タツナミソウ(立浪草)の特徴
原産:日本/中国 科:シソ(Lamiaceae) 属:タツナミソウ/スクテラリア(Scutellaria) 種:タツナミソウ/インディカ(indica) 別名:スクテラリア・インディカ 開花時期:5月~6月 花の色:青色●紫色● 葉色:緑色● 分類:多年草 草姿:直立 草丈:約20~40cm 誕生日:7月3日 花言葉:「私の命を捧げます」 | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
タツナミソウ(立浪草)は学名Scutellaria indica、別名「スクテラリア・インディカ」とも呼ばれる日本及び中国が原産の多年草で、日本では本州、四国、九州に分布しており山地や林縁等に自生しています。和名「タツナミソウ(立浪草)」の由来は青色の小花が一方向を向いて穂状に咲く姿が泡立ち打ち寄せる波を連想させる所からきていると言われます。
花は個々の小花が青紫色で突出する様に立ち上がり、3~8cmの穂状に小花が一方向を向いて比較的に密に集まり咲き、とても上品な花姿を作ります。直立する茎は最大40cm程度まで成長する事があり、短い地下茎及び地上茎で広がりしばしば群生します。
タツナミソウ(立浪草)は全草が薬草として民間で利用されています。生薬名は「カンシンソウ」と呼ばれ強壮や解毒、鎮痛薬として干した物が煎じて飲まれる事もあるようです。
開花時期は晩春から初夏、花色は青色もしくは紫色、長さが約2cmの唇形の小花を長さ約3~8cmの穂状花序に咲かせます。草姿は地下茎や地上茎で広がり直立する茎を群生する様に伸ばし高さ約20(40)cm × 幅は約10(20)cmまで成長します。葉色は緑色、葉身は卵形で葉縁に鋸歯があり葉序は対生葉序につきます。
タツナミソウ(立浪草)は挿し木や株分け、こぼれ種によって増やす事が出来ます。日当りや土質を殆ど気にする必要がなく、夏の暑さや冬の寒さに強く丈夫で育てやすい植物です。
タツナミソウ属の主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。
タツナミソウ(立浪草)の育て方