イオナンタの特徴
原産:メキシコ 科:パイナップル(Bromeliaceae) 属:ハナアナナス/ティランジア(Tillandsia) 種:イオナンタ(ionantha) 別名:エアープランツ 分類:常緑多年草 草丈:5~15cm 草姿:ロゼット状 開花時期:春から夏(不定期) 花の色:青色●紫色●白色〇 葉色:緑色●赤色● 花言葉:「蓄える」「不屈」 誕生花:1月29日 | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
イオナンタは学名Tillandsia ionantha、 別名「エアープランツ」とも呼ばれる中央アメリカ及び南アメリカ原産の常緑多年草です。エアープランツの中でも非常にポピュラーな種で、一般的な種より園芸品種も豊富にあります。弧状に反り返る葉が噴水が吹き出るように30~40枚付き、開花が始まると上部の葉が赤色に染まり紫色の花を穂状花序に数個つけます。開花後の親株は他のティランジアの様に直ぐに枯れることはなく子株の成長を助け、子株は成熟し開花するまでに通常3年以上かかります。自然では樹木や岩等に根を絡めて着生して生息しており、多くのティランジアと同様に水分や栄養は葉等を通して空気や降雨等から吸収しています。
開花時期は春から夏(不定期)、花色は紫色や青色、白色があり2~4個の小花を穂状花序につけます。草姿はロゼット状で高さ約5(15)cm × 幅は約5(15)cmまで成長します。葉色は緑色、葉身は針状もしくは鱗片状です。
イオナンタは自然では樹木の枝等に根を絡めて着生して育ちますが、園芸ではボードや流木等に接着剤で付けて育てられたり、ワイヤーで固定して育てられたり、固定する事無くテラリウム等に置かれたまま育てられます。
イオナンタは開花後に子株が出来るため、これを株分けする事で増やすことが出来ます。育てる際は夏の強い日差しや長雨を苦手にしているため管理場所に注意が必要です。また軽い霜に耐えられる可能性がありますが、基本的に寒さに弱いため屋外で育てる場合は注意が必要です。
ティランジアの主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。
イオナンタの育て方