ハブカズラ(ポトス)は属の中に約15種がありますが、一般に園芸で親しまれている種は、オウゴンカズラとも呼ばれ黄金の様な美しい葉色と優雅に広がる草姿が魅力的なポトスとその園芸品種です。
ハブカズラ(ポトス)属の種ごとの育て方は写真か育て方をクリックすると出てくる為よかったらそちらをご覧下さい!
このページでは主な種の種類と特徴、園芸品種の種類と特徴を紹介しています。
ハブカズラ(ポトス)の主な種の目次
![]() 開花時期:自然環境で開花する事は稀 |
ポトスの特徴や園芸品種
原産:ソシエテ諸島
学名:Epipremnum aureum
長さ:約300~2000cm
分類:多年草
開花時期:自然開花は稀
花色:黄色●白色〇
葉色:緑色●黄色●白色〇
耐暑性:強い
耐寒性:弱い
誕生花:4月17日
花言葉:「長い幸」「永遠の富」「華やかな明るさ」
用途:カラーリーフ/グランドカバー/壁面緑化/日陰食物
特徴:ポトスは学名Epipremnum aureum、別名では「オウゴンカズラ」や「エピプレムヌム・アウレウム」とも呼ばれるソシエテ諸島が原産の常緑多年草です。
ポトスの語源(由来)
- 属名のEpipremnumはギリシャ語で「上に」を意味する「epi」と、「茎」を意味する「premnom」の2語の造語です。
- 種小名のアウレウム(aureum)は「黄金」を意味しており、葉の色が黄金の様に見える事に由来しています。
- オウゴンカズラの由来は葉の色が「黄金」を連想させて、ツル状に伸びる草姿が「カズラ」を思わせる所からきています。
- ポトスの由来は以前の属がポトス(Pothos)属にあった事から、現在もこの名称で親しまれています。
ポトスの特徴(魅力)
- ポトスは種小名や和名からも分かる通り黄金を連想させる美しい葉色が魅力です。
- ↳また幾つかの品種では白色の班もはいります。
- ポトスの葉は一般的には長さ10cm前後ですが、成熟して大きく育った株では長さ100cmに達す事もあります。
- ↳また茎の太さも直径4cmに達します。
- 茎はツル性で優雅に広がるため鉢植え等で育てられる事が多く下垂する草姿が鑑賞されます。
- ↳また茎は気根を出して壁等を登る事もあります。
- 花は遺伝的障害があり自然に開花する事は殆どありません。
- ↳ジベレリンを噴霧すると開花する事もあるようです。
- ポトスは以前はポトス属にありましたが、開花した花を調べた所、ハブカズラとの類似性が高まり現在のハブカズラ属に移動されています。
- ポトスは耐陰性が高く屋内で観葉植物として楽しまれたり
- ↳シェードガーデンで楽しむ事が可能です。
- ポトスを挿し木する際に水挿しすれば水耕栽培で育てる事が可能です。
- ↳ただし水耕栽培で育てたものは土への移行が難しい事から、水で育てたものはずっと水で育てる必要があります。
ポトスの茎はツル性で、茎から粘着質な気根を出すことで樹木や壁を登ったり、不定根を出して地面を這うように広がり長さ約300(~2000)cmまで成長します。葉は茎に交互につく互生葉序で、葉色は緑色もしくは黄色か白色、葉身は卵形もしくは心形(ハート形)をしており、葉の大きさは一般的に長さ10cm程度ですが、成熟した株では葉の大きさが長さ100cm幅45cmに達する事もあります。花は自然環境では滅多に咲きませんが、白色の仏炎苞が黄色の肉穂花序を包む様に開花します。
開花はジベレリンに関する遺伝的障害があるため非常に稀、花は白色の仏炎苞が黄色の肉穂花序を包む様に開花する。草姿はツル性で長さ約300~2000cmまで成長します。葉色は緑色や黄色、白色等があり、葉身は卵形もしくは心形、葉序は互生葉序につきます。
ポトスの栽培方法
園芸では、ポトスの美しい葉色をカラーリーフとして楽しむ目的であったり、優雅に枝垂れる草姿を鑑賞する目的であったり、観葉植物や壁等に這わせて楽しまれたりします。一般的に冬も管理がしやすい鉢植えで育てられる事が多く、屋内の明るい場所に飾られたり、また屋外のシェードガーデンで楽しまれる事もあります。
ポトスを育てる際に注意する事は「強い日差し」や「乾燥」です。ポトスは基本的に強い日差しに当たると葉やけを引き起こし葉がボロボロになりやすいため、直射日光が当たらない明るい日陰で育てられます。ポトスはそこまで水や肥料を必要とせず低メンテナンスで育てられる植物ですが、水やりを忘れてしまうと枯れる事もあるため注意しましょう。
ポトスの主な園芸品種
ポトス(ネオン)は発光しているかの様な明るく光沢のある黄色い葉色と、優雅に広がる草姿が魅力の園芸品種です。フレッシュな魅力があるイエローリーフは、単体でもお庭を明るく彩りポジティブな雰囲気を作りますが、対比する赤色や青色の葉や花と合わせるとカラフルで元気な雰囲気のお庭をつくる事も出来ます。 (´・ω・)p楽天で購入q | ポトス(シャングリラ)は葉が2つに折りたたまれ不規則に捻りが入り、まるで成熟する前の幼葉が開かずにそのまま大きくなったかのような個性的な葉の形をしている所が特徴の園芸品種です。
(´・ω・)p楽天で購入q |
(´・ω・)p楽天で購入q |
(´・ω・)p楽天で購入q |
ポトス(マンジュラ)はフロリダ大学の交配による園芸品種で、葉は大きく丸みを帯びており、全体的に掠れた様な白色(クリーム色)の班が入り、通常緑色の部分より白色の班が広い事が特徴です。 |