アラビス(スノーキャップ)の特徴
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原産:南東ヨーロッパ/地中海 科:アブラナ(Brassicaceae) 属:アラビス/ヤマハタザオ(Arabis) 種:コウカシカ(caucasica) 品種:スノーキャップ(snowcap) 開花時期:3月~6月 花の色:白色〇 葉色:緑色● 分類:常緑多年草 草姿:ロゼット状 草丈:約10~20cm | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
アラビス(スノーキャップ)は非常に密で圧倒的な花数の純白の花を咲かせる園芸品種です。個々の株はロゼット状に灰緑色の葉を広げて、ランナーによって際限なく地面を広がりグランドカバーを作ります。
開花時期は早春から初夏、花色は白色、花弁が4枚ある4数花の小花を総状花序に茎頂部に集まって咲かせます。草姿はロゼット状でランナーにより広がり高さ約10(20)cm × 幅は約30(50)cmまで成長します。葉色は緑色、葉身はヘラ形で葉縁に鋸歯があり、葉序は互生葉序もしくは根出葉につきます。
アラビス(コウカシカ)は個々の株はロゼット状ですがランナーを伸ばし際限なく広がる事からグラントカバーとしてよく利用されており、また冬も落葉しないため地面が剥き出しになる事がなく冬も寂しいお庭になる事もありません。春から夏にかけて咲く純白の花は株を覆い尽くす程の多花性で圧巻の魅力があり、小道に沿って植えてあげると美しい花道が出来るでしょう。
アラビス(コウカシカ)は挿し木や株分け、播種によって増やすことが出来ます。育てる際は夏の暑さに耐える一方で長雨による浸水等を苦手にするため注意が必要でしょう。冬の寒さには強く丈夫です。
アラビス(ヤマハタザオ)の主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。
アラビス(スノーキャップ)の育て方