タチアオイの特徴や育て方、種まきの時期や方法等の紹介【ホリホック】

タチアオイの特徴


原産:中国科:アオイ(Malvaceae) 属:タチアオイ／ビロードアオイ／アルセア(Alcea／syn.Althaea) 種:タチアオイ／ロゼア(rosea) 別名:ツユアオイ／ホリホック／アルセア・ロゼア開花時期:6月～8月花の色:桃色●赤色●黄色●橙色●紫色●白色〇黒色● 葉色:緑色● 分類:一・二年草／多年草(短命) 草丈:約150cm～240cm 草姿:ロゼット誕生日:6月15日／6月18日花言葉:「平安」「威厳」「高貴」「大望」「野心」「率直」「大きな志」「熱烈な恋」「単純な愛」「豊かな実り」
花壇土	鉢土	水やり
肥料	剪定	夏越し
冬越し	増やし方	病気

タチアオイは学名Alcea rosea、別名「ツユアオイ」や「ホリホック」や「アルセア・ロゼア」とも呼ばれる中国原産の一・二年草もしくは短命の多年草です。非常に背が高く茎を垂直に2mを越えて伸ばし、直径約6～12cmの大きな小花を穂状に咲かせる花姿は庭園の様な広い空間でも圧倒的な存在感を放ち夏のお庭で主役として働かせる事が出来ます。多数の園芸品種があり花弁が一重の品種から八重咲きする品種、花の中では珍しい黒色の花を咲かせる二グラ等の品種までありお庭の雰囲気に合わせて品種選びも出来るでしょう。

タチアオイは種まきの時期により一年草もしくは二年草になり、また多年草(短命)タイプのタチアオイもあります。多年草タイプでも生育が衰えていくため毎年もしくは数年に1度株分けもしくは種まきによって株の更新が必要になります。

開花時期は初夏から晩夏、花色は赤色や桃色、黄色や橙色、紫色や白色、黒色や複色があり、直径約6cm～12cmの小花は花弁が5枚の5数花もしくは半八重咲きか八重咲きして総状花序に咲きます。草姿はロゼット状で垂直に茎が伸び高さは約150(240)cm × 幅は約30(60)cmまで成長します。葉色は緑色、葉身は拳状に5～7浅裂して根出葉もしくは互生葉序につきます。

タチアオイは背が高く直立する草姿をしており、花壇の後方や中央に植えると単調になりがちな平らな花壇の中で高さというアクセントを作りリズム感のある美しい背景を作ります。花色は品種により桃色や紫色、黒色等がありお庭の雰囲気に合わせて可愛らしくロマンティックなお庭に桃色や薄橙色の花を選んだり、落ち着いたオシャレなお庭に紫色の花を選んだり、またスタイリッシュで大人の魅力を感じさせるお庭には黒色の花を選ぶ等すると良いでしょう。

タチアオイは春もしくは秋に種まきするか、株分けを行うことで増やす事が出来ます。夏の暑さや冬の寒さに強く基本的に丈夫ですが、ジメジメとした多湿を苦手にしており根腐れや斑点病等を引き起こし株が弱り枯れる事があります。