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原産:ニュージーランド 科:タデ科(Polygonaceae) 属:ミューレンベッキア(Muehlenbeckia) 種:コンプレクサ(complexa) 別名:ワイヤープランツ/ミューレンベッキア・コンプレクサ種 開花時期:6月~7月 花の色:白色〇緑色● 葉色:緑色●黄色●白色〇 分類:落葉ツル性木本 草丈:約100~500cm 草姿:這性 花言葉:「憧れ」「純愛」 | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
ミューレンベッキア(コンプレクサ種)は学名Muehlenbeckia complexa、別名「ワイヤープランツ」とも呼ばれるニュージーランド原産の落葉ツル性木本です。針金の様な見た目をした赤茶色の茎は硬くツル性で、他の植物や構造物等に絡まりながら高さ5mまで達する事があります。その特性から園芸ではトピアリー植物として利用されたり、ハンギングバスケットに植えて枝垂れる優美な草姿を鑑賞されたり、また地植えにされてグランドカバーとして利用されます。
一般的に園芸で親しまれるワイヤープランツと呼ばれる植物には、このページで紹介しているコンプレクサ種(M.complexa)とアキシラリス種(M.axillaris)の2種があります。コンプレクサ種(M.complexa)はアキシラリス種と比較すると枝が長く、葉も大きめで節間が広がっているのが特徴です。またコンプレクサ種は園芸品種も比較的豊富にあります。
開花時期は初夏から夏、白色もしくは緑色の花を頂生もしくは腋生に咲かせます。草姿はツル性で長さ約100~500cmまで成長します。葉色は緑色や黄色、白色があり、葉身は円形もしくは卵形、葉序は互生葉序につきます。
ミューレンベッキア(コンプレクサ種)はツル状に伸びる草姿からトピアリーに誘引され様々な造形が作られたり、ハンギングバスケットに植えられ鉢縁から枝垂れ曲がりくねる様な独特な草姿を鑑賞する目的で育てられたり、また地植えにして地面を被覆するグランドカバー等として利用されます。花は小さくあまり目立たないため取るに足らないものとして扱われますが、葉は品種によっては斑が入りカラーリーフとして楽しめる品種もあり好みに合わせて選ぶ事が可能です。
ミューレンベッキア(コンプレクサ種)は挿し木や株分けによって増やす事が出来ます。育てる際は土壌の乾燥に気を付ければ、夏の暑さや冬の寒さに強く丈夫で育てやすい植物です。