原産:日本 科:マメ(Fabaceae) 亜科:マメ(Faboideae) 属:ハギ(Lespedeza) 種:ミヤギノハギ(thunbergii) 別名:ナツハギ 開花時期:8月~10月 花の色:桃色● 葉色:緑色● 分類:落葉低木 樹高:約100~200cm 誕生花:9月24日/9月25日 花言葉:「思案」「内気」「柔軟な精神」 | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
ミヤギノハギは学名Lespedeza thunbergii、別名「ナツハギ」とも呼ばれる日本原産の落葉低木で、本州から九州まで各地の山野に自生しています。和名「ミヤギノハギ」の由来は宮城県に多く自生しており歌枕の宮城野の萩にちなんで命名されており、種小名の「thunbergii」は日本でこの種を収集したカール・ツンベルク(Carl Peter Thunberg)に敬意を評して名付けられています。また一般的にはミヤギノハギは花が多く咲いても結実が少なかったり、茎の広がる様子等から人為的に育成されていると考えられケハギの園芸品種と見られていますが、別種や亜種と考えられる事もあり諸説あるようです。
ミヤギノハギの最大の特徴(魅力)は高さ約100(200)cm × 幅が約100(300)cmと大きく広がり、細く柔らかな枝が上部から斜め下へと緩く下垂する所にあります。樹形は株立ち状で、地際から何本も直立する枝を出し四方八方に分枝しますが手をかけると下垂する優美な姿も見せてくれます。花穂は濃い桃色で花穂が円錐状に集まり多数咲き、しばしば枝が枝垂れる事で花が地面と触れている事もあります。
開花時期は晩夏から中秋、花色は桃色、個々の小花は長さ約1.0~1.5cmの蝶々形、花序は円錐花序につきます。樹形は株立ちで分枝がよく高さは約100(200)cm × 幅は約100(300)cmまで成長します。葉色は緑色、小葉は楕円形もしくは長楕円形で三出複葉して、葉序は互生葉序につきます。
ミヤギノハギは早春に行う株分けと初夏から秋に行う挿し木で増やす事ができます。育てる際は夏の暑さや冬の寒さに強く丈夫なため気をつける事は基本的にありません。
ハギ属の主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。