エリカは属の中に850を越える種があり南アフリカを中心にヨーロッパ等が原産になる常緑低木もしくは高木です。一般に園芸では11月頃から開花し始めるジャノメエリカ、初夏から秋にかけて濃い桃色の鈴蘭の様な可愛らしい花を穂状に咲かせるベルヒース、冬と夏に二度開花するグラキリス、非常に高性でふさふさと茂り円錐状のボリューミーな花穂をもつエイジュ等が親しまれています。
エリカは一般的に冬の寒さには強い一方で、夏の高温多湿をやや苦手にしているため育てる際は注意が必要です。
種毎の育て方は写真か育て方をクリックすると出てくるためそちらで確認して下さい。
このページでは種の種類と特徴、園芸品種の種類と特徴を記載しています。
![]() 開花時期:6月~9月 | ![]() ②カルネア 開花時期:2月(12月)~4月 |
![]() 開花時期:12月~6月 | ![]() ④エイジュ 開花時期:2月~7月 |
![]() 開花時期:7月~10月 | ⑥その他の種や園芸品種 |
原産:西・中央ヨーロッパ
学名:erica cinerea
草丈:約30cm~60cm
分類:常緑低木
開花時期:6月~9月
花色:赤色●桃色●白色〇
葉色:緑色●黄色●
耐暑性:普通
耐寒性:強い
誕生花:8月5日/12月23日
花言葉:「孤独」「博愛」「寂しさ」「良い言葉」「幸福な愛」「心地よい言葉」
特徴:エリカ(ベルヒース)は学名erica cinerea、別名「エリカ・キネレア」とも呼ばれる西・中央ヨーロッパ原産の常緑低木です。ふさふさとドーム状に茂る樹形は分枝の非常に良い枝が広がる事で作られ、ベリーを思わせる様な壺形の可愛らしい小花を枝先に穂状に咲かせます。
開花時期は初夏から晩夏、花色は桃色や赤色、白色があり壺形の小花を総状花序に咲かせます。分枝の良い樹形は高さ約30(60)cm × 幅は30(60)cmまで成長します。葉色は緑色や黄色、葉身は針形、葉序は輪生葉序か対生葉序につきます。
エリカ(ベルヒース)は矮性でふさふさと直立に茎が伸びる草姿をしており、花壇の前方に植えて縁どりやグランドカバーを作ったり、寄せ植えの素材に使ったりと幅広く利用する事ができます。花色は赤色や桃色、白色等があり、ふんわりとした桃色の花は可愛らしくロマンティックなお庭によく合い、赤色や濃い桃色の花はガリーポップな明るいお庭によく合うでしょう。
エリカ(ベルヒース)は挿し木する事で増やす事が出来ます。冬の寒さに強い一方で、夏の暑さや多湿をやや苦手にしているため夏越しする場合は管理に注意が必要でしょう。
原産:ヨーロッパ
学名:erica carnea
草丈:約15cm~30cm
分類:常緑低木
開花時期:2月(12)~4月
花色:赤色●桃色●白色〇
葉色:緑色●
耐暑性:普通
耐寒性:強い
誕生花:8月5日/12月23日
花言葉:「孤独」「博愛」「寂しさ」「良い言葉」「幸福な愛」「心地よい言葉」
特徴:エリカ(カルネア)は学名erica carnea、ヨーロッパ原産の常緑低木です。ふんわりとドーム状に広がる草姿は地際でよく分枝する枝が扇状に広がる事で作られ、壺形の可愛らしい小花を枝いっぱいに穂状に咲かせて花の少なくなる冬から早春にかけお庭を華やかに彩ります。
開花時期は冬から早春、花色は桃色や赤色、白色があり壺形の小花を総状花序に咲かせます。樹形は直立で基部でよく分枝して高さは約15(30)cm × 幅は30(60)cmまで成長します。葉色は緑色や黄色、葉身は針形、葉序は輪生葉序につきます。
エリカ(カルネア)は矮性でふさふさと直立に茎が伸びる草姿をしており、花壇の前方に植えて縁どりやグランドカバーを作ったり、寄せ植えの素材に使ったりと幅広く利用する事ができます。花色は赤色や桃色、白色等があり、ふんわりとした桃色の花は可愛らしくロマンティックなお庭によく合い、赤色や濃い桃色の花はガリーポップな明るいお庭によく合うでしょう。
エリカ(カルネア)は夏から秋にかけ半熟枝を挿し木する事で増やす事が出来ます。冬の寒さに強い一方で、夏の暑さや多湿を苦手にしているため夏越しする場合は管理に注意が必要でしょう。
原産:南アフリカ
学名:erica gracilis
草丈:約30cm~60cm
分類:常緑低木
開花時期:12月~6月
花色:赤色●桃色●
葉色:緑色●
耐暑性:普通
耐寒性:強い
誕生花:8月5日/12月23日
花言葉:「孤独」「博愛」「寂しさ」「良い言葉」「幸福な愛」「心地よい言葉」
特徴:エリカ(グラキリス)は学名erica gracilis、別名「ピンクベルヘザー」とも呼ばれる南アフリカ原産の常緑低木です。箒を逆向きにした様なふさふさと樹形は地際から直立する枝が扇状に広がる事で作られ、濃い桃色の可愛らしい壺形の小花を枝いっぱいに穂状に咲かせ、花の少なくなる冬と夏にお庭を明るくポップに彩ります。
開花時期は冬と夏、花色は桃色や赤色があり壺形の小花を総状花序に咲かせます。樹形は直立して高さは約30(60)cm × 幅は30cmまで成長します。葉色は緑色、葉身は針形、葉序は輪生葉序につきます。
エリカ(グラキリス)は矮性でふさふさと直立に茎が伸びる草姿をしており、花壇の前方に植えて縁どりを作ったり、寄せ植えの素材に使ったりと幅広く利用する事ができます。花色は赤色や桃色があり、ふんわりとした桃色の花は可愛らしくロマンティックなお庭によく合い、赤色や濃い桃色の花はガリーポップな明るいお庭によく合うでしょう。
エリカ(グラキリス)は夏から秋にかけ半熟枝を挿し木する事で増やす事が出来ます。冬の寒さに耐える一方で、夏の暑さや多湿をやや苦手にしているため夏越しする場合は管理に注意が必要でしょう。
原産:東・北アフリカ/地中海沿岸地方
学名:erica arborea
草丈:約120cm~400cm(700cm)
分類:常緑低木
開花時期:2月~7月
花色:白色〇
葉色:緑色●黄色●
耐暑性:普通
耐寒性:強い
誕生花:8月5日/12月23日
花言葉:「孤独」「博愛」「寂しさ」「良い言葉」「幸福な愛」「心地よい言葉」
特徴:エリカ(エイジュ)は学名erica arborea、別名「ホワイトヒース」や「エリカ・アルボレア」とも呼ばれる東・北アフリカ及び地中海沿岸地方原産の常緑低木です。箒を逆向きにした様なふさふさした樹形は地際でよく分枝する枝が株立ち状に広がる事で作られ高さは一般的に1m~4m程度、野生で育つものでは7mの高さに達する事があります。枝が非常に硬く難燃性がある事で知られ喫煙パイプの高級素材として利用されたり、ナイフの柄に利用される等幅広く利用されます。花は清楚な白色で小さな壺形の小花ですが、小花を穂状に付け円錐状に花穂が集まり咲く姿は非常にボリューミーで圧巻な花姿を作ります。
開花時期は冬から早春、花色は白色で壺形の小花を円錐花序に咲かせます。樹形は株立ち状で高さは約250(400)cm × 幅は100(200)cmまで成長します。葉色は緑色や黄色、葉身は線形から針形、葉序は輪生葉序につきます。
エリカ(エイジュ)は矮性品種もありますが、一般的に非常に大きく育つため花壇や植込みで育てる際は十分スペースをとって植えてあげましょう。夏の高温多湿をやや苦手にしているため夏越しする場合は管理に注意が必要です。
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原産:ヨーロッパ
学名:erica vagans
草丈:約30cm~90cm
分類:常緑低木
開花時期:7月~10月
花色:赤色●桃色●白色〇
葉色:緑色●
耐暑性:普通
耐寒性:強い
誕生花:8月5日/12月23日
花言葉:「孤独」「博愛」「寂しさ」「良い言葉」「幸福な愛」「心地よい言葉」
特徴:エリカ(ヴァガンス)は学名erica vagans、ヨーロッパ原産の常緑低木です。ふさふさと横に大きく広がりドーム状に茂る樹形は分枝の非常に良い枝によって作られ、淡い桃色の壺形の小花から赤色の葯が突き出る可愛い花を穂状に咲かせます。
開花時期は初夏から晩夏、桃色の壺形の小花から赤色の葯を出し総状花序に花を咲かせます。分枝の良い樹形は高さ約30(90)cm × 幅は30(90)cmまで成長します。葉色は緑色や黄色、葉身は針形、葉序は輪生葉序につきます。
エリカ(ヴァガンス)は矮性でふさふさと直立に茎が伸びる草姿をしており、花壇の前方に植えて縁どりやグランドカバーを作ったり、寄せ植えの素材に使ったりと幅広く利用する事ができます。花色は桃色と赤色でふんわりとした魅力があり可愛らしくロマンティックなお庭によく合います。
エリカ(ヴァガンス)は挿し木する事で増やす事が出来ます。冬の寒さに強い一方で、夏の暑さや多湿をやや苦手にしているため夏越しする場合は管理に注意が必要でしょう。
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