エビネの特徴
原産:日本/朝鮮/中国 科:ラン(Orchidaceae) 属:エビネ/カランセ(Calanthe) 種:エビネ/ディスカラー(discolor) 別名:ジエビネ/ヤブエビネ/カランセ・ディスカラー 分類:多年草 草丈:20~50cm 開花時期:4月~5月 花の色:茶色●白色〇橙色●黒色● 葉色:緑色● 花言葉:「謙虚」「誠実」「賑やかな人柄」 誕生花:4月26日/5月27日 | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
エビネは学名Calanthe discolor、別名「ジエビネ」や「ヤブエビネ」や「カランセ・ディスカラー」とも呼ばれる日本及び朝鮮、中国が原産の多年草です。和名の「エビネ」は球状の偽鱗茎が連なり根の出る姿が海老の形に似ている事に由来しており、日本でも九州や本州、四国の林の中で稀に見られますが、園芸目的の採取や盗掘により野生のものは殆ど見られなくなっています。葉は根生して非常に大きく、木々の間から少ない光を集めるために適した形になったと言われており、ロゼット状に広がる大きな葉はとても優美です。花は春咲き、新芽の展開と共に花茎を長く伸ばし8~15個の小花を穂状に咲かせて趣きある雰囲気を漂わせます。
開花時期は春から晩春、花色は茶色や黄色、橙色や黒色、白色や複色等があり、3個の褐色の萼片と側花弁、3裂する唇弁の小花を総状花序に咲かせます。草姿は直立して高さ約20(50)cm × 幅は約20(40)cmまで成長して、葉色は緑色、葉身は長楕円形で根出葉につきます。
エビネは一般的に花後もしくは秋に株分けする事で増やされます。強い日射しを苦手にしており、またジメジメとした過湿や乾燥も苦手なため管理に注意が必要でしょう。一方で冬の寒さには比較的強く管理は楽です。
エビネ属の主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。
エビネの育て方