ビバーナム(マリエシ)の特徴や育て方、剪定の時期や方法等の紹介【ヤブデマリ】

花壇の土づくり

ビバーナム(マリエシ)は沢山の花を咲かせるために日当たりの良い場所に植えて上げましょう。直射日光が6時間以上当たる日向が理想的です。

土質はあまり選ばないものの、通気性と保水性がよく有機質に富んだ肥沃な土壌を好みます。植付けの前に土壌診断を行い、必要に応じて水捌けをよくする川砂や肥沃さをあげる堆肥、保水性をあげる黒土等を入れて土壌を改善するといいでしょう。

鉢土づくり

ビバーナム(マリエシ)は通気性が良い肥沃な培養土で育てましょう。

自作する場合は’赤玉土5割＋腐葉土3割＋パーライト2割＋元肥’を混ぜた培養土がおすすめです。

水やりの仕方

ビバーナム(マリエシ)は乾燥に強く一度根付くと降水のみで水やりを殆ど必要としなくなりますが、やや湿り気のある土壌を好みます。

水やりは土の表面が乾いてきたタイミングで行うといいでしょう。

肥料の与え方

ビバーナム(マリエシ)は肥料がなくても育ちますが、健康な生育のため晩冬から早春に寒肥やお礼肥として使われる有機質の肥料を施しましょう。

肥料を施す場所は、最も栄養を吸収できる新しい根がある場所(枝の先端の真下に当たる場所)に3～4ヶ所穴を掘り10cm程度の深さで施して上げてください。株元に肥料を与えても古い根しかなく栄養を吸収出来ないため避けましょう。

また肥料を与える際に堆肥も一緒に入れて上げる事で、土質が改善されて根張りがよくなり、また微量要素等の栄養が含まれるため植物の健康維持に役立ちます。

剪定のやり方

ビバーナム(マリエシ)は基本的に剪定を必要としませんが、コンパクトに育てたい場合や株を若返らせたい場合等には剪定が出来ます。

剪定時期は花が終わった後の初夏から夏の間が最適です。あまり遅くに剪定を行うと前年枝に花芽を付けるため、間違えて切ってしまい翌年に花が咲かないことがあります。

剪定は基本的には地際(根元)から行います。枯れた枝や古い枝、混みあっている枝や細い枝等の不要と思われる枝を切りながら好みのサイズにすると良いでしょう。

夏越しする方法

ビバーナム(マリエシ)は夏の暑さに強く基本的には夏越し対策不要です。

冬越しする方法

Hardiness:5b～8a

ビバーナム(マリエシ)は耐寒性が高く、基本的には冬越しの準備をする必要はありません。

翌年の成長に備え株の周囲に穴を掘り有機肥料を入れたり、根が傷まないように腐葉土でマルチングしてあげる等して上げましょう。

挿し木や株分けで増やす

ビバーナム(マリエシ)は挿し木によって増やす事ができます。

挿し木

ビバーナム(マリエシ)の挿し木時期は初夏から夏が適します。この頃になると新鞘がやや硬くなり半熟枝になっており、未熟な枝と違い乾燥しにくく、また古い枝のように発根力が低くないため最も成功率が上がります。挿し穂の長さは約15cm、その時に植物ホルモンが集中している節の少し下で、切り口を斜めにすると成功率が上がります。挿し穂の下葉を落とし、30分程度水を入れたコップ等で水揚げを行います。水揚げ後は切り口に発根ホルモンを付け、湿らせた培地に挿し穂を挿して、土壌が完全に乾燥しない様に明るい日陰等で水やりを行いながら管理しましょう。

播種で増やす

ヤブデマリの種蒔の方法
播種時期:
発芽適温:約
発芽日数:
光条件:

植物の病気

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