サルオガセモドキの特徴
原産:中央アメリカ/南アメリカ 科:パイナップル(Bromeliaceae) 属:ハナアナナス/ティランジア(Tillandsia) 種:サルオガセモドキ/ウスネオイデス(usneoides) 別名:ティランジア・ウスネオイデス/エアープランツ 分類:常緑多年草 草丈:90~800cm 草姿:ロゼット状 開花時期:春から秋(不定期) 花の色:緑色●黄色●茶色● 葉色:灰緑色● 花言葉:「蓄える」「不屈」 誕生花:1月29日 | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
サルオガセモドキは学名Tillandsia usneoides、 別名「ティランジア・ウスネオイデス」や「エアープランツ」とも呼ばれる中央アメリカ及び南アメリカ原産の常緑多年草です。おじいちゃんの髭にも例えられる特徴的な草姿は、糸状の茎や葉が古木等から垂れ下がる様に伸び、植物全体が灰白色の鱗片で覆われる事で作られます。一般的にサルオガセモドキに根はなく稀に短くあり、水分や栄養の吸収は空気や降雨、朝霧等を茎や葉にある鱗片を利用して吸収されています。
開花時期は春から秋(不定期)、葉腋から緑色もしくは黄色か茶色の花先が3裂する小花をつけます。草姿はロゼット状で個々がランナーで繋がり長さは約90~800cmまで成長します。葉色は緑色で表面が灰白色の鱗片で覆われており、葉身は糸状で根出状もしくは互生葉序につきます。
サルオガセモドキは自然では古木等に垂れ下がり育ちますが、園芸ではフックに引っ掛けたりボードや壁の表面に株を接着して育てる事が出来ます。灰緑色で優美に垂れ下がる草姿は上品でエレガンスな雰囲気を作り出します。
サルオガセモドキはランナーで繋がる個々の株を株分けする事で増やすことが出来ます。育てる際は夏の強い日差しや長雨を苦手にしているため管理場所に注意が必要です。また軽い霜に耐えますが、強い霜に当たると枯れるため屋外で育てる場合は注意が必要です。
ティランジアの主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。
サルオガセモドキの育て方