スターチスは属の中に約120種がありアジア及びヨーロッパ、アフリカ、北アメリカ等の広い地域に分布する多年草もしくは一・二年草です。一般に園芸では矮性で切り花やドライフラワーとして人気の高いハナハマサジ、ふんわりとスプレーで吹いた様な優しい花を咲かせる耐寒性多年草のラティフォリウム等が親しまれます。
スターチスは乾燥に強い一方で多湿を苦手にしているため夏越しする際は注意が必要です。耐寒性は種によりことなるためそれぞれ確認して管理しましょう。
種毎の育て方は写真か育て方をクリックすると出てくるためそちらで確認して下さい。
このページでは種の種類と特徴、園芸品種の種類と特徴を記載しています。
![]() 開花時期:5月~7月 | ![]() 開花時期: |
③その他の種と園芸品種 |
原産:アジア/ヨーロッパ/北アフリカ
学名:Limonium sinuatum
草丈:約30~45cm
分類:多年草(短命)
開花時期:5月~7月
花色:赤色●桃色●黄色●橙色●青色●紫色●白色〇黒色
葉色:緑色●
耐暑性:普通
耐寒性:普通
誕生花:4月29日/5月7日
花言葉:「驚き」「変わらぬ心」「途絶えぬ記憶」
特徴:スターチス(ハナハマサジ)は学名Limonium sinuatum、単に「スターチス」や「リモニウム」と呼ぶと殆どの場合この種をさしており、アジア及びヨーロッパ、北アフリカを原産とする短命の多年草です。草姿はロゼット状で地面に広がる様に葉はつき、地面から伸びる垂直の茎には殆どなく葉がなく、茎のみの様な美しいシルエットを作ります。花はトサカの様な個性的な花姿で紙のよう質感(苞)をもっており、切り花としての人気が高く常温でも2週間以上花待ちして、また乾燥しても色落ちが少ない事からドライフラワーとしても魅力があります。
開花時期は晩春から夏、花色(苞)は紫色や青色、桃色や黄色、白色等があり、美しい苞の中心部に目立たなく白色や黄色の花があり、円錐花序もしくは散房花序に咲かせます。草姿はロゼット状で高さは約30(45)cm × 幅は約15(30)cmまで成長します。葉色は緑色、葉身は羽状中裂して根出葉につきます。
スターチス(ハナハマサジ)は夏の暑さや乾燥に耐える一方でジメジメとした過湿や、長雨による浸水をとても嫌います。また冬の寒さにも弱く、寒さで株は徐々に弱り強い霜に当たると枯れてしまいます。短命の多年草としても育てられますが、園芸では一般的に種から毎年育てられる一年草として扱われます。
![]() スターチス(ハナハマサジ) | ![]() 黄金の銀河 (´・ω・)p楽天で購入q |
![]() ゴールドコースト (´・ω・)p楽天で購入q | ![]() シュニアータミッドナイトブルー (´・ω・)p楽天で購入q |
![]() シュニアータアイスバーグ (´・ω・)p楽天で購入q | ![]() 雪色の銀河 (´・ω・)p楽天で購入q |
原産:ヨーロッパ
学名:Limonium latifolium
草丈:約30~75cm
分類:多年草
開花時期:5月~7月
花色:桃色●青色●紫色●
葉色:緑色●
耐暑性:普通
耐寒性:強い
誕生花:4月29日/5月7日
花言葉:「驚き」「変わらぬ心」「途絶えぬ記憶」
特徴:スターチス(ラティフォリウム)は学名Limonium latifolium、別名「ニワハナビ」や「ヒロハノハマサジ」とも呼ばれるヨーロッパ原産の多年草です。一般的なスターチス(ハナハマサジ)と比較すると非常に大きく光沢のある葉をもち、株全体が大きく疎らでカスミ草の様な繊細な花を咲かせます。草姿はロゼット状で、葉は大きく光沢があり地面に広がる様は貫禄があります。茎は非常に細くよく分岐し、葉が殆どないため美しいシルエットを作り、スプレーで吹き付けた様な小さく可愛らしい花を疎らに咲かせて繊細でふんわりとした花姿を作ります。また花は切り花としての人気が高く常温でも2週間以上花待ちして、乾燥しても色落ちが少ない事からドライフラワーとしても魅力があります。
開花時期は晩春から夏、花色(苞)は紫色や青色、桃色等があり、花先が5裂する小花を円錐花序に咲かせます。草姿はロゼット状で高さは約30(75)cm × 幅は約30(60)cmまで成長します。葉色は緑色、葉身は楕円形で根出葉につきます。
スターチス(ラティフォリウム)は夏の暑さや乾燥に耐える一方でジメジメとした過湿や、長雨による浸水をとても嫌います。冬の寒さには強いため冬越しは比較的容易に行えます。
![]() スターチス(ラティフォリウム) |
![]() ブルガリ種 |