ツルランの特徴
原産:日本/アジア/オセアニア/東アフリカ 科:ラン(Orchidaceae) 属:エビネ/カランセ(Calanthe) 種:ツルラン(triplicata) 別名:夏エビネ 分類:常緑多年草 草丈:30~100cm 開花時期:7月~9月 花の色:白色〇 葉色:緑色● | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
ツルランは学名Calanthe triplicata、別名「夏エビネ」とも呼ばれるアジア及びオセアニア、東アフリカが原産の常緑多年草です。日本では沖縄等に自生しており、夏になると鶴にも例えられる上品な純白の花を垂直に伸びる花茎の先に約18~40個付けて咲かせます。常緑の葉は根生して長いものでは約50cmと非常に大きく、木々の間から少ない光を集めるために適した形になったと言われています。ロゼット状に大きく広がる葉はとても優美で貫禄があり、花のない時期も魅力があります。
開花時期は夏から秋、花色は白色、唇弁は3裂して中央裂片はさらに2分裂する小花を総状花序に咲かせます。草姿は直立して高さ約30(100)cm × 幅は約30(100)cmまで成長して、葉色は緑色、葉身は長楕円形で根出葉につきます。
ツルランは一般的に花後もしくは秋に株分けする事で増やされます。強い日射しを苦手にしており、またジメジメとした過湿や乾燥も苦手なため管理に注意が必要でしょう。また冬の寒さに極端に弱いため管理に注意が必要です。
エビネ属の主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。
ツルランの育て方