タリクトラム(サンダークラウド)の特徴
原産:ヨーロッパ/アジア 科:キンポウゲ(Ranunculaceae) 属:カラマツソウ/タリクトラム(thalictrum) 種:アクイレギフォリウム(aquilegifolium) 品種:サンダークラウド(Thundercloud) 開花時期:5月~7月 花の色:桃色● 葉色:緑色● 分類:多年草 草丈:約90cm 誕生花:3月10日 花言葉:「献身」「大胆」「さり気ない優しさ」 | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
タリクトラム(サンダークラウド)は背が高く、晩春から夏に咲く薄いピンク色の花がロマンティックな雰囲気を作る魅力的な園芸品種です。
開花時期は晩春から夏、花色は桃色、個々の小花には花弁はなく早落性の萼片と長い雄蕊が集まり大きさは直径約1cm、花序は円錐花序に咲きます。草姿は直立で高さ約90cm × 幅は約75cmまで成長します。葉色は緑色、小葉は浅く3~5裂する卵形で3~4回3出複葉して葉序は根生もしくは互生葉序につきます。
タリクトラム(アクイレギフォリウム)の最大の特徴(魅力)はオダマキに似たレース状の装飾的な葉とフワフワとした柔らかな印象をもたせる花姿にあります。地面下にある塊根から葉柄もしくは茎を出し根生もしくは茎葉をつけ、葉の縁(葉縁)が浅く3裂に裂けた小葉を羽状に付けてレース模様の様な装飾的な草姿が作られます。花は個々の小花の花糸が長く何本も集まる事で毛玉の様な形になり、小花が円錐状に集まる事でフワフワしたボリューミーな花姿を見せてくれます。
園芸では強い日差しを苦手にして耐陰性が強い事から主にシェードガーデン等に利用され、花壇の中央や後方に植えられる事が多く、こんもりとドーム状に茂る装飾的な葉と垂直に伸びて咲く美しい花姿を楽しむと事が出来ます。桃色や紫色の美しい花はロマンティックなお庭や上品なお庭等によく合うでしょう。
タリクトラム(アクイレギフォリウム)は一般的に自家採取した種を撒くか株分けにより増やすことが出来ます。育てる際は夏の暑さや乾燥、過湿を苦手にしているため夏の管理には注意が必要です。
カラマツソウ(タリクトラム)の主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。
タリクトラム(サンダークラウド)の育て方