ティランジアは属の中に約650種があり多くが北アメリカや中央アメリカ、南アメリカにある常緑の多年草です。一般に園芸ではコンパクトで非常に豊富な園芸品種があるイオナンタ、非常に個性的で大きな花を咲かせるハナアナナス、最大8mまで伸びる灰緑色の茎葉が魅力的なサルオガセモドキ、エアープランツの王様とも呼ばれ1m近い幅まで育ちどっしりとした草姿になるキセログラフィカ等が親しまれます。
ティランジアは殆どが土を必要とせず、栄養や水の殆どを葉から吸収しており育て方も少し特殊な植物です。
種毎の育て方は写真か育て方をクリックすると出てくるためそちらで確認して下さい。
このページでは種の種類と特徴、園芸品種の種類と特徴を記載しています。
開花時期:主に夏(不定期) | 開花時期:春から秋(不定期) |
開花時期:春から夏(不定期) | 開花時期:春から夏(不定期) |
開花時期:夏(不定期) | 開花時期:春から夏(不定期) |
開花時期:春から夏(不定期) | 開花時期:春から夏(不定期) |
開花時期:夏(不定期) | 開花時期:春から夏(不定期) |
原産:エクアドル
学名:Tillandsia cyanea
草丈:約20~40cm
分類:常緑多年草
開花時期:主に夏(開花に必要な温度があれば周年)
花色:桃色●紫色●
葉色:緑色●
耐暑性:強い
耐寒性:弱い
誕生花:1月29日
花言葉:「蓄える」「不屈」
特徴:ハナアナナスは学名Tillandsia cyanea、 別名「ティランジア・キアネア」とも呼ばれるエクアドル原産の常緑多年草です。花は非常に個性的な形をしており、段々と重なる扇状の形をした桃色の苞葉の中に隠れた花茎があり、苞葉の外縁から顔を出す様に青紫色の上品な花を咲かせます。個々の青紫色の小花は寿命が短く2日程で散りますが、桃色の苞葉は約2ヶ月間は魅力を保ちます。花(苞葉)は徐々に色褪せ枯れていき同時に株も枯れます。ただし株が枯れる際、葉の間から新しい子株が出てくるため、こちらを育て増やす事が出来ます。また子株を増やす事で絶え間なく花を咲かせる事(株が成熟して開花するまで2~3年)も可能になります。
ハナアナナスも他のティランジアと同様に着生植物として主に木等に小さな根を張り自身を固定して、水や栄養の多くを葉に付く朝露や霧から吸収して成長しますが、園芸では鉢植えに植える方が株が安定するため鉢植えで育てられる事が多いです。
開花時期は一般的には夏ですが温度が約25度あれば何時でも開花可能です。桃色の苞葉は長楕円形をしており、紫色の小花を扇形花序に咲かせます。草姿はロゼット状で高さ約20(40)cm × 幅は約20(40)cmまで成長します。葉色は緑色で光沢があり、葉身は線形で根出葉につきます。
ハナアナナス)は自然では木や岩等に着生して育ちますが、園芸では一般的に鉢植えにて育てられます。花はラケットの様な形で個性的な花姿をしていますが、桃色と紫色の非常上品な花色をしていおり、アジアンテイストなお庭やエレガンスなお庭等に良く合うでしょう。
ハナアナナスは葉の間から出る子株を株分けする事で増やすことが出来ます。育てる際は夏の強い日差しや長雨を苦手にしており、また冬の寒さに極端に弱いため季節によって管理場所を変える必要があるでしょう。
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原産:中央アメリカ/南アメリカ
学名:Tillandsia usneoides
草丈:約90~800cm
分類:常緑多年草
開花時期:春から秋(不定期)
花色:黄色●緑色●茶色●
葉色:灰緑色●
耐暑性:強い
耐寒性:普通
誕生花:1月29日
花言葉:「蓄える」「不屈」
特徴:サルオガセモドキは学名Tillandsia usneoides、 別名「ティランジア・ウスネオイデス」や「エアープランツ」とも呼ばれる中央アメリカ及び南アメリカ原産の常緑多年草です。おじいちゃんの髭にも例えられる特徴的な草姿は、糸状の茎や葉が古木等から垂れ下がる様に伸び、植物全体が灰白色の鱗片で覆われる事で作られます。一般的にサルオガセモドキに根はなく稀に短くあり、水分や栄養の吸収は空気や降雨、朝霧等を茎や葉にある鱗片を利用して吸収されています。
開花時期は春から秋(不定期)、葉腋から緑色もしくは黄色か茶色の花先が3裂する小花をつけます。草姿はロゼット状で個々がランナーで繋がり長さは約90~800cmまで成長します。葉色は緑色で表面が灰白色の鱗片で覆われており、葉身は糸状で根出状もしくは互生葉序につきます。
サルオガセモドキは自然では古木等に垂れ下がり育ちますが、園芸ではフックに引っ掛けたりボードや壁の表面に株を接着して育てる事が出来ます。灰緑色で優美に垂れ下がる草姿は上品でエレガンスな雰囲気を作り出します。
サルオガセモドキはランナーで繋がる個々の株を株分けする事で増やすことが出来ます。育てる際は夏の強い日差しや長雨を苦手にしているため管理場所に注意が必要です。また軽い霜に耐えますが、強い霜に当たると枯れるため屋外で育てる場合は注意が必要です。
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原産:中央アメリカ/南アメリカ
学名:Tillandsia bulbosa
草丈:約10~25cm
分類:多年草
開花時期:春から夏(不定期)
花色:紫色●
葉色:緑色●赤色●
耐暑性:強い
耐寒性:普通
誕生花:1月29日
花言葉:「蓄える」「不屈」
特徴:ブルボーサは学名Tillandsia bulbosa、 別名「ヒメキノエアナナス」や「エアープランツ」とも呼ばれる中央アメリカ及び南アメリカ原産の多年草です。非常に個性的な外観は、直径約5cmになる球根状の基部から8本から15本程度の捻れた葉を触手の様に伸ばし、開花期に上部の葉が赤く染まる事で作られます。自然では樹木の枝等に根を絡めて着生して生息しており、多くのティランジアと同様に水分や栄養は葉等を通して空気や降雨等から吸収していますが、ブルボーサは一般的な種より多湿環境で育ってきたせいか毛が少なく水を集めるのがあまり上手くありません。花は春から夏にかけて上品な紫色の花を2~8個咲かせ、開花後に新しい子株が出来ます。
開花時期は春から夏(不定期)、紫色の小花を2~8個、穂状花序につけます。草姿はロゼット状で高さ約10(25)cm × 幅は約15(25)cmまで成長します。葉色は緑色、葉身は針状もしくは鱗片状です。
ブルボーサは自然では樹木の枝等に根を絡めて着生して育ちますが、園芸ではボード等に接着剤で付けて育てられたり、ワイヤーで固定して育てられたり、固定する事無くテラリウム等に置かれたまま育てられます。
ブルボーサは開花後に子株が出来るため、これを株分けする事で増やすことが出来ます。育てる際は夏の強い日差しや長雨を苦手にしているため管理場所に注意が必要です。また軽い霜に耐えられる可能性がありますが、基本的に寒さに弱いため屋外で育てる場合は注意が必要です。
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原産:メキシコ
学名:Tillandsia ionantha
草丈:約5~15cm
分類:常緑多年草
開花時期:春から夏(不定期)
花色:青色●紫色●白色〇
葉色:緑色●赤色●
耐暑性:強い
耐寒性:普通
誕生花:1月29日
花言葉:「蓄える」「不屈」
特徴:イオナンタは学名Tillandsia ionantha、 別名「エアープランツ」とも呼ばれる中央アメリカ及び南アメリカ原産の常緑多年草です。エアープランツの中でも非常にポピュラーな種で、一般的な種より園芸品種も豊富にあります。弧状に反り返る葉が噴水が吹き出るように30~40枚付き、開花が始まると上部の葉が赤色に染まり紫色の花を穂状花序に数個つけます。開花後の親株は他のティランジアの様に直ぐに枯れることはなく子株の成長を助け、子株は成熟し開花するまでに通常3年以上かかります。自然では樹木や岩等に根を絡めて着生して生息しており、多くのティランジアと同様に水分や栄養は葉等を通して空気や降雨等から吸収しています。
開花時期は春から夏(不定期)、花色は紫色や青色、白色があり2~4個の小花を穂状花序につけます。草姿はロゼット状で高さ約5(15)cm × 幅は約5(15)cmまで成長します。葉色は緑色、葉身は針状もしくは鱗片状です。
イオナンタは自然では樹木の枝等に根を絡めて着生して育ちますが、園芸ではボードや流木等に接着剤で付けて育てられたり、ワイヤーで固定して育てられたり、固定する事無くテラリウム等に置かれたまま育てられます。
イオナンタは開花後に子株が出来るため、これを株分けする事で増やすことが出来ます。育てる際は夏の強い日差しや長雨を苦手にしているため管理場所に注意が必要です。また軽い霜に耐えられる可能性がありますが、基本的に寒さに弱いため屋外で育てる場合は注意が必要です。
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原産:南アメリカ
学名:Tillandsia stricta
草丈:約10~20cm
分類:常緑多年草
開花時期:夏(不定期)
花色:桃色●黄色●青色●紫色●白色〇
葉色:緑色●黒色●
耐暑性:強い
耐寒性:普通
誕生花:1月29日
花言葉:「蓄える」「不屈」
特徴:ストリクタは学名Tillandsia stricta、 別名「エアープランツ」とも呼ばれる南アメリカ原産の常緑多年草です。緩く反る様にカールする葉は灰白色の鱗片で表面が覆われており、水分や栄養を葉から吸収するのに役立っています。茎は短くロゼット状に中央から葉が広がる草姿をしており、数年かけて成熟した株は一生に一度だけ花(桃色の苞葉と紫色の小花)を咲かせます。自然では樹木や砂丘等に生息しており、多くのティランジアと同様に根は無いか極短く、水分や栄養の殆どは葉を通して空気や降雨等から吸収しています。
開花時期は一般的に夏(不定期)、花色は紫色や青色、桃色や黄色、白色があり長楕円形の苞葉の外縁から小花を扇形花序に咲かせます。草姿はロゼット状で高さ約10(20)cm × 幅は約10(20)cmまで成長します。葉色は灰緑色もしくは黒色、葉身は針状もしくは鱗片状です。
ストリクタは自然では樹木の枝等に根を絡めて着生して育ちますが、園芸ではボードや流木等に接着剤で付けて育てられたり、ワイヤーで固定して育てられたり、固定する事無くテラリウム等に置かれたまま育てられます。
ストリクタは開花後に子株が出来るため、これを株分けする事で増やすことが出来ます。育てる際は夏の強い日差し長雨を苦手にしているため管理場所に注意が必要です。また軽い霜に耐えられる可能性がありますが、基本的に寒さに弱いため屋外で育てる場合は注意が必要です。
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原産:ペルー/エクアドル
学名:Tillandsia stricta
草丈:約10~30cm
分類:多年草
開花時期:春から夏(不定期)
花色:桃色●紫色●
葉色:灰緑色●
耐暑性:強い
耐寒性:普通
誕生花:1月29日
花言葉:「蓄える」「不屈」
特徴:テクトラムは学名Tillandsia stricta、 別名「エアープランツ」とも呼ばれるペルー及びエクアドル原産の常緑多年草です。非常に装飾的な白色の美しい葉は表面に白色の長い毛状突起(トリコーム)がある事で作られ、ふわふわとした綿で包まれたような美しい見た目をしています。また見た目が良い以外にも毛状突起には様々な機能がありますが、強い陽射しや乾燥が続くエクアドルの過酷な環境から身を守るために個性的な形になったと考えられます。また数年かけて成熟した株は一生に一度だけ高さ30cmにも伸びる花茎を出し、桃色の苞葉がある上品な紫色の花を咲かせます。
開花時期は春から夏(不定期)、桃色の苞葉に紫色の小花を穂状に咲かせます。草姿はロゼット状で高さ約10(30)cm × 幅は約10(20)cmまで成長します。葉色は灰白色、葉身は糸状です。
テクトラムは自然では岩生植物として岩の上等に着生して育ちますが、園芸ではボードや流木等に接着剤で付けて育てられたり、ワイヤーで固定して育てられたり、固定する事無くテラリウム等に置かれたまま育てられます。
テクトラムは開花後に子株が出来るため、これを株分けする事で増やすことが出来ます。育てる際は夏の強い日差しや長雨に浸させる事を嫌うため管理場所に注意が必要です。また軽い霜に耐えられる可能性がありますが、基本的に寒さに弱いため屋外で育てる場合は注意が必要です。
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原産:南アメリカ
学名:Tillandsia aeranthos
草丈:約10~25cm
分類:常緑多年草
開花時期:春から夏(不定期)
花色:紫色●
葉色:緑色●赤色●
耐暑性:強い
耐寒性:普通
誕生花:1月29日
花言葉:「蓄える」「不屈」
特徴:キノエアナナスは学名Tillandsia aeranthos、 別名「ティランジア・アエラントス」や「エアープランツ」とも呼ばれる南アメリカ原産の常緑多年草です。一般的なエアープランツと比べて茎が長く、表面に銀白色の鱗片で密生する針状の葉をロゼット状につけます。花は赤みの強い桃色の苞葉と濃い青紫色の花を約7個から20個咲かせます。
開花時期は春から夏(不定期)、赤みの強い桃色の苞葉の先から濃い紫色の小花を穂状花序に咲かせます。草姿はロゼット状で高さ約10(25)cm × 幅は約10(15)cmまで成長します。葉色は灰緑色、葉身は針状もしくは鱗片状です。
キノエアナナスは自然では樹木の枝等に根を絡めて着生して育ちますが、園芸ではボードや流木等に接着剤で付けて育てられたり、ワイヤーで固定して育てられたり、固定する事無くテラリウム等に置かれたまま育てられます。
キノエアナナスは根元に子株が出来るため、これを株分けする事で増やすことが出来ます。育てる際は夏の強い日差しや長雨を苦手にしているため管理場所に注意が必要です。また軽い霜に耐えられる可能性がありますが、基本的に寒さに弱いため屋外で育てる場合は注意が必要です。
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原産:中央アメリカ/ベネズエラ
学名:Tillandsia brachycaulos
草丈:約10~20cm
分類:常緑多年草
開花時期:春から夏(不定期)
花色:紫色●
葉色:緑色●赤色●
耐暑性:強い
耐寒性:弱い
誕生花:1月29日
花言葉:「蓄える」「不屈」
特徴:ブラキカウロスは学名Tillandsia brachycaulos、 別名「エアープランツ」とも呼ばれる中央アメリカ及びベネズエラ原産の常緑多年草です。自然では樹木の枝に根を絡めて着生して生息しており、多くのティランジアと同様に水分や栄養は葉等を通して空気や降雨等から吸収しています。弧状に反り返る葉は肉質ど噴水が吹き出るようにロゼット状に付き、開花が始まると上部の葉が赤色に染まり紫色の花を数個つけます。
開花時期は春から夏(不定期)、花色は紫色で数個の小花をつけます。草姿はロゼット状で高さ約10(20)cm × 幅は約10(20)cmまで成長します。葉色は緑色もしくは赤色で葉身は線形です。
ブラキカウロスは自然では樹木の枝等に根を絡めて着生して育ちますが、園芸ではボードや流木等に接着剤で付けて育てられたり、ワイヤーで固定して育てられたり、固定する事無くテラリウム等に置かれたまま育てられます。
ブラキカウロスは根元に子株が出来るため、これを株分けする事で増やすことが出来ます。育てる際は夏の強い日差しや長雨を苦手にしているため管理場所に注意が必要です。また軽い霜に耐えられる可能性がありますが、基本的に寒さに弱いため屋外で育てる場合は注意が必要です。
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原産:中央アメリカ/西インド諸島
学名:Tillandsia stricta
草丈:約15~45cm
分類:常緑多年草
開花時期:夏(不定期)
花色:紫色●
葉色:灰緑色●赤色●
耐暑性:強い
耐寒性:弱い
誕生花:1月29日
花言葉:「蓄える」「不屈」
特徴:ストレプトフィラは学名Tillandsia stricta、 別名「エアープランツの女王」とも呼ばれ中央アメリカ及び西インド諸島に自生する常緑多年草です。球根の様に丸みを帯びた壺形の基部から、ロゼット状に広がる肉質の葉は表面に灰白色の毛状突起が多いため乾燥に強く一方で過湿が苦手な性質をもちます。また肉質の葉は乾燥した環境ではカールが強くなり湿度の高い環境では真っ直ぐに近い外観になります。最大50cm程度に成長する株はどっしりとした安定感があり、優美に葉がカールする草姿はエアープランツの女王の名に相応しい佇まいを見せてくれます。花は数年かけて成熟した後に一生に一度だけ花を咲かせ、花後は残りのエネルギーを利用して子株を成長させます。
開花時期は一般的に夏(不定期)、赤色の苞葉から紫色の小花を複穂状花序に咲かせます。草姿はロゼット状で高さ約15(45)cm × 幅は約15(30)cmまで成長します。葉色は灰緑色もしくは赤色で葉身は線形です。
ストレプトフィラは開花後に子株が出来るため、これを株分けする事で増やすことが出来ます。育てる際は夏の強い日差し長雨を苦手にしているため管理場所に注意が必要です。また冬の寒さに極端に弱いため季節によって管理場所を変える必要があるでしょう。
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原産:中央アメリカ
学名:Tillandsia xerographica
草丈:約20~60cm
分類:常緑多年草
開花時期:春から夏(不定期)
花色:緑色●
葉色:灰緑色●赤色●
耐暑性:強い
耐寒性:普通
誕生花:1月29日
花言葉:「蓄える」「不屈」
特徴:キセログラフィカは学名Tillandsia xerographica、 別名「エアープランツの王様」とも呼ばれ中央アメリカを原産とする常緑多年草です。一般的な種と比較して非常に巨大でどっしりと風格があり、緩く巻くようにカールする肉質な葉はロゼット状に付き上品でエレガンスな雰囲気を作ります。肉質な葉は表面に灰白色の毛状突起が多く灰緑色の美しいカラーリーフとして楽しむ事ができ、また数年かけて成熟した株は一生に一度だけ花茎を長く伸ばし赤色もしくは緑色の花を咲かせ、花後は残りのエネルギーを利用して子株を成長させます。
開花時期は一般的に春から夏(不定期)、赤色の苞葉から緑色の花を咲かせます。草姿はロゼット状で高さ約20(60)cm × 幅は約50(90)cmまで成長します。葉色は灰緑色もしくは赤色で葉身は線形です。
キセログラフィカは開花後に子株が出来るため、これを株分けする事で増やすことが出来ます。育てる際は夏の強い日差し長雨を苦手にしているため管理場所に注意が必要です。また冬の寒さに弱いため季節によって管理場所を変える必要があるでしょう。
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