ヒマラヤエンゴサクの特徴
原産:中国 科:ケシ(Papaveraceae) 属:コリダリス/キケマン(corydalis) 種:ヒマラヤエンゴサク/フレクスオーサ(flexuosa) 別名:コリダリス・フレクスオーサ 分類:多年草 草丈:約30~45cm 開花時期:4月~6月 花の色:青色● 葉色:緑色● 花言葉: 誕生花: | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
ヒマラヤエンゴサクは学名corydalis flexuosa、 別名「コリダリス・フレクスオーサ」とも呼ばれる中国原産の多年草で、山林や山岳地帯の主に日陰に自生しています。種小名の「flexuosa」はラテン語で「ジグザグ/曲がる」という意味があり、よく枝分かれする草姿におそらく由来します。
ヒマラヤエンゴサクは地下に塊茎のない根茎タイプの多年草です。一般的に春に花を咲かせ種を付けると急速に株は衰え夏に地上部は枯れ休眠状態に入ります。無事な夏越しすると秋に芽をだし冬はロゼット状の草姿で越冬します。
ヒマラヤエンゴサクの最大の特徴は空の色を連想させる様な美しい花色とよく枝分かれする草姿にあります。花は斜め下を向くように咲き、後ろ側に距が付き出る個性的な花の形をしています。葉は深く裂けレース状の編み物の様な装飾的な葉姿をしており、根茎で広がりながら地面を覆うようにふんわりした草姿を作ります。
開花時期は春から初夏、花色は青色、個々の花は外側に2個と内側に2個の全部で4個の花弁があり外側の花弁には後ろ側に突き出る距があります、花序は総状花序です。草姿は直立して高さ約30(45)cm × 幅は約30(60)cmまで成長します。葉色は緑色、2~3回三出複葉して葉序は互生葉序もしくは根出葉につきます。
ヒマラヤエンゴサクは自家採種した種を撒く事で増やすか、株分けする事で増やせます。育てる際は冬の寒さに強い一方で、夏の高温をやや苦手にしているため注意が必要です。
キケマン(コリダリス)の主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。
ヒマラヤエンゴサクの育て方