ギボウシ(ホスタ)は属の中に約23~45種がありますが、一般に園芸で親しまれている種は幾つかの種とその園芸品種です。例えば、葉の大きさや葉の形、葉の色などが豊富にある雑種のギボウシ(擬宝珠)、葉が非常に大きく食味が良いことから食用ギボウシにもされるオオバギボウシ、花に甘く爽やかな香りがありギボウシの中で最も大きな花を咲かせるタマノカンザシの特徴等が親しまれています。
ギボウシ(ホスタ)属の種ごとの育て方は写真か育て方をクリックすると出てくる為よかったらそちらをご覧下さい!
このページでは主な種の種類と特徴、園芸品種の種類と特徴を紹介しています。
目次
- ギボウシ属の種の簡易比較
- ギボウシ(擬宝珠)の特徴
- オオバギボウシの特徴
- コバギボウシの特徴
- スジギボウシの特徴
- レンゲギボウシの特徴
- タマノカンザシの特徴
- イワギボウシの特徴
- カンザシギボウシの特徴
- クロナミギボウシの特徴
- ヒュウガギボウシの特徴
- オトメギボウシの特徴
属の種の簡易比較
種 | 比較 |
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オオバギボウシ | ・葉が非常に大きく強い存在感があり庭園などのフォーカルポイントに使えます。 ・葉の葉脈と葉脈間の凹凸が深く皺がよったような外観をしています。 ・新芽の食味がとても良いため「ウルイ」として最もよく食べられています。 |
コバギボウシ | ・葉が小降りで細長くシャープな外観をしている。 ・総状花序は花数が控えめで花と花との間が広く楚々とした上品な花姿になる。 ・花の色は紫色が強い傾向がある。 |
スジギボウシ | ・以前は種として扱われていたが現在は品種群として扱われています。 ・葉は基本的に班入りです。 ・葉は波打つようにうねり動きのある外観をしています。 ・花茎が120cm程度までスラリと長く伸びて上品な紫色の花を咲かせます。 |
レンゲギボウシ | ・古くから栽培されていますが原産国や自生地が不明の種です。 ・葉は先端が尖るハート形をしており全体的にシャープな外観をしています。 ・園芸品種が多く様々な豊富な葉色があります。 |
タマノカンザシ | ・花に甘く爽やかな香りがあります。 ・花はギボウシの中で最大の大きさがあります。 ・花は光沢があり蝋細工のような真っ白な外観をしています。 ・花は夜に開花する性質があります。 ・葉は表面に光沢があり丸みを帯びた可愛らしい外観です。 |
イワギボウシ | ・岩場などに自生しており、朝露や霧などでしか水分が期待できないような崖などに着生している事があり乾燥に比較的に強めです。 ・ロックガーデンなどに利用される事があります。 ・葉の葉柄が長く間延びしたような外観になりやすいです。 ・葉は表面が滑らかで光沢があります。 |
オトメギボウシ | ・株は高さ20cm未満でありギボウシの中で最小のギボウシの一つとして扱われています。 ・葉は大きさが約5cmと小ぶりで細くシャープな外観をしています。 ・花茎は長さ約30cmありやや疎らに花を付けます。 |
ギボウシ(擬宝珠)の特徴や園芸品種
- 学名:Hosta
- 草丈:約15~120cm
- 分類:多年草
- 開花時期:6月~9月
- 花色:桃色●紫色●白色〇
- 葉色:緑色●黄色●青色●白色〇
- 耐暑性:強い
- 耐寒性:強い
- 誕生花:7月9日
- 花言葉:静寂/沈静/落ち着き/変わらない思い
- 用途:カラーリーフ/日陰植物/エレガントなお庭
ギボウシ(擬宝珠)とは!?
ギボウシ(擬宝珠)は属の中に約23~45種がありますが、一般的に園芸で親しまれている多くのギボウシは、日本や中国を原産とするギボウシが交雑されてうまれた雑種の園芸品種です。
ギボウシ(擬宝珠)の語源(由来)
- 属名のHostaは、オーストラリアの医師で植物学者のN.T.Hostへの献名です。
- ギボウシ(擬宝珠)の由来は、花の蕾が擬宝珠似ている所からギボウシ(擬宝珠)と呼ばれています。
ギボウシ(擬宝珠)の特徴(魅力)
- ギボウシ(擬宝珠)は、地面から放射状に葉が広がる事から優雅な外観の草姿を作るためエレガントな雰囲気をつくり、また様々な葉の形や葉の色がある事から、カラーリーフとして楽しまれる事も多い植物です。
- ギボウシ(擬宝珠)の雑種は、様々な種や品種と交雑しているため、株の大きさや葉の大きさ、葉の形や色などが多彩で豊富にあります。そのため、お庭の環境や雰囲気に合わせて品種選びが出来る所が魅力です。
- 株の大きさは特大(VL)・大型(L)・中型(M)・小型(S)・極小(MINI)の5種類に分類されており、大きさを表す場合には「cm」の他に、上記の方法で示される場合もあります。
- 株の大きさを参考にして、特大(VL)や大型(L)であれば庭園や大きな家のフォーカルポイントとしてギボウシを使ったり、中型(M)や小型(S)であれば花壇の中で寄せ植えのように使ったり縁どりとして使ったり、極小(MINI)であれば鉢植えの中で楽しんだり寄せ植え素材として使ったり花壇の前方の縁どりとして使ったりすると良いかもしれません。
- 草姿はロゼット状、葉は中央から外側へと優雅に広がるため、噴水を思わせる様な華やかな外観をつくります。
- 地面下に短い根茎があり、根元で株を幾つもつくり、叢生して群生をつくります。
- ギボウシ(擬宝珠)の雑種は品種によって、葉の大きさが約3cmと小さく可愛らしいものから、葉の大きさが70cmを超える非常に巨大で存在感が強い品種もあります。
- 葉の形は一般的には広卵形または心形(基部が凹み先端が尖るハートの様な形)をしていますが、品種によっては披針形をしていたり、葉の全体や縁部分が捻れていたり、葉全体が内側に巻き管状の形になる品種等もあります。
- 多くの品種では、葉脈と葉脈間で凹凸があるため皺がよったような外観をしていますが、凹凸が少なくのっぺりとした外観の品種もあります。
- 葉はふつう緑色ですが、落ち着いた印象を与える青緑色の葉色や、明るく爽やかな印象を与える黄色の葉色や、輝くような印象や洗練された雰囲気をつくる白色の葉色があるため、品種を選んでカラーリーフとして楽しむ事も出来ます。
- 花はユリのような外観をしているため上品な雰囲気があり、また花茎に沿って何個も花がつくため豪華な印象も与えます。
- 花は一日花のため、朝に蕾から開花した花は、夕方には萎れてしまいます。ただし穂状に何個も花が咲くため、長い期間楽しめます。
- 花はふつう無香ですが、タマノカンザシを由来とする品種では花に甘く爽やかな清涼感がある香りがあります。
- ギボウシ(擬宝珠)は、味が淡白で食べやすく、シャキシャキとした食感がよいため、食用として新芽がウルイとして食べられる事もあります。
- ただし一般的に食べられているのは、食味が良いオオバギボウシやトウギボウシ、タチギボウシ等とその幾つかの園芸品種です。食べる目的で育てる場合はそちらを選んだ方が良いかもしれません。
- ギボウシ(擬宝珠)は「地被植物」「花壇の縁どり」等で親しまれます。
- グランドカバー(地被植物)とは、草丈があまり高くならず地表面を覆う植物の総称で、一般的に雑草を抑制する目的、景観を美しくする目的等で植え付けが行われます。
- ギボウシ(擬宝珠)のグランドカバー(地被植物)は、基部から出る葉が放射状に広がり、ドーム状に盛り上がりながら地面を覆うところが魅力です。ただし匍匐性に広がる茎等と比べると、一株で広範に広がるわけではないため、広い場所をカバーする場合は複数の株を用意する必要があり、歩道などの歩く場所には向きません。
- ギボウシ(擬宝珠)は落葉性のため、冬の間は地上部が枯れて地面が剥き出しになります。
- 花壇の縁どりとは花壇の手前(ふち部分)の境界線をさしており、普通はレンガなどの装飾物または背の低い植物などが並べられます。
- ギボウシ(擬宝珠)は品種によって成熟時の株の大きさが違うため、植え付け間隔は一概ではありません。一般的には約30~120cmの間隔で植え付けが行われますが、コンパクトな品種では更に幅を狭め、大型の品種では更に間隔をあけます。
- グランドカバー(地被植物)とは、草丈があまり高くならず地表面を覆う植物の総称で、一般的に雑草を抑制する目的、景観を美しくする目的等で植え付けが行われます。
- ギボウシ(擬宝珠)は耐陰性がある事から日陰植物(シェードガーデン)等に利用される事もあります。
- 日向から日陰まで幅広い環境で育てる事が出来ますが、西日の当たらない半日影で育てることが理想です。
ギボウシ(擬宝珠)の草丈は約15(~120)cm、草姿はロゼット状、根元で株を幾つもつくり叢生して群生をつくります。
葉序は根生葉(基部に付いた葉)、葉柄は長く、葉の色は緑色・青緑色・黄色・白色があり、葉身は長さ約3(~71)cm、葉身の形は心形(葉の基部が凹み先端が尖る)または卵形(広卵形)か披針形、葉の葉脈間は凹凸があるか凹凸がありません。
花序は総状花序、総状花序は1個の花軸に沿って多数の花柄を付けて花柄の先端に花を水平または下向きに咲かせます。花冠は漏斗状、漏斗状は6個の花弁が合着する合弁花で、筒部の下部は細く上部は広がり、裂片は6個で形は三角形をしており、花の色は白色・紫色・桃色・赤色があります。
果実は蒴果(複数の心皮からなり果皮が裂開して種子を放出する)です。
ギボウシ(擬宝珠)の交配方法
ギボウシ(擬宝珠)は、突然変異や放射線処理、コルヒチン処理などによって新しい品種が生まれる事もありますが、一般的には交配と実生を重ねて、選抜していく事で、魅力的な新しいギボウシが作出されます。
基本的に植物の交配では、母親の性質を強く受けます。特にギボウシ(擬宝珠)の葉に入る班は、母性遺伝になるため、班入りのギボウシを作出したい場合は、種子をつくる母体のギボウシには班入りギボウシを使う必要があります。ただし、班入りの他にも花の色や香り、葉の大きさや形、草姿など、ギボウシには様々な個性があります。そのため、母親だけでなく父親にもこだわりを持ち、何度も交配・実生・選抜を重ねて魅力的なギボウシを作出していく事が大切です。
- 交配する株(父株・母株)を準備する。
- 母株の花の雄蕊を取りのぞきます。
- 開花が始まり花弁が開き始めると雄蕊の葯が割れて、花粉が飛び、雌蕊について自家受粉する可能性があります。そのため開花する前日夜に、花から雄蕊をピンセットを使い6個取り除きます。
- 雌蕊の柱頭に雄蕊の花粉を付け受粉させます。
- 母株の花が開いたら雌蕊の柱頭に、父株の雄蕊の花粉をぬるようにつけて、受粉させましょう。
- 受粉させたら交配させた花の部分にラベルなどを貼り、目印を付けておきます。
- 受粉の確認
- 受粉が成功していると、子房が膨らみ種を作り始めます。
- 失敗している場合は、数日経っても子房は膨らまず、花柄が落ちます。
- 種の採取
- 秋から冬になると、果実(蒴果)が完熟して収穫出来ます。蒴果は複数の心皮からなり果皮が裂開して種子を放出するため、裂開する前に収穫して乾燥させるか、袋に被せて種子の飛散を防ぎましょう。
- 種の保存と種まき
- 収穫した種の保存と種まきの方法は育て方の欄にある、播種の方法からご覧下さい。
ギボウシ(擬宝珠)のQ&A
Question | Answer |
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ギボウシを庭で育てていたら葉に入った班が消えてしまいました。何故でしょうか? | ギボウシの班がなくなる原因は複数あります。 1つ目は、春の若葉のみに綺麗な班が入り時間の経過とともに班が消えていく品種を育てている。 2つ目は、強い日差しや乾燥などのストレスにより班が消えてしまう。 3つ目は、葉に入る班が安定しておらず、成長とともに消えてしまうです。自家受粉して作出されたばかりで班の安定性が不透明だったり、散班や縞班などの安定しにくい班で起こりやすいです。 |
ギボウシの葉に入る班の色が薄い気がします。何故でしょうか? | ギボウシに入る班の色は、葉の成熟度や季節(温度)等で変わる事があります。また光量が足りないと、班が上手く出ずに緑色に近くなったり、日差しが強いと葉焼けによって色褪せたような外観になったりします。西日の当たらない半日陰で育てると班が綺麗に出るかもしれません。 |
ギボウシの葉っぱの所々に穴があいています。病気でしょうか? | ギボウシの葉は、ナメクジやダンゴムシなどが食べる事があります。特に、新芽や若葉の時期は葉が柔らかいため、被害にあいやすいようです。対策としては葉に厚みがあり食べられにくい品種を選んだり、どうしても許せない場合はオルトランなどの薬剤を使う方法もあります。 |
ギボウシの寿命は、どれくらいになりますか? | ギボウシは非常に長寿です。適切な環境で育った場合、親株は30年以上生き残ります。また100年を越えて生きる事もあるようです。 |
ギボウシは食用ですか? | ギボウシは柔らかな新芽や若葉が食べられます。ただし種や品種によって食味が違います。一般的にはオオバギボウシ・トウギボウシ・タチギボウシ等が食用として利用されており、その中でも、美味しく品種改良が行われたテンリュウなどが食用ギボウシとして人気です。 ギボウシは犬・猫などにとっては有毒です。サポニンがペットの消化器に炎症を起こすなどの悪影響を及ぼす事があるため、ペットを飼っている場合は、ペットが食べないように注意してあげる必要があります。 |
ギボウシ(擬宝珠)の雑種の園芸品種の紹介
大型(L):株の高さ約50~70cm | |||
オレンジマーマレード(Hosta ‘orange marmalade’)は、葉の中心部にマーマレードジャムを思わせるような温もりのある黄色の班(中班)が入るため、トロピカルな印象を与えるカラーリーフとして楽しめる園芸品種です。葉の中心の色は日差しの量により鮮やかな黄色から薄い黄色、白色まで変化します。花序は総状花序、花の香りは無香、花の色は薄い紫色、葉の形は心形、葉の大きさは長さ約22cm、幅は約15cm、葉の色は緑色で中心部に大きな黄色の班(中班)が入ります。株は高さ約50cm、幅は70~100cmに成長します。 楽天で購入 | サンパワー(Hosta ‘sun power’)は、葉の色が季節により、春はイエローグリーン、夏は黄色へと変化していきます。そのため、明るく輝くような印象を与えるカラーリーフとして楽しめます。また葉の葉脈と葉脈間で凹凸があるため、葉脈の筋がよく目立ち個性的な外観をつくります。花序は総状花序、花の色は白色または薄い紫色、葉の形は卵形、葉の色は黄緑色または黄色をしています。草姿はロゼット状、株は高さ約50~70cm、幅は約70~100cmに成長します。 楽天で購入 | ||
キャプテン キルク(Hosta ‘captain kirk’)は、葉の中心部に鮮やかな黄色の班(中班)が入るため、明るい印象を与えるカラーリーフとして楽しめる園芸品種です。花序は総状花序、花の色は薄い紫色、葉の形は心形または卵形、葉の色は緑色で中心部に大きな黄色の班(中班)が入ります。株は高さ約50cm、幅は70~100cmに成長します。 楽天で購入 | エンタープライズ(Hosta ‘enterprise’)は、キャプテン キルクの突然変異種、葉の中心部に白色の班(中班)が大きく入り、縁部分の緑色と白色の中班の間に黄緑色の班も入るため、三色の葉色が楽しめます。花序は総状花序、花の色は薄い紫色、葉の形は心形または卵形、葉の色は緑色で中心部に大きな白色の班(中班)が入り、緑色と白色の班の間に黄緑色の班が入ります。株は高さ約50cm、幅は70~100cmに成長します。 | ||
ファイヤー アンド アイス(Hosta ‘fire and ice’)は、パトリオットの突然変異種、葉が緩やかに捻れるため炎の揺らめきを連想させるような優雅な外観をしており、白色の班(中班)と濃い緑色の二色の葉色が美しい対比を生み出します。そのため、洗練された雰囲気のあるエレガントなお庭などによく合います。花序は総状花序、花の色は薄い紫色または紫色、葉の形は卵形で縁部分が波打つ、葉の色は緑色で中心部に白色の班(中班)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約50~60cm、幅は約60~70cmに成長します。 楽天で購入 | ゴールド スタンダード(Hosta ‘gold standard’)は、葉の中心部に緑色(黄色)の班(中班)があり、季節により緑色から黄色へと変化していく葉色が魅力的な園芸品種です。花序は総状花序、花の色は薄い紫色、葉の形は卵形、葉の色は濃い緑色で中心部に緑色または黄色の班(中班)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約50~60cm、幅は約90cmに成長します。 楽天で購入 | ||
リバティ(Hosta ‘liberty’)は、寒河江(サガエ)の突然変異種、寒河江と比べて葉の縁部分の班が広いためカラーリーフとしての魅力がより強く出ており、明るく輝くような雰囲気を作ります。また葉の縁部分が緩く波打ち捻れるため、フリルドレスのような優雅な外観をしています。花序は総状花序、花の色は薄い紫色、葉の形は卵形または心形、葉の大きさは約28cm、幅は約25cm、葉の色は青緑色で縁部分に広めの黄色または白色(時間の経過で色褪せるため)の班(覆輪)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約60cm、幅は約100cmに成長します。 楽天で購入 | ポールズ グローリー(Hosta ‘paul’s glory’)は、成長が早く庭の中で素早く見栄えがよくなります。葉の色は季節によって変わり、春は中心部がライムグリーンで縁部分が緑色をしており、夏になると中心部が鮮やかな黄色になり縁部分が濃い緑色へと変化します。そのため、明るく輝くような印象を与えるカラーリーフとして楽しむ事が出来ます。花序は総状花序、花の色は薄い紫色、葉の形は卵形または心形、葉全体の皺が多く、葉の色は緑色または黄緑色か黄色、草姿はロゼット状、株は高さ約60cm、幅は約140cmに成長します。 | ||
ロイヤルスタンダード(Hosta ‘royal standard’)は、オオバギボウシとタマノカンザシの雑種です。オオバギボウシの巨大な葉と、タマノカンザシの甘く爽やかな花の香りを受け継いでおり、人気の高い園芸品種の1つです。花序は総状花序、花の色は白色または薄い紫色、葉の形は広卵形または心形、葉の大きさは長さ20cm以上、葉脈と葉脈間に目立つ凹凸があり、葉の色は緑色です。草姿はロゼット状、株は高さ約65cm、幅は約160cmに成長します。 | ビックダディ(Hosta ‘big daddy’)は、葉に厚みがあり、葉脈と葉脈間に深い皺が出来るため、個性的な外観をしており、また葉の長さが約25cmと大きくなるため遠くから見ても強い存在感を感じさせます。葉の色は青緑色、青緑色は南国の海などを連想させるため、お庭の中にトロピカルな雰囲気を作り出します。花序は総状花序、花の色は白色、葉の形は広卵形または心形、葉の色は青緑色または緑色です。草姿はロゼット状、株は高さ約60cm、幅は約90cmに成長します。 楽天で購入 | ||
オーガストムーン(Hosta ‘august moon’)は、日差しへの強い耐性がある事で知られており、そのため日向でも葉焼けを引き起こしにくく育てやすい所が魅力です。また葉の色は光にしっかり当たるほど、美しい黄色(黄金色)になるため、明るく輝くような印象を与えるカラーリーフとして使えます。※ただし光の少ない日陰では、葉の色がライムグリーンから緑色になるためカラーリーフとしての魅力は半減してしまいます。花序は総状花序、花茎は約60cm、花の色は薄い紫色、葉の大きさは長さ約20~25cm、葉の形は広卵形または心形、葉の色は黄色または緑色です。草姿はロゼット状、株は高さ約50cm、幅は約100cmに成長します。 楽天で購入 | フライドバナナ(Hosta ‘Fried Bananas’)は、hosta ‘Guacamole’の変異種です。花には甘く心地よい爽やかな香りがあり、また日差しへの耐性がある事で知られているため日向でも葉焼けを引き起こしにくく育てやすい所が魅力です。葉は全体的に緩やかに捻りやうねりが出来るため動きのある優雅な葉姿を作ります。また葉の色は光にしっかり当たるほど、美しい黄色(黄金色)になるため、日当たりのよい場所で育てると明るく輝くような印象を与えるカラーリーフとなります。花序は総状花序、花には香りがあり、花の色は薄い紫色、葉の形は広卵形または心形、葉の色は黄色または緑色です。草姿はロゼット状、株は高さ約60cm、幅は約150cmに成長します。 楽天で購入 | ||
ダンシングクイーン(Hosta ‘dancing queen’)は、葉のふち部分が波打つため、ダンスで揺れるフリルドレスのような優雅な外観をしています。また葉の色は、一年を通して黄色またはライムグリーン(日当たりが悪い場合)をしているため、明るく輝くような印象を与えるカラーリーフとして楽しめます。花序は総状花序、花には香りがあり、花の色は薄い紫色、葉の形は卵形または心形、葉の色は黄色または黄緑色です。草姿はロゼット状、株は高さ約50~60cm、幅は約100cmに成長します。 楽天で購入 | パラディグム(Hosta ‘Paradigm’)は、Hosta ‘Abiqua Recluse’の変異種です。葉は全体的に強い皺がよるため、個性的な印象を与える外観をしており、また葉に厚みがあるためナメクジなどの食害に強いです。葉の色は緑色と黄緑色の二色、葉の中心部に黄緑色の班(中班)が入るため、若草の様な瑞々しくフレッシュな印象を与えます。花序は総状花序、花茎は約60cm、花の色は薄い紫色、葉の形は卵形または心形、葉表面に強い皺がよっており、葉の色は緑色で中心部に黄緑色の班(中班)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約50cm、幅は約90cmに成長します。 楽天で購入 | ||
サマーブリーズ(Hosta ‘summer breeze’)は、サマーミュージックの変異種の四倍体ギボウシです。四倍体は一般的な二倍体と比べて染色体の数が二倍あり、基本的に二倍体よりも大きくなるため、葉に厚みがあり大きいです。葉の色は緑色と黄色、葉の縁部分に黄色の覆輪が入るため、光が反射して明るく輝くような雰囲気を作ります。花序は総状花序、花茎は約80cm、花の色は薄い紫色、葉の形は卵形または心形、葉表面に強い皺がよっており、葉の色は緑色で中心部に黄緑色の班(中班)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約50cm、幅は約120cmに成長します。 楽天で購入 | フレグラントブーケ(Hosta ‘fragrant bouquet’)は、花がユリのような上品な外観をしており、心地よい爽やかな香りがあります。葉は全体的に明度の高い明るい葉色をしており、葉の中心部が黄緑色、ふち部分に黄色の班(中班)が入ります。そのため、明るく輝くような印象を与えたり、気分を前向きにして幸福なイメージを与えるカラーリーフとして長く楽しめる園芸品種です。花序は総状花序、花茎は約80cm、花の色は白色または薄い紫色、葉の形は広卵形または心形、葉の色は緑色でふち部分に黄色の班(覆輪)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約50cm、幅は約80cmに成長します。 楽天で購入 | ||
シュガーアンドスパイス(Hosta ‘sugar and spice’)は、Host’Invincible’の変異種です。花はユリのような上品な外観をしており、甘く爽やかな香りがあるため香りの花としても楽しまれます。葉の色は季節により変わり、春は中心部が緑色でふち部分が黄色をしており、葉が成熟すると中心部が緑色でふち部分が白色になります。そのため、春は黄色と緑色のカラフルなカラーリーフとして楽しんだり、夏以降は白色と緑色の洗練された雰囲気を出すカラーリーフとして楽しんだりする事が出来ます。花序は総状花序、花の色は薄い紫色、葉の形は卵形または心形、葉の色は緑色でふち部分に黄色または白色の班(覆輪)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約50cm、幅は約120cmに成長します。 楽天で購入 | ソースイート(Hosta ‘so sweet’)は、その品種名からも分かる通り「とても甘い香り」が花にあります。そのため、開花期間中は香りの花として楽しむ事が出来ます。また花のない期間も、葉に黄色または白色の覆輪が葉のふち部分に入るため、明るく輝くような印象を与えるカラーリーフとして楽しむ事が出来ます。花序は総状花序、花の色は白色、葉の形は卵形または心形、葉の色は緑色でふち部分に黄色または白色の班(覆輪)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約50cm、幅は約100cmに成長します。 | ||
アンチオック(Hosta ‘antioch’)は、一般的なギボウシと比べると葉が細くシャープな外観をしており、葉表面が比較的に滑らかで光沢があります。葉の色は緑色と黄色または白色の二色で、季節によって葉のふち部分の色が黄色または白色に変化します。花序は総状花序、花の色は薄い紫色、葉の形は披針形または卵形、葉の色は緑色でふち部分に黄色または白色の班(覆輪)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約60cm、幅は約100cmに成長します。 |
中型(M):株の高さ約40~50cm | |||
ステンドグラス(Hosta ‘stained glass’)は、ワカモーレの変異種、花は大輪で香りがとてもよく薄い紫色の花色が上品な印象を与えます。また葉の中心部に黄色の大きな班(中班)が入るため、明るく輝くような印象を与えるカラーリーフとしても楽しめる園芸品種です。草姿はロゼット状、株は高さ約40~50cm、幅は約70~120cmに成長します。 楽天で購入 | ホイール ウィンド(Hosta ‘whirlwind’)は、葉のふち部分が波打つため、動きのある個性的な外観をしており、また季節により変化していく葉色をカラーリーフとして楽しめる魅力的な園芸品種です。花序は総状花序、花の色は薄い紫色、葉の形は心形または卵形、葉の色は季節で変わり、春は緑色と白色(中班)、夏は緑色と薄い緑色(中班)、晩夏は緑色です。草姿はロゼット状、株は高さ約40~50cm、幅は約40~70cmに成長します。 楽天で購入 | ||
プレイングハンズ(Hosta ‘praying hands’)は、葉の中心で折りたたまれ、葉のふち部分が波打ち、くちゃくちゃとした外観をしているため、今から開き始める新芽のような個性的な外観をしている園芸品種です。花序は総状花序、花の色は薄い紫色、葉の形は卵形、葉全体が二つ折りになり縁部分が波打ち、葉の色は緑色、草姿はロゼット状、株は高さ約40~50cm、幅は約40~70cmに成長します。 楽天で購入 | フォービデン フルーツ(Hosta ‘Forbidden Fruit’)は、オレンジマーマレードの突然変異種、オレンジマーマレードよりも葉に厚みがあり丈夫で、葉が大きくなり、黄色の班(中班)が狭め、花がより大きい等の特徴があります。また品種名「禁断の果実(Forbidden Fruit)」を想像させる、綺麗な卵形の葉の形と、果肉を思わせる黄色の中班が魅力的な品種です。花序は総状花序、花の香りは無香、花の色は薄い紫色、葉の形は心形、葉の大きさは平均で長さ約35cm、幅は約18cm、葉の色は緑色で中心部に黄色の班(中班)が入ります。株は高さ約40~50cm、幅は約40~70cmに成長します。 楽天で購入 | ||
ハルシオン(Hosta ‘halcyon’)は、葉が肉厚でゴムを思わせるような外観をしており、青色にも見える青緑色の葉色が落ち着いた雰囲気を作ったり、南国のリゾートを思わせるトロピカルな雰囲気を作ったりする魅力的な園芸品種です。花序は総状花序、花の色は薄い紫色、葉の形は卵形、葉の色は白粉を帯びたような青緑色です。草姿はロゼット状、株は高さ約45cm、幅は約90cmに成長します。 楽天で購入 | ミニットマン(Hosta ‘minuteman’)は、フランシーの変異種、葉はふち部分が波打つ事が多いため優雅な雰囲気な雰囲気があり、葉の縁部分に白色の班(覆輪)が入るため、洗練された雰囲気もつくります。そのためエレガントなお庭などによく合うでしょう。花序は総状花序、花の色は紫色、葉の形は卵形、葉の色は緑色で縁部分に白色の班(覆輪)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約45cm、幅は約75cmに成長します。 楽天で購入 | ||
ワイド ブリム(Hosta ‘Wide Brim’)は、葉が大きく多数の皺が寄った個性的な外観をしており、葉の縁部分にクリーム色から黄緑色の班(覆輪)が入るため、カラーリーフとして楽しまれる魅力的な園芸品種です。花序は総状花序、花の色は薄い紫色、葉の形は広卵形、葉の色は緑色で縁部分に薄い黄色または黄緑色の班(覆輪)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約40cm、幅は約100cmに成長します。 | |||
ゴールデン ティアラ(Hosta ‘golden tiara’)は、葉が小ぶりで「ハート型」をしているため、可愛らしい雰囲気をつくり、また葉の縁部分には黄色の班(覆輪)が入るため明るく輝くような印象を与える魅力的な園芸品種です。園芸では、花壇の縁どりなどで使われる事が多く、明るい雰囲気をつくります。花序は総状花序、花の色は薄い紫色、葉の形は心形または卵形、葉の長さ約12cm、葉の色は緑色で縁部分に黄色の班(覆輪)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約40cm、幅は約75cmに成長します。 楽天で購入 | ファーストフロスト(Hosta ‘first frost’)は、ハルシオンの変異種です。南国の海や果物を思わせるような青緑色とクリーム色の二色の葉の色が特徴で、葉表面には皺が少なく滑らかな外観をしているため、洗練された魅力も感じさせます。※葉のふち部分の斑は成熟してくると白色へと変化していきます。花序は総状花序、花茎は約70cm、花の色は薄い紫色、葉の形は卵形または心形、葉の色は青緑色でふち部分に黄色または白色の班(覆輪)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約40cm、幅は約90cmに成長します。 楽天で購入 | ||
ブロードウェイ(Hosta ‘Broad way’)は、二倍体であるブロードストリート(Host ‘Border Street’)からの変異種で、ブロードウェイは染色体数が倍ある四倍体のギボウシです。四倍体は基本的に二倍体よりも大きくなるため、ブロードウェイもブロードストリートと比べて葉に厚みがあり大きくなります。葉はふち部分の班(覆輪)の幅が広めで、葉の色は季節でふち部分の色が変わります。基本的に春はふち部分が黄色で中心部が緑色をしており、夏になり葉が成熟するとふち部分が白色にかわり中心部は緑色です。そのため、明るく輝くような印象を与えるカラーリーフとして楽しむ事が出来ます。花序は総状花序、花の色は薄い紫色、葉の形は広卵形または心形、葉の色は緑色で葉のふち部分に黄色または白色の班(覆輪)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約40cm、幅は約90cmに成長します。 楽天で購入 | リメンバーミー(Hosta ‘remember me’)は、葉の色の明度が全体的に高いため明るく柔らかな雰囲気があり、また葉の色は季節によって変わり、春は中心部が黄色でふち部分が柔らかな緑色をしており、葉が成熟すると中心部が薄い黄色から白色にかわりふち部分は緑色になります。そのため、春は黄色と緑色のカラフルなカラーリーフとして楽しんだり、夏以降は白色と緑色の洗練された雰囲気を出すカラーリーフとして楽しんだりする事が出来ます。花序は総状花序、花茎は50cm、花の色は薄い紫色、葉の形は披針形、葉の色は緑色で中心部に黄色または白色の班(中班)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約40cm、幅は約50cmに成長します。 楽天で購入 | ||
ファイヤーアイランド(Hosta ‘fire island’)は、春に現れる鮮やかな黄色の新葉または若葉と、赤色に染まる葉柄が美しい対比を生み出しカラフルな雰囲気を作る園芸品種です。葉は卵形で丸みを帯びた可愛らしい外観をしており、葉が成熟してくるとふち部分が波打つため、優雅な雰囲気の草姿が楽しめます。ただし葉の色は、成熟すると黄緑色または緑色へと変化するためカラーリーフとしての魅力は徐々に落ちてきます。花序は総状花序、花茎は50cm、花の色は薄い紫色、葉の形は卵形、葉の色は新葉または若葉では黄色で葉が成熟すると黄緑色か緑色です。草姿はロゼット状、株は高さ約40cm、幅は約60cmに成長します。 楽天で購入 | ダイアナリメンバード(Hosta ‘diana remembered’)は、セブンスヘブン(Hosta ‘Seventh Heven’)の変異種です。花は薄い紫色で上品な雰囲気があり、甘く爽やかな香りがあるため、香りの花として楽しむ事も出来ます。葉の色は季節によって変わり、春は中心部が青緑色でふち部分に黄色の中班が入り、夏になり葉が成熟すると中心部が緑色でふち部分は白色になります。そのため、春は黄色と緑色のカラフルなカラーリーフとして楽しんで、夏以降は緑色と白色の洗練された雰囲気のあるカラーリーフとして楽しむ事が出来ます。花序は総状花序、花茎は約60cm、花の色は白色、葉の形は卵形または広卵形、葉表面に強い皺がよっており、葉の色は緑色で中心部に黄緑色の班(中班)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約40cm、幅は約80cmに成長します。 楽天で購入 | ||
クイーンジョセフィーヌ(Hosta ‘queen josephine’)は、Host ‘Josephine’の変異種です。葉の表面は比較的に滑らかで、光沢があります。葉の色は季節によって変化して、春はふち部分の班(覆輪)が黄色、葉が成熟してくると班(覆輪)が白色へと変化していきます。そのため、春は光が反射して輝いているように見える明るいカラーリーフとして楽しめたり、葉が成熟してきたら洗練された雰囲気のあるカラーリーフとして楽しめたりする所が魅力です。花序は総状花序、花茎は約80cm、花の色は薄い紫色、葉の形は卵形または心形、葉表面に強い皺がよっており、葉の色は緑色で中心部に黄緑色の班(中班)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約45cm、幅は約110cmに成長します。 楽天で購入 | ウォルバーリン(Hosta ‘wolverine’)は、葉の形が細長く笹の葉を思わせるような外観をしており、また葉のふち部分が緩やかに波打つためフリルドレスのような優雅な雰囲気も感じさせます。葉は全体的に明度が高く、パステル調の柔らかな色合いをしており、青緑色に黄色またはクリーム色の班(覆輪)が入ります。青緑色と黄色の二色の葉色は、南国の海や果物の果肉を連想させて、お庭の中にトロピカルな雰囲気を作ります。花序は総状花序、花茎は約50cm、花の色は薄い紫色、葉の形は披針形、葉の色は青緑色でふち部分に黄色の班(覆輪)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約40cm、幅は約100cmに成長します。 楽天で購入 | ||
デボングリーン(Hosta ‘Devon Green’)は、ハルシオンの変異種です。葉は滑らかで凹凸は少ないですが、スっと入る葉脈が目立ちます。葉の色は濃い緑色、葉表面には強い光沢があるため、光が当たると反射して輝いているように見える魅力的な園芸品種です。花序は総状花序、花の色は白色または薄い紫色、葉の形は披針形または卵形、葉の色は緑色で表面に光沢があります。草姿はロゼット状、株は高さ約40cm、幅は約70cmに成長します。 楽天で購入 | イエロースプラッシュリム(Hosta ‘yellow splash rim’)は、葉の色が濃い緑色と黄色または白色をしており、季節によって葉のふち部分の色が変化します。そのため、春は緑色と黄色の二色、夏は葉が成熟してくると緑色と白色の二色になります。また葉の表面には強い光沢があるため、光が当たると反射して輝いているように見える魅力的な園芸品種です。花序は総状花序、花の色は薄い紫色、葉の形は披針形または卵形、葉の色は濃い緑色でふち部分に黄色または白色の班(覆輪)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約40cm、幅は約90cmに成長します。 | ||
スノーキャップ(Hosta ‘snow cap’)は、葉が全体的に丸く基部部分が凹むため、可愛らしい印象を与える「ハートの形」をしています。また葉の色も明度が高く、パステル調の柔らかな色合いをしているため優しい雰囲気があり、青緑色に黄色またはクリーム色の班(覆輪)が入ります。そのため、落ち着いた雰囲気のお庭やロマンチックな雰囲気のお庭などによく合うでしょう。花序は総状花序、花茎は約70cm、花の色は薄い紫色、葉の形は心形、葉の色は青緑色でふち部分に白色またはクリーム色の班(覆輪)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約50cm、幅は約75cmに成長します。 楽天で購入 |
小型(S):株の高さ約20~40cm | |||
オータム フロスト(Hosta ‘Autumn Frost’)は、全体的に淡い色調をしているため、優しい雰囲気や可愛らしい雰囲気をつくります。葉の色は全体的に白粉を帯びたような色合いをしており、縁部分の覆輪がやや広めで、青緑色と黄色の二色の葉色をしており、黄色の覆輪は成熟するに連れて白色へと退色していきます。花序は総状花序、花の香りは無香、花の色は薄い紫色、葉の形は心形、葉の平均的な大きさは長さ約15cm、幅は約10cm、葉の色は緑色でふち部分に幅広の黄色の班(覆輪)が入り徐々に白色へと退色します。株は高さ約20~40cm、幅は30~60cmに成長します。 | カラーフェスティバル(Hosta ‘color festival’)は、エンタープライズの突然変異種、葉の色が緑色・白色・黄色と三色ある事から、カラフルでお祭りのような雰囲気を作ります。花序は総状花序、花の色は薄い紫色、葉の形は卵形、葉の色は緑色で葉の中心に白色の班(中班)が入り、緑色と白色の境に黄色の班が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約30~40cm、幅は約40~60cmに成長します。 楽天で購入 | ||
マウイ バターカップ(Hosta ‘maui buttercups’)は、葉が小ぶりで可愛らしく皺のよる個性的な外観をしており、鮮やかな黄色の葉色が明るく輝くような印象を与える園芸品種です。花序は総状花序、花の色は白色、葉の形は卵形または心形、葉の色は黄色または黄緑色です。草姿はロゼット状、株は高さ約20~25cm、幅は約35cmに成長します。 | レインボウズエンド(Hosta ‘rainbow’s end’)は、オブセッション(Hosta ‘Obsession’)の変異種、葉全体に艶があり滑らかな外観をしているため、洗練された雰囲気があります。葉は中心部に黄緑色から黄色、黄色からクリーム色へと変化する班(中班)があるため、瑞々しい印象や明るく輝くような印象を与えるカラーリーフとして楽しめる園芸品種です。花序は総状花序、花の色は白色から薄い紫色、葉の形は卵形、葉の色は緑色で中心部に黄緑色または黄色かクリーム色の班(中班)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約25~30cm、幅は約50cmに成長します。 | ||
レインフォレスト サンライズ(Hosta ‘rainforest sunrise’)は、マウイバターカップの変異種、葉は厚く皺が寄っており、葉の中心部に黄色または黄緑色(日陰)の班(中班)が入るため、明るく輝くような印象を与えるカラーリーフとして楽しめる園芸品種です。花序は総状花序、花の色は薄い紫色、葉の形は卵形または心形、葉の色は緑色で中心部に黄色または黄緑色の班(中班)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約20~25cm、幅は約35cmに成長します。 楽天で購入 | ハドスペン ブルー(Hosta ‘hadspen blue’)は、葉の表面に白粉を帯びたよう色合いをしているためパステル調の優しい雰囲気があり、青色にも見える青緑色の葉色が、落ち着いた雰囲気をつくります。また葉は厚みがあり、ゴム状の外観をしているため、おもちゃのような可愛らしい雰囲気があり、葉に厚みがあるためナメクジ害にも強いです。草姿はロゼット状、株は高さ約35cm、幅は約60cmに成長します。 | ||
スチレット(Hosta ‘stiletto’)は、葉が細長く優雅に広がる外観をしているため花壇の縁どりなどに重宝されます。また葉の縁部分はフリルドレスのように波打ち、白色(薄い黄色)の覆輪が入るため、お洒落な雰囲気のあるカラーリーフとしても楽しめます。花序は総状花序、花の色は紫色、葉の形は披針形、葉の色は緑色で縁部分に白色または薄い黄色の覆輪が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約25cm、幅は約70cmに成長します。 | ブルーキャディット(Hosta ‘blue cadet’)は、生育旺盛で成長が早いため庭の中で素早く見栄えがよくなり、また背が低く横に広がる傾向が強いため地被植物として魅力的です。また春に現れる新葉と若葉は、青色にも見える青緑色をしているため落ち着いた雰囲気を作ったり、南国のリゾートを思わせるトロピカルな雰囲気をつくるカラーリーフとして楽しめます。ただし葉は夏に成熟すると緑色へと戻ります。花序は総状花序、花の色は薄い紫色、葉の形は卵形または心形、葉の色は青緑色または緑色をしています。草姿はロゼット状、株は高さ約20~40cm、幅は約50~100cmに成長します。 楽天で購入 | ||
アビクア・ドリンキング・ガード(Hosta ‘abiqua drinking gourd’)は、葉に厚みがあるためナメクジなどの食害に強く、葉が内側に強く巻くため葉全体がカップのような外観となるため雨が降ると葉の中に水が溜まることがよくあります。葉の色は青緑色(または緑色)、青緑色はエメラルドや南国の海などを連想させるため、お庭がトロピカルな雰囲気になります。花序は総状花序、花の色は白色または薄い紫色、葉の形は卵形または心形、葉は厚みがあり皺が強くより内側に強く巻き、葉の色は青緑色または緑色です。草姿はロゼット状、株は高さ約30~40cm、幅は約90cmに成長します。 楽天で購入 | リップスティック・ブロンド(Hosta ‘lipstick blonde’)は、春に現れる鮮やかな黄色の新葉または若葉と、赤色に染まる葉柄が美しい対比を生み出しカラフルな雰囲気を作ります。また葉は細く、波打つため、今から開く新葉のような初々しい外観を作り出します。※ただし葉の色は、成熟すると黄緑色へと落ち着きます。花序は総状花序、花の色は薄い紫色、葉の形は披針形、葉のふち部分は波打ち、葉の色は黄色または成熟すると黄緑色です。草姿はロゼット状、株は高さ約30cm、幅は約50cmに成長します。 楽天で購入 | ||
デザイナージーンズ(Hosta ‘designer genes’)は、春に現れる鮮やかな黄色の新葉が長く色を保ち続け、葉が成熟するにつれて緩やかにライムグリーン(黄緑色)へと変化していきます。そのため、明るく輝くような印象を与えたり、気分を前向きにして幸福なイメージを与えるカラーリーフとして長く楽しめる園芸品種です。また葉柄は赤く、黄色の葉との強い対比を生み出します。そのためカラフルでポップな雰囲気があるお庭などによく合うでしょう。花序は総状花序、花茎は50cm、花の色は薄い紫色、葉の形は披針形、葉の色は新葉または若葉では黄色で葉が成熟すると黄緑色に変わります。草姿はロゼット状、株は高さ約30cm、幅は約70cmに成長します。 楽天で購入 | アイランドブリーズ(Hosta ‘Island Breeze’)は、パラダイスアイランドの変異種です。あまり葉(葉柄)が横へ広がらず直立して株立ちするような草姿をつくるため洗練された外観をしています。葉は赤色の葉柄に保持されており、葉の中心部に黄色の広い班(中班)が入るため、明るく輝くような印象を与えたり、気分を前向きにして幸福なイメージを与えるカラーリーフとして楽しめます。また葉は厚みがあるためナメクジなどによる食害に強く、皺の強くよる葉は個性的な外観をつくります。花序は総状花序、花の色は薄い紫色、葉の形は卵形または心形、葉の大きさは平均の長さ約15cm、幅は約10cm、葉の色は緑色で中心部に黄色の班(中班)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約30cm、幅は約40cmに成長します。 | ||
シルクロード(Hosta ‘silk road’)は、シルクキモノ(Host ‘Silk Kimono’)の変異種です。株は殆ど横への広がりがなく、花瓶に生けられるように直立して成長する習慣があるため、洗練された草姿をつくります。葉の色は緑色と黄色または白色の二色からなり、ふち部分に入る黄色または白色の覆輪が広めです。花序は総状花序、花の色は薄い紫色、葉の形は卵形または心形、葉の色は緑色でふち部分に幅が広い黄色または白色の班(覆輪)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約35cm、幅は約75cmに成長します。 楽天で購入 | ファーストブラッシュ(Hosta ‘first blush’)は、既存のギボウシとは一線を画した葉の色をもち、アントシアニンの影響で葉の先端に近い部分または基部に向かって、葉表面が赤みを帯びた赤紫色になります。また葉は滑らかで光沢があるため、光が当たると反射して輝いているように見えます。花序は総状花序、花の色は紫色、葉の形は卵形または心形、葉の色は緑色で葉の先端または先端から基部に向かって紫色(赤紫色)に表面が染まります。草姿はロゼット状、株は高さ約30cm、幅は約60cmに成長します。 楽天で購入 | ||
ミラクルレモニー(Hosta ‘miracle lemony’)は、ギボウシの中で初めて黄色の花を咲かせた園芸品種です。花はユリのような外観で、6個の花被片が外側に緩かにカールするため優雅な雰囲気をつくり、淡い黄色の花色が優しい雰囲気をつくります。花序は総状花序、花の色は黄色、葉の形は披針形または狭卵形、葉の色は緑色です。草姿はロゼット状、株は高さ約30cm、幅は約60cmに成長します。 楽天で購入 | レッツツイストアゲイン(Hosta ‘let’s twist again’)は、パトリオットの変異種です。葉のふち部分に強い捻りや波打ちが入るため、海の中の昆布を思わせるようなくちゃくちゃとした個性的な外観をしています。葉の色は、緑色でふち部分に幅が広めの白色の班(覆輪)が入ります。白色は、光を最も反射するため明るい印象を与えたり、また汚れのない清潔な印象を与えたりします。そのため、明るく輝くような雰囲気のお庭や、清潔感のある洗練された雰囲気のお庭などを作りたい時におすすめの色です。花序は総状花序、花の色は薄い紫色、葉の形は卵形または心形、葉のふち部分が強く捻れたり波打ちがあり、葉の色は緑色でふち部分に白色の班(覆輪)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約30cm、幅は約50cmに成長します。 楽天で購入 | ||
チェリーベリー(Hosta ‘cherry berry’)は、一般的なギボウシと比べると葉が細くシャープな外観をしているため、カッコ良く洗練された雰囲気があり、また所々で不規則にうねるため、動きのある優雅な草姿を作り出します。葉の色は、濃い緑色で中心部分に白色の班(中班)が入ります。そのため、明るく輝くような雰囲気のお庭や、清潔感のある洗練された雰囲気のお庭などを作りたい時にカラーリーフとして使えます。また、花は花茎が非常に長く赤色をしているため、とても目立ち、葉に邪魔される事なく垂直にスラリと伸びるため洗練された雰囲気をつくります。ユリのような上品な外観をした花は気品があるため、エレガントな雰囲気があるお庭などによく合うでしょう。花序は総状花序、花茎は約70cm、花の色は薄い紫色、葉の形は披針形、葉のふち部分が不規則に緩やかに波打ち、葉の色は濃い緑色で中心部分に白色の班(中班)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約30cm、幅は約70cmに成長します。 楽天で購入 | エメラルドティアラ(Hosta ‘emerald tiara’)は、日向でも日陰でも、どちらでも丈夫に育つため、初心者でも育てやすくなっています。葉の色は、黄色または黄緑色でふち部分に濃い緑色の細い班(覆輪)が入ります。濃い緑色と黄色の二色のコントラストは、健康的で若々しく元気な印象を与えたり、明るく輝くような印象を与えたりします。そのため、明るくポジティブな雰囲気があるお庭などにおすすめです。花序は総状花序、花の色は紫色、葉の形は卵形または心形、葉の色は黄色または黄緑色でふち部分に濃い緑色の班(覆輪)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約30~40cm、幅は約80cmに成長します。 | ||
エルニーニョ(Hosta ‘el nino’)は、ハルシオンを由来とする交配品種または変異種です。葉は全体的に明度が高く、パステル調の柔らかな色合いをしており、葉の色は殆ど青色に見える青白色または青緑色と、黄色または白色の二色葉色からなります。葉の色は季節によって変化するため、春は中心部が青緑色でふち部分が黄色またはクリーム色をしており、葉が成熟すると中心部が青白色にかわりふち部分は白色になります。そのため、春は青緑色と黄色(クリーム色)のトロピカルな雰囲気のカラーリーフとして楽しんだり、夏以降は白色と青白色の落ち着いた雰囲気と洗練された雰囲気を出すカラーリーフとして楽しんだりする事が出来ます。花序は総状花序、花の色は薄い紫色、葉の形は卵形または心形、葉の色は緑色でふち部分に黄色または白色の班(覆輪)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約30~40cm、幅は約100cmに成長します。 |
極小(MINI):株の高さ20cm未満 | ||
ブルーマウス イアーズ(Hosta ‘blue mouse ears’)は、葉が厚くゴム状で、丸みを帯びた外観をしており、ネズミのお耳のような可愛らしい葉の形をしています。葉の色は白粉を帯びたような青緑色をしているため、落ち着いた雰囲気をつくり、開花期には薄い紫色の花を多数咲かせます。草姿はロゼット状、株は高さ約15~20cm、幅は約25cmに成長します。 楽天で購入 | カーリーフライズ(Hosta ‘curly fries’)は、葉が細く剣のようなシャープな外観をしており、葉の縁部分が波打つため「フランベルジェ」のような個性的な外観の葉姿が楽しめる園芸品種です。株は背が低く横に広がるため、鉢植えの他に、花壇の縁どりなどにおすすめです。花序は総状花序、花の色は薄い紫色、葉の形は披針形、葉の色は黄緑色または黄色をしています。草姿はロゼット状、株は高さ約15~20cm、幅は約10~15cmに成長します。 | |
レイクサイドカップケーキ(Hosta ‘lakeside cupcake’)は、草丈が低く非常にコンパクトなため鉢植えなどでも育てやすく、葉は小さく丸みを帯びるため可愛らしい外観をしています。葉の色は季節によって変化しており、春はふち部分が青緑色で中心部が黄色をしており、夏は葉が成熟して中心部が白っぽくクリーム色へと変化します。花序は総状花序、花茎は約30cm、花の色は薄い紫色、葉の形は卵形または楕円形、葉の色は青緑色または緑色で中心部分に黄色または薄い黄色の班(中班)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約15~20cm、幅は約30cmに成長します。 | ツイストオブライム(Hosta ‘twist of lime’)は、レモンライムの変異種です。葉は一般的なギボウシと比べると横幅の狭いシャープな外観をしているため洗練された雰囲気があり、葉の縁部分は緩やかに波打つためツイストのダンスを踊り揺れるドレスのような優雅な雰囲気をつくります。葉の色は黄色または黄緑色で、葉のふち部分に濃い緑色の班(覆輪)が入る所が特徴です。花序は総状花序、花の色は紫色、葉の形は披針形、葉の縁部分は波打ち、葉の色は黄緑色でふち部分に濃い緑色の班(覆輪)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約15~20cm、幅は約40cmに成長します。 | |
マイティマウス(Hosta ‘mighty mouse’)は、ブルーマウス・イアーズの変異種です。ブルーマウス・イアーズと同様に株は非常に小さいため鉢植えなどでも育てやすく、葉は小さく丸みを帯びるため可愛らしい外観をしています。葉の表面は滑らかで、ゴム状の外観をしています。葉の色は季節によって変化しており、春は中心部の色が緑色でふち部分に黄色の覆輪がはいり、夏は葉が成熟して中心部が灰緑色になりふち部分が薄い黄色(クリーム色)へと変化します。花序は総状花序、花茎は約30cm、花の色は薄い紫色、葉の形は卵形または楕円形、葉の色は青緑色または灰緑色でふち部分に黄色または薄い黄色の班(覆輪)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約15~20cm、幅は約30cmに成長します。 |
オオバギボウシの特徴や園芸品種
- 原産:日本
- 学名:Hosta sieboldiana
- 草丈:約50~100cm
- 分類:多年草
- 開花時期:6月~8月
- 花色:桃色●紫色●白色〇
- 葉色:緑色●黄色●青色●白色〇
- 耐暑性:強い
- 耐寒性:強い
- 誕生花:7月9日
- 花言葉:静寂/沈静/落ち着き/変わらない思い
- 用途:カラーリーフ/日陰植物/エレガントなお庭
オオバギボウシとは!?
オオバギボウシは学名Hosta sieboldiana、別名では「ハヤザキオオバギボウシ」や「ウノハナギボウシ」とも呼ばれる日本を原産とする多年草です。日本では北海道・本州・四国・九州に広く分布しており、山地や林縁、草原等の湿り気のある場所に自生しています。
オオバギボウシの語源(由来)
- 属名のHostaは、オーストラリアの医師で植物学者のN.T.Hostへの献名です。
- 種小名のsieboldianaは、長崎のオランダ商館に医師として来日したシーボルトへの献名です。
- オオバギボウシの由来は、他の原種と比べて葉が大きくなる所からきています。
- ギボウシの由来は、花の蕾が擬宝珠似ている所からギボウシ(擬宝珠)と呼ばれています。
オオバギボウシの特徴(魅力)
- オオバギボウシは、その名前からも分かる通り葉が非常に大きく存在感があります。また新芽は食味が良いため「ウルイ」として、天ぷらやお浸し等で食べられたりする植物です。
- 園芸では、様々な葉色があるためカラーリーフとして楽しまれたり、規則正しく放射状に大きな葉が広がるため、地面を覆う地被植物として利用されたりしており、優雅に広がる草姿をつくるためエレガントなお庭によく合います。
- 草姿はロゼット状、葉は中央から外側へと優雅に広がり噴水を思わせる様な華やかな外観をつくります。
- 地面下に短い根茎があり、根元で株を幾つもつくり、叢生して群生をつくります。
- オオバギボウシは、一個一個の葉が巨大で長さが40cmに達する事もあるため、遠くからでもよく目立ち、強い存在感があります。
- 葉は葉脈と葉脈間で凹凸があるため皺がよったような外観をしています。
- 葉はふつう緑色ですが、明るく爽やかな印象を与える黄色の葉色や、輝くような印象や洗練された雰囲気をつくる白色の葉色があるため、品種を選んでカラーリーフとして楽しむ事も出来ます。
- 花はユリのような外観をしているため上品な雰囲気があり、また花茎に沿って何個も花がつくため豪華な印象も与えます。
- 花は一日花のため、朝に蕾から開花した花は、夕方には萎れてしまいます。ただし穂状に何個も花が咲くため、長い期間楽しめます。
- オオバギボウシの新芽は食味がとても良く、トウギボウシやタチギボウシ等と同様に柔らかな新芽が「ウルイ」と呼ばれ、食用にされており、商業的にも栽培されてスーパー等で販売されることもあります。
- 味は淡白でクセが少ないためどんな料理にもあい、シャキシャキとした食感と独特なヌメリが楽しめます。
- オオバギボウシは「地被植物」「花壇の縁どり」等で親しまれます。
- グランドカバー(地被植物)とは、草丈があまり高くならず地表面を覆う植物の総称で、一般的に雑草を抑制する目的、景観を美しくする目的等で植え付けが行われます。
- オオバギボウシのグランドカバー(地被植物)は、基部から出る葉が放射状に広がり、ドーム状に盛り上がりながら地面を覆うところが魅力です。ただし匍匐性に広がる茎等と比べると、一株で広範に広がるわけではないため、広い場所をカバーする場合は複数の株を用意する必要があり、歩道などの歩く場所には向きません。
- オオバギボウシは落葉性のため、冬の間は地上部が枯れて地面が剥き出しになります。
- 花壇の縁どりとは花壇の手前(ふち部分)の境界線をさしており、普通はレンガなどの装飾物または背の低い植物などが並べられます。
- オオバギボウシは品種によって成熟時の株の大きさが違うため、植え付け間隔は一概ではありません。一般的には約30~120cmの間隔で植え付けが行われますが、コンパクトな品種では更に幅を狭め、大型の品種では更に間隔をあけます。
- グランドカバー(地被植物)とは、草丈があまり高くならず地表面を覆う植物の総称で、一般的に雑草を抑制する目的、景観を美しくする目的等で植え付けが行われます。
- オオバギボウシは耐陰性がある事から日陰植物(シェードガーデン)等に利用される事もあります。
- 日向から日陰まで幅広い環境で育てる事が出来ますが、西日の当たらない半日影で育てることが理想です。
オオバギボウシの草丈は約50(~100)cm、草姿はロゼット状、根元で株を幾つもつくり叢生して群生をつくります。
葉序は根生葉(基部に付いた葉)、葉柄は長く、葉身は長さ約30(~40)cm、幅は約10(~15)cm、葉身の形は心形(葉の基部が凹み先端が尖る)または広卵形か卵形、葉の葉脈間は凹凸があり、葉裏面では葉脈が隆起します。
花序は総状花序、総状花序は1個の花軸に沿って多数の花柄を付けて花柄の先端に花を水平または下向きに咲かせます。花冠は漏斗状、漏斗状は6個の花弁が合着する合弁花で、筒部の下部は細く上部は広がり、裂片は6個で形は三角形をしています。花冠は長さ約4(~6)cm、幅は約2(~4)cm、花の色は白色または薄い紫色か桃色、雄蕊の数は6個です。
果実は蒴果(複数の心皮からなり果皮が裂開して種子を放出する)です。
オオバギボウシ(ウルイ)の収穫時期や食べ方の紹介
- 食用部分:新芽(若芽)
- 収穫時期:4月~5月
- 食べ方:天ぷら・お浸し・酢の物・酢味噌和え・塩ゆで・浅漬け・卵とじ等
オオバギボウシの食べ方
オオバギボウシは、株が冬を越した後、春に土から出てくる柔らかな新芽(若芽)を収穫して、ウルイとして食べる事が出来ます。味はクセがなく淡白でシャキシャキとした食感と独特なヌメリがあり食べやすく、どんな料理にも合います。ただし食味はギボウシによって異なるため、食用とする場合は、食味のよい種(オオバギボウシ・トウギボウシ・タチギボウシ等)の専用の品種等を栽培して使う方が良いでしょう。
- ウルイの天ぷらは、衣(天ぷら粉と水)をつけて油で揚げるだけです。シャキシャキとした食感とクセのない味が楽しめます。
- クックパッド: 春野菜の天ぷらと新ごぼうのかき揚げ by ほまんく
- ウルイの塩ゆでは、塩の入ったお湯の中にウルイをくぐらせた後に、冷水で冷やし、好みの大きさにカットした後、皿に盛り付け、マヨネーズやドレッシング等をかけて食べます。
- クックパッド:うるいの茹で方 by 八百屋やまはる
- ウルイのお浸しは、ウルイをお湯で軽く茹でた後に小皿に盛り、出汁に浸して食べる方法です。
- クックパッド: *うるいのお浸し* by yamabuki1
オオバギボウシの園芸品種の紹介
- フランシス ウィリアムス(Hosta sieboldiana ‘frances williams’)は、葉が非常に巨大で長さが30cmにも達するため存在感のある草姿をつくり、また丸みをハートの形をしているため可愛らしい印象も与えます。葉の色は青緑色で、縁部分に緑色の班が入ります。青緑色の葉色は、エメラルドや南国の海等を連想させるため、開放的でトロピカルな雰囲気があるお庭などによく合うでしょう。花序は総状花序、花の色は白色または薄い紫色、葉の形は心形、葉の長さ約30cm、葉の色は青緑色で縁部分に緑色の班(覆輪)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約80cm、幅は約150cmに成長します。
- エレガンス(Hosta sieboldiana ‘Elegans’)は、葉の長さ幅ともに30cmほどの大きさになり、非常に巨大なため存在感が強く豪華な雰囲気をつくり、また葉の葉脈間と葉脈に凹凸が生まれるため個性的な外観となる園芸品種です。花序は総状花序、花の色は白色または薄い紫色、葉の形は心形、葉の長さ約30cm、葉の色は青緑色または緑色です。草姿はロゼット状、株は高さ約60cm、幅は約120cmに成長します。
- グレート エクスペクテーションズ(Hosta ‘great expectations’)は、エレガンスの突然変異種、葉に厚みがあり、皺の多い個性的な外観をしており、青緑色と黄色(黄緑色)の二色の葉色がトロピカルな印象を与える魅力的な園芸品種です。花序は総状花序、花の色は白色、葉の形は心形または卵形、葉の色は青緑色で中心部に黄色(黄緑色)の班(中班)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約50~60cm、幅は約100cmに成長します。
- テンリュウ(Hosta sieboldiana ‘Tenryu’)は、食味がとても良く収量が多い事から、食用のギボウシ(ウルイ)の中でも最も人気の高い代表的な品種です。葉は肉厚で、淡白な味わいがあり、食感がシャキシャキとしています。そのため、キッチンガーデン等で栽培される事が多いです。花は総状花序、花の色は白色または薄い紫色、葉の形は心形または卵形です。草姿はロゼット状、株は高さ約80cm、幅は約150cmに成長します。
- ノーザンエクスポージャー(Hosta sieboldiana ‘Northern Exposure’)は、非常に大きく存在感のある巨大な葉と、葉の縁部分にクリーム色の班(覆輪)が入る、青緑色の落ち着いた葉色が魅力的な園芸品種です。花序は総状花序、花の色は白色、葉の形は広卵形または心形、葉の大きさは長さ約35cm、葉の色は青緑色で縁部分にクリーム色(黄色)の班(覆輪)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約90cm、幅は約150cmに成長します。
- 金星(Hosta sieboldiana ‘kinboshi’)は、葉の縁部分に色鮮やかな黄色の班が入るため、明るく開放的な印象を与えるカラーリーフとしても楽しめる魅力的な園芸品種です。花序は総状花序、花の色は白色、葉の色は青緑色で縁部分に黄色の班(覆輪)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約50~70cm、幅は約70~100cmに成長します。
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コバギボウシの特徴や園芸品種
- 原産:日本
- 学名:Hosta sieboldii
- 草丈:約30~50cm
- 分類:多年草
- 開花時期:7月~8月
- 花色:紫色●白色〇
- 葉色:緑色●黄色●白色〇
- 耐暑性:強い
- 耐寒性:強い
- 誕生花:7月9日/7月17日
- 花言葉:静寂/沈静/落ち着き/変わらない思い
- 用途:カラーリーフ/日陰植物/エレガントなお庭
コバギボウシとは!?
コバギボウシは学名Hosta sieboldii、別名「ホスタ・シーボルディ」や「スモールリーブ プランテン リリィ(small-leaved plantain lily)」とも呼ばれる日本及び東アジアが原産の多年草(宿根草)です。日本では北海道・本州・四国・九州に広く分布しており、草原や湿原等の湿り気のある場所に自生しています。
コバギボウシの語源(由来)
- 属名のHostaは、オーストラリアの医師で植物学者のN.T.Hostへの献名です。
- 種小名のsieboldiiは長崎のオランダ商館に医師として来日したシーボルトへの献名です。
- コバギボウシの由来は他の一般的な種と比べて葉が小さい事からきています。
- ギボウシ(擬宝珠)の由来は、花の蕾が擬宝珠似ている所からギボウシ(擬宝珠)と呼ばれています。
コバギボウシの特徴(魅力)
- コバギボウシは、近縁のオオバギボウシと比べて、葉が小降りで細長い外観をしており、また全体的に株も小さめです。花数が少なめで、花茎には花が疎らにつくため、雑多な印象を与えず、楚々とした上品な雰囲気をつくります。
- コバギボウシは園芸品種も多く、古くから親しまれており、株は小降りなため、園芸では鉢植えや花壇の縁どりなどに利用されたりします。
- 草姿はロゼット状、葉は中央から外側へと優雅に広がる外観をしており、また地面下に短い根茎があり、根元で株を幾つもつくるため、群生をつくります。
- コバギボウシの葉は、やや小降りで細長くシャープな外観をしているためかっこいい印象を与えやすいです。
- 葉はふつう緑色ですが、明るく爽やかな印象を与える黄色の葉色や、輝くような印象や洗練された雰囲気をつくる白色の葉色があるため、品種を選んでカラーリーフとして楽しむ事も出来ます。
- 開花は夏、花茎を垂直に約30~50cmに立ち上げます。花序は総状花序、花と花との間にある空間が広く、やや疎らにつくため、豪華な雰囲気はないものの、楚々とした上品な雰囲気を作ります。
- 花の形はユリのような上品な外観をしており、また薄紫色をしているため、雅でエレガントな雰囲気を作ります。
- 花は一日花のため、朝に蕾から開花した花は、夕方には萎れてしまいます。ただし穂状に幾つかの花が咲くため、数日から数十日は花を楽しむ事が出来ます。
- コバギボウシは「地被植物」「花壇の縁どり」等で親しまれます。
- グランドカバー(地被植物)とは、草丈があまり高くならず地表面を覆う植物の総称で、一般的に雑草を抑制する目的、景観を美しくする目的等で植え付けが行われます。
- コバギボウシのグランドカバー(地被植物)は、基部から出る葉が放射状に広がり、ドーム状に盛り上がりながら地面を覆うところが魅力です。ただし匍匐性に広がる茎等と比べると、一株で広範に広がるわけではないため、広い場所をカバーする場合は複数の株を用意する必要があり、歩道などの歩く場所には向きません。
- コバギボウシは落葉性のため、冬の間は地上部が枯れて地面が剥き出しになります。
- 花壇の縁どりとは花壇の手前(ふち部分)の境界線をさしており、普通はレンガなどの装飾物または背の低い植物などが並べられます。
- グランドカバー(地被植物)とは、草丈があまり高くならず地表面を覆う植物の総称で、一般的に雑草を抑制する目的、景観を美しくする目的等で植え付けが行われます。
- コバギボウシは耐陰性がある事から日陰植物(シェードガーデン)等に利用される事もあります。
- 日向から日陰まで幅広い環境で育てる事が出来ますが、西日の当たらない半日影で育てることが理想です。
コバギボウシの草丈は約30(~50)cm、草姿はロゼット状、根元で株を幾つもつくり叢生して群生をつくります。
葉序は根生葉(基部に付いた葉)、葉柄は長く、葉の色は緑色・黄色・白色があり、葉身は長さ約10(~20)cm、幅は約4(~8)cm、葉身の形は狭楕円形または狭卵形か披針形、葉の葉脈は凹み葉脈間は盛り上がり筋状の線が目立ちます。
花序は総状花序、総状花序は1個の花軸に沿ってやや疎らに花を付け、花を水平または下向きに咲かせます。花冠は漏斗状、漏斗状は6個の花弁(花被片)が合着する合弁花で、筒部の下部は細く上部は広がり、裂片は6個で形は三角形をしており、花の色は白色または薄い紫色、雄蕊は6個、雌蕊は1個あります。
果実は蒴果(複数の心皮からなり果皮が裂開して種子を放出する)です。
コバギボウシの園芸品種の紹介
- ブンチョウコウ(文鳥香)は、細長く伸びるシャープな外観をした葉の形と、葉のふち部分に入る細い白色の班(覆輪)が、洗練された雰囲気をつくる魅力的な園芸品種です。花序は総状花序、花の色は紫色、葉の形は狭楕円形または披針形、葉の色は緑色でふち部分に白色の班(覆輪)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約20~40cm、幅は約20~40cmに成長します。
- カピタン(Hosta sieboldii ‘kabitan’)は、葉の中心部に黄色または黄緑色の幅広い班(中班)が入るため、ナチュラルで明るく輝くような印象を与えるカラーリーフとして楽しめる園芸品種です。花序は総状花序、花の色は紫色、葉の形は狭楕円形または披針形、葉の色は緑色でふち部分に白色の班(覆輪)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約20~40cm、幅は約20~40cmに成長します。
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スジギボウシの特徴や園芸品種
- 原産:日本
- 学名:Hosta ‘undulata’
- 草丈:約30~50cm(花は約120cm)
- 分類:多年草
- 開花時期:6月~7月
- 花色:紫色●白色〇
- 葉色:緑色●黄色●白色〇
- 耐暑性:強い
- 耐寒性:強い
- 誕生花:7月9日
- 花言葉:静寂/沈静/落ち着き/変わらない思い
- 用途:カラーリーフ/日陰植物/エレガントなお庭
スジギボウシとは!?
スジギボウシは学名Hosta ‘undulata’、別名「ホスタ・ウンジュラータ」や「ウェイビー プランテン リリィ(Wavy Plantain Lily)」とも呼ばれる多年草(宿根草)です。江戸時代から栽培され品種改良されてきた雑種で以前は種として扱われていましたが、現在は園芸品種として扱われています。
スジギボウシの語源(由来)
- 属名のHostaは、オーストラリアの医師で植物学者のN.T.Hostへの献名です。
- 種小名のundulataはラテン語で「うねる」「起伏のある」を意味します。
スジギボウシの特徴(魅力)
- スジギボウシは、以前は種として扱われていましたが、野生種が見つかっておらず、現在は品種または品種群として扱われている、スジ状の班が魅力的なギボウシです。
- 花茎がスラリと長く伸びて咲く上品な紫色の花や、葉がうねるような形をして、動きのある個性的な外観をしている所が特徴です。
- 草姿はロゼット状、葉は中央から外側へと優雅に広がる外観をしており、また地面下に短い根茎があり、根元で株を幾つもつくるため、群生をつくります。
- スジギボウシの葉は、基本的に葉に白色または黄色の班が入るため、カラーリーフとして楽しむ事が出来ます。
- また葉がうねるように動きのある外観をしているため、炎による揺らめきや風による動きを連想させます。
- 開花は夏から秋、花茎は長く垂直に約120cmまで伸ばし、ユリを思わせるような上品な花を穂状に咲かせます。そのため、上品な中に豪華さも感じさせる花姿をつくります。
- 花は一日花のため、朝に蕾から開花した花は、夕方には萎れてしまいます。ただし穂状に幾つかの花が咲くため、しばらく花を楽しむ事が出来ます。
- スジギボウシは「地被植物」「花壇の縁どり」「ロックガーデン」等で親しまれます。
- グランドカバー(地被植物)とは、草丈があまり高くならず地表面を覆う植物の総称で、一般的に雑草を抑制する目的、景観を美しくする目的等で植え付けが行われます。
- スジギボウシのグランドカバー(地被植物)は、基部から出る葉が放射状に広がり、ドーム状に盛り上がりながら地面を覆うところが魅力です。ただし匍匐性に広がる茎等と比べると、一株で広範に広がるわけではないため、広い場所をカバーする場合は複数の株を用意する必要があり、歩道などの歩く場所には向きません。
- スジギボウシは落葉性のため、冬の間は地上部が枯れて地面が剥き出しになります。
- 花壇の縁どりとは花壇の手前(ふち部分)の境界線をさしており、普通はレンガなどの装飾物または背の低い植物などが並べられます。
- グランドカバー(地被植物)とは、草丈があまり高くならず地表面を覆う植物の総称で、一般的に雑草を抑制する目的、景観を美しくする目的等で植え付けが行われます。
- スジギボウシは耐陰性がある事から日陰植物(シェードガーデン)等に利用される事もあります。
- 日向から日陰まで幅広い環境で育てる事が出来ますが、西日の当たらない半日影で育てることが理想です。
スジギボウシの草丈は約30~50cm、草姿はロゼット状、根元で株を幾つもつくり叢生して群生をつくります。
葉序は根生葉(基部に付いた葉)、葉柄は長く、葉の色は緑色・黄色・白色があり、葉身の形は卵形、葉脈はやや凹みます。
花序は総状花序、総状花序の花茎は約120cm、花茎に沿って花を水平または下向きに咲かせます。花冠は漏斗状、漏斗状は6個の花弁(花被片)が合着する合弁花で、筒部の下部は細く上部は広がり、裂片は6個で形は三角形、花の色は白色または紫色、雄蕊は6個、雌蕊は1個あります。
スジギボウシの園芸品種の紹介
- フクリンオハツキギボウシ(H ‘undulata albomarginata’)は、別名ではホスタ・アルボマルギナータとも呼ばれています。生育旺盛で、葉の縁部分に白色または薄い黄色覆輪が入るため、光が反射して輝いているような明るいカラーリーフとして楽しめる園芸品種です。
- ホスタ・ウンジュラータ(Hosta ‘undulata var undulata’)は、単に「スジギボウシ」とも呼ばれています。葉全体が炎が揺らめくように波打つため動きのある優雅な外観をしており、葉の中央に白色の班が入るため明るい印象を与えるカラーリーフとして楽しめます。
- ホスタ・ユニビッタータ(hosta ‘undulata univittata’)は、葉全体が不規則に捻れるため動きのある個性的な外観をしており、また葉の中央に幅の狭い白色の班が入るため、カラーリーフとしても楽しめる園芸品種です。
- オハツキギボウシ(hosta ‘undulata erromena’)は、別名では「ホスタ・エルロメネナ」とも呼ばれます。オハツキギボウシは、スジギボウシの中では珍しく葉に班がなく、エメラルドを思わせるような美しい葉色をしており、また生育が非常に旺盛で大株になるのが早い園芸品種です。
- ホワイトフェザー(hosta ‘undulata White Feather’)は、葉の色が季節によって変わり、春の新葉は真っ白く明るく輝くような葉色をしており、葉が成熟するにつれて緑色とクリーム色(薄い黄色)がブレンドされたような柔らかな葉色へと変わります。
- メディオバリエガータ(hosta ‘undulata mediovariegata’)は、葉全体が不規則に捻れるため炎の揺らめきを連想させるような個性的な外観をしており、また葉の中央に白色の班(中班)が入るため、明るい印象を与えたり洗練された雰囲気をつくるカラーリーフとしても楽しめる園芸品種です。
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レンゲギボウシの特徴や園芸品種
- 原産:
- 学名:Hosta fortunei
- 草丈:約40~60cm
- 分類:多年草
- 開花時期:8月~9月
- 花色:紫色●白色〇
- 葉色:緑色●黄色●白色〇
- 耐暑性:強い
- 耐寒性:強い
- 誕生花:7月9日
- 花言葉:静寂/沈静/落ち着き/変わらない思い
- 用途:カラーリーフ/日陰植物/エレガントなお庭
レンゲギボウシとは!?
レンゲギボウシは学名Hosta fortunei、別名では「蓮華擬宝珠」や「ホスタ・フォーチュネイ」とも呼ばれており、原産国や自生地が不明で起源が分かっていない多年草です。
レンゲギボウシの語源(由来)
- 属名のHostaは、オーストラリアの医師で植物学者のN.T.Hostへの献名です。
- 種小名のfortuneiは英国の東亜植物採集家のR.Fortuneへの献名です。
レンゲギボウシの特徴(魅力)
- レンゲギボウシは、自生地が分かっておらず起源が不明の種ですが、古くから栽培されており、園芸品種も多く、葉色が豊富にあり、ハート形の葉がロゼット状に広がる優雅な草姿が魅力的な植物です。
- 草姿はロゼット状、葉は中央から外側へと優雅に広がる外観をしており、また地面下に短い根茎があり、根元で株を幾つもつくるため、群生をつくります。
- レンゲギボウシの葉は、先端が細く尖るため洗練されたシャープな外観をしており、また基部が凹みハートを思わせるような外観をしているため可愛らしい印象も与えます。
- 葉はふつう緑色ですが、明るく爽やかな印象を与える黄色の葉色や、輝くような印象や洗練された雰囲気をつくる白色の葉色があるため、品種を選んでカラーリーフとして楽しむ事も出来ます。
- 開花は初夏から夏、花序は総状花序、花の形はユリのような上品な外観をしており、花の色は白色または紫色をしているため、清潔感やエレガントな雰囲気を漂わせます。
- 花は一日花のため、朝に蕾から開花した花は、夕方には萎れてしまいます。ただし穂状に幾つかの花が咲くため、しばらく花を楽しむ事が出来ます。
- レンゲギボウシは「地被植物」「花壇の縁どり」「ロックガーデン」等で親しまれます。
- グランドカバー(地被植物)とは、草丈があまり高くならず地表面を覆う植物の総称で、一般的に雑草を抑制する目的、景観を美しくする目的等で植え付けが行われます。
- レンゲギボウシのグランドカバー(地被植物)は、基部から出る葉が放射状に広がり、ドーム状に盛り上がりながら地面を覆うところが魅力です。ただし匍匐性に広がる茎等と比べると、一株で広範に広がるわけではないため、広い場所をカバーする場合は複数の株を用意する必要があり、歩道などの歩く場所には向きません。
- レンゲギボウシは落葉性のため、冬の間は地上部が枯れて地面が剥き出しになります。
- 花壇の縁どりとは花壇の手前(ふち部分)の境界線をさしており、普通はレンガなどの装飾物または背の低い植物などが並べられます。
- グランドカバー(地被植物)とは、草丈があまり高くならず地表面を覆う植物の総称で、一般的に雑草を抑制する目的、景観を美しくする目的等で植え付けが行われます。
- レンゲギボウシは耐陰性がある事から日陰植物(シェードガーデン)等に利用される事もあります。
- 日向から日陰まで幅広い環境で育てる事が出来ますが、西日の当たらない半日影で育てることが理想です。
レンゲギボウシの草丈は約40(~60)cm、草姿はロゼット状、根元で株を幾つもつくり叢生して群生をつくります。
葉序は根生葉(基部に付いた葉)、葉柄は長く、葉の色は緑色・黄色・白色があり、葉身の形は卵形または心形、葉は全体に光沢があり、葉脈はやや凹み葉脈と葉脈間に凹凸があります。
花序は総状花序、総状花序の花茎に沿って花を水平または下向きに咲かせます。花冠は漏斗状、漏斗状は6個の花弁(花被片)が合着する合弁花で、筒部の下部は細く上部は広がり、裂片は6個で形は三角形をしており外側に反り、花の色は白色または紫色、雄蕊は6個、雌蕊は1個あります。
果実は蒴果(複数の心皮からなり果皮が裂開して種子を放出する)です。
レンゲギボウシの園芸品種の紹介
- オーレオマルジナ(Hosta fortunei ‘Aureomarginata’)は、葉の大きさが25cmと巨大で存在感が強くあり、ロゼット状に大きく広がるため大株になると庭園等でもフォーカルポイントとして働きます。また葉のふち部分には黄色の班(覆輪)が入るため、明るく輝くような印象を与えるカラーリーフとして楽しめる所も魅力です。花序は総状花序、花茎は長さ約100cm、花の色は薄い紫色、葉の形は卵形または心形、葉の大きさは長さ約20~25cm、葉の色は緑色でふち部分に黄色の班(覆輪)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約40~60cm、幅は約100cmに成長します。
- モーハイム(Hosta fortunei ‘Moerheim’)は、葉のふち部分が緩やかにウェーブするためフリルドレスのようなお洒落な外観をしており、また葉のふち部分には幅が不規則な白色(薄い黄色)の班(覆輪)が入るため、明るく輝くような印象を与えるカラーリーフとしても楽しめる園芸品種です。花序は総状花序、花の色は薄い紫色、葉の形は卵形または心形、葉の色は緑色でふち部分に白色の班(覆輪)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約40~60cm、幅は約100cmに成長します。
- フランシー(Hosta fortunei ‘Francee)は、生育旺盛で成長が早いため庭の中で素早く見栄えがよくなります。また株はロゼット状に美しく広がり、葉のふち部分に入る白色の覆輪が、洗練された雰囲気をつくるため、エレガントなお庭などによく合うでしょう。花序は総状花序、花茎は長さ約70cm、花の色は薄い紫色、葉の形は卵形または心形、葉の大きさは長さ約15cm、葉の色は緑色でふち部分に白色の班(覆輪)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約40~60cm、幅は約100~120cmに成長します。
- アルボピクタ(Hosta fortunei ‘Albopicta’)は、葉の大きさが25cmと巨大で存在感が強くあり、ロゼット状に大きく広がるため大株になると庭園等でもフォーカルポイントとして働きます。また葉の中心部分にはライムグリーン(黄緑色)の班(中班)が入るため、ナチュラルで明るい印象を与えるカラーリーフとして楽しめる所も魅力です。花序は総状花序、花茎は長さ約90cm、花の色は薄い紫色、葉の形は卵形または心形、葉の大きさは長さ約20~25cm、葉の色は緑色で中心部に黄緑色の班(中班)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約40~60cm、幅は約100~120cmに成長します。
- パトリオット(Hosta fortunei ‘Patriot)は、フランシーの突然変異種です。フランシーと比べて葉に入る白色の覆輪の幅が広めなためカラーリーフとしての魅力がより強く出ており、葉は緩やかに波打つため優雅な雰囲気をつくります。花序は総状花序、花茎は長さ約70cm、花の色は白色または薄い紫色、葉の形は卵形または心形、葉の大きさは長さ約15cm、葉の色は緑色でふち部分に白色の班(覆輪)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約40~60cm、幅は約70cmに成長します。
- ゴールドスタンダード(Hosta fortunei ‘gold standard’)は、葉の色が季節によって変わり、春は中心部がライムグリーンで縁部分が緑色をしており、夏に向かって中心部が黄色(金色)へと変化していきます。そのため、明るく爽やかな印象や輝くような印象を与えるカラーリーフとして楽しむ事が出来ます。花序は総状花序、花茎は長さ約70cm、花の色は薄い紫色、葉の形は卵形または心形、葉の色は緑色で中心部に黄緑色または黄色の班(中班)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約40~60cm、幅は約90cmに成長します。
- ミニットマン(Hosta fortunei ‘minuteman)は、フランシーの突然変異種です。フランシーと比べて葉に入る白色の覆輪の幅が広めで、中心部の緑色の部分が濃いため、白色と濃い緑色の対比が強く出ておりコントラストが魅力的です。また葉は緩やかに波打つため優雅な雰囲気を作り出します。花序は総状花序、花茎は長さ約60cm、花の色は白色または薄い紫色、葉の形は卵形または心形、葉の色は濃い緑色でふち部分に白色の班(覆輪)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約40~60cm、幅は約70cmに成長します。
- トワイライト(Hosta fortunei ‘twilight’)は、オーレオマルジナの変異種です。オーレオマルジナと比べて葉のふち部分の黄色の班が広く、中心部の緑色の葉色がより濃いためコントラストが強くなっており、また葉が硬いため丈夫でナメクジなどによる食害も防止しやすくなっています。花序は総状花序、花茎は長さ約70cm、花の色は薄い紫色、葉の形は卵形または心形、葉の色は緑色でふち部分に黄色の班(覆輪)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約40~60cm、幅は約70cmに成長します。
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タマノカンザシの特徴や園芸品種
- 原産:中国
- 学名:Hosta plantaginea
- 草丈:約40~80cm
- 分類:多年草
- 開花時期:7月~9月
- 花色:白色〇
- 葉色:緑色●
- 耐暑性:強い
- 耐寒性:強い
- 誕生花:7月9日
- 花言葉:静寂/沈静/落ち着き/変わらない思い
- 用途:カラーリーフ/香りが良い/日陰植物/エレガントなお庭
タマノカンザシとは!?
タマノカンザシは学名Hosta plantaginea、別名では「ホスタ・プランタギネア」や「香りギボウシ」等とも呼ばれる中国が原産の多年草(宿根草)です。
タマノカンザシの語源(由来)
- 属名のHostaは、オーストラリアの医師で植物学者のN.T.Hostへの献名です。
- 種小名のplantagineaはラテン語で「オオバコに似た」を意味しており、葉の形に由来しています。
- タマノカンザシの由来は、漢名の「玉簪」からきており玉は「宝石(翡翠)」を意味しており、宝石のような花を簪(カンザシ)として女性が利用していた事に由来しています。
タマノカンザシの特徴(魅力)
- タマノカンザシは、香りギボウシとも呼ばれており、タマノカンザシとタマノカンザシに由来する雑種のギボウシには、他のギボウシにはない甘く爽やかな香りが花にあります。
- 花は香りがある他にも一般的なギボウシと違う所が様々あり、花はギボウシの中で最大の大きさがあり、蝋細工で作られたような光沢のある真っ白な色と、テッポウユリのような上品で豪華な外観、夜に花が咲く性質等があります。
- 草姿はロゼット状、葉は中央から外側へと優雅に広がる外観をしており、また地面下に短い根茎があり、根元で株を幾つもつくるため、群生をつくります。
- タマノカンザシの葉は、長さが25cmに達する事もあり非常に大きく存在感があり、丸みがあり可愛らしい外観をしており、葉表面には強い光沢があります。
- 開花は夏から秋、花序は総状花序、花の形はテッポウユリのような上品な外観をしており、花の色は光沢があり真っ白な色をしており蝋細工のような外観をしています。
- 花は普通のギボウシと違い夜に開花する性質があり、一日花のため、夕方に蕾が花開き、夜の間に開花して、朝に萎れます。ただし穂状に幾つかの花が咲くため、しばらく花を楽しむ事が出来ます。
- タマノカンザシの花には甘く爽やかな印象を与える強い香りがあります。
- タマノカンザシは「地被植物」「花壇の縁どり」等で親しまれます。
- グランドカバー(地被植物)とは、草丈があまり高くならず地表面を覆う植物の総称で、一般的に雑草を抑制する目的、景観を美しくする目的等で植え付けが行われます。
- タマノカンザシのグランドカバー(地被植物)は、基部から出る葉が放射状に広がり、ドーム状に盛り上がりながら地面を覆うところが魅力です。ただし匍匐性に広がる茎等と比べると、一株で広範に広がるわけではないため、広い場所をカバーする場合は複数の株を用意する必要があり、歩道などの歩く場所には向きません。
- タマノカンザシは落葉性のため、冬の間は地上部が枯れて地面が剥き出しになります。
- 花壇の縁どりとは花壇の手前(ふち部分)の境界線をさしており、普通はレンガなどの装飾物または背の低い植物などが並べられます。
- グランドカバー(地被植物)とは、草丈があまり高くならず地表面を覆う植物の総称で、一般的に雑草を抑制する目的、景観を美しくする目的等で植え付けが行われます。
- タマノカンザシは耐陰性がある事から日陰植物(シェードガーデン)等に利用される事もあります。
- 日向から日陰まで幅広い環境で育てる事が出来ますが、西日の当たらない半日影で育てることが理想です。
タマノカンザシの草丈は約40(~80)cm、草姿はロゼット状、根元で株を幾つもつくり叢生して群生をつくります。
葉序は根生葉(基部に付いた葉)、葉柄は約20(~40)cm、葉の色は緑色、葉身は長さ約15(~25)cm、幅は約8(~16)cm、葉身の形は卵形または心形、葉は全体に光沢があり、葉脈はやや凹み葉脈と葉脈間に凹凸があります。
花序は総状花序、総状花序の花茎は約40(~80)cm、花茎に沿って花を水平または下向きに咲かせます。花冠は漏斗状、漏斗状は6個の花弁(花被片)が合着する合弁花で、筒部の下部は細く上部は広がり、長さ約7(~13)cm、上部の裂片は6個で形は三角形、花の色は白色、雄蕊は6個、雌蕊は1個あります。
果実は蒴果(複数の心皮からなり果皮が裂開して種子を放出する)です。
タマノカンザシの園芸品種の紹介
イワギボウシの特徴や園芸品種
- 原産:日本/東アジア
- 学名:Hosta longipes
- 草丈:約30cm
- 分類:多年草
- 開花時期:8月~9月
- 花色:紫色●白色〇
- 葉色:緑色●黄色●白色〇
- 耐暑性:強い
- 耐寒性:強い
- 誕生花:7月9日
- 花言葉:静寂/沈静/落ち着き/変わらない思い
- 用途:カラーリーフ/ロックガーデン/日陰植物/エレガントなお庭
イワギボウシとは!?
イワギボウシは学名Hosta longipes、別名では「ホスタ・ロンギペス」とも呼ばれる日本原産の多年草(宿根草)です。イワギボウシは本州の東北地方南部及び関東地方、東海地方に分布しており、山地等の湿った場所に自生しており、時に岩上や樹木等に着生しています。
イワギボウシの語源(由来)
- 属名のHostaは、オーストラリアの医師で植物学者のN.T.Hostへの献名です。
- 種小名のlongipesはラテン語で「長柄の」「長足の」を意味しており、イワギボウシの長い葉柄に由来します。
- イワギボウシの由来は岩(イワ)の上に自生している事からきています。
- ギボウシ(擬宝珠)の由来は、花の蕾が擬宝珠似ている所からギボウシ(擬宝珠)と呼ばれています。
イワギボウシの特徴(魅力)
- イワギボウシは、その名前からも分かる通り岩場などに自生しており、自生地では朝露や霧などでしか水分が期待できないような崖などに着生している事もあります。
- イワギボウシは園芸品種も多く、班入りの品種も数多く作出されており、株は小降りなため鉢植えにされたり、比較的に乾燥に強い事からロックガーデンなどに利用されたりしています。
- 草姿はロゼット状、葉は中央から外側へと優雅に広がる外観をしており、また地面下に短い根茎があり、根元で株を幾つもつくるため、群生をつくります。
- イワギボウシの葉は、葉柄が長いためやや間延びした外観をしており、葉表面は滑らかで光沢があり、葉脈がやや凹んでいます。
- 葉はふつう緑色ですが、明るく爽やかな印象を与える黄色の葉色や、輝くような印象や洗練された雰囲気をつくる白色の葉色があるため、品種を選んでカラーリーフとして楽しむ事も出来ます。
- 開花は夏から秋、花茎を垂直に約25~30cm、苞が薄いため花茎が伸長する前から蕾を観察する事ができ、開花すると苞は枯れます。
- 花序は総状花序、花の形はユリのような上品な外観をしており、花の色は白色または紫色をしているため、清潔感やエレガントな雰囲気を漂わせます。
- 花は一日花のため、朝に蕾から開花した花は、夕方には萎れてしまいます。ただし穂状に幾つかの花が咲くため、しばらく花を楽しむ事が出来ます。
- イワギボウシは「地被植物」「花壇の縁どり」「ロックガーデン」等で親しまれます。
- グランドカバー(地被植物)とは、草丈があまり高くならず地表面を覆う植物の総称で、一般的に雑草を抑制する目的、景観を美しくする目的等で植え付けが行われます。
- イワギボウシのグランドカバー(地被植物)は、基部から出る葉が放射状に広がり、ドーム状に盛り上がりながら地面を覆うところが魅力です。ただし匍匐性に広がる茎等と比べると、一株で広範に広がるわけではないため、広い場所をカバーする場合は複数の株を用意する必要があり、歩道などの歩く場所には向きません。
- イワギボウシは落葉性のため、冬の間は地上部が枯れて地面が剥き出しになります。
- 花壇の縁どりとは花壇の手前(ふち部分)の境界線をさしており、普通はレンガなどの装飾物または背の低い植物などが並べられます。
- ロックガーデンとは、高山や崖地などをイメージしながら岩石や大きめの石などを配置して、植物等も植え付けられて作られる庭園のスタイルのひとつです。
- グランドカバー(地被植物)とは、草丈があまり高くならず地表面を覆う植物の総称で、一般的に雑草を抑制する目的、景観を美しくする目的等で植え付けが行われます。
- イワギボウシは耐陰性がある事から日陰植物(シェードガーデン)等に利用される事もあります。
- 日向から日陰まで幅広い環境で育てる事が出来ますが、西日の当たらない半日影で育てることが理想です。
イワギボウシの草丈は約30cm、草姿はロゼット状、根元で株を幾つもつくり叢生して群生をつくります。
葉序は根生葉(基部に付いた葉)、葉柄は長く、葉の色は緑色・黄色・白色があり、葉身は長さ約10(~13)cm、葉身の形は楕円形(狭楕円形)または卵形か披針形、葉は全体に光沢があり、葉脈はやや凹みます。
花序は総状花序、総状花序の花茎は約30cm、花茎に沿って花を水平または下向きに咲かせます。花冠は漏斗状、漏斗状は6個の花弁(花被片)が合着する合弁花で、筒部の下部は細く上部は広がり、裂片は6個で形は三角形をしており外側に反り、花の色は白色または紫色、雄蕊は6個、雌蕊は1個あります。※開花時の苞は薄い膜質のため、花茎が伸長する前から蕾が観察出来ます。
果実は蒴果(複数の心皮からなり果皮が裂開して種子を放出する)です。
イワギボウシの園芸品種の紹介
カンザシギボウシの特徴や園芸品種
- 原産:日本/朝鮮
- 学名:Hosta capitata
- 草丈:約30~70cm
- 分類:多年草
- 開花時期:6月~7月
- 花色:紫色●
- 葉色:緑色●黄色●白色〇
- 耐暑性:強い
- 耐寒性:強い
- 誕生花:7月9日
- 花言葉:静寂/沈静/落ち着き/変わらない思い
- 用途:カラーリーフ/ロックガーデン/日陰植物/エレガントなお庭
カンザシギボウシとは!?
カンザシギボウシは学名Hosta capitata、別名では「ホスタ・カピタータ」とも呼ばれる日本及び朝鮮が原産の多年草(宿根草)です。日本では本州(中国地方)・四国・九州に分布しており、湿った崖地等に自生しています。
カンザシギボウシの語源(由来)
- 属名のHostaは、オーストラリアの医師で植物学者のN.T.Hostへの献名です。
- 種小名のcapitataはラテン語で「頭」を意味する「caput」からきており、恐らく花が茎の頂部に集まる所からきています。
- カンザシギボウシの由来は、花の形が簪(カンザシ)を連想させる所からきています。
カンザシギボウシの特徴(魅力)
- カンザシギボウシは、花茎の頂部に花が密に集まる個性的な花姿から和名や種小名がついている植物です。
- 草姿はロゼット状、葉は中央から外側へと優雅に広がる外観をしており、また地面下に短い根茎があり、根元で株を幾つもつくるため、群生をつくります。
- カンザシギボウシの葉は、表面が比較的に滑らかで光沢はなく、葉脈がやや凹み、ハートを思わせるような可愛らしい外観をしています。
- 葉はふつう緑色ですが、明るく輝くような印象を与える白色の葉色などがあるため、品種を選んでカラーリーフとして楽しむ事も出来ます。
- 開花は初夏から夏、花序は総状花序、総状花序は茎の頂部に密に集まるため、1箇所から花が複数出ているような外観をしています。
- 花の形はユリのような上品な外観をしており、花の色は薄い紫色で、花弁(花被片)と花弁(花被片)が合着する部分に白色の筋(絞り)が入ります。
- 花は一日花のため、朝に蕾から開花した花は、夕方には萎れてしまいます。ただし穂状に幾つかの花が咲くため、しばらく花を楽しむ事が出来ます。
- カンザシギボウシは「地被植物」「花壇の縁どり」等で親しまれます。
- グランドカバー(地被植物)とは、草丈があまり高くならず地表面を覆う植物の総称で、一般的に雑草を抑制する目的、景観を美しくする目的等で植え付けが行われます。
- カンザシギボウシのグランドカバー(地被植物)は、基部から出る葉が放射状に広がり、ドーム状に盛り上がりながら地面を覆うところが魅力です。ただし匍匐性に広がる茎等と比べると、一株で広範に広がるわけではないため、広い場所をカバーする場合は複数の株を用意する必要があり、歩道などの歩く場所には向きません。
- カンザシギボウシは落葉性のため、冬の間は地上部が枯れて地面が剥き出しになります。
- 花壇の縁どりとは花壇の手前(ふち部分)の境界線をさしており、普通はレンガなどの装飾物または背の低い植物などが並べられます。
- グランドカバー(地被植物)とは、草丈があまり高くならず地表面を覆う植物の総称で、一般的に雑草を抑制する目的、景観を美しくする目的等で植え付けが行われます。
- カンザシギボウシは耐陰性がある事から日陰植物(シェードガーデン)等に利用される事もあります。
- 日向から日陰まで幅広い環境で育てる事が出来ますが、西日の当たらない半日影で育てることが理想です。
カンザシギボウシの草丈は約30(~70)cm、草姿はロゼット状、根元で株を幾つもつくり叢生して群生をつくります。
葉序は根生葉(基部に付いた葉)、葉柄は長く付け根に紫色の斑点がある、葉の色は緑色、葉身の長さ約15(~20)cm、葉身の形は卵形または心形、葉は比較的に滑らかで葉脈はやや凹みがある。
花序は総状花序、総状花序の花茎は約70cm、花茎の頂部に密に花が集まり、花は水平または下向きに咲きます。花冠は長さ約5cm、形は漏斗状、漏斗状は6個の花弁(花被片)が合着する合弁花で、筒部の下部は細く上部は広がり、裂片は6個で形は三角形、花の色は紫色または白色、雄蕊は6個、雌蕊は1個あります。
果実は蒴果(複数の心皮からなり果皮が裂開して種子を放出する)です。
カンザシギボウシの園芸品種の紹介
クロナミギボウシの特徴や園芸品種
- 原産:日本
- 学名:Hosta fluctuans
- 草丈:約60~90cm
- 分類:多年草
- 開花時期:6月~8月
- 花色:紫色●白色〇
- 葉色:緑色●黄色●白色〇
- 耐暑性:強い
- 耐寒性:強い
- 誕生花:7月9日
- 花言葉:静寂/沈静/落ち着き/変わらない思い
- 用途:カラーリーフ/日陰植物/エレガントなお庭
クロナミギボウシとは!?
クロナミギボウシは学名Hosta fluctuans、別名「ホスタ・フルクツアンス」とも呼ばれる日本原産の多年草(宿根草)です。
クロナミギボウシの語源(由来)
- 属名のHostaは、オーストラリアの医師で植物学者のN.T.Hostへの献名です。
クロナミギボウシの特徴(魅力)
- クロナミギボウシは、一般的に巨大な葉と班が入る葉色が魅力的な寒河江の親種として知られており、非常に大きく存在感がある葉と、ロゼット状に広がる優雅な草姿が魅力的な植物です。
- 草姿はロゼット状、葉は中央から外側へと優雅に広がる外観をしており、また地面下に短い根茎があり、根元で株を幾つもつくるため、群生をつくります。
- クロナミギボウシの葉は、非常に大きく、葉脈が凹むため葉脈と葉脈間で凹凸があります。
- 葉はふつう緑色ですが、明るく輝くような印象を与える白色の葉色などがあるため、品種を選んでカラーリーフとして楽しむ事も出来ます。
- 花はユリのような外観をしているため上品な雰囲気があり、また花茎に沿って何個も花がつくため豪華な印象も与えます。
- 花は一日花のため、朝に蕾から開花した花は、夕方には萎れてしまいます。ただし穂状に幾つかの花が咲くため、しばらく花を楽しむ事が出来ます。
- クロナミギボウシは「地被植物」「花壇の縁どり」等で親しまれます。
- グランドカバー(地被植物)とは、草丈があまり高くならず地表面を覆う植物の総称で、一般的に雑草を抑制する目的、景観を美しくする目的等で植え付けが行われます。
- クロナミギボウシのグランドカバー(地被植物)は、基部から出る葉が放射状に広がり、ドーム状に盛り上がりながら地面を覆うところが魅力です。ただし匍匐性に広がる茎等と比べると、一株で広範に広がるわけではないため、広い場所をカバーする場合は複数の株を用意する必要があり、歩道などの歩く場所には向きません。
- クロナミギボウシは落葉性のため、冬の間は地上部が枯れて地面が剥き出しになります。
- 花壇の縁どりとは花壇の手前(ふち部分)の境界線をさしており、普通はレンガなどの装飾物または背の低い植物などが並べられます。
- グランドカバー(地被植物)とは、草丈があまり高くならず地表面を覆う植物の総称で、一般的に雑草を抑制する目的、景観を美しくする目的等で植え付けが行われます。
- クロナミギボウシは耐陰性がある事から日陰植物(シェードガーデン)等に利用される事もあります。
- 日向から日陰まで幅広い環境で育てる事が出来ますが、西日の当たらない半日影で育てることが理想です。
クロナミギボウシの園芸品種の紹介
- サガエギボウシ(Hosta fluctuans ‘sagae’)は、山形県寒河江市で食用ギボウシの中から、黄色の班が入ったギボウシを市民が発見した事に名前の由来があります。 葉が非常に大きいため強い存在感があり、ふち部分が緩やかに波打つため優雅な雰囲気を作ります。また葉に厚みがあるためナメクジなどの食害などにも強く、葉のふち部分に入る白色または黄色の班が入るため、明るく輝くような印象を与えるカラーリーフとして楽しめる所が魅力です。花序は総状花序、花の色は薄い紫色、葉身の大きさは長さ約35cm、葉身の形は広卵形、葉の色は濃い緑色でふち部分に白色(黄色)の班(覆輪)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約70cm、幅は約120cmに成長します。
- スーパーサガエ(Hosta fluctuans ‘super sagae’)は、オランダで作出された寒河江(サガエギボウシ)の変異種です。サガエギボウシと同様に葉が非常に大きく長さが35cmに達する事があり、葉のふち部分を中心部に大きく波打つため、ダンスで揺れるドレスのような優雅な外観の葉姿をしています。葉の色はふち部分に黄色またはクリーム色の班(覆輪)が入るため、明るく輝くような印象のカラーリーフとして楽しめる所も魅力です。花序は総状花序、花の色は薄い紫色、葉身の大きさは長さ約35cm、葉身の形は広卵形、葉の色は緑色でふち部分に黄色またはクリーム色の班(覆輪)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約70cm、幅は約120cmに成長します。
ヒュウガギボウシの特徴や園芸品種
- 原産:日本
- 学名:Hosta kikutii var. kikuti
- 草丈:約0~70cm
- 分類:多年草
- 開花時期:8月~9月
- 花色:紫色●白色〇
- 葉色:緑色●黄色●白色〇
- 耐暑性:強い
- 耐寒性:強い
- 誕生花:7月9日
- 花言葉:静寂/沈静/落ち着き/変わらない思い
- 用途:カラーリーフ/日陰植物/エレガントなお庭
ヒュウガギボウシとは!?
ヒュウガギボウシは学名Hosta kikutii var. kikuti、別名では「ホスタ・キクチー」や「日向偽宝珠」とも呼ばれる日本が原産の多年草(宿根草)です。日本では関東以西に分布しており、湿った崖地等に自生しています。
ヒュウガギボウシの語源(由来)
- 属名のHostaは、オーストラリアの医師で植物学者のN.T.Hostへの献名です。
ヒュウガギボウシの特徴(魅力)
- ヒュウガギボウシは、一般的なギボウシよりも葉が細くシャープな外観をしており、葉のふち部分が波打つ事が多い植物です。
- 草姿はロゼット状、葉は中央から外側へと優雅に広がる外観をしており、また地面下に短い根茎があり、根元で株を幾つもつくるため、群生をつくります。
- ヒュウガギボウシの葉は、表面が比較的に滑らかで、葉脈がやや凹み、横幅が狭い披針形または狭卵形の形をしています。
- 葉はふつう緑色ですが、明るく輝くような印象を与える白色の葉色などがあるため、品種を選んでカラーリーフとして楽しむ事も出来ます。
- 開花は晩夏から秋、花序は総状花序、花の形はユリのような上品な外観をしており、花の色は白色または紫色をしているため、清潔感やエレガントな雰囲気を漂わせます。
- 花は一日花のため、朝に蕾から開花した花は、夕方には萎れてしまいます。ただし穂状に幾つかの花が咲くため、しばらく花を楽しむ事が出来ます。
- ヒュウガギボウシは「地被植物」「花壇の縁どり」等で親しまれます。
- グランドカバー(地被植物)とは、草丈があまり高くならず地表面を覆う植物の総称で、一般的に雑草を抑制する目的、景観を美しくする目的等で植え付けが行われます。
- ヒュウガギボウシのグランドカバー(地被植物)は、基部から出る葉が放射状に広がり、ドーム状に盛り上がりながら地面を覆うところが魅力です。ただし匍匐性に広がる茎等と比べると、一株で広範に広がるわけではないため、広い場所をカバーする場合は複数の株を用意する必要があり、歩道などの歩く場所には向きません。
- ヒュウガギボウシは落葉性のため、冬の間は地上部が枯れて地面が剥き出しになります。
- 花壇の縁どりとは花壇の手前(ふち部分)の境界線をさしており、普通はレンガなどの装飾物または背の低い植物などが並べられます。
- グランドカバー(地被植物)とは、草丈があまり高くならず地表面を覆う植物の総称で、一般的に雑草を抑制する目的、景観を美しくする目的等で植え付けが行われます。
- ヒュウガギボウシは耐陰性がある事から日陰植物(シェードガーデン)等に利用される事もあります。
- 日向から日陰まで幅広い環境で育てる事が出来ますが、西日の当たらない半日影で育てることが理想です。
ヒュウガギボウシの草丈は約30(~70)cm、草姿はロゼット状、根元で株を幾つもつくり叢生して群生をつくります。
葉序は根生葉(基部に付いた葉)、葉柄は長く、葉の色は緑色、葉身の形は狭卵形または披針形、葉のふち部分は波打ち、葉の表面は比較的に滑らかで葉脈はやや凹みがある。
花序は総状花序、総状花序の花茎は約40(~70)cm、花茎に沿って花が並び、花は水平または下向きに咲きます。花冠は長さ約4(~5)cm、形は漏斗状、漏斗状は6個の花弁(花被片)が合着する合弁花で、筒部の下部は細く上部は広がり、裂片は6個、花の色は白色または紫色、雄蕊は6個、雌蕊は1個あります。
ヒュウガギボウシの園芸品種の紹介
オトメギボウシの特徴や園芸品種
- 原産:朝鮮
- 学名:Hosta venusta
- 草丈:約20cm
- 分類:多年草
- 開花時期:7月~8月
- 花色:紫色●白色〇
- 葉色:緑色●黄色●白色〇
- 耐暑性:強い
- 耐寒性:強い
- 誕生花:7月9日/7月17日
- 花言葉:静寂/沈静/落ち着き/変わらない思い
- 用途:カラーリーフ/日陰植物/エレガントなお庭
オトメギボウシとは!?
オトメギボウシは学名Hosta venusta、別名「ホスタ・ベヌスタ」や「ハンサム・プラント・リリィ(handsome plantain lily)」等とも呼ばれる朝鮮が原産の多年草(宿根草)です。
オトメギボウシの語源(由来)
- 属名のHostaは、オーストラリアの医師で植物学者のN.T.Hostへの献名です。
- 種小名のvenustaは、ラテン語で「美しい」「魅力的」「優雅」などを意味しています。
- オトメギボウシの由来は、ギボウシの中で最小のギボウシの一つであり、小さな外観が可愛らしい所からきています。
- ギボウシ(擬宝珠)の由来は、花の蕾が擬宝珠似ている所からギボウシ(擬宝珠)と呼ばれています。
オトメギボウシの特徴(魅力)
- オトメギボウシは、世界最小のギボウシの一つとして知られており、株は20cm以下、葉は約5cmと非常に小さいです。
- そのため、園芸では鉢栽培に利用されたり、地被植物(グランドカバー)として利用されたり、ロックガーデンに利用されたりしています。
- 草姿はロゼット状、葉は中央から外側へと優雅に広がる外観をしており、また地面下に短い根茎があり、根元で株を幾つもつくるため、群生をつくります。
- オトメギボウシの葉は長さが約5cmと小降りなため可愛らしく、また一方で細長くシャープな外観をしているためかっこいい印象も与えます。
- 葉はふつう緑色ですが、明るく爽やかな印象を与える黄色の葉色や、輝くような印象や洗練された雰囲気をつくる白色の葉色があるため、品種を選んでカラーリーフとして楽しむ事も出来ます。
- 開花は夏、花茎を垂直に約30cmに立ち上げます。花序は総状花序、花と花との間にある空間がやや広く、疎らにつくため、豪華な雰囲気はないものの、楚々とした上品な雰囲気を作ります。
- 花の形はユリのような上品な外観をしており、また薄紫色をしているため、雅でエレガントな雰囲気を作ります。
- 花は一日花のため、朝に蕾から開花した花は、夕方には萎れてしまいます。ただし穂状に幾つかの花が咲くため、数日から数十日は花を楽しむ事が出来ます。
- オトメギボウシは「地被植物」「花壇の縁どり」等で親しまれます。
- グランドカバー(地被植物)とは、草丈があまり高くならず地表面を覆う植物の総称で、一般的に雑草を抑制する目的、景観を美しくする目的等で植え付けが行われます。
- オトメギボウシのグランドカバー(地被植物)は、基部から出る葉が放射状に広がり、ドーム状に盛り上がりながら地面を覆うところが魅力です。ただし匍匐性に広がる茎等と比べると、一株で広範に広がるわけではないため、広い場所をカバーする場合は複数の株を用意する必要があり、歩道などの歩く場所には向きません。
- オトメギボウシは落葉性のため、冬の間は地上部が枯れて地面が剥き出しになります。
- 花壇の縁どりとは花壇の手前(ふち部分)の境界線をさしており、普通はレンガなどの装飾物または背の低い植物などが並べられます。
- グランドカバー(地被植物)とは、草丈があまり高くならず地表面を覆う植物の総称で、一般的に雑草を抑制する目的、景観を美しくする目的等で植え付けが行われます。
- オトメギボウシは耐陰性がある事から日陰植物(シェードガーデン)等に利用される事もあります。
- 日向から日陰まで幅広い環境で育てる事が出来ますが、西日の当たらない半日影で育てることが理想です。
オトメギボウシの草丈は約10(~20)cm、草姿はロゼット状、根元で株を幾つもつくり叢生して群生をつくります。
葉序は根生葉(基部に付いた葉)、葉柄は長く、葉の色は緑色・黄色・白色があり、葉身は長さ約5cm、葉身の形は披針形または卵形、葉の葉脈に凹みは殆どなく滑らかな表面をしています。
花序は総状花序、総状花序は約30cmに伸びる花茎の上部で、やや疎らに花を節ごとに付け、花は水平または下向きに咲かせます。花冠は漏斗状、漏斗状は6個の花弁(花被片)が合着する合弁花で、筒部の下部は細く上部は広がり、裂片は6個で形は三角形をしており、花の色は紫色と白色、雄蕊は6個、雌蕊は1個あります。
果実は蒴果(複数の心皮からなり果皮が裂開して種子を放出する)です。