原産:北アメリカ 科:アヤメ(Iridaceae) 属:ニワゼキショウ/シシリンチウム(Sisyrinchium) 種:ニワゼキショウ/ロスラツム(rosulatum) 別名:シシリンチウム・ロスラツム/アニュアル フルーアイド グラス(annual blue-eyed grass) 開花時期:5月~6月 花の色:白色〇紫色●黄色● 葉色:緑色● 分類:一年草/多年草(短命) 草丈:約10~20cm 誕生花:4月23日/7月5日 花言葉:「繁栄」「豊富」「きらめき」「愛らしい人」「豊かな感情」 | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
ニワゼキショウは学名Sisyrinchium rosulatum、別名「シシリンチウム・ロスラツム」や「アニュアル フルーアイド グラス(annual blue-eyed grass)」とも呼ばれる北アメリカ原産の一年草もしくは短命の多年草です。日本では明治中期頃に研究用として小石川植物園に入ってきたものが逸出して帰化しており、現在は日本全土の日当たりの良い野原や草原等に自生しています。和名「ニワゼキショウ(庭石菖)」の由来は葉の形がセキショウ(石菖)に似ている所からきています。
ニワゼキショウは芝生の間等に入り込み雑草として嫌われる事も多々ありますが、スッキリとした上品な細葉と白色(赤紫色の花もある)に紫色の班が入る上品な花はエレガンスで洗練された魅力があり園芸植物としても育てられます。草姿は叢生で地面から何本も茎をだし、茎を抱くように細い葉がつきます(特に下部に集まる)。花は晩春から初夏に茎頂に数個つきますが個々の花はとても短命で受精すると1日で萎んでしまいます。
開花時期は晩春から初夏、花色は白色もしくは紫色で花芯が黄色をしており、直径約1.5cmの花被片が6個ある花を茎頂に数個つけます。草姿は叢生で根茎があり高さは約10(20)cm × 幅は約10(15)cmまで成長します。葉色は緑色、葉身は剣形(長さ約4~8cm × 幅は約0.2~0.4cm)で、葉序は互生葉序につきます。
ニワゼキショウは一般的に秋に播種する事で増やされ、株分けによって増やす事も可能です。多年草ですが、夏の暑さに極端に弱いため一般的に一年草として育てられます。冬の寒さに強いものの強い霜で枯れる事もあるため注意が必要です。