原産:中東 科:マメ(Fabaceae) 属:ガレガ(galega) 種:オフィシナリス(officinalis) 別名:ガレガソウ/ゴーツルー(goat’s rue)/イタリアンフィッチ(Italian fitch) 開花時期:6月~8月 花の色:桃色●紫色●白色〇 葉色:緑色● 分類:多年草 草姿:直立 草丈:約60~120cm 誕生花: 花言葉: | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
ガレガは学名galega officinalis、別名「ガレガソウ」や「ゴーツルー(goat’s rue)」等とも呼ばれる中東が原産の多年草で、種小名のオフィシナリス(officinalis)はラテン語で「薬用」を意味し、中世ヨーロッパではペストや排尿障害、蛇に噛まれた際等の治療薬として利用されていました。
ガレガは観賞用植物としても人気ですが、土壌の肥沃度を上げる緑肥として利用されたり、薬用植物(利尿剤や糖尿病の治療薬)として利用されることもあります。茎は直立に最大120cmまで伸び、シダ植物を連想させる様な葉をフサフサと密につける草姿を作ります。花はやや下向きにマメ科特有のふっくらした蝶形の小花を穂状に咲かせます。またガレガは蜜蜂をはじめ沢山の昆虫を引き寄せる事で知られており生物の多様性を広げます。また家畜の飼料として昔から利用されています。※哺乳類にとって有毒(頭痛や筋力低下)である可能性があるという報告がある食べない事をおすすめします。
園芸では背が高く大きく茂るため花壇の中央や後方に植えられる事が多く、高さ幅ともに大きく広がるためボリューミーな花壇作りが出来ます。夏に咲く淡い紫色や淡い桃色、白色等の花は清涼感がありお庭に涼やかな雰囲気を抱かせ、また開花期間中は沢山の蜜蜂が遊びにくるため賑やかなお庭にもなるでしょう。
開花時期は夏から晩夏、花色は紫色や桃色、白色があり、個々の小花は蝶形で、花序は総状花序に咲きます。草姿は直立で高さ約60(120)cm × 幅は約30(90)cmまで成長します。葉色は緑色、小葉は披針形もしくは線形で羽状複葉になり、葉序は互生葉序につきます。
ガレガは一般的に採種した種を播種する事で増やされますが、やや難しいものの株分けによって増やす事も出来ます。夏の暑さや冬の寒さに強く、土質も選ばず丈夫で育てやすい植物ですが、やや侵襲性が高いためこぼれ種(11年間土中で種は生存する)等の管理には注意が必要です。
ガレガの園芸品種の紹介
ガレガ(アルバ)は高さ90cmまで成長して、白色の清楚な雰囲気のある穂状の花を咲かせる園芸品種です。 |