科:キキョウ(Campanulaceae) 属:ロベリア/ミゾカクシ(Lobelia) 種:スペシオサ(speciosa) 品種:タニア(tania) 開花時期:8月~10月 花の色:紫色● 葉色:緑色● 分類:多年草 草丈:約100cm 花言葉: 誕生花: | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
ロベリア(タニア)は背が高く最大1mまで成長し、赤みの入る上品な紫色の花を咲かせる園芸品種です。
開花時期は晩夏から秋、花色は紫色、個々の花は唇形で下唇が広く3裂して上唇が2裂し、花序は小花(唇形)が穂状に集まり総状花序につきます。草姿は直立して高さは約100cm × 幅は60cmまで成長します。葉色は緑色、葉身は披針形で葉縁に鋸歯があり、葉序は互生葉序につきます。
ロベリア(スペシオサ)は赤色や紫色の派手な花色や、紫色から黒色のシックな葉色が魅力の多年草で、地際から分枝せずに垂直に伸びる茎を何本も伸ばして群生させ、最大100cmの高さまで成長します。
ロベリア(スペシオサ)は有毒なアルカロイド(ロベリン)を含み、大量に摂取すると嘔吐や下痢、倦怠感等の症状を引き起こす可能性があります。子供や犬猫のいる家庭等では間違って食べないように注意する必要があるでしょう。
園芸では花壇の中央や後方に植えられる事が多く、垂直に伸びる茎は分枝する事なく最大100cmまで伸びるため単調になりがちな平らな花壇の中で高さというアクセントを作りリズム感のある美しい背景を作ります。園芸品種には、紫色の花が上品で美しい美しい「ハドスペン パープル(hadspen purple)」や、濃い赤色の花と黒葉が魅力的な「ファンスカーレット(fan scarlet)」等があり、それぞれお庭の雰囲気に合わせて品種を選ぶと良いでしょう。
ロベリア(スペシオサ)は挿し木や株分け、種により増やす事が出来ます。育てる際は冬の寒さに強い一方で夏の暑さを苦手にしているため管理に注意が必要でしょう。
ロベリアの主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。