原産:北アメリカ 科:アカネ(Rubiaceae) 属:ヒナソウ(Houstonia) 種:ヒナソウ(caerulea) 別名:トキワナズナ/アズールブルート(azure bluet) 開花時期:3月~5月 花の色:青色●黄色●白色〇 葉色:緑色● 分類:多年草 草丈:約10~15cm 誕生花:3月27日 花言葉:「寛大な愛」「会える幸せ」「甘い思い出」 | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
ヒナソウは学名Houstonia caerulea、別名「トキワナズナ」や「アズールブルート(azure bluet)」とも呼ばれる北アメリカ原産の多年草です。和名「ヒナソウ」の由来は、小さく可憐な草姿と花姿からきており、種小名のカエルレア(caerulea)はラテン語で「青色の・空色の」を意味し、青色の花に由来しています。
ヒナソウの最大の特徴(魅力)は華奢な細い茎の先に咲く可憐な青色の花にあり、風が吹くと倒れてしまいそうなアンバランスな花姿は繊細な中に洗練された魅力を感じさせます。葉は基部から放射状に広げる様にロゼットに付け、最大15cm迄伸びる花茎の先に1個から2個、空色を連想させる様な涼やかな花を咲かせます。
園芸では花壇や小道のグランドカバーとして利用されたり、ロックガーデンで岩の隙間に植えて利用され、また根が浅いため底の浅い鉢植え等でコンパクトに育てて楽しまれます。空や川のせせらぎを連想させる様な涼やかな青色の花は、気持ちが落ち着き癒される様なお庭によく合うでしょう。
開花時期は早春から晩春、花色は青色もしくは白色で花芯が黄色、個々の花は筒状で花先が4裂して直径が約1cmになり花茎に1個もしくは枝分かれして2個、頂部に咲かせます。草姿はロゼット状で短い根茎があり高さは約10(15)cm × 幅は約10(15)cmまで成長します。葉色は緑色、葉身はヘラ形もしくは楕円形、葉序は互生葉序もしくは根出葉につきます。
ヒナソウは株分けもしくは、こぼれ種によって増やす事が出来ます。育てる際は夏の高温多湿に気をつければ、冬の寒さに強く基本的に丈夫で育てやすい多年草です。