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科:スイカズラ(Caprifoliaceae) 属:ツクバネウツギ/アベリア(Abelia) 種:グランディフローラ(grandiflora) 品種:ラディアンス(Radiance) 開花時期:5月~10月 花の色:白色〇 葉色:緑色●黄色● 分類:半常緑低木/落葉性低木 草丈:約90cm 誕生花:7月7日 花言葉:「謙遜」「強運」「気品」 | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
アベリア(ラディアンス)は一般的に1mをこえる種と比べて背が低く、また葉の縁部分に入る黄色(~クリーム色)の覆輪が、お庭の雰囲気を明るくする魅力的な園芸品種です。
開花時期は晩春から中秋、花色は白色、個々の花は長さ1.5~2cmの漏斗形で花先が5裂して、花序は小花と花穂が円錐状な集まり円錐花序に花を咲かせます。樹形は株立ち状で高さは約90cm × 幅は約150cmまで成長します。葉色は緑色で縁部分に黄色の覆輪が入り、葉身は卵形もしくは楕円形で縁部分には鋸歯があり、葉序は対生葉序につきます。
アベリアは学名Abelia × grandiflora、別名では「ハナゾノツクバネウツギ」や「ハナツクバネウツギ」等とも呼ばれており、中国原産で香りの良い落葉性低木のシネンシス種(A.chinensis)と中国原産の落葉性低木のユニフローラ種(A.uniflora)が種間交雑種されうまれた雑種と言われています。属名のアベリア(Abelia)はイギリスの医師兼植物学者のクラーク・エーベル(clarke abel)への献花です。また種小名のグランディフローラ(grandiflora)はラテン語で「大きな花」を意味しています。
アベリアの特徴(魅力)
- 細い枝と葉が密に茂りまた刈り込みに強い事から生垣として重宝される
- 刈り込みを行わない場合は弧を描く様に優雅(~奔放)に枝を広げ晩春から中秋頃まで花を咲かせる
- アベリアの花の蜜を吸いに来た蝶々が優雅に飛び回る姿が見れる
- 病気や害虫の被害が少ない
- 夏の暑さ冬の寒さに強い
- 丈夫で低メンテナンスで育てられる所から公園や沿道等にも利用される
- 幾つかの品種では桃色や黄色や白色の班が入りカラーリーフとして楽しめる
アベリアは地面から沢山の枝を出す事で株立ち状の樹形を作り、また細い枝はよく枝分かれする事で密な茂みをつくります。葉は長さが約2~5cm程度と小さく卵の様な形をしており、秋になると赤みや紫みが入り美しく紅葉します。
園芸では葉や花を鑑賞する目的で花木として利用されたり、境界線をひくように植えて生垣として利用されたり、またコンパクトで美しい葉をもつ品種等では鉢植えにして楽しまれたりします。園芸品種には、緑色の葉の縁部分に薄黄色(クリーム色)の覆輪が入る事で全体的に柔らかな雰囲気をつくる「ホープレイズ」や、葉の縁部分に薄桃色(~薄黄色)の柔らかな覆輪が入り甘くロマンチックな雰囲気をつくる「マジックデイドリーム」等があり、それぞれお庭の雰囲気に合わせて品種を選ぶと良いでしょう。※その他の種や園芸品種は下のリンクから見れます。
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開花時期は晩春から中秋、花色は白色や桃色があり、個々の花は長さ1.5~2cmの漏斗形で花先が5裂して、花序は小花と花穂が円錐状な集まり円錐花序に花を咲かせます。樹形は株立ち状で高さは約90(180)cm × 幅は約90(180)cmまで成長します。葉色は緑色や白色、黄色や桃色があり、葉身は卵形もしくは楕円形で縁部分には鋸歯があり、葉序は対生葉序につきます。
アベリアは一般的には挿し木によって増やされます。育てる際は夏の暑さや冬の寒さに強く、また病害虫の影響も殆ど受けず丈夫で育てやすい低木です。
アベリア(ツクバネウツギ)の主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。