オーブリエチア(カスケード)の特徴
科:アブラナ(Brassicaceae) 属:ムラサキナズナ/オーブリエチア(Aubrieta) 品種:カスケード(cascade) 開花時期:4月~5月 花の色:赤色●紫色●青色● 葉色:緑色● 分類:常緑多年草 草姿:這性 草丈:約10~20cm 誕生日:1月26日/2月15日 花言葉:「君に捧げる」「つつましやかな物腰」 | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
オーブリエチア(カスケード)はムラサキナズナ(A. deltoidea)を元に交配されてうまれた園芸品種で、種から育てられるのが特徴です。シリーズには鮮やかな青色の花を咲かせる「カスケードブルー」や紫色の花を咲かせる「カスケードパープル」、赤色の花を咲かせる「カスケードレッド」があります。
開花時期は春から晩春、花色は紫色や青色、赤色があり、花(小花)は直径約2cmで花弁が4枚(4数花)、花序は総状花序に咲きます。草姿は這性で分枝がよく約10(20)cm × 幅は約30(60)cmまで成長します。葉色は緑色、葉身はヘラ形もしくは倒卵形で葉縁に鋸歯があり、葉序は根出葉もしくは互生葉序につきます。
園芸では、非常に矮性で這うように広がる草姿からグランドカバー等として利用されますが、高温多湿に極端に弱いため夏涼しい地域でないと花後に枯れる事が多く一年草としてしばしば育てられます。また茎は枝垂れると非常に優美な草姿を作る事から、ロックガーデンやプランターで育てると岩肌やプランターの側面を覆い上部から下部へと垂れる優美な草姿が鑑賞する事が出来ます。また最大の魅力は春に開花する沢山の花です。非常に多花性で地面を覆うように咲く紫色や青色、赤色の花は地面に美しい絨毯を作り、足元を明るく彩ります。
オーブリエチア(カスケード)は開花後の挿し木や株分け、秋の播種によって増やすことが出来ます。育てる際は夏の高温多湿に非常に弱いため土の通気性を良くしたり、夏の間は強い日差しを避ける等の対策が必要です。
ムラサキナズナ属の主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。
オーブリエチア(カスケード)の育て方