ノボタンの特徴
原産:東南アジア 科:ノボタン(Melastomaceae) 属:ノボタン/メラストマ(Melastoma) 種:ノボタン(candidum) 別名: 開花時期:7月~11月 花の色:桃色●紫色●白色〇 葉色:緑色● 分類:常緑低木 草丈:100cm~200cm 草姿:直立 誕生花:10月8日 花言葉:「ひたむきな愛情」「自然」「謙虚な輝き」「平静」「落ち着き」 | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
ノボタンは学名Melastoma candidum、東南アジア原産の常緑低木です。直立する枝は非常に分枝が良く最大2mに達し、葉は細長く濃い葉脈が縦にはいり洗練された魅力を感じさせます。ノボタン(M.candidum)はしばしばシコンノボタン(T.urvilleana)と混同されてどちらもノボタンと呼ばれますが、ノボタン(M.candidum)の花は桃色で雄蕊が黄色く短いのが特徴です。一方でシコンノボタン(T.urvilleana)の花は紫色で雄蕊も紫色をしており長く不規則にカールしています。
開花時期は夏から晩秋、桃色の花(5数花)は咲いてからの寿命が短いものの蕾を次々とつけて咲き続けます。樹形は直立で分枝が良く高さは約100(200)cm × 幅は100(200)cmまで成長します。葉色は緑色、葉身は卵形から披針形で対生葉序につきます。
ノボタンは高さや幅ともに大きく成長するため花壇に植える際は十分スペースをとって植えてあげましょう。地植えすると2m近く成長する可能性がありますが、毎年切り戻しを行ったり鉢植えで育てる事で高さと幅に抑える事ができます。夏から晩秋にかけて咲く、ふんわりした淡い桃色の花は可愛らしくロマンティックな雰囲気があるお庭によく合うでしょう。
ノボタンは通常春から晩春に挿し木が行われ増やされます。育てる際は夏の暑さに耐えますが、乾燥に弱いため夏場は水やりをしっかり行いましょう。また冬の寒さに弱く霜に耐えられないため冬越しする場合は管理に注意が必要です。
ノボタンの主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。
ノボタンの育て方
ノボタンの育て方