ギボウシは属の中に約23~45種があり多くが日本と中国を原産とする多年草です。一般に園芸では、複雑に交配されてそれぞれの良い所を引き継いだ雑種のギボウシ(雑種)が最も親しまれており、葉や株が非常に大きく成長するオオバギボウシ、オオバギボウシより小型で育てやすいコバギボウシ、他のギボウシと違い花に香りがあり夜に開花するタマノカンザシ等が親しまれています。
ギボウシは耐陰性が強く日陰植物としてシェードガーデン等に主に利用され、夏の暑さや冬の寒さにも強く丈夫で育てやすい植物です。
種毎の育て方は写真か育て方をクリックすると出てくるためそちらで確認して下さい。
このページでは種の種類と特徴、園芸品種の種類と特徴を記載しています。
![]() 開花時期:6月~9月 | ![]() 開花時期:6月~8月 | ![]() 開花時期:7月~9月 |
![]() 開花時期:8月~9月 | ![]() 開花時期:6月~8月 | ![]() 開花時期:8月~9月 |
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原産:日本/東アジア
学名:Hosta
草丈:約15~120cm
分類:多年草(宿根草)
開花時期:6月~9月
花色:紫色●桃色●白色〇
葉色:緑色●青色●黄色●白色〇
耐暑性:強い
耐寒性:強い
誕生花:7月9日
花言葉:「静寂」「沈静」「落ち着き」「変わらない思い」
特徴:ギボウシは属の中に約23~45種があり、殆どが日本と中国を原産とする多年草(宿根草)です。ギボウシは種と種の間で種間交雑しやすく、また交配もされて魅力的な園芸品種も多く生み出されているため、一般に親しまれているギボウシも雑種の方が多いかもしれません。
ギボウシ(雑種)は様々な種が交配されているため、非常に豊富な園芸品種があります。例えば、葉の大きさがミニチュア(長さ約3cm × 幅約2cm)の品種から非常に巨大な葉(長さ約45cm × 幅約35cm)をもつ品種、葉の形がスラリと細長い披針形の品種から横幅が広く丸みのある卵形の品種まであり、また葉の縁部分が波打ちフリルの様になる品種や葉全体が捻る品種等もあり様々です。葉の色は品種により緑色・青色・黄色・白色の四色の組み合わせがあります。
ギボウシの葉は基部から出てくる葉(根生葉)のみで構成されており、中央から外側に向かう様に優雅に葉を広げ丘陵を連想させる美しい草姿を作ります。葉は長い葉柄の先に付き、葉脈には通常凹凸があります。
ギボウシの花は基本的には香りがありませんが、タマノカンザシを由来とする品種では香りがある場合があります。また通常は朝に花が開花して夕方になると萎む一日花ですが、タマノカンザシを由来とする場合は夕方から夜に開花する場合もあります。また個々の花は一日花のため直ぐに萎みますが、長い花茎には沢山の小花が連なり咲くため比較的に長く鑑賞できる所も魅力です。
園芸では優雅に広がる美しい草姿や豪華な花姿を鑑賞する目的で花壇や植え込みの縁どり等に利用されたり、花壇の中央部で高さやボリュームを出す植物として利用されたり、またコンパクトで管理がしやすい鉢植えにして玄関周り等に飾られたりします。その他にも耐陰性が強く間接光のみが当たる日陰でも育てる事が出来るため、日陰植物の代表としてシェードガーデン等でもよく利用されています。
園芸品種には、非常に巨大な葉(長さ45cm × 幅35cm)をもち高さ120cmまで成長する「エンプレス ウー」や非常にちっちゃく(長さ最大5cm × 幅5cm)の青緑色をした肉厚の葉が可愛らしい「ブルーマウス イアーズ」等があり、それぞれお庭の雰囲気に合わせて品種を選ぶと良いでしょう。※その他の種や園芸品種は下のリンクから見れます。
開花時期は初夏から秋、花色は紫色や桃色、白色があり、個々の花は鐘形で花被片が6個あり、花序は小花が穂状に集まり総状花序に花が咲きます。草姿はロゼット状で短い根茎があり高さは約15(120)cm × 幅は約15(120)cmまで成長します。葉色は緑色や青色や黄色や白色があり、葉身は卵形から披針形で、葉序は根生葉につきます。
ギボウシは一般的に株分けで増やされますが、自家採種した種を撒いて増やす事も出来ます。育てる際は夏の強い日差しと乾燥に気をつければ基本的には丈夫で育てやすい植物です。
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![]() ギボウシ(ゴールデン ティアラ)は、一般的なギボウシと比べて葉が長さ約12cmと小さいながら、株は高さ約40cm × 幅は約100cmと大きく成長します。葉は全体が白色に近い明るい色調で、鮮やかな緑色の葉縁部分に黄色(薄黄色)の覆輪が入り、中央から長い葉柄を伸ばし葉は外側に向けて広がります。花は夏に長さ約60cmの花茎を伸ばしユリの様な上品な薄紫色の小花を穂状に連ね咲かせます。 (´・ω・)p楽天で購入q | ![]() サンパワー (´・ω・)p楽天で購入q | ![]() ウォルバーリン (´・ω・)p楽天で購入q |
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原産:日本
学名:Hosta sieboldiana
草丈:約60~120cm
分類:多年草(宿根草)
開花時期:6月~8月
花色:桃色●紫色●白色〇
葉色:緑色●青色●黄色●
耐暑性:強い
耐寒性:強い
誕生花:7月9日
花言葉:「静寂」「沈静」「落ち着き」「変わらない思い」
特徴:オオバギボウシは学名Hosta sieboldiana、別名「ハヤザキオオバギボウシ」や「ウノハナギボウシ」とも呼ばれる日本原産とする多年草です。オオバギボウシは北海道・本州・四国・九州に広く分布しており、山地や林縁、草原等の湿り気のある場所に自生しています。和名「オオバギボウシ」の由来は他の一般的な種と比べて葉が大きい事からきており、また花の蕾が擬宝珠似ている所からギボウシ(擬宝珠)と呼ばれています。学名「ホスタ(Hosta)」の由来は、オーストラリアの医師で植物学者のN.T.Hostに対する献名からきており、また種小名「シエボルディアナ(sieboldiana)」は長崎のオランダ商館に医師として来日したシーボルトに由来しています。
オオバギボウシの特徴(魅力)は、長さが最大40cmにも達する非常に大きく存在感のある葉、中央から外側に向かい優雅に広がる草姿、ユリの花を連想させる様な上品な花姿にあり、また春に出てくる新芽(茎葉)は柔らかく「ウルイ」とも呼ばれておりサラダや和え物等にして食用として利用されています。
オオバギボウシの葉は基部から出てくる葉(根生葉)のみで構成されており、中央から外側に向かう様に優雅に葉を広げ丘陵を連想させる美しい草姿を作ります。葉は長い葉柄の先に付き、非常に巨大で卵の様な形をしており葉裏の葉脈は突き出しています。花は一日花のため朝に開花した後は夕方に萎んでしまいますが、長い花茎には連々と沢山の小花が咲くため比較的に長く鑑賞する事が出来ます。
園芸では優雅に広がる美しい草姿や豪華な花姿を鑑賞する目的で花壇や植え込みの縁どり等に利用されたり、花壇の中央部で高さやボリュームを出す植物として利用されたり、またコンパクトで管理がしやすい鉢植えにして玄関周り等に飾られたりします。その他にも耐陰性が強く間接光のみが当たる日陰でも育てる事が出来るため、日陰植物の代表としてシェードガーデン等でもよく利用されています。
園芸品種には、青緑色と黄緑色の二色の葉色がリゾートの海を連想させトロピカルな魅力がある「フランシス ウィリアムス」やユリの様な上品な小花を連々と咲かせ気品を感じさせる「エレガンス」等があり、それぞれお庭の雰囲気に合わせて品種を選ぶと良いでしょう。
開花時期は初夏から晩夏、花色は紫色や桃色、白色があり、個々の花は鐘形で花先が6裂して長さ約4(6)cm × 幅は約2(4)cmになり、花序は小花が穂状に集まり総状花序に花が咲きます。草姿はロゼット状で短い根茎があり高さは約60(120)cm × 幅は約90(120)cmまで成長します。葉色は緑色や青色や黄色があり、葉身は卵形~卵状楕円形で、葉序は根生葉につきます。
オオバギボウシは2年から3年に1度株分けが必要であり、その時に株を増やす事が出来ます。しかし一度に増やせる量が限られるため種が採取され播種によって増やされる事もあります。その際は雑種化しやすいため、目的の株の雄蕊から花粉をとり、まだ蕾の状態の花を開き採取した雄蕊の花粉を雌しべに付けて虫が入らないように袋をかけておくと良いでしょう。育てる際は夏の強い日差しと乾燥に気をつければ基本的には丈夫で育てやすい植物です。
![]() ギボウシ(フランシス ウィリアムス)は、長さ30cmに達する非常に大きく皺のよった葉の形と、青緑色とライムグリーンの二色の葉色が魅力の園芸品種です。成熟すると非常に大きくボリュームある草姿を作り、青緑色と黄緑色の二色の葉色が南国リゾートの海を連想させるトロピカルな雰囲気のお庭をつくります。高さは約80cm × 幅は約120cmまで成長します。 (´・ω・)p楽天で購入q | ![]() ギボウシ(エレガンス)の特徴は、長さ30cmに達する非常に大きくハートの形をした葉と、ユリの花を連想させる様な白色(~薄紫色)の花が魅力の園芸品種です。高さは約60cm × 幅は約120cmまで成長します。 (´・ω・)p楽天で購入q |
原産:日本/東アジア
学名:Hosta sieboldii
草丈:約40~50cm
分類:多年草(宿根草)
開花時期:7月~9月
花色:紫色●
葉色:緑色●黄色●
耐暑性:強い
耐寒性:強い
誕生花:7月9日/7月17日
花言葉:「沈静」「落ち着き」「静かな人」「変わらない思い」
特徴:コバギボウシは学名Hosta sieboldii、別名「ホスタ・シーボルディ」や「スモールリーブ プランテン リリィ(small-leaved plantain lily)」とも呼ばれる日本及び東アジアが原産の多年草(宿根草)です。コバギボウシは日本では北海道・本州・四国・九州に広く分布しており、草原や湿原等の湿り気のある場所に自生しています。和名「コバギボウシ」の由来は他の一般的な種と比べて葉が小さい事からきており、また花の蕾が擬宝珠似ている所からギボウシ(擬宝珠)と呼ばれています。学名「ホスタ(Hosta)」の由来は、オーストラリアの医師で植物学者のN.T.Hostに対する献名からきており、また種小名「シーボルディ(sieboldii)」は長崎のオランダ商館に医師として来日したシーボルトに由来しています。
コバギボウシの特徴(魅力)は、一般的なギボウシと比較して小さくコンパクトで扱いやすい草姿と、長さが最大20cm × 幅が最大8cmと小ぶりな葉の大きさ、ユリの花を連想させる様な上品な花にあります。また花はオオバギボウシと比べると遅れて咲きはじめます。
コバギボウシの葉は基部から出てくる葉(根生葉)のみで構成されており、短い根茎で広がりながら優雅に葉を広げ丘陵を連想させる様な美しい草姿を作ります。葉は小降りで細長く葉先が尖り、葉表面の葉脈が凹んで皺のようになります。花は一日花のため朝に開花した後は夕方に萎んでしまいますが、長い花茎には連々と沢山の小花が付き下から順に咲くため比較的に長く鑑賞する事が出来ます。
園芸では優雅に広がる美しい草姿や豪華な花姿を鑑賞する目的で花壇や植え込みの縁どり等に利用されたり、コンパクトで管理がしやすい鉢植えにして玄関周り等に飾られたりします。その他にも耐陰性が強く間接光のみが当たる日陰でも育てる事が出来るため、日陰植物の代表としてシェードガーデン等でもよく利用されています。園芸品種には、葉先が尖る細長い葉の形と緑色に黄色の覆輪が入る二色の葉色が魅力的な「ブンチョウコウ」等があり、それぞれお庭の雰囲気に合わせて品種を選ぶと良いでしょう。※その他の種や園芸品種は下のリンクから見れます。
開花時期は夏から秋、花色は紫色、個々の花は鐘形で花先が6裂して長さ約4(5)cm × 幅は約3(4)cmになり、花序は小花が穂状に集まり総状花序に花が咲きます。草姿はロゼット状で短い根茎があり高さは約40(50)cm × 幅は約50(60)cmまで成長します。葉色は緑色や黄色があり、葉身は卵形から披針形で、葉序は根生葉につきます。
コバギボウシは2年から3年に1度株分けが必要であり、その時に株を増やす事が出来ます。しかし一度に増やせる量が限られるため種が採取され播種によって増やされる事もあります。その際は雑種化しやすいため、目的の株の雄蕊から花粉をとり、まだ蕾の状態の花を開き採取した雄蕊の花粉を雌しべに付けて虫が入らないように袋をかけておくと良いでしょう。育てる際は夏の強い日差しと乾燥に気をつければ基本的には丈夫で育てやすい植物です。
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原産:日本
学名:Hosta longipes
草丈:約30cm
分類:多年草(宿根草)
開花時期:8月~9月
花色:紫色●
葉色:緑色●
耐暑性:強い
耐寒性:強い
誕生花:7月9日
花言葉:「静寂」「沈静」「落ち着き」「変わらない思い」
特徴:イワギボウシは学名Hosta longipes、別名「ホスタ・ロンギペス」とも呼ばれる日本原産の多年草(宿根草)です。イワギボウシは本州の東北地方南部及び関東地方、東海地方に分布しており、山地等の湿った場所に自生して時に岩上や樹木等に着生しています。和名「イワギボウシ」の由来は岩(イワ)の上に自生している事からきており、また花の蕾が擬宝珠似ている所からギボウシ(擬宝珠)と呼ばれています。学名「ホスタ(Hosta)」の由来は、オーストラリアの医師で植物学者のN.T.Hostに対する献名からきており、また種小名のロンギペス(longipes)はラテン語で「長柄の/長足の」を意味しており、イワギボウシの長い葉柄に由来します。
イワギボウシの特徴は、地面から伸びる長い葉柄と葉柄に付く暗紫色の斑点(無い場合もある)、長さ13cm迄の細長く先の尖った卵状の葉の形、葉表面の葉脈の凹みに、ワックスを塗ったかの様な光沢のある葉色、白色(~薄紫色)の花被片の中央に紫色の縦筋が入る上品な花にあります。
イワギボウシの葉は基部から出てくる葉(根生葉)のみで構成されており、基部か長い葉柄を伸ばし中央から外側に向かい優雅に葉を広げて美しい草姿を作ります。葉は細長く卵状の形で葉先が尖っており、葉表面はガラスの様な光沢があり葉脈の部分は凹んでいます。花は一日花のため朝に開花した後は夕方に萎んでしまいますが、30cm迄伸びる短い花茎には密に小花が付き下から順に開花していくため比較的に長く花を鑑賞する事も出来ます。
園芸では優雅に広がる美しい草姿や豪華な花姿を鑑賞する目的で花壇や植え込みの縁どり等に利用されたり、コンパクトで管理がしやすい鉢植えにして玄関周り等に飾られたりします。その他にも耐陰性が強く間接光のみが当たる日陰でも育てる事が出来るため、日陰植物の代表としてシェードガーデン等でもよく利用されています。
開花時期は夏から秋、花色は白色もしくは紫色、個々の花は鐘形で花被片が6個あり、花序は小花が穂状に集まり総状花序に花が咲きます。草姿はロゼット状で短い根茎があり高さは約30cm × 幅は約30cmまで成長します。葉色は緑色、葉身は卵形から披針形で、葉序は根生葉につきます。
イワギボウシは2年から3年に1度株分けが必要であり、その時に株を増やす事が出来ます。しかし一度に増やせる量が限られるため種が採取され播種によって増やされる事もあります。その際は雑種化しやすいため、目的の株の雄蕊から花粉をとり、まだ蕾の状態の花を開き採取した雄蕊の花粉を雌しべに付けて虫が入らないように袋をかけておくと良いでしょう。育てる際は夏の強い日差しと乾燥に気をつければ基本的には丈夫で育てやすい植物です。
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学名:Hosta ‘undulata’
草丈:約30~50cm(花茎は最大120cm)
分類:多年草(宿根草)
開花時期:6月~7月
花色:紫色●白色〇
葉色:緑色●白色〇黄色●
耐暑性:強い
耐寒性:強い
誕生花:7月9日
花言葉:「静寂」「沈静」「落ち着き」「変わらない思い」
特徴:スジギボウシは学名Hosta ‘undulata’、別名「ホスタ・ウンジュラータ」や「ウェイビー プランテン リリィ(Wavy Plantain Lily)」とも呼ばれる多年草(宿根草)です。江戸時代から栽培され品種改良されてきた雑種で以前は種として扱われていましたが、現在は園芸品種として扱われています。
スジギボウシの特徴(魅力)は、下部で広がる葉に対して花茎がスラリと長く伸び、ユリの様な気品ある灰紫色の花を連々と咲かせる所にあり、また品種による所もありますが葉に入る白色の班や葉の縁部分に入る捻れも魅力的です。
スジギボウシの葉は基部から出てくる葉(根生葉)のみで構成されており、基部から葉柄を伸ばし中央から外側に向かい優雅に葉を広げて美しい草姿を作ります。葉は卵状の形で横幅も広くポテっとした印象があり、基本的には白色の班が入りますが班のない品種や外圧(ストレス)で班がなくなる場合もあります。花茎は最大120cm(葉は最大高さ50cm)迄伸び、長い花茎には連々と沢山の小花が付きます。ただし個々の花は一日花のため朝に開花した後は夕方に萎んでしまいます。
園芸では優雅に広がる美しい草姿や豪華な花姿を鑑賞する目的で花壇や植え込みの縁どり等に利用されたり、コンパクトで管理がしやすい鉢植えにして玄関周り等に飾られたりします。その他にも耐陰性が強く間接光のみが当たる日陰でも育てる事が出来るため、日陰植物の代表としてシェードガーデン等でもよく利用されています。
開花時期は初夏から夏、花色は紫色もしくは白色、個々の花は鐘形で花被片が6個あり、花序は小花が穂状に集まり総状花序に花が咲きます。草姿はロゼット状で短い根茎があり高さは約30(50)cm × 幅は約30(60)cmまで成長します。葉色は緑色に黄色や白色の班が入る事もあり、葉身は卵形で、葉序は根生葉につきます。
スジギボウシは一般的に株分けする事で増やす事が出来ます。育てる際は夏の強い日差しと乾燥に気をつければ基本的には丈夫で育てやすい多年草(宿根草)です。
学名:Hosta fortunei
草丈:約45~70cm
分類:多年草
開花時期:7月~9月
花色:紫色●白色〇
葉色:緑色●黄色●白色〇
耐暑性:強い
耐寒性:強い
誕生花:7月9日
花言葉:「静寂」「沈静」「落ち着き」「変わらない思い」
特徴:レンゲギボウシは学名Hosta fortunei、別名「蓮華擬宝珠」や「ホスタ・フォーチュネイ」とも呼ばれる多年草です。学名「ホスタ(Hosta)」の由来は、オーストラリアの医師で植物学者のN.T.Hostに対する献名からきており、また種小名「フォーチュネイ(fortunei)」は英国の東亜植物採集家のR.Fortuneからきています。
レンゲギボウシの特徴(魅力)は、葉先の尖った細長い葉の形と長く伸びる花茎に連々と密に咲くユリの様な気品ある花姿、また個々の花が大きく華やかな所も魅力です。その他、品種による所もありますが葉に入る白色や黄色の班が入る所も魅力です。
レンゲギボウシの葉は基部から出てくる葉(根生葉)のみで構成されており、中央から外側に向かう様に優雅に葉を広げ丘陵を連想させる美しい草姿を作ります。葉は長い葉柄の先に付き、先の尖る卵の様な形をしています。花は一日花のため朝に開花した後は夕方に萎んでしまいますが、長い花茎には連々と沢山の小花が咲くため比較的に長く鑑賞する事が出来ます。
園芸では優雅に広がる美しい草姿や豪華な花姿を鑑賞する目的で花壇や植え込みの縁どり等に利用されたり、花壇の中央部で高さやボリュームを出す植物として利用されたり、またコンパクトで管理がしやすい鉢植えにして玄関周り等に飾られたりします。その他にも耐陰性が強く間接光のみが当たる日陰でも育てる事が出来るため、日陰植物の代表としてシェードガーデン等でもよく利用されています。
開花時期は夏から秋、花色は紫色や白色があり、個々の花は鐘形で花被片が6個あり、花序は小花が穂状に集まり総状花序に花が咲きます。草姿はロゼット状で短い根茎があり高さは約45(70)cm × 幅は約60(150)cmまで成長します。葉色は緑色に黄色や白色の覆輪が入り、葉身は卵形で、葉序は根生葉につきます。
レンゲギボウシは一般的に株分けする事で増やす事が出来ます。育てる際は夏の強い日差しと乾燥に気をつければ基本的には丈夫で育てやすい多年草(宿根草)です。
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原産:日本/朝鮮
学名:Hosta capitata
草丈:約50~60cm
分類:多年草
開花時期:6月~7月
花色:紫色●
葉色:緑色●
耐暑性:強い
耐寒性:強い
特徴:カンザシギボウシは学名Hosta capitata、別名「ホスタ・カピタータ」とも呼ばれる日本及び朝鮮が原産の多年草(宿根草)です。日本では本州(中国地方)・四国・九州に分布しており、湿った崖地等に自生しています。和名「カンザシギボウシ」の由来は花の形が簪(カンザシ)を連想させ、また花の蕾が擬宝珠似ている所からギボウシ(擬宝珠)と呼ばれています。
カンザシギボウシの特徴(魅力)は、ユリの花を連想させる様な上品な小花が花茎の頂部に集まり咲く個性的な花姿と、葉脈と葉脈間に凹凸があり長さ15cm迄のハート形をした葉、中央から外側に向かい優雅に広がる草姿にあります。
カンザシギボウシの葉は基部から出てくる葉(根生葉)のみで構成されており、中央から外側に向かう様に優雅に葉を広げ丘陵を連想させる美しい草姿を作ります。葉は長い葉柄の先に付き、葉の大きさは中型で卵の様な形をしており表面の葉脈は凹みます。花は花穂の下から順に開花していき、個々の花は朝に開花した後、夕方に萎んでしまう一日花です。
園芸では優雅に広がる美しい草姿や豪華な花姿を鑑賞する目的で花壇や植え込みの縁どり等に利用されたり、花壇の中央部で高さやボリュームを出す植物として利用されたり、またコンパクトで管理がしやすい鉢植えにして玄関周り等に飾られたりします。その他にも耐陰性が強く間接光のみが当たる日陰でも育てる事が出来るため、日陰植物の代表としてシェードガーデン等でもよく利用されています。
開花時期は初夏から夏、花色は紫色もしくは白色、個々の花は鐘形で花被片が6個あり長さ約4~5cm、花序は小花が穂状に集まり総状花序に花が咲きます。草姿はロゼット状で短い根茎があり高さは約50(60)cm × 幅は約50(60)cmまで成長します。葉色は緑色、葉身は卵形、葉序は根生葉につきます。
カンザシギボウシは一般的に株分けする事で増やす事が出来ます。育てる際は夏の強い日差しと乾燥に気をつければ基本的には丈夫で育てやすい多年草(宿根草)です。
原産:日本
学名:Hosta fluctuans
草丈:約60~90cm
分類:多年草
開花時期:6月~8月
花色:紫色●白色〇
葉色:緑色●黄色●白色〇
耐暑性:強い
耐寒性:強い
特徴:クロナミギボウシは学名Hosta fluctuans、別名「ホスタ・フルクツアンス」とも呼ばれる日本原産の多年草(宿根草)です。
クロナミギボウシの特徴は、オオバギボウシと同様に非常に大きく存在感のある葉と、中央から外側に向かい優雅に広がる草姿、ユリの花を連想させる様な上品な花姿にあります。葉は基部から出てくる葉(根生葉)のみで構成されており、中央から外側に向かう様に優雅に葉を広げ丘陵を連想させる美しい草姿を作ります。葉は長い葉柄の先に付き、非常に巨大で卵の様な形をしており葉表の葉脈は凹み葉裏の葉脈は突き出し葉脈間には皺があります。花は花穂の下から順に開花していき、個々の花は朝に開花した後、夕方に萎んでしまう一日花です。
園芸では優雅に広がる美しい草姿や豪華な花姿を鑑賞する目的で花壇や植え込みの縁どり等に利用されたり、花壇の中央部で高さやボリュームを出す植物として利用されたり、またコンパクトで管理がしやすい鉢植えにして玄関周り等に飾られたりします。その他にも耐陰性が強く間接光のみが当たる日陰でも育てる事が出来るため、日陰植物の代表としてシェードガーデン等でもよく利用されています。
開花時期は初夏から夏、花色は紫色もしくは白色、個々の花は鐘形で花被片が6個あり、花序は小花が穂状に集まり総状花序に花が咲きます。草姿はロゼット状で短い根茎があり高さは約60(60)cm × 幅は約60(90)cmまで成長します。葉色は緑色、葉身は卵形、葉序は根生葉につきます。
クロナミギボウシは一般的に株分けする事で増やす事が出来ます。育てる際は夏の強い日差しと乾燥に気をつければ基本的には丈夫で育てやすい多年草(宿根草)です。
原産:中国
学名:Hosta plantaginea
草丈:約30~75cm
分類:多年草
開花時期:7月~9月
花色:紫色●白色〇
葉色:緑色●黄色●白色〇
耐暑性:強い
耐寒性:強い
特徴:
タマノカンザシは学名Hosta plantaginea、別名「ホスタ・プランタギネア」や「香りギボウシ」とも呼ばれる中国原産の多年草(宿根草)です。和名「タマノカンザシ」の由来は、漢名の「玉簪」からきており玉は「宝石(翡翠)」を意味しており簪(カンザシ)は花を女性が簪(カンザシ)として利用していた事に由来しています。学名「ホスタ(Hosta)」の由来は、オーストラリアの医師で植物学者のN.T.Hostに対する献名からきており、また種小名プランタギネア(plantaginea)はラテン語で「オオバコに似た」を意味しており、葉の形に由来しています。
タマノカンザシの特徴(魅力)は、ギボウシの中で唯一と言われる香りの良い花、また夕方から翌朝の間に開花する性質、ギボウシの中で最大の長さとも言われる大きな白色の花、日本のギボウシと比べて葉が丸みを帯びてポテッとした可愛らしさがあり、ワックスを塗ったかのような光沢のある葉色をしている所にあります。
タマノカンザシの葉は基部から出てくる葉(根生葉)のみで構成されており、中央から外側に向かう様に優雅に葉を広げ丘陵を連想させる美しい草姿を作ります。葉は長い葉柄の先に付き、非常に巨大(長さ約15~30cm × 幅は約10~20cm)で丸みを帯びた卵状の形をしており、葉脈は平行に伸びて凸凹としています。花は朝から開花する一般的なギボウシと違い、夕方から開花し初めて夜に開花し翌朝から昼にかけて萎む一日花です。また一日花ですが、長い花茎には沢山の小花が連なり咲くため比較的に長く花を鑑賞する事が出来ます。
園芸では優雅に広がる美しい草姿や豪華な花姿を鑑賞する目的で花壇や植え込みの縁どり等に利用されたり、花壇の中央部で高さやボリュームを出す植物として利用されたり、またコンパクトで管理がしやすい鉢植えにして玄関周り等に飾られたりします。その他にも耐陰性が強く間接光のみが当たる日陰でも育てる事が出来るため、日陰植物の代表としてシェードガーデン等でもよく利用されています。
開花時期は初夏から晩夏、花色は白色もしくは薄紫色、個々の花は鐘形で花被片が6個あり、花序は小花が穂状に集まり総状花序に花が咲きます。草姿はロゼット状で短い根茎があり高さは約30(75)cm × 幅は約90(120)cmまで成長します。葉色は緑色、葉身は卵形で、葉序は根生葉につきます。
タマノカンザシは一般的に株分けする事で増やす事が出来ます。育てる際は夏の強い日差しと乾燥に気をつければ基本的には丈夫で育てやすい多年草(宿根草)です。