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原産:日本 科:アジサイ(Hydrangeaceae) 属:ウツギ(deutzia) 種:マルバウツギ(scabra) 別名: 開花時期:4月~6月 花の色:白色〇 葉色:緑色● 分類:落葉低木 草丈:約60~200cm 花言葉:「秘密」「古風」 | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
マルバウツギは学名Deutzia scabra、日本の本州の関東以西と四国、九州の日当たりの良い山地や岩場等に自生している落葉低木です。和名の「マルバウツギ」はウツギより葉が丸い事に由来しており、ウツギと同様に幹の中は空洞(中空)になっています。
樹形は地際から枝を出して、また地際の枝分かれも良く株立ち状に約200cmまで成長(マルバウツギ’Candidissima’は約400cm)します。春から初夏にかけては白色の花穂が何本も集まる円錐状の非常にボリューミーな花姿が楽しまれ、また花が終わった後も秋になると赤色や橙色に紅葉する葉があり、冬になると葉は落ちて枝のみの美しいシルエットが楽しめます。
開花時期は晩春から初夏、花色は白色で5枚の花弁(5数花)がある直径約1cmの小花を円錐花序に咲かせます。樹形は株立ち状で高さは約60(200)cm × 幅は約60(200)cmまで成長します。葉色は緑色、葉身は卵形で葉縁に鋸歯があり、葉序は対生葉序につきます。
マルバウツギは通常地際から何本も枝を伸ばして群生する様にふさふさと生い茂り高さ幅ともに1mを越えて成長するため花壇や植え込みでは十分スペースをとって植えてあげて下さい。鉢植えでコンパクトに育てる事も出来ますが2年に1度植え替えが必要です。晩春から初夏にかけて咲く花は上品な中にボリューミーな豪華さがあり、お庭に清潔感のある良い雰囲気を作るでしょう。
マルバウツギは初夏から夏にかけて挿し木する事により増やす事が出来ます。育てる際は殆ど気を付けるてんもなく夏の暑さや冬の寒さに強く、丈夫で育てやすい落葉低木です。