テクトラムの特徴
原産:ペルー/エクアドル 科:パイナップル(Bromeliaceae) 属:ハナアナナス/ティランジア(Tillandsia) 種:テクトラム(tectorum) 別名:エアープランツ 分類:常緑多年草 草丈:10~30cm 草姿:ロゼット状 開花時期:春から夏(不定期) 花の色:紫色●桃色● 葉色:灰緑色● 花言葉:「蓄える」「不屈」 誕生花:1月29日 | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
テクトラムは学名Tillandsia stricta、 別名「エアープランツ」とも呼ばれるペルー及びエクアドル原産の常緑多年草です。非常に装飾的な白色の美しい葉は表面に白色の長い毛状突起(トリコーム)がある事で作られ、ふわふわとした綿で包まれたような美しい見た目をしています。また見た目が良い以外にも毛状突起には様々な機能がありますが、強い陽射しや乾燥が続くエクアドルの過酷な環境から身を守るために個性的な形になったと考えられます。また数年かけて成熟した株は一生に一度だけ高さ30cmにも伸びる花茎を出し、桃色の苞葉がある上品な紫色の花を咲かせます。
開花時期は春から夏(不定期)、桃色の苞葉に紫色の小花を穂状に咲かせます。草姿はロゼット状で高さ約10(30)cm × 幅は約10(20)cmまで成長します。葉色は灰緑色、葉身は糸状です。
テクトラムは自然では岩生植物として岩の上等に着生して育ちますが、園芸ではボードや流木等に接着剤で付けて育てられたり、ワイヤーで固定して育てられたり、固定する事無くテラリウム等に置かれたまま育てられます。
テクトラムは開花後に子株が出来るため、これを株分けする事で増やすことが出来ます。育てる際は夏の強い日差しや長雨に浸させる事を嫌うため管理場所に注意が必要です。また軽い霜に耐えられる可能性がありますが、基本的に寒さに弱いため屋外で育てる場合は注意が必要です。
ティランジアの主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。
テクトラムの育て方