原産:中国 科:ボタン(Paeoniaceae) 属:ボタン/パエオニア(Paeonia) 種:ボタン(suffruticosa) 品種:サラ バンハート(sarah bernhardt) 開花時期:4月~5月 花の色:桃色● 葉色:緑色● 分類:落葉低木 草丈:約90cm 誕生花:5月3日/5月7日 花言葉:「風格」「富貴」「恥じらい」「人見知り」「王者の風格」 | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
ボタン(サラ バンハート)はフリルのある桃色の花弁が多数重なり八重咲きに直径約20cmの豪華な花を咲かせる園芸品種です。ふわふわとした花弁と淡い桃色の花は可愛らしくロマンティックな雰囲気のお庭によく合うでしょう。
開花時期は春から晩春、花色桃色、花は直径約20cmあり八重咲きに頂生に咲きます。樹形は分枝がよくブッシュ状に茂り高さは約90cm × 幅は約75cmまで成長します。葉色は緑色、小葉は卵形もしくは披針形で全円もしくは3~5裂して2回三出複葉して、葉序は互生葉序につきます。
ボタンは高さや幅ともに1mを越えて成長する事もあるため花壇や植え込みに植える際は十分スペースをとって植えてあげましょう。鉢植えでコンパクトに育てる事も出来ますが、根が十分と伸びないと地上部が育たないため大きめの鉢で育ててあげましょう。巨大でフリルのある花は非常に豪華でお庭のフォーカルポイントとして働き、桃色や紫色等と花色によって幻想的でロマンティックな雰囲気や上品でエレガンスな雰囲気を作るでしょう。
ボタンは一般的には晩夏から秋に芍薬の実生苗に接ぎ木をして増やされます。育てる際は移植を嫌う(根がしっかり張らないと地上部が育たず花が咲かない)ため、植える場所はしっかり決めてから植える必要があり、また乾燥に強い一方で過湿を苦手にするため粘土質の土壌は避けてください。夏の暑さに耐えますが、株が弱る可能性があるため夏場は西日の当たらない場所に移動する方が良いでしょう。
またボタンはしばしば咲かないと言われます、その原因は秋の剪定の際に芽摘みをしておらず上部にある花芽を切ってしまったり、また移植や根腐れによって十分に根が張っておらず地上部が上手く成長しない、肥料不足等が考えられます。