購入
バコパとは!?
バコパの学名はChaenostoma cordatumまたは同義語でSutera cordata、別名では「ステラ」や「ピクミン・フラワー(pikmin flower)」等とも呼ばれる短命な多年草です。
バコパの原産地は南アフリカにあり、海岸沿いや山脈の崖地などに自生しています。
バコパの語源(由来)
- 属名のChaenostomaは、ギリシャ語で「開いた」を意味する「chaeno」と、ギリシャ語で「口」を意味する「stoma」の二語で構成されており、花の形が口を開いたようにみえる所に由来します。
- 種小名のcordatumは、ラテン語で「心臓形の」を意味しています。
バコパの特徴(魅力)
- バコパの特徴は、草姿がほふく性で、茎が横に移動したり下垂したりする所、開花期間が長いため、お庭の中を長く彩ることが出来る所、花径は2~3cm程度とかなり小さいですが、花数が多く株を覆うように沢山咲くため花絨毯のような見た目になる所などにあります。
- 園芸では、地被植物として利用して花絨毯のように仕立てられたり、またハンギング仕立てにして上から下へと下垂する優雅な草姿と花が楽しまれたりします。
- 草姿はほふく性、茎は横に移動したり下垂したり斜上するため、園芸では地被植物やハンギング仕立てにされる事が多いです。
- 葉の色は緑色をしていますが、品種によっては白色や黄色の班が入るため、カラーリーフとしてたのしむ事も出来ます。
- 開花期間は秋から翌年の初夏頃までと、とても長いため長く花を楽しみたい人におすすめの植物です。
- 花は直径が2~3cm程度と小ぶりですが、多花性で株を覆うように沢山の花が咲くため、開花期になると花の絨毯を敷いたような景観をつくる事が可能です。
- バコパの仕立て方には「被覆植物(グランドカバー)」「花壇の縁取り」「寄せ植え」「ハンギング」等があります。
- 被覆植物(グランドカバー)とは、地表面を覆う目的で、草丈が低く、茎葉が横へと広がる習慣がある植物を植え付ける事です。
- 花壇の縁取りとは、花壇の外縁に沿って、または花壇の外縁を作るように、草丈の低い植物を並べて植えて、花壇外縁のデザインを作る方法です。花壇の中に統一感やリズムを作り、美しい景観を作り出す事が出来ます。
- 寄せ植えとは、鉢の中や花壇の中に異なる種類の植物を密植するように植えて、狭い空間の中に形と色の変化を作り、美しくデザインする植栽方法です。寄せ植えはデザインによってお庭の雰囲気に統一性を出したり、季節を感じさせたりする事が出来ます。
- ハンギングとは、植物をハンギングバスケットや吊り鉢に入れて上や横の目線から、鑑賞出来るようにする仕立て方です。
バコパの草丈は約10~30cm、株張りは約30~60cm、草姿はほふく性、茎は横に広がったり、斜上したり、下垂したりする、茎の色は緑色です。
葉序は対生葉序、葉身の長さ約1~3cm、葉身の形は卵形または腎形、葉縁部分には鋸歯があり、葉の色は緑色です。
花序は腋生、花径は約2~3cm、花の形は筒状で先端で開き5裂している、花の色は白色・桃色・紫色があります。果実は痩果です。
バコパの園芸品種の紹介
バコパ(トピア・シリーズ)は種子から育てられる世界で初めてのトピアです。特徴は、種子から育てられるため沢山の苗を作り大量植栽しやすい所、摘芯をしなくても自然と分枝して茎葉が密になり沢山の花を咲かせる所、花の色が品種により「スノートピア(白花)」「ブルートピア(青花)」「ピンクトピア(桃花)」などがある所等にあります。
育て方・楽天で購入
バコパ(ダイナミックホワイト)の特徴は、早咲きの性質があるため花が早くから楽しめる所、花が普通よりも大きく目立つ所、花の色が白色をしていて、明るさや整形を感じさせる所、分枝が多くて茎葉が密になる所、