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原産:日本/朝鮮 科:オトギリソウ(Hypericaceae) 属:オトギリソウ(Hypericum) 種:オトギリソウ(erectum) 別名:タカノキズグスリ 開花時期:6月~8月 花の色:黄色● 葉色:緑色● 分類:多年草 草姿:直立 草丈:約20~80cm 誕生日:6月24日/11月19日 花言葉:「迷信」「恨み」「敵意」「盲信」「秘密」 | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
オトギリソウは学名Hypericum erectum、別名「タカノキズグスリ」とも呼ばれる日本及び朝鮮が原産の多年草です。日本では北海道から九州まで日当たりの良い山地や平地等に自生しており、夏になると鮮やかな黄色の花が道端等でも見られます。オトギリソウ(弟切草)には兄が弟を切り殺すと言う恐ろしい和名の由来があり、その理由は平安時代にこの植物を原料とした薬の秘密を弟が隣の恋人に漏らした事に、鷹匠の兄が激怒して弟を斬り殺したという伝説に由来しています。またこの伝説に関連して花言葉も「迷信」「恨み」「敵意」等の物騒な花言葉が並んでおりプレゼントする場合等は注意が必要でしょう。
茎は殆ど分枝をせずに垂直に伸びて、根元から何本も茎を伸ばし叢生します。花は日中の1日(1日花)だけ咲き茎頂に数個咲きます。また茎や葉、萼や花には腺体があるため黒い点として見えますが、言い伝えでは切り殺された弟の飛び血が黒い点として見えると伝えられます。
開花時期は初夏から晩夏、花色は黄色、花弁が5枚(5数花)ある直径約1.5~2.5cmの小花を集散花序に咲かせます。草姿は根元から直立する茎を何本も伸ばす叢生型で高さ約20(80)cm × 幅は約20(50)cmまで成長します。葉色は緑色、葉身は披針形をしており葉序は対生葉序につきます。
オトギリソウは春もしくは秋に播種する事で増やす事が出来ます。基本的には殆どが手がかからず丈夫で育てやすい植物です。