プルモナリア(オフィキナリス)の特徴
原産:ヨーロッパ 科:ムラサキ(Boraginaceae) 属:ヒメムラサキ/プルモナリア(Pulmonaria) 種:オフィキナリス(officinalis) 別名:ラングワート(lungwort)/メリーズティア(mary’s tears) 開花時期:3月~5月 花の色:桃色●紫色● 葉色:緑色●白色〇 分類:半常緑多年草 草丈:約15~30cm 誕生花: 花言葉:「気品」「孤独な魂」 | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
プルモナリア(オフィキナリス)は学名Pulmonaria officinalis、別名「ラングワート(lungwort)」や「メリーズティア(mary’s tears)」とも呼ばれるヨーロッパ原産の半常緑多年草で、種小名のオフィキナリス(officinalis)はラテン語で「薬用の」と言う意味があります。
プルモナリア(オフィキナリス)の最大の特徴は葉に水玉模様の様な不規則な白色の斑点が付き、花は成熟するにつれて桃色から紫色へと色変わりする所です。地面下に根茎があり、ゆっくり広がりますが侵襲性は低めで、殆ど分枝しない茎を最大30cmまで成長させます。花にはアントシアニンと呼ばれる色素が含まれており、開花後にPHを酸性からアルカリ性に変化させる事で花弁が桃色(赤色)から青色へと変化します。
開花時期は早春から晩春、花色は桃色から紫色、個々の小花は筒状で花先が5裂して直径約2.0cmあり、花序はサソリ形花序に咲きます。草姿はロゼット状で短い根茎から直立する茎が伸び高さは約15(30)cm × 幅は約30(50)cmまで成長します。葉色は緑色に白色の斑点が付き、葉身は卵形、葉序は互生葉序もしくは根出葉につきます。
プルモナリア(オフィキナリス)は一般的に春もしくは秋に株分けして増やすか春に種を撒いて増やす事が出来ます。育てる際は夏の強い日差しや暑さ、乾燥を苦手にしているため管理には注意が必要でしょう。
ヒメムラサキ(プルモナリア)の主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。
プルモナリア(オフィキナリス)の育て方