フランスギクは属の中に約41種がある多年草です。一般に園芸では冬から春にかけて長期間に渡り咲くノースポールが最も親しまれており、一般的なフランスギクと違い侵襲性が低く春から夏にかけて純白の花の背景のディスプレイをつくるシャスタデイジー等が親しまれています。
フランスギクは通常夏の暑さや寒さに強く丈夫で育てやすい多年草ですが、1部種(ノースポール等)では夏の高温多湿を苦手にしています。
種毎の育て方は写真か育て方をクリックすると出てくるためそちらで確認して下さい。
このページでは種の種類と特徴、園芸品種の種類と特徴を記載しています。
![]() 開花時期:5月~7月 | ![]() 開花時期:12月~6月 |
![]() 開花時期:5月~7月 | ![]() 開花時期:5月~7月 |
⑤その他の種や園芸品種 |
学名:Leucanthemum superbum
草丈:約30cm~120cm
分類:多年草
開花時期:5月~7月
花色:白色〇黄色●
葉色:緑色●
誕生花:3月10日/5月26日
花言葉:「すべてを耐え忍ぶ」「無意味」
特徴:シャスタデイジーは学名Leucanthemum superbum、1890年代にアメリカの育種家ルーサー・バーバンクによって、いくつかのフランスギク(L.vulgare × L.maximum × L.lacustre)の種間交雑と日本固有種であるハマギクの属間交雑を経て作出されたハイブリッド種の多年草です。一般的なフランスギクと比較すると侵襲性が低く、地下茎で広がりながら基部から直立する背の高い茎を多数出してドーム状の草姿をつくり、晩春から夏にかけて株を覆い尽くす様に咲く純白の花が壮観なディスプレイを作ります。
開花時期は晩春~夏、花色は白色もしくは黄色で舌状花と筒状花のあわさる直径約5cm~10cmの花(頭花)は、シングル咲きやダブル咲き、丁子咲き(アネモネ咲き)等の花形があります。草姿は直立で地下茎により広がり高さは約30(120)cm × 幅は約30(60)cmまで成長します。葉色は緑色、葉身はヘラ形で根出葉もしくは互生葉序につきます。
シャスタデイジーは背が高くこんもりと茂る草姿をしており、花壇では中央から後方に植えると腰の辺りまでの高さを出す背景のアクセントとして働かせる事が出来ます。雪の様に美しい純白の花は、穢れを感じさせない明るく清潔感のあるお庭によく合い、また何色の花とでも違和感なく合わせる事ができます。
シャスタデイジーは通常挿し木や株分け、播種によって繁殖されます。夏の暑さや冬の寒さに強く丈夫で育てやすい多年草です。
![]() シャスタデイジー(アラスカ)は侵襲性が控えめで花壇の中でも比較的行儀よく育ち、最大90cmに達する長い直立する茎に純白でシングル咲きする花を咲かせる園芸品種です。高さは約45(90)cm × 幅は約30(60)cmまで成長します。 (´・ω・)p楽天で購入q | ![]() シャスタデイジー(リアルギャラクシー)は侵襲性が控えめで花壇の中でも比較的行儀よく育ち、高さ最大65cmまで花径約10cmと大きく糸状の花弁が多数付きフリンジした花を咲かせる園芸品種です。高さは約65cm × 幅は約60cmまで成長します。 (´・ω・)p楽天で購入q |
![]() シャスタデイジー(フィオナコグヒル)は細い白色の花弁を八重咲きにして花芯が黄色いポンポンの様な可愛らしい花を咲かせる園芸品種です。高さは約60(90)cm × 幅は約30(60)cmまで成長します。 (´・ω・)p楽天で購入q | ![]() シャスタデイジー(リアルグローリー)は黄色い花芯のある八重咲きの花(直径8.5cm)を初夏から秋にかけて咲かせる園芸品種です。高さは約60cm × 幅は約40cmまで成長します。 (´・ω・)p楽天で購入q |
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原産:ヨーロッパ/アフリカ
学名:Leucanthemum paludosum
草丈:約30cm
分類:多年草
開花時期:12月~6月
花色:白色〇黄色●
葉色:緑色●
誕生花:1月9日/12月24日
花言葉:「誠実」「冬の足音」「高潔」
特徴:ノースポールは学名Leucanthemum paludosum、別名「クリサンセマム・パルドスム」とも呼ばれるヨーロッパ及びアフリカ原産の多年草です。冬から晩春までの長期間に渡り花が開花し続け日本では冬を代表する多年草として親しまれますが、夏の高温多湿に極端に弱いため初夏に枯れる一年草として扱われます。非常に矮性で通常高さよりも横への広がりがよくこんもりドーム状に茂り、株を覆うように純白の清楚な花(直径約3cm~4cm)を咲かせます。
開花時期は冬~初夏、花色は白色の舌状花と黄色の筒状花のあわさる直径約3cm~4cmの花(頭花)を咲かせます。草姿は直立で地下茎により広がり高さは約30cm × 幅は約40cmまで成長します。葉色は緑色、葉身はヘラ形で葉縁に鋸歯もしくは羽状深裂して互生葉序につきます。
ノースポールは矮性で通常高さよりも横への広がりが良い草姿をしており、花壇の縁沿いや中央、鉢植えに植えるとこんもりとドーム状に茂る草姿や美しい花姿を鑑賞できます。雪の様に美しい純白の花は、穢れを感じさせない明るく清潔感のあるお庭によく合い、また何色の花とでも違和感なく合わせる事ができます。
ノースポールは挿し木や株分けも出来ますが通常播種によって繁殖されます。多年草ですが梅雨から夏にかけての高温多湿に耐えられないため日本では一年草扱いされます。一方で冬の寒さにはとても強く地植えにして楽しむことが出来ます。
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原産:ヨーロッパ
学名:Leucanthemum maximum
草丈:約30cm~70cm
分類:多年草
開花時期:5月~7月
花色:白色〇黄色●
葉色:緑色●
誕生花:5月27日
花言葉:「忍耐」「寛容」「寛大」
特徴:レウカンセマム(マキシマム)は学名Leucanthemum maximum、ヨーロッパ及び西アジア原産の多年草です。一般的なフランスギクと比較して花径(直径約8cm)が大きく草丈はやや矮性で、地下茎やこぼれ種で容易に広がり雑草化する可能性が あります。
開花時期は晩春~夏、花色は白色の舌状花と黄色の筒状花のあわさる直径約8cmの花(頭花)を単頂花序に咲かせます。草姿は直立で地下茎により広がり高さは約30(70)cm × 幅は約30(50)cmまで成長します。葉色は緑色、葉身は卵形もしくはヘラ形で葉縁に鋸歯があり根出葉もしくは互生葉序につきます。
レウカンセマム(マキシマム)は直立に茎が伸びる草姿をしており、花壇では膝辺りから腰の辺りまでの高さを出し、矮性品種では花壇の縁どりや寄せ植え、高性品種では花壇の中央や後方で高さを出すアクセントとして働きます。雪の様に美しい純白の花は、穢れを感じさせない明るく清潔感のあるお庭によく合い、また何色の花とでも違和感なく合わせる事ができます。
レウカンセマム(マキシマム)は通常挿し木や株分け、播種によって繁殖されます。夏の暑さや冬の寒さに強く丈夫で育てやすい多年草です。
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原産:ヨーロッパ/西アジア
学名:Leucanthemum vulgare
草丈:約30cm~90cm
分類:多年草
開花時期:5月~7月
花色:白色〇黄色●
葉色:緑色●
誕生花:5月27日
花言葉:「忍耐」「寛容」「寛大」
特徴:フランスギクは学名Leucanthemum vulgare、 別名「オックスアイデージー」とも呼ばれるヨーロッパ及び西アジア原産の多年草です。草姿は直立し晩春から夏にかけては株を覆い尽くす様に純白の花が咲き壮観で美しいディスプレイを作りますが。土壌を選ばず丈夫に育ち地下茎の断片やこぼれ種で容易に広がり雑草化する可能性がある事から要注意の外来種として指定されている事もあります。
開花時期は晩春~夏、花色は白色の舌状花と黄色の筒状花のあわさる直径約5cmの花(頭花)を単頂花序に咲かせます。草姿は直立で地下茎により広がり高さは約30(90)cm × 幅は約30(60)cmまで成長します。葉色は緑色、葉身は卵形もしくはヘラ形で葉縁に鋸歯があり根出葉もしくは対生葉序につきます。
フランスギクは直立に茎が伸びる草姿をしており、花壇では膝辺りから腰の辺りまでの高さを出し、矮性品種では花壇の縁どりや寄せ植え、高性品種では花壇の中央や後方で高さを出すアクセントとして働きます。雪の様に美しい純白の花は、穢れを感じさせない明るく清潔感のあるお庭によく合い、また何色の花とでも違和感なく合わせる事ができます。
フランスギクは通常挿し木や株分け、播種によって繁殖されます。夏の暑さや冬の寒さに強く丈夫で育てやすい多年草です。
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