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原産:ヨーロッパ/北アフリカ/西アジア 科:オトギリソウ(Hypericaceae) 属:オトギリソウ(Hypericum) 種:セイヨウオトギリ(perforatum) 別名:セントジョーンズワート 開花時期:6月~7月 花の色:黄色● 葉色:緑色● 分類:多年草 草姿:直立 草丈:約30~90cm | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
セイヨウオトギリは学名Hypericum perforatum、別名「セントジョーンズワート」とも呼ばれるヨーロッパ及び北アフリカ、西アジアが原産の多年草です。英名である’セントジョーンズワート’の名前の由来は、聖ヨハネの日までに花が咲き、その日の前後に花が収穫される事に由来しています。セイヨウオトギリの花は悪霊を祓うと信じられており、収穫された花は家のドア等に吊るしておかれ人や家畜等を危険や病気等から守ると言われます。
セイヨウオトギリは園芸や健康食品(薬の効果を薄める可能性があり注意が必要)として利用される事も多いですが、逸出しやすく在来生物に影響を与える可能性があり、また家畜に有毒なため有害雑草として多くの国でリスト化されています。育てる際は逸出しない様に注意する必要があるでしょう。
園芸では地下茎とこぼれ種により広範に広がりやすいためグランドカバー等に使われます。しかし制御が難しくなる事もあるため鉢植え等で育てる方がいいかもしれません。直立に伸びる茎は非常に分枝が良く、初夏から夏に咲く黄色の花は花穂が何本も集まり円錐状になる事で非常にボリューミーな花姿が見られます。
開花時期は初夏から夏、花色は黄色、花弁が5枚(5数花)ある直径約1.5~2.5cmの小花を円錐花序に咲かせます。草姿は直立して地下茎により広がり高さ約30(90)cm × 幅は約30(60)cmまで成長します。葉色は緑色、葉身は披針形で葉序は対生葉序につきます。
セイヨウオトギリは株分けや挿し木、種まきによって増やす事が出来ます。基本的に殆どが手がかからず丈夫で育てやすい植物です。